08/7/1

■ 寝ても寝ても疲れが取れず、その上眠気が取れません。多分、激しい気圧変化に体がついてゆけていないせいかと…早く梅雨明けしないかなぁ。
つかもう7月か!月日の流れの速さに絶望した!
■ 皿洗いはまた新たな部署へ…今度の戦場洗場は、ホテル最上階にあるイタリアンレストランだ!
しかし折角の高層階なのに、現場からはほとんど外が見られないという残念さ。加えて隠し部屋も面白設備もなく、施設としてはごく普通の洗い場で、そこに行くまでに特に変わった通路も通らないという平凡さでした。ガッカリ<いや、ソレが普通のレストランだよ(^^;;)

Landreaall 12巻/おがきちか/一迅社

Landreaall 12 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)竜胆の命運を賭けてその兄・竜葵の剣の前に立ちはだかったDX。DXの決断は、地竜の瘴気と継承争いから竜胆を解き放つことが出来るのか。
一方、残ったイオンたちのいるアカデミーも、危険種たるモンスターから突然の襲撃を受け未曾有の危機に陥っていた。
女子寮に立てこもり難を逃れた生徒達だったが、昏睡する負傷者を一刻も早く治療するため脱出作戦を試みることに…決死の作戦は成功するのか!?
ウルファネア編が決着。しかし猫はしかに端を発した物語が、猫はしかにより円満なオチを迎えようとは…一見ただの(?)萌える病気がここまでの役割を担うとはなぁ。恐るべし、おがき作品における伏線の深淵さ。
にしても呪殺騒動の時に続き、今回もアンちゃんが大活躍。彼女は最高に有能な政治的権謀術数要員ですよな。明晰さだけでなく、時に子供っぽくも見えるおちゃめな表情(というか、個人感情をわざわざ表情に乗せるあたり)がまた魅力的で。「ケガさえしなければァ」の表情なんか、もうたまらぬですよ(笑)
要員といえば、DX、六甲、竜胆、五十四など、戦闘向きの要員を欠いたままで絶大な危機に立ち向かわねばならなくなったイオンたちの安否と活躍が、心配ながらも楽しみであります。
つか、あのモンスターって、空の上でDXたちが遭遇したヤツだよなぁ? その時は無害そうだったのに、何故また突然…天馬と何か関係があるのだろうかと?
もう本当に、どこからどこまでが伏線なのか…楽しくも悩ましい作品ですよ。

すもももももも 10巻/大高忍/スクウェア・エニックス

すもももももも~地上最強のヨメ~ 10 (ヤングガンガンコミックス)成果の上がらぬ修行から目を背け、委員長やいろはとデートする孝士と、それを見て心を揺らす桃子。
劣等感と嫉妬、些細な気持ちの行き違いから桃子に酷い態度を取ってしまった孝士は、今一度武術家として立つことを決意し、桃子に別れを告げて修行へと旅立った…が、そんな彼の新たな『師』となったのは!?
孝士、やりたい放題やって出奔するの巻(笑)<いや笑ってる場合でなく…
武術家としての立ち位置、そして桃子との関係という自身の二大問題とようやく正面から向かい合った孝士が、新たな修行によりもう一皮むけてヘタレ主人公の汚名を返上できるのか<いきなり返上はムリか?)
その必死の頑張りをもどかしく眺めつつ、先が楽しみでもあります。
変化といえば、ふぬける桃子を渾身で叱咤する優介が最高でした。
いつの間にか仲間として巻き込まれ、明らかに変わり始めた優介。このまま皆を裏切るのか、それとも…? こちらの動向も気になっておりますよ。
小ネタギャグを挟みつつも諸々重い展開が続く本編ですが、それをフォローするような早苗と新太郎のドタバタ特別編が最高でした。
何だかんだで仲良しさんなふたりがおかしいやら微笑ましいやら。キミエ夫妻のさりげなラブラブっぷりもいいよなぁと。
いやもう本当に、十二神将は子供の代でみな仲良しさんになればいいと思うよ! ドタバタラブコメが主眼でいいよ!

夜は短し歩けよ乙女 2巻/琴音らんまる/角川書店

夜は短し歩けよ乙女 (2) (角川コミックス・エース 162-3)『乙女』に想いを寄せながら近づくことが出来ず、先ずはと『きっかけ作り』に励む『先輩』。純愛一直線も度を超して、その姿はもはや妄想狂…はたまたストーカー?
古本市に、山に、道ばたに、日常とその延長に口を開く不思議な世界とを、無邪気に行き来しする『乙女』と、必死で彼女を追う『先輩』。奇妙な人々から騒動に巻き込まれ、ふたりの距離はまだまだ遠い?
相変わらず先輩の奮闘は空回りしておりますが、『乙女』からの印象も地味にUPしていて、何だかんだで距離は縮まっているような?
ともあれ恋する『先輩』のオモロ活躍と百面相、そして『乙女』の可憐さには、今巻でも和まされます。早く目の前で語り合える日が来るといいですね…ゴミ袋仮面ではなく素顔で(笑)

ペルソナ3 3巻/曽我部修司/角川書店

ペルソナ3 (3)イジメを受けていた女学生が夜の校舎で消えた。影時間に墜ちた少女を救うべく出動した特別課外活動部だったが…。
新たな仲間が続々登場…なのはいいとして、派手に登場したかと思いきや電光石火で存在が消えている荒垣とか、いきなり出たのにさも初めからいたかのように溶け込んでいるアイギスや天田や綾持が微妙…やはり5ヶ月分のイベントを全てカットすると、物語として違和感アリアリになるよなと(^^;;)
風花のエピソードまでは順当に描いてきたのに何故突然短縮するのか…4が発売になるから打ち切り的な?
ここまでいい感じだったので、この流れはとても残念です。

足洗邸の住人たち。 8巻/みなぎ得一/ワニブックス

足洗邸の住人たち。 (8)通常版 (Gum comics)今日も今日とて珍客万来の足洗邸に、復讐を目論み中央参謀本部の大石が三度目の襲来。その強力助っ人と義鷹がバトる傍ら、邸から外に出たいというお仙の願いを叶えようとクローセルが術を授けた…結果、事態は思わぬ方向へ?
いや、悲願は分かるが邸から出ちゃうと福太郎を繋ぎ止める口実がなくなっちゃわないかい、お仙ちゃんや? まぁそうなったらそうなったで別の方法で?
つーかまた限定版出てるし…知らずに通常版買っちゃったし…orz

亀の鳴く声/西炯子/小学館

亀の鳴く声 (フラワーコミックス)地味な市役所職員の中川は、趣味で描いた少女マンガを投稿する勇気を持てず、ひとりファミレスで袋に入れた原稿を前に溜息をつく日々を送っていた。
だが店で見かける美少女高校生・くれはの喫煙をいさめたことから彼女に原稿を見られ、感動したくれはに強引に手を引かれてあれよという間に東京の出版社へ持ち込みにいくハメに。
作品の評価は上々で、編集者はすぐにでも雑誌に掲載したいと言うが、編集者が「よろしくね!」と手を取ったのは、何と中川ではなくくれはの方だった!?
内気なメガネ公務員とワケあり美少女を軸に、心にヒビを入れるいくつもの寂しさと、小さいけれど確かな慰めをえがいた作品。
繰り返しの日常に空いた小さな風穴、出逢いが呼び込んだ微かな追い風を一杯に受けて、誰もが少しずつ前へと進んでゆく。
形は違えど誰もが感じる孤独を淡々と、けれど丹念に描写したあとだからこそ、出来過ぎたロマンスと大団円にも納得がゆこうというものかと…いや、何かこじつけたりとかは置いといて、やっぱりそーいうのが好きなんだよなぁ自分。

新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん 2巻/氷川へきる/スクウェア・エニックス

新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん (2) (Gファンタジーコミックス)魔法少女』…なのに変身動力は『科学の力』で、戦う相手は『凶悪宇宙人』で、変身するのは『少女』以上『女性』未満な女子高生!?
なんもかもズレた違和感…もとい、新感覚で癒し系(希望)の魔法少女ベホイミちゃんは、モノホンの魔法少女(マスコット的トカゲ精霊付き)に慕われたり、見た目ヘビのマーメイドプリンセスと漫才的やりとりを交わしつつ、今日も地球の平和を守るべく戦い続けているのだ!
おおむね戦わなかったりするダラリでトホホな日常に笑わされ、たまにマジで戦ったりすれば燃える展開で熱くさせられました。今巻も飛ばしてるなぁ!
幼女プリンセス(とえげつない必殺技)の破壊力で萌えつきましたよ。もう彼女がベホイミちゃんのマスコットキャラでいいじゃん!<つか、そーいうポジションなのか?
前巻の『ドクロ仮面』に続くインパクト変身シリーズ(?)、『男装ベホイミちゃん』の無駄なカッコ良さもいいカンジでした。まぁそもそもの性格が男前だから違和感がないよなぁ(笑)
羊さんモードの『ビーストモード!』でも笑いました。次巻ではどのようなイロモノ姿を見せてくれるのか、今から楽しみです。