達海猛@GIANT KILLING


『何でも思い通りにいって何が楽しいよ』
『俺が楽しいのは 俺の頭ん中よりスゲーことが起こった時だよ』



■ 手なりで描くと毎度『ニヤリ口』(てか顔?)になるなという反省(^^;;)
GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

■ つーワケで、同僚から借りて読んでますよ『GIANT KILLING』。
順々に借りて現在6巻まで読了。面白くてたまりません。
■ 『厨病』的嗜好でしょうがやっぱり、緻密と鷹揚が同衾してて、笑顔の裏で考えてるコトなんかさっぱり分かんなくて、だからおっかなくて、けれどソレがカッコよくて、そこにシビレる憧れるッ!…とかいうトリックスター系の人物や、やりたい放題のソレに周囲が振り回され、けれどキッチリ勝利を掴むとかいう展開が大好きなワケですよ。
■ そんな予想の範疇を軽々と飛び越える天恵型の人物に限らず、比較的に共感しやすいプレイヤーたち(いやでもプロリーグのピッチで闘っていられる段階で、彼らも十分『非凡』なワケですが)の群像劇も熱いのですよな。
理屈があって熱い場合も、理屈がないからこそ熱い場合も、『ひとりでは成し得ない何か』の達成の中に自分の歓びを見出した人たちの奮戦というのは、目の当たりにするといつでも燃えさせられてしまうものなのです。

10/5/16

■ 残量を確認せずに淡々と呑んでいたら、白ワイン(750ml)が1晩で空になっていました。翌朝(実際には昼下がりですが)、内臓が大層だるかったです。
呑み過ぎいくない!
■ そして翌日、残量を確認するのを忘れ淡々と呑んでいたら、日本酒(750ml)が1晩で空になっていました。翌朝(以下略)
この生き方は…ダメです………orz
■ そりゃそうと、フォアグラのステーキってヤバイよなぁ。
あの油の色と量は、緩慢だが致死量だろ!?(^^;;)



■ ようやく春らしい陽気になってきたためか、この週末は脳が沸いたり膿んだりしている人々に多数遭遇して難儀しました。何なのでしょうねぇ…少しホコリっぽくて、爽快さと嘔吐感が同衾した新芽の生臭い香りが充満するこの時期は?
前の職の時も感じましたが、この季節は本当に妙な時節だよなぁと遠い目に。
■ ですが、家で酒を呑みつつ面白い物語を目にすると元気になれます。
つーワケで、コレをUPしたらば速攻ジャイキリの続きを読みますよ〜!(今9巻まで借りてるので!)

10/5/13〜5/15

■ 『GUNSLINGER GIRL/12巻

GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス)

美しい想い出の中にある愛しい人々は、だが醜い欲望によって永遠に失われ、その絶望の穴から這い上がる力を、兄弟は復讐の中に求めた。
ジョゼを嘲笑うエンリカの姿…それは本当の彼女ではないと、ジョゼはきっと知っている。けれど彼を苛む憎悪が拭われぬ限り、偽りのエンリカは残酷な言葉で彼を責め続けるのだ。
他ならぬ彼が、自身の心に開いた穴を埋められぬ限りは。
仕組まれた『条件付け』のためであっても、そんなジョゼの隙間を僅かずつ埋めてくれたヘンリエッタ…彼女を愛おしく思いながらも、けれど彼女が自分との記憶や絆を徐々に失い壊れ始めた時、ジョゼは彼女を『道具』として『整備』することを選んだ。
『ふたりのおわり』を近くに予感させる状況。
そしてそれと共に、迫る最大最後の決戦へと向かい始めた展開。
喪われるものの大きさにおののきながら、それでも、せめて最後は安らかなれと強く願うのです。

■ 『猫神やおよろず/3巻』
猫神やおよろず 3 (チャンピオンREDコミックス)

猫神やおよろず 3 (チャンピオンREDコミックス)

ぐうたらな猫神・繭さまが、まさかのお見合い!? しかも人と神を脅かす根津魅の存在が、繭さまのまったりヒッキー生活を脅かし始めた。どうなるどうする愉快な仲間たち!?
おめかし繭さまの驚きの美少女姿にもときめいたのですが、繭さまはやっぱりあのぐうたら姿が愛らしいのですよな〜。
驚きのシリアス展開も織り込みつつ、まだまだ神と人の『日常』はのどか。
波乱の予兆は決して小さくはないのですが、皆様方のオモロ爽快な活躍を信じておりますよ。

■ 『ブロッケンブラッド/5巻』
ブロッケンブラッド 5 (ヤングキングコミックス)

ブロッケンブラッド 5 (ヤングキングコミックス)

作品中で桜子ちゃんの出演する番組や作品は、「本当にあったら萌えと笑いのためにマジで観るよなぁ」といつも思うのですが、今巻の『光圀公vs幕末ん坊将軍』はかなり超本気で観たいですよ! 来年のスーパーヒーロータイムでやってくれないかなぁ?<ムリ
「しかしついにドラマCD化も決定したし、コレはいずれアニメ化も期待できる! そうなればアニメ版で是非っ!!」と、心の底から期待しております。
自分の嗜好的に、ドラマCD系にはあまり興味が湧かないのですが、この作品であのキャストのオリジナルストーリーとなると、その馬鹿馬鹿しさへの期待故にかなり食指をそそられます。むぅ…応募するか!

■ 『タブロウ・ゲート/6巻』
タブロウ・ゲート 6 (プリンセスコミックス)

タブロウ・ゲート 6 (プリンセスコミックス)

謎のFF系な美少女・ミシェルの驚きの正体…いや、タブロウだろうというのは分かり切っていたのですが、彼女があの札だというのは驚きました。
アレを人魚のデザインフォルムに関連付けられた、著者氏の視覚的インスピレーションとイマジネーションの鋭さに脱帽。
つーかもーかわいいよミシェルかわいいよ!
『一粒で二度美味しい』のが、レディちゃんとサツキの『2人マスター』システムの最大の魅力ですが、コレがギャル萌えに適用されるとここまでの破壊力を持つとは!(いやエレナはサツキ版がアレだし、パメラはまだ半分だから、女性でシステムが適用されたのはミシェルが初だったなと)
ヤンデレとクーデレが絶妙な配合具合のさつきverも、天使の笑顔で小悪魔系(翻弄されたい!)なレディちゃん版も、どちらもたまらん過ぎですよマジ。
「著者氏の掌で踊らされている…」と分かりつつも、このトキメキが押さえきれない!(キモイ)
そんなミシェルのお披露目と活躍を主眼とした巻でしたが、新たなタブロウの出現と気の利いた取り回し(オチのレディちゃんが傑作!)に、翔やブラヴァッキーの意外な活躍など、随所に見所が満載でした。
いや特に後者。通常の『どんどん仲間が増えていくよ!』系のマンガだと、ビジュアル的に地味目のキャラなんかはうっかりモブ化してしまうのが常ですが、この作品ではきちんとその辺りも(しかもおざなりにではなく話の流れとしてキッチリと)フォローされているのがすごいよなぁと。
『フツー』の凄い人・翔には、今後もどしどし活躍して頂きたいモノです。
早くミシェルの名前を呼んでもビンタされなくなるといいね(笑)<いやでもあのふたりのフラグとかスゲぇ期待してますよ。私的萌えパターンなので

■ 『デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト/1巻』
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(1) (ファミ通クリアコミックス)

デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(1) (ファミ通クリアコミックス)

日常の影に潜み、安寧を脅かす異形の者共が跋扈する大正二十年の帝都。だがそこには脅威から人々を守る『悪魔召喚師(デビルサマナー)』と呼ばれる存在があった。
悪魔を使役し異形を討つ若きサマナー、十四代目の葛葉ライドウが身を寄せる鳴海探偵社には、今日も不可思議な事件を携えた依頼人が来訪していた。
ゲームの『デビルサマナー葛葉ライドウ』シリーズのキャラと設定を根幹とした、完全オリジナル新作。このシリーズは結局未だプレイできていない、ハンパなメガテンファンの自分ですが、ゲーム未体験でもかなり面白く読めました。
てか、ぶっちゃけメガテンを知らなくても楽しめるレベルに仕上がっているかなりの快作です。
シビレるライドウの召喚バトル(同時召喚の連携バトルとか熱いですよなー!)に、掌編の連作から垣間見えてきた強大な真の敵の姿。まだまだ面白くなっていく作品だと思うので、続巻の刊行を心待ちにしております。
あと、ゴウトかわいいなぁゴウト。そしてやはりモコイの愛らしさは異常。
余談ですが、モコイとエクスカリバー(@ソウルイーター)は、在り様の…何というか『姿勢』?に共通点を感じるのですが、前者に好意を後者に苛立ちを感じる自分の中の『分水嶺』はどこなのだろうなぁという疑念メモ。
(いやしかし、今月のガンガンのエクスカリバーのウザオモロさは最高でした。だがやはりウザいw)

■ 『BLACK LAGOON/8・9巻』
ブラック・ラグーン (8) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (8) (サンデーGXコミックス)

BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)

BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)

9巻を買い読み始めたものの、脳内の記憶と話が繋がらなかったので「忘れちった?」かと思い6巻から読み返そうとしたらば、何処を探しても8巻が見つからなかったよオチ。
…まさかの未読てか買い逃しでした。ソリャ繋がりようがないわな(死)
復讐のロベルタ編、完結。
何が驚いたって、一連の仕組みとあの文句でファビオラを送り出したロックが、生還した若様ご一行を迎えた際の、あの表情と言葉。
そして(当然の如く)ファビオラからかまされた『こけおどしの魔法』と静かな罵倒を浴びて、見せたダメージの受けっぷり。
「あんたアレだけやっといて、この期に及んでまだ本気で(正しい意味の方の)『確信犯』だったのか…えぇ〜!?」とアゴが落ちました。苦笑でも非難でもなく、ただただ驚き…あー…本当にファビオラがいう通り、もうロックは『境界上』ではなく、「貴男はもう   この街の人間だ」なんだなぁと思わされました<いや、でももう少しマクロな視点からは、まだかろうじて『境界上』にはありそうな気もするのですが、その『一線』を形容する言葉が出てこないなぁ…。
それでも。『引くも地獄で、進むも煉獄』な状況で生きるために血反吐を吐き続けながら、なおも踏み出し続ける彼らの姿を、誰もの姿を、『正しさ』ではなく『尊さ』(それが自分の幼稚で不全な価値観から生じるものでしかないのだとしても)から鑑みると、決して軽々しく揶揄する気にはなれないのです。
それから。『少佐』と『大尉』の在り様。根底で通じ合い流れるもの。けれどふたつを大きく分け隔てたもの。そのどちらもが涙なく魂で慟哭したもの。
その本質は自分の浅薄な思想では理解しえぬものであろうのでしょうが、それでもそのことについて思考を停止はすまいと…自分はこの作品を読む度に何度でも、思い出したいと思うのです。
ソリャソレとして。おっぱいは小さくても大きくても尊いんだヨ!!!<ダイナシだ