Book Diary このページをアンテナに追加 RSSフィード

歴史をテーマにした小説・新書を中心とした書評日記

2005-11-16

[]逃亡

第二次大戦中香港で憲兵隊員として活動していた主人公
しかし終戦と共に戦犯とされる事を受け入れられない彼は憲兵隊から逃亡し、中国そして日本、彼の過酷な逃亡生活が始まる。

主人公は憲兵ですが、よくある鬼の憲兵の物語ではなく一人の戦犯とされた日本軍人が戦後の混乱期の中をどのように生き抜いてきたかがメインのテーマになっています。
そしてその中で、戦犯として追われる主人公が家族と共に過酷な運命に対して立ち向かい、乗り越えていく姿はすばらしいドラマに仕上がっています。

終戦後の混乱期に日本人が何を考え、どのように行動し、そして生き抜いてきたかが鮮やかに描かれていて戦後史という面でも面白い作品になっています。

逃亡(上) (新潮文庫)

逃亡(上) (新潮文庫)

[]蛇の王―ナーガ・ラージ

あまり見かけないインドを舞台にした歴史物。
気になりますねー。

ただ財布と相談しないと・・・。

蛇の王

蛇の王

[]海国記

服部真澄の歴史もの、現代物が多い彼女が歴史をどう描くか気になります。

海国記(上) 平家の時代

海国記(上) 平家の時代