Book Diary このページをアンテナに追加 RSSフィード

歴史をテーマにした小説・新書を中心とした書評日記

2005-11-29

[]黒の狙撃者

最近脇役にまわる事が多いリーアム・デブリンが主人公として活躍する小説です。

東西冷戦時代を歴史的な背景として、西側諸国に社会的混乱を引き起こすためにアイルランドに送り込まれた工作員
彼は20年以上に渡ってカトリックプロテスタント両者の和解の動きを妨げるために様々な工作を行ってきた。

しかし、ソ連からのある亡命者の証言から今までその存在すら知られていなかった工作員の存在が暴かれる。
その工作員の正体を暴き、和解の妨害となる工作を防ぐためにチャールズ・ファーガスンはIRAの伝説の闘士デブリンの力を借りる。

しかし、追及の手が迫った事に気づいた工作員は全世界的に社会不安を起こしうるターゲットを選び暗殺作戦をスタートする。

デブリン達は必死に工作員を追うが、相手の裏をかいたはずの作戦が何度も失敗の危機にあい、先手を取ろうとするたびに工作員に先を越される。
何故デブリンの作戦がうまくいかないのか?工作員の正体は?そして、暗殺を阻止できるのか・・・

この本はヒギンズ作品の重要な登場人物で数々の作品に登場しているデブリンが主人公となって活躍する数少ない作品です。
デブリンファンの皆様は是非お読みください。

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