Re-introduction

それは、待っていた。
待っていたんだ、と思う。


僕の心の隅っこに、そっと場所をとって。


きっかけは、些細なものだった。
でもそれは、どうしようもないくらい必然で。
その些細さえも予定調和なんじゃないかって思う。


12月。
たくさん、たくさん失っても、きっと1月は来るから。