子供向けTRIZ発明玩具ワークショップ開きました

「これ、持って帰ってもいいんですか?」


なんと素敵な言葉なのでしょう。

この言葉が出るということは、その子供が「持って帰りたいけど、持って帰るには貴重なモノ」と感じてくれたということです。
ワークショップを開いた身として、子供たちが楽しんでくれて、こんな言葉を言ってもらえるなんて、本当にやった甲斐を感じる嬉しい瞬間です。




そう、今年も昨年に引き続き、会社でのFamily Day(年に1度、社員が家族を連れてこられる日)で、主催者側から要請いただき、「TRIZ発明原理の子供向け体験会」を開かせていただきました。

今回配布できるものとして下記のものを用意いたしました。

  • 発明原理 <#8 つりあい原理>を実感できる8シンボル型やじろべえ(8じろべぇ)
  • 発明原理 <#4 非対称性原理>を実感できるパズル(父がデザイン)
  • 発明原理 <#4 非対称性原理>を実感できる木製の工作キット(昨年と同じ)
  • 発明原理 <#2 分離原理>を実感できるキット(昨年と同じ)

他にも、一品モノのとして

  • 発明原理 <#6 汎用性原理>
  • 発明原理 <#7 入れ子原理>

のものも準備しておきました。

最近はあまりやじろべぇで遊ぶ子供は居ないようで、電池を(重りとして)入れることで安定する「8じろべぇ」は直感的で大人気。100組用意していた分は終了近くにはほとんど無くなり。他の発明玩具で大丈夫そうな子はそちらに優先的に回しました。

4のパズルも、シンプルなものですが子供たちはハメるのが大好きで、それをみた親御さんが一緒に説明を聞いてくれ、非対称性原理という普段出会わない概念を知って帰って下さったと思います。

もう一つのLEDをつける「非対称性原理、玩具」も少し手間がかかるのですが熱心にやってくれていました。

はじめに来た家族を写真に撮らせてもらった他は、とても写真撮影している時間が無いほど、たくさんの子供たちに囲まれて、大賑わいで終えることができました。

結果的には100数十人。のべでは200個以上の発明玩具を体験・配布し盛況のうちに終えることが出来ました。

何より、冒頭の「これ持って帰ってもいいんですか?」の言葉、10回以上は言っていただけたでしょうか。

父をはじめ、お手伝いいただいたAさん、Iさん、Iさん、Oさん、皆様、ありがとうございました!
また、いつもその時間を作ってくれている、家族や両両親にも。