社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

モテる小説

「モテる小説 読むだけで彼女ができる」(ココロ社/阪急コミュニケーションズ)
読んだ。
文庫待ちしててん・・・そしたらブコフで見つけてもうてん。
ファッション関連で探し物してたら、恋愛本コーナーで異彩放ってはってん。
当たり前だけどココロ社さんのあの文体で綴られる壮大な恋愛を巡る闘い(?)
なので、フツーの恋愛マニュアル本だと思って読んだらさぞかし驚愕だろうな。
しかも恋愛本コーナーにあるのは女子向け。
この本は”彼女ができる”なのでどっちかというと男子向け。
男子が如何に数多の女性から彼女候補を選んで恋愛をしていくか。

「読むだけで彼女ができる」・・・かはどうなんだろう。
読んでも”気づく”事が出来ないと無理だと思うし
女性側から見たら恋愛をプロジェクトとして進められるのもなぁ、って
気もする。
でも恋愛の駆け引きって、こういうもんなのかもしれない。
モノで釣られるよりは、うんうんって聞いて貰うのも
気が無いと判断したらさっさと次を当たって頂くのも
無駄が無くてよいのではなかろうか。
恋愛=仕事、という事で仕事での注意点を恋愛に活かすという考え方も
アリだよなぁ。
逆に仕事を進めていく中で恋愛から学ぶ事も沢山あるのかも。

最後の「モテるための三か条」、グッときた。
「一刻も早く動くこと」「ひとつの対象に時間をかけないこと」
「なるべく多くの対象にあたること」。

自分の魅力に自信がなければないほど、多くの対象にあたらないと恋人は増えません

というのが、ハンクラ方面で染みた。

どうでもいいニュース:
この本が出た頃は、まだココロ社さんはダイアリーで書いてはってんなぁ・・・。

もっとどうでもいいニュース:
フランダー、鯛なんだって。ご存知でした?