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2013-03-22

マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が語る「採用基準」。人生の進むべき道を見出す方法

| 15:34

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最近、マッキンゼーを売りにした本をよく見かけて、中でも「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」はインパクトのある題名でした。その書名が一部で反感を買い、ネットの“炎上”騒ぎが起きたんですって。

私は、ほうほう、マッキンゼーの人は年俸が1億円あるのね、そして辞めるのかぁ、と。マッキンゼーのこと、全然知らなかったんです。あはっ。

マッキンゼーに勤めた人は、やがて自分がやりたいと思う事を見つけ巣立って行くのだそう。上著者の田中 裕輔氏はロコンドという購入後、気に入らなかったら返品無料なファッション系のサイトを経営されています。

そして次に見かけた本がマッキンゼーの採用マネージャーを勤めたという「採用基準」でした。採用基準を知ることにより「世間の評価に流されず、自分自身の生き方を追求する人材」がどのようにしてできるのかがわかるというのです。著者が女性なのがめずらしいと思ったこともあり、読んでみることにしました。

採用基準

マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が語る 採用基準 kindle


マッキンゼーと言えば、ずば抜けて優秀な学生の就職先として思い浮かぶだろう。

そこでは学歴のみならず、地頭のよさが問われると思われがちで、応募する学生は論理的思考やフェルミ推定など学んで試験に挑もうとする。

しかしマッキンゼーの人事採用マネジャーを10年以上務めた著者は、このような見方に対して勘違いだという。

実はマッキンゼーが求める人材は、いまの日本が必要としている人材とまったく同じなのだ。

だからこそ、マッキンゼーは「最強」と言われる人材の宝庫の源泉であり、多くのOBが社会で活躍しているのだ。

本書では、延べ数千人の学生と面接してきた著者が、本当に優秀な人材の条件を説くとともに、日本社会にいまこそ必要な人材像を明らかにする。

著者:伊賀 泰代 一橋大学法学部卒業。日興證券引受本部(当時)にて法人の資金調達業務に携わる。

その後、University of California at Berkeley, Haas School of Business にてMBA取得。

1993年より McKinsey and Company, Japan にて、コンサルタント人材育成マネージャー、採用マネージャーを歴任。2010年末に退職するまでの17年間中、12年間を新人コンサルタントの採用と育成に携わる。

■感想

まず、この著書の「採用基準」という書名から、外資系の就職対策に興味を持っている方もいると思います。「誤解される採用基準」の章では、丁寧にどの部分が誤解でポイントはどこなのかを示してくれていますので、とても参考になると思います。また、読み進めますとコラム「能力の高い人より、これから伸びる人」があり、これは新卒者のみならず中途、現在働いている人にもいい刺激を感じられます。そのようなコラムがいくつか挿入されており、箸休め的に楽しめるので、どんどん読み進めることができました。

この本で私がいちばん目を引いたのがリーダーについての件です。

「日本では時々、雑用係のことをリーダーと呼んでいるのではないかと思うことさえあります。」

ドキッ、としました。あるある。そう思ったこともありました。

この本では、リーダーとは何をする人なのか、について明確に書いてあります。日本の場合は、、、と具体的に書かれているので、自分の会社で何が問題なのか見つけることができます。みんなをどうまとめていいかわからない、と悩んでいる上司には目からうろこなはず。

また、リーダーシップを形成する方法は、ディズニーランドの方針に通じると感じました。被災したときに、クルーの判断でお土産のお菓子をお客さんに分け与えたことが話題となりましたが、そういう行動もリーダーシップのひとつということが本書でわかりました。日本の企業にはあまり無い部分ですよね。上の者が話し合って決めるのが常。でも、下の者が上の者になったとき、急にリーダーシップを発揮できるでしょうか?

本書ではリーダーシップにより、自分が気になっていた問題が解決できたとき、その意義を見出すといいます。それは仕事だけでなく、日常生活においてもです。

マッキンゼーでは働いているうちに、新たに自分が進むべき道が見えてくる、そのことを理解できたように思います。自分の人生の進むべき道を見出したければ、本書のリーダーシップを実践してみると世界が変わっていくことでしょう。

入社10年目の羅針盤 岩瀬大輔

あなたは今の仕事を楽しんでいますか?

本書では「仕事がつまらない」と悩みを抱える多くのビジネスパーソンに「仕事を楽しくする55の秘密」を公開する。

著者は28歳の時にそれまで働いていた会社を辞め、ハーバード経営大学院に留学。卒業時に、日本人で4人目となる、上位5%に入る成績最優秀称号(ベイカー・スカラー)を受ける。その一方で「キャリアを通して何を実現できれば、成功したといえるのか?」「幸せとは?」といったことを議論していた。

そして著者は「楽しい仕事とつまらない仕事があるわけではない。すべての仕事は自分次第で楽しくもなるし、つまらなくもなる」と悟る。

20代のコンサルタント時代「エクセルにデータ入力をしていた時、数字に触ることで会社の状況が分かるようになり、仕事が格段に楽しくなった」という。

「楽しく働くための3つの仕事観」を軸に、2012年3月ライフネット生命保険東証マザーズ上場する。