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1998-03-01

任用試験を終えた皆さんへ


【※青年部時代に書いたもの】


 任用試験に挑戦された皆さん、大変にご労様でした。また、受験者の勉強をみて下さった多くの先輩方により御礼申し上げます。特に新入会の方々は、馴染みのない法用語と悪戦闘されたことと察します。ともあれ、これだけ多くの人が御書に親しみ、日蓮大聖人のに触れ、生命哲学を研鑚したこと、それ自体が一大運動であり、宗教革命であると確信します。あなたの研鑚が、哲学不在の病める日本を変革しゆく原動力となっていることを知って下さい。どうか、合否の結果に一喜一憂することなく、新たに学び続けて参りましょう。


 諸法実相抄に「行学たへなば法はあるべからず」(1361頁)とあります。日々の絶えざる行学の実践の中にしか法は存在しないというのであります。特に教学については、「戦時中に多くの幹部が権力に屈したのは、教学がなかったからだ」という戸田先生の反省の上から、出獄以来、座談会と共に創価学会の伝統となっております。


 教学は法の智そのものであります。「成への羅針盤」であり、「生命の地図」といってよいでしょう。それを知ったわけですから行動しなければ損です。行動が伴わなければ、どんなに学んでも、それは知識に過ぎません。それでは宝の持ち腐れです。たくさんのお金を持っていながら全く使っていないようなものです。健康法だって「知っているだけ」では何の価値も生まないのと同じです。


 戸田先生は「“わかる”ことよりも“変わる”ことが大切なのだ」と指導されております。教学が身についてくると、まず、祈りが深くなってきます。物事を一歩奥深いところで受け止められるようになります。そして、自分の生き方に哲学的な根拠が芽生えてきます。更には、幸不幸の原因の全ては自身の生命の内にあると自覚し、主体のある人生態度となってゆきます。これすなわち人間革命であります。


 学ぶことによって境涯が高まってゆく、信が深まってゆく。これを根本で支えているのものは何か? それは、広宣流布という我が生命の目的に生きる生命力に他なりません。人類を救い、世界を平和に導かんとする大情熱であります。偉大なる法を学んだ皆さんは、大聖人の慈悲を体して今こそ行動を起こす時です。折伏です。友情の対話です。信の確信と歓喜を、自分らしくから語り抜いてゆくことです。友のための行動こそ菩薩の魂なのです。池田先生は『法華経の智』の中で「自分の対話をきっかけとして、他人がどんどん幸せになっていく姿を見る。これ以上の喜びはありません」と指導されています。


 最後に、師匠池田先生が70歳になられ、「3.16広宣流布記の日」40周年の佳節を目前とした大折伏戦の中で任用試験に挑戦したことが、皆さんの人生の栄光となることを信じてやみません。21世紀まであと3年。私達青年部の燃ゆるが如き「行学」の実践で、「民衆勝利の世紀」を拓いて参りましょう