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斧節【onobusi】 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2005-06-07

一日に永遠の価値が


 私がいつも深い銘を覚えるのは、「百劫を縮めて一日とし、一日を延ばして百劫とする」という生命観、価値観である。

 私どもは煩悩に縛られた悩み多き身かもしれない。しかし、「一日」であっても「何億万年」の長さに広げて生きてゆくことができる。また、「何億万年」の長遠な年数をも「一日」に凝縮させて生きることもできる。

 信をしたからといって、現実の悩みが全て消え去るというわけではない。

 妙法を持(たも)ち、「利他」の折伏行に生きるがゆえに、より多忙となり、より大きな悩みとの戦いがあるかもしれない。が、その一日一日は、「無量義とは一法より生ず」とのごとく、無量の価値を生み出してながら、「百劫」という長遠な時間にも匹敵する「一日」となっていくのである。そこには、他の世界では絶対に得ることのできない、無上の喜びと価値の輝きに満ちた境涯が築かれている。

 ここに、「信」に生き、「広布」に進みゆく人生の深き義がある。


九州代表者会議 1987-10-21 福岡研修道場


 我々が日常生活で目安としている時間は相対的な時間である。「100メートルを9秒台で走る」、「お湯を入れて、3分間待つ」、「懲役10年」等々。これに対し、生命自体がじる時間を絶対的な時間という。楽しい時間はアッという間に過ぎ、しい時間はより長くずる。充実した時間は濃密なものとなり、のんべんだらりと過ごしていれば、時間の経過そのものが痛となる。


 教発祥の地・インドは、「0」を発明したことでも、つとに知られる。現在、アラビア数字と呼ばれているのは、アラビア経由でヨーロッパに伝わったためで、元々はインドが発祥の地。日本の数の単位も、典の影響が色濃く残されている。


 短い時間を挙げてみると、「須臾(しゅゆ)/10の-15乗」、「弾指(だんじ)/10の-17乗」、「刹那(せつな)/10の-18乗」などがある。因みに、弾指とは、文字通り指を弾く時間のことだが、親指と中指で鳴らすのではなく、人差し指の爪で親指の腹を弾く動作だった模様。つまり、ボーイを呼ぶ時の仕草ではなくして、鼻くそを飛ばす時の動作である(笑)。“爪弾き”の語源もここに由来する。また、刹那とは“”とも訳すので、一とは0.013秒に凝縮される生命ともいえる。典ではこれが最も短い時間。【参照


 一方、「劫」とは長大な時間のこと。法は極めて主観が強いので、経典によっても多種多様な説がある。

  • 四千里四方の石山を、100年に一度、天女の羽衣で撫(な)でる。石山が磨耗尽くしても、劫は尽きない。【払石劫(ふっしゃくこう)の譬え】
  • 四千里四方の大を芥子(けし)で満たし、100年に一度、一粒を取って、それらを取り尽くしても尚、劫は尽きない。【芥子劫の譬え】
  • ガンジス河の広さ四十里の中に細沙を埋め尽くし、100年に一度、一粒を取り出し、これを取り尽くすを一劫という。【沙細劫】

「寿限無 寿限無 五劫のすりきれ」の五劫とは劫の五倍のこと。


 一般的には、小劫とは1600万年のこと。中劫はこれの20倍。大劫とは成住壊空(四中劫)のことで、それぞれが二十小劫。


 人の一生が露に等しいものであることが、よく実できるというもの。


 地獄の境涯になると、その罪が重いほど長時間にわたって報を受ける。


 人間の昼夜五十年をもつて第一四王天の一日一夜として四王天の天人の寿命五百歳なり、四王天の五百歳を此れ等活地獄の一日一夜として其の寿命五百歳なり(443頁)


 これが一番軽い等活地獄(笑)。その因は「虫を殺したこと」で、50×365×500×365×500=1兆6653億1250万年となる。一番重い無間地獄は一中劫。無間地獄がどれほどしいかというと、以下の如し――


 若し此の地獄を具(つぶさ)に説かせ給はば人聴いて血をはいて死すべき故にくわしく説き給はずとみへたり(447頁)


 いたずらに長生きしても、しみ多き人生もある。短命であっても、鮮烈に生きた証を残す人生もある。人の幸不幸は、一生の長さだけでは計れないものだ。


 一に億劫(おくごう)の辛労を尽せば本来無作の三身に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり(790頁)


 今この一瞬に全てを懸け、億劫にも亘る辛労を尽くしてゆけば、人間の可能は十全に発揮されるとの御指南。惰に流されれば、億劫(おっくう)となることを自覚したい。


 残された時間も迫ってきた。皆に疲労を残させるような指揮は愚かだ。短時間リズミカルに集合離散を図ってゆきたい。会合革命が進まないとすれば、リーダーが惰に流されている証拠である。更に、陣中に戯言(ざれごと)なきよう、真剣な姿勢が求められる。


 一瞬の合間にも無限の価値をつくりゆくことができる。いたずらに焦る必要はないが、日々完全燃焼し、決められたゴールまで走り切ろう。

我慢


 我慢させる方も悪いが、我慢する方も悪い。悪しき境地冥合といえよう。

役職と人間革命


 役職が上がる度に人間革命できる人は立派だ。役職が変わらなくても人間革命できる人は、もっと立派だ。

柔らかな権威主義


 柔らかな権威主義が組織を覆い尽くしている。断じて見逃すな! 徹底して戦え!

怨嫉の定義


 腹に一物(いちもつ)あるを、怨嫉とは申すなり。

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