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2007-07-31

手紙


 ある総県婦人部長に手紙を書く。問題のケリをつけるために。


 今日のプロ野球――楽天の岩隈(いわくま)が今期2勝目。阪神の矢野は決勝打を放つ。同志の活躍に躍らせる一日。

創価高校、12年ぶりに甲子園へ!


 選挙は負けたが、学園野球部は勝った! 今日、西東京大会の決勝戦が行われ、6対3で創価が八王子を下した。全国の同志が歓喜!

小田実


 小田実(まこと)氏が昨日、死去したようだ。彼の著作は1冊も読んでない。昭和40年代、学会文化祭来賓として参加したことがあった。彼は、マスゲームを嘲(あざけ)り笑った。主義主張が異なる団体に所属する庶民であれば小馬鹿にしてみせる――そんな彼が展開する市民運動に、私は欺瞞(ぎまん)の臭いをじてならなかった。

2007-07-30

選挙を終えて


 選挙が終わる度にい起こされるのは、「勝った時に負ける原因をつくる。負けた時に勝つ原因をつくることもできる」という師の指導である。「埼玉・神奈川・愛知の同志よ、本物の池田門下生であるならば、今こそ胸を張れ! 頭(こうべ)を上げよ!」と言いたい。広布とは永遠の闘争であり、成とは一生の戦いである。途中経過に一喜一憂することなかれ。御聖訓に云く、「設ひいかなるわづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはぐらせ給うべし」(1088頁)と。

2007年参院選:総括


 29日に投開票が行われた参議院選挙は、与党の歴史的大敗で幕を閉じた。結果的には民主党の独り勝ちで、共産・社民も議席を減らした。


政党新勢力/選挙前当選者/改選議席選挙区/比例区
自民83/11037/6423/14
民主109/8160/3240/20
公明19/239/122/6
共産7/93/50/3
社民5/62/30/2
国民5/62/21/1
日本1/01/0-/1
諸派1/10/00/0
241/240121/12173/47


 公明党は13議席を目標として戦ってきたが、9議席という厳しい結果となった。埼玉・神奈川・愛知の3選挙区は、前回よりも得票数は増やしたものの惜敗。3候補とも次点だった。比例区総得票数は776万2324票。


 勝てる要素は一つもない選挙だった。投票日が近づくにつれ度重なる閣僚の問題発言。自民党にまつわる政治と金の問題。定率減税の廃止。介護保険の負担増。そして、与党敗北の通奏低音となったのは社会保険庁による年金記録問題だった。


 安倍首相の辞書に「リーダーシップ」という言葉はなかった。公明党は、首相に配慮するあまり自民党との距離を誤った。その象徴が政治資金規正法だった。自民党が何とか飲んだレベルの改正は、国民が納得できるものではなかった。庶民が収めた年金はデタラメに扱っている事実が発覚する中で、政治家の先生方は5万円以下の領収書が不要というのだから。


 安倍首相がうわ言のように繰り返す「改革路線」も、社会保険庁のせいで木っ端微塵となったがある。だって何十年もの間、発覚しなかったんだからね。本来なら与党は、民主党の長妻議員に謝すべきじゃないのか。


 今日付の公明新聞には、「マスコミがどうのこうの」という主張が書かれていたが、そんなものは負け犬の戯言(たわごと)に過ぎない。マスコミに問題があるとすれば、どんどんテレビに出て文句を言えばいいのだ。大体、今時の政治家はメディアを恐れ過ぎている。無礼な態度や、非礼な質問に対しては、遠慮をしないで、きちっとたしなめるべきだ。


 また、公明党はメディア戦略を持つべきだ。テレビなどの露出度が少な過ぎる。そして出演した際は、党の公式見解よりも自分のいをどんどん語ってゆくべきである。個と知を発揮せずして、多くの人々からの支持は集まらないからだ。


 与党が反省すべきは、今まで行ってきた改革が国民の支持を得るまでに至ってない事実である。「『美しい国づくり』は後回しでいいから、生活を何とかしてくれ!」というのが庶民の本音だろう。そこに応え切れていない現実があるとう。


 公明党の議員は、もっともっと力をつけるべきだ。何十年も選挙をやって来ているが、楽になった試しが一度もない。候補となった以上、街頭演説で票を集めるぐらいの力量があって然るべきだ。選挙の時だけ頑張って、普段は何やってんだかわからない議員が、まだまだいる。


 という具合に、負けた場合はいくらでも文句が出て来るよ。無尽蔵だ(笑)。


 学会は明るく行こう。「今回は自民党のせいで負けたんだ」と笑い飛ばそう。


 国民の多くは、「参院選だから」民主党に投票したのだ。民主党に政権の舵を握らせるほどの期待はないよ。今回の自民敗北の本質的な原因は、郵政解散選挙後に造反組の自民党参議員が寝返ったことにあるというのが私の見解だ。あの時点で自民参院は国民からの信用を失ったのだ。


 政権与党として逆風にさらされたことは致し方ない。言うなれば、与同罪みたいなものだろう。


 せめて、来年までは伯仲国会のように進んでもらいたい。年内の解散だけはご勘弁。もう疲れたよ(笑)。関東は、まだ梅雨が明けない。

選挙視聴率、NHK20.3%…民放も軒並み高め


 11日夜に放送された各テレビ局の衆院選開票速報番組の視聴率(関東地区)が12日、ビデオリサーチ社から発表された。

 それによると、各局が出口調査の結果を一斉に明らかにした午後8時から同9時までのNHKの平均視聴率が20.3%だったほか、8時ごろから始まった民放の特番は日本テレビが12.1%、TBSが15.6%、フジテレビは10.5%、テレビ日が9.4%だった。

 前々回(2000年)、前回(2003年)の衆院選と比べ、NHK、民放ともに高めで、12日午前3時過ぎでもNHKは4%台を記録した。


読売新聞 2005年912日11時44分】

2007-07-28

「そしる」


 御書で使われている「そし-る」の表記について。

 いずれも終止形のため、ちゃんと調べる必要あり。

渡邉保子さん


 さっき、27時間テレビ(フジテレビ系列)に渡邉(わたなべ)保子さんが出演していた。吃驚(びっくり)したよ。前にも書いたが、どうして番組欄で紹介しないのかね? 社会面同様、他社から買ってる記事なのか? だったら、たった一人の職員を割けば出来ることだ。学会員メディアに登場する場合、本人や周辺から必ず学会本部に連絡が入っていることとう。それを、さり気なく紹介すれば、全国の同志にとっても、どれほど大きな励ましになるか計り知れない。その程度の人情の機微を持てよ、と言いたい。

2007-07-27

勝つことに集中せよ


 今はただ、勝つことのみに集中しよう。それ以外のことが気になるのは、に負けている証拠だ。

2007-07-26

師弟勝利の7月/真実は勝て! 必ず勝つのが師子!


さあ大攻勢だ! 正義のを轟かせゆけ


 明日、明後日の新聞に掲載される「随筆 人間世紀の光」の一部を――


 アメリカの民衆詩人ホイットマンは高らかに歌った。

「まだまだ

 勝負はこれからだ、

 一つ元気いっぱい頑ばろう、

(闘争と捨身の攻めを喜ぶは 最後まで手放すな)」

 学会精神も、また同じだ。


 有り

  偉大な弟子の

   君たちが

  師弟勝利の

   誓いを歴史に


 真のわが弟子、万歳!


 元の原稿では、サブ見出しが「さあ大攻勢だ! 正義の剣で悪を断ち切れ!」となっていた。ギリギリまで原稿に手を入れて下さる師のに涙――。

2007-07-25

民主党を斬る


 民主党はこの6年間、5人で党首をたらい回し。約50件もの不祥事(学歴詐称、覚醒剤、女への人権侵害暴力団組長の葬儀香典など)を起こし、30人もの逮捕者を出している。また、目玉政策の一つである「子ども手当」は財源の裏付けがない絵に画いた餅。今まで、「児童手当」に4回連続で反対している。


【「波紋」抄録/公明新聞 2007-07-24付】

2007-07-24

公明党理解者から、「今回は応援できない」と言われた


【問い】今までずっと公明党を応援してくれていた友人から、「自民党が起こした数々の不祥事に対して公明党は甘過ぎる。今回は応援できない」と言われた。どう切り返せばよいか?


【小野不一】まず、誤解を解いておきましょう。我々の政治活動は、投票を強要するものではありません。国民のための、よりよき政治を論じるのが筋ではないでしょうか?


 焦る気持ちはわかりますが、上手く切り返せば相手の理解が取り戻せるという問題でもないでしょう。逆に申せば、その場で納得させられなかったこと自体が負けと言えるのではないでしょうか。それを、後からのこのこと出向き、他人から授かった知恵で勝負しようという姿勢が間違ってます。


 ご友人が怒るのも致し方ない側面もあります。また、怒っているのは、公明党にそれだけ期待していた証拠でもあります。自民党は共に政権を担う友党ですから、野党のように厳しく指摘できないのは確かです。それでも、「しょうがない発言」で久間防衛大臣が辞任せざるを得なくなったのは、浜四津代表代行の厳しい指摘によるもので、既に報道されている通りです。


 私なら、その場で土下座をして詫びを入れます。更に公明党本部に電話をし、友人の怒りを3倍にして伝えます(笑)。公明党にとっても、実にありがたい存在です。謝こそすれ、恨むようなことがあってはいけません。

自民党が負ける理由


「自民党は1人区対策を怠った。市町村合併による地方議員の削減と、公共事の削減が自民党の足腰を弱くした」という指摘あり。

2007-07-23

2007-07-22

石原都知事、初めて公明党候補の応援…22日に都内で演説


 石原慎太郎東京都知事(74)=写真=が公明党の東京選挙区候補、山口那津男氏(55)の応援演説を行うことが20日、分かった。山口氏の陣営が発表した。選挙戦“ラストサンデー”の22日、新宿駅東口と渋谷駅ハチ公前の2カ所で行われる山口氏の街頭演説に弁士として“参戦”するという。公明党の都本部が打診して実現した。


 石原氏は以前は公明党とは距離があるとされていたが、今年4の都知事選で公明党から支援を受けており、今回の応援はその“返し”とみられる。


 公明党によると、石原氏が同党の候補者の応援に入るのは初めてという。同党広報部は「複雑ない? ありませんよ。強い限り」と話した。


 石原氏は今回の参院選でこれまで、東京選挙区の保坂三蔵氏(68)ら自民党候補の応援に入っている。


【サンケイスポーツ 2007-07-21付】

小泉前首相「義理果たしに」公明集会出席


 小泉純一郎前首相(65)が21日、古屋市内で開かれた公明党の集会に出席し「しい選挙ということで義理を果たしに来た。自公は補い合ってきた。公明党の候補を最後までよろしくお願いします」と、公明党候補の支持を訴えた。


 改選3の愛知選挙区は、与党と民主党がそれぞれ2議席獲得を目指す激戦区で、自民党が公明党現職の山本保氏(59)への支援を約束しているが、地元での協力が停滞しているため、先に安倍晋三首相(52)が来援したのに続き、人気の高い小泉氏がてこ入れに訪れた。


 小泉氏は「(愛知の)自民党には怒られちゃうかもしれないが」としながら「(公明党は)抵抗勢力でなく『協力勢力』」と得のワンフレーズを披露。「私は『非情の人』と言われるが、義理と人情も分かるんです」と“小泉節”は健在だった。


 集会の参加者は約700人で大半は企関係者。小泉氏の来訪が伝わった途端に参加希望者が急増し、公明党幹部は「まさに小泉効果」と顔をほころばせた。


 小泉氏は、これに先立って、自民党現職で小泉政権から引き続き官房副長官を務める鈴木政二氏(59)の集会でも応援演説した。


 愛知選挙区は01年の参院選では、自民党、民主党、公明党が1議席ずつ分け合ったが、前回04年は民主党が2人当選を果たし、公明党は議席を失っている。今回も自民党の鈴木氏、民主党の谷岡郁子氏(53)、大塚耕平氏(47)がやや先行。山本氏は選挙協力で合した自民党の支持が広がらず、戦が伝えられている。


【日刊スポーツ 2007-07-22付】

2007-07-20

『傭兵の二千年史』菊池良生


 古代ギリシャ都市国家の軍隊は「市民軍」が中核であった。市民にとって兵役は直接税のようなもので、武器も装備も自弁で、年の共同体成員としての無償の愛国的献身であった。少なくとも初期はそうだった。ところで、ここで言う市民とは、例えば都市国家アテネに住む住人すべてを指しているのではない。ある推計によると、前431年のアテネの人口は23万人とある。そのうち在留外国人が家族を含めて3万人、奴隷が8万人、そして市民とその家族が12万人となっている。仮に、一家族が平均4人とすれば市民と呼ばれるのは3万人ということになる。

 これが中小土地所有市民である。つまり市民とは土地の所有が許された人々のことをいう。しかも、その資格は良がともにアテネ人でなければならない。それゆえ長らくアテネに住み、文化国家あてねのを高からしめたあのアリストテレスですらついにアテネ市民とはなれなかったのである。

 このアテネ市民だけに兵役の義務がある。否、彼らだけにしか兵役資格がないと言ったほうがよいかも知れない。兵役は市民にとって自分たちのステータスを示す一種の誇りでもあったのだ。


 市民とは「citizen」のこと。「people」と違うのは、義務と権利があるところ。


傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

世界ランカー兄と共闘! 婦女暴行犯を捕まえた


 プロボクシングWBC世界ライトフライ級9位の国重隆(31)=大阪帝拳=が婦女暴行犯を取り押さえるお手柄を演じていたことが19日、分かった。


 国重によると、18日午前1時40分ごろ、大阪市生野区の自宅で兄で弁護士の徹さん(32)といたところ、自宅近くの道路を、自転車で通りがかった女の悲鳴が聞こえてきた。悲鳴があまりにも長く続いたため、徹さんとともに外に出た。国重は、女を保護。女を襲っていた男は、兄弟に気づいて逃走したが、徹さんが犯人を追走して取り押さえた。女の無事を確認すると、兄弟で犯人の両脇を抱えて、大阪・生野警察署に連行した。国重は「擦り傷と服が破れた以外、被害女に被害がなかったので良かった」と話している。


◆国重隆(くにしげ・たかし)1976年422日、大阪市生野区生まれ。31歳。関西創価高では剣道部に所属し、2段の腕前。創価大学でボクシングを始め、アマ戦績は9勝2敗。卒後に大阪帝拳ジム入り。02年にライトフライ級全日本新人王。プロ戦績は18勝2KO2敗。164センチの左ボクサー。独身。


【スポーツ報知 2007-07-20】

2007-07-19

創価学会報道 新潮社が敗訴 福岡地裁判決


「週刊新潮」の記事で誉を傷つけられたとして、創価学会副理事長で総九州長の男(64)が、発行元の新潮社(東京)や編集長らに対し、1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、福岡地裁は18日、同社などに計230万円の支払いと同誌への謝罪広告掲載を命じた。


 判決理由で、木村元昭裁判長は「記事は創価学会を除された男の話のみに依拠し、裏付け取材が不十分で真実とは認められない」と認定。記事にコメントを寄せたフリー男記者についても「創価学会側の誉を毀損(きそん)する可能のある形で掲載されることを十分予見できた」として賠償責任の一部を認めた。


 判決によると、週刊新潮は昨年518日号で、副理事長に創価学会の墓地開発をめぐる不正や女問題の疑惑があり、問題を追及していた男会員を除した、などと報じた。


 副理事長は「事実無根の記事で、判決は正当な判断」としている。


2007-07-19付 西日本新聞】

「段ボール肉まん」はやらせ、中国TVが謝罪


【北京】豚肉の代わりに使用済み段ボール紙を詰めた肉まんが北京市内の露店で違法に販売されていたと北京テレビが報道し、市公安局が調査した結果、テレビ局の“やらせ報道”であることがわかったと、市政府系のインターネット・ニュースが18日伝えた。


 これを受けて、北京テレビは「管理が行き届かず虚偽の報道をしたことで社会に良くない影響を与えた」と謝罪したという。


 同ニュースによると、市公安局の調べでは、6中旬、北京テレビの番組「透明度」の臨時職員が自ら持参した肉や段ボール紙などを出稼ぎ労働者ら4人に渡した上で、水に浸した段ボール紙を肉に混ぜて肉まんを作らせた。その過程を自分で撮影し、編集、今8日に放映し、国内外で大きな反響を呼んでいた。


「食の安全」をめぐっては中国国内でも都市部を中に関が高まっており、新聞やテレビで報道合戦が起きている。


【2007年719日0時23分 読売新聞】


 好きなだけ叩いてきたコメンテーターの連中は、どんな顔でこのニュースに応じるのだろうか。実に楽しみである。


 昨今のメディアによるアジア蔑視は視聴に耐えられないほどであり、アメリカに対する卑屈な情の裏返しとえてならない。まさに畜生界そのものである。


 確かなメディア・リテラシーを持たなければ、デタラメな情報に振り回されることは避けられないのが情報化社会の宿命である。


 確固たる視点は、自分がどこに立つかで決まる。立ち位置すら定まってない人々も多い。哲学とは立脚点を確認する作であり、信仰とはそこに重みを与える営みである。

2007-07-17

民主の年金対策「お化けのよう」/太田公明代表が批判


 公明党太田昭宏代表は13日、大阪府高槻市の街頭演説で、民主党の年金問題の対策について「手もない足もない何にもない、そして数字もない。お化けみたいなもんだ」と述べ、民主党の対策に具体がないことを批判した。


【日本経済新聞 2007-07-14

言いたい:'07参院選/3 公明党へ=石川好さん


「まず政策ありき」示せ


 今の政治構造では、公明党の存在がどんどん重要になっている。小選挙区制が導入され、2大政党化が進む中、キャスチングボートを握り、実質的に「小が大を食う」ことができる。自民党、民主党のいずれも、公明党と組んだ方が政権を取れる状況だ。


 それなのに、今の公明党は自民党の政策に同するばかり。まず連立ありきの考えで、一政党というより、自民党の中の大きな派閥みたいだ。大臣ポストを持ち発言力は増しているが、世間の批判の矢面に立つのは自民党なので「間借りのつもりだったが、住み地がよくなってきた」ということだろう。


 太田昭宏代表は、相撲部出身だけに体格もよく、あのガラガラの演説には迫力がある。歴代の代表に比べ、話も分かりやすいし存在もあるよ。もっとも「プリンス」と呼ばれるような年齢じゃないけれどね。


 太田さんには、他党に先んじて「この政策を実現する」と訴えてほしい。そうすれば、自民党も民主党も妥協して近づかざるを得ない。政策を10個ぐらい掲げて、より多く取り入れる政党と組むようにすれば、やりたいことがやれる。


 公明党の原点は、社会主義的イデオロギーのない労働者や、恵まれない人々のための政治だ。


 年金や格差の問題など、今回の参院選で争点になる課題は、まさに公明党が長年取り組んできたテーマだ。今こそ公明党を大にする時じゃないか。


 政党は、戦わないと存在がない。一度、自民党に盾突いてみることも必要だ。公明党支持層も、そういう態度を喜ぶとうよ。


毎日新聞 2007-07-15付

新潟県中越沖地震


 昨日、新潟県中越地方を中に震度6強の地震が。被害の全容が明らかになりつつある。死者9人、不明1人、負傷者は1089人。12000人もの方々が避所生活を強いられている。一日も早い復旧と、亡くなった方のご冥福を祈る。


 被害が最も大きかった柏崎市は、牧口先生の故郷(ふるさと)である。火災などによる二次被害がなかったことは不幸中の幸いだった。

2007-07-14

民主党CM


「生活が第一。」――だが、人相が悪い党首の瞳の奥で、誤化しようのない何かが光っている。多分、「権力が第一。」の間違いだったのだろう。あの顔は、生活者の顔ではない。


 誰もが、「自民党だけに日本を任せるのは危険だ」とっている。そして誰もが、「民主党じゃ頼りにならない」とっている。だからこそ連立なのだ。それを言い切ることだ。

政治資金改正法


 先般の国会で公明党が推進し、1件につき5万円以上の事務所費や光熱水費については、政治資金報告書への領収書添付を義務付ける運びとなった。ところが改正直後に、赤農水相の事務所費が槍玉に上がった。


 赤氏の父毅彦さん(77)は「家賃をもらっておらず、事務所として使ったことはない」説明。「事務所として登録されていたことは全く知らなかった。常駐スタッフはおらず、選挙中も活動はない」と証言した。また、収支報告書で後援会代表とされている元県議の青木来三郎氏(85)も「先代(祖父の赤宗徳農相)の時代は実家で活動したが、赤農水相の初当選以来、あの家には入ったことがない。私が代表になっていたのも知らない。事務所の活動実態もない。裏切られた気持ちだ」と激怒した。


【日刊スポーツ 2007-07-08】


 一連の報道に対し赤農水相は、「法律にのっとって処理しており、問題ない」と繰り返すばかり。これは、領収書の添付義務が「資金管理団体」に限られているためで、ザル法と言われる所以(ゆえん)である。信濃毎日の社説では、「網の目が細かくなったものの、ザルであることに変わりがない」(2007-07-02付)とバッサリ。


 しかし、よく考えてみて欲しい。「ザル法」だと批判する論調が圧倒的に多いものの、「ない方がよい」というは全くないのだ。この法改正だって公明党が頑張って、自民党からの反対を押し切って実現したものだ。味噌とクソは、ちゃんと見分けるべきだ。

台風4号


 大型で非常に強いとされる台風4号が上陸。全国の配達員さんの無事故を祈ろう。配達が遅れたり、新聞が濡れていたとしても、文句を言っちゃいけないよ。嵐の中の配達に対し、全幹部が謝の電話を入れよ。

2007-07-13

神の目

  • 神の目 【ハッブル望遠鏡が捉えた、みずがめ座の惑星状星雲】

2007-07-12

テレビ討論


 安倍首相と太田代表のコンビネーションが、段々いい味を出してきている。共産党と社民党は相変わらずの青臭い批判ばかりで、いてもいなくてもいいやってじですな(笑)。それにしても小沢党首の人相の悪さは、年金以上の問題だとうよ。あの爬虫類のような目つき。そして、妙に間延びした話し方からは全く真実が窺えない。安倍首相に敬語は使っているものの、あからさまに見下した雰囲気が見える。小沢一郎氏がテレビに出れば出るほど、与党にとっては好都合だ。

中国残留孤児と弁護団 奔走した公明党に感謝


「帰国して本当によかった!」。公明党の中国残留孤児支援に関するプロジェクトチーム(PT)は10日、衆院第2議員会館で会合を開き、日本に永住帰国した中国残留孤児の訴訟原告団の代表約100人と弁護団を迎え、与党の新支援策決定を喜び合うとともに、今後のさらなる支援拡充を約し合った。


「ありがとうございます」「私たちの政策を支持し続けてくれたのは公明党です」と、会場内は孤児たちの歓喜の笑顔、歓で溢れた。


 これには、太田昭宏代表、坂口力副代表、漆原良夫国会対策委員長、斉藤鉄夫政務調査会長らが出席した。


 太田代表は、安倍晋三首相に直接会って中国残留孤児に対する新たな支援策を国が決断するよう求めてきたと述べ、「孤児の皆さんに喜んでもらう支援策の実現をめざしてきた」と強調。また、今回まとまった支援策を議員立法として秋の臨時国会で成立させると決を披歴した。


 与党プロジェクトチーム座長代理として新支援策の取りまとめに奔走してきた漆原国対委員長は、「残留孤児の老後の安定と人間としての尊厳の確保」を新しい支援策の柱とすることをめざしたと強調し、「今回の支援策によって、見事に“生活保護”からの脱却ができたと確信している」と力説した。


 中国残留孤児訴訟の原告団全国連絡会代表の池田澄江さんは「太田代表はじめ公明党は私たちにとって“神様”。本当にありがとうございます。これからも新しい政策ができるよう支援をお願いします」と笑顔で語った。これに呼応し、場内からも一斉に「ありがとうございまーす」と大合唱が沸き起こった。


 続いて、弁護団全国連絡会代表の小野寺利孝弁護士は、「公明党は孤児が求めてやまない具体的な政策を実現する活動を担い、成果を収めていただいた。私がその歴史の証人です。本当にありがとうございます」と謝を述べた。


 新支援策は、1.国が年金保険料を全額肩代わりし、孤児全員に基礎年金(6万6000円)を満額支給する、2.生活保護に代わる特別給付金(最大で8万円)を支給する――の2本柱に加え、医療、住宅、介護費も別に補助することなどを決めた。


 終了後、原告団のメンバーからは「本当にうれしい。とても謝している。公明党はいつも大きな力となって支えてくれている」(安藤明美さん)、「公明党は裁判が始まって以来、ずっと孤児のことを支持してくれた。本当に謝している」(村上秀子さん)などの喜びのが寄せられた。


 これに先立ち、中国残留孤児の約100人は首相官邸を訪れ安倍首相と面会。安倍首相は「日本に帰ってきて本当によかった、祖国は温かいとっていただけるよう、支援策をできる限り早く実行していくことに全力を尽くす」と約束した。


【公明新聞 2007-07-11付】

2007-07-11

浜四津代表代行「与党過半数割れなら政界再編も」


 浜四津敏子公明党代表代行は11日、ロイターのインタビューに応じ、明日公示の参院選は「逆風」の選挙で厳しい情勢にあるとした。自民・公明の与党で過半数を獲得できなかった場合には、多数派工作などによる政界再編の可能を指摘。

 それでもなお過半数に届かない場合には衆院解散が現実味を帯びるとし、早ければ年内の可能を指摘した。

 年金記録漏れ問題や閣僚の「政治とカネ」をめぐる問題など逆風下の選挙情勢について浜四津代表代行は「厳しい」と指摘。「連立与党に吹いている大きな逆風を私たちも一緒に受けている」と語った。

 目標の13議席獲得については「もう一歩、二歩がんばらないと」としながらも、「十分取れる可能がある」と語った。 

 一方、与党で過半数を獲得できなかった場合の政局に関しては、無所属議員や民主党議員との多数派工作など「政界再編の可能は十分ある」と指摘。「それでも過半数に届かない場合には衆院選が現実に起きる」と述べ、早ければ年内の衆院解散・総選挙の可能もあるとの見通を示した。 

 また、消費税の問題について参院選で考え方を示さないスタンスについては「いま消費税を上げる必然はないので、消費税の議論は特にしなくてもよいとっている」と指摘。一方で「税制の抜本的な見直し全体の中で、消費税の割合をどうするかという議論は、いずれしなければならないとっている」とも語り、秋以降の抜本改革での議論を強調したが、「直間比率をどうするかは、細かい議論の積み重ねがないと結論は出ない。議論しないで、結論だけ示すことには無理がある」と反論した。


【ロイター 2007-07-11


 政局が混乱すれば、ここまで底上げしてきた経済が打撃を被るのは必至である。場合によっては、外交政策も混乱しかねない。長い目で見れば政権交代があっても構わないのだが、今はその時ではない。「そうさせてはならない」という浜四津さんの決である。

2007-07-10

カタール戦、オシム監督が激怒


 試合後、記者会見では穏やかに振る舞ったオシム監督。中村俊によれば、控室で選手を怒鳴り散らし、通訳が泣き出すほどだったという。

「6-1で勝てた試合だ。ボクシングなら3階級の違いがある。お前らアマチュアか。おれはプロだ。おれは死ぬ気でこの試合に臨んだ。お前たちにその気持ちはあったか?」


日新聞 2007-07-10】


 我々は断じて、同じ轍を踏んではならない。

小沢一郎氏が「負けたら政界引退」を宣言


小沢代表自信“負けたら政界引退”


 民主党の小沢一郎代表は8日、7党首が顔をそろえたフジテレビの報道番組で、参院選で与野党逆転が実現できなかった場合、政界を引退する考えを表明した。「(負けたら)政界にいる味がない」と語ったもの。安倍晋三首相は「全力を尽くしたい」と語るにとどまった。小沢氏にとっては政界引退まで言及することで、首相との決の違いを際立たせる狙いがありそうだ。

 フジテレビ「報道2001」で小沢氏が決を語った。「万が一(負けたら)の場合、私自身が政界にいる味はないとっています。自分自身ののうちではそういう(政界を引退する)決です」。コワモテの小沢氏がさらに表情を引き締め、一語一語かみしめるように語った。

 小沢氏は5日の報道各社のインタビューで、野党が過半数を獲得できなければ代表を辞任する向を示していたが、さらに踏み込んだ。


【スポニチ 2007-07-09】


 これに関連して、民主党の渡部恒三最高顧問は8日、秋田市で演説し、「小沢代表のみならず、私も参院選で自公を上回る議席を取れなければ辞める」と述べ、小沢氏同様、野党で過半数を確保できなければ政界を引退する向を示した。


【読売新聞 2007-07-08】


 民主党の自信を示すパフォーマンスである。勝算を見込んだ上で、背水の陣というポーズをとってみせたのだ。与党が勝利できる要素はただの一つもない。今、「情勢は厳しいが、必ず勝てる!」なんて言ってる幹部の言葉など絶対に信用してはならぬ。勢い任せの行動、一方的な対話では絶対に勝てない。テレビ番組を見ても、「どうしてここまで」とうほど、公明党議員が自民党の尻を拭く羽目になっている。私は25年以上にわたって活動しているが、これほど厳しい戦いを知らない。


 民主党のデタラメぶりを示す一つの例――


 もっと驚かされるのは民主党である。基本的には3年前と同じ、全制度の一元化、最低保障年金の創設という案ではあるが、最低保障のための財源については「3%の消費税引き上げ」を引っ込めてしまった。「今は引き上げの環境にはない」と説明しているが、これで納得しろというのは無理がある。また所得比例年金の保険料率をどの程度にするのか、年金額はいくらになるのかも見えてこない。無責任なその場しのぎととられてもやむを得ない。


【日経新聞社説 2007-07-07】


 こういうことを丁寧に話してゆくしかない。来る参院選で国民に問われているのは、「政権安定」か「政権不安定」かの二者択一である。

2007-07-09

『「ありがとう」のゴルフ 感謝の気持ちで強くなる、壁を破る』古市忠夫


 震災前の私は、ごく普通のゴルフ好きの写真屋のおっちゃんでした。震災から復興して、またゴルフができるようになったとき、私は自然にコースに向かって一礼するようになりました。生き残って大自然のコースに立ち、球が打てる。その幸せに自然と頭が下がるようになったのです。もともとの積極的なに、謝のが加わった瞬間です。ラウンドしていると、ときどき自分の実力以上のエネルギーをじることがあります。20代のエリートに勝ち、プロテストに合格したときもそうですし、シニアツアーのシード選手になれたときもそうです。これは「ありがとう」の気持ちの賜や、とっています。


 しかし、私はいます。重要なのは、「どれだけ頑張ったか」ではないんとちゃうのかいなと。オリンピックに出場するような選手は、誰かて頑張っているでしょう。誰かて人知れず努力しとるといます。もちろん、頑張ることも大切ですが、それより肝なのは、頑張れる環境そのものに対して「どれだけ謝しとるか」ということではないでしょうか。

 同じ努力をして、同じ才能や技術を持っている選手が、僅差で勝ったり、負けたりするケースがたくさんあります。私には、金メダルと銀メダルの差は、そのままの差であるようにえてなりません。頑張らせてくれた社会、コミュニティ、家族があってこその自分と、からえたかどうか。勝利の女神は「頑張りました」という選手ではなく、「頑張らせてもろて、ありがとうございます」という選手に、微笑むような気がします。そやから、これからも私は、謝の気持ちで闘わせてもらおうとうとります。


 これが古市忠夫さんのだ。壮年幹部の体験談を読んでいるような錯覚を覚える。


「ありがとう」のゴルフ―感謝の気持ちで強くなる、壁を破る (ゴルフダイジェスト新書)

2007-07-08

 『還暦ルーキー』平山譲


古市忠夫君」

 係員が前を呼んだ。ティーショットの順番がまわってきたのであった。忠夫は「はい」と応え、ゆっくりと打席へ向かった。烈風と豪雨に蹌(よろ)めきながら、これから打ち下ろす方向に正対し、直立した。

 そのときであった。突然彼は、雨合羽の頭巾(フード)をとり、コースに向かって頭を下げた。剥(む)き出しになった頭や顔を風雨にたたかれた。ずぶ濡れになりながらもなお、頭を下げ続けた。ティーグラウンド上の3選手が、係員が、そしてティーグラウンド下で待機している大勢の選手が、彼の奇行に眼を瞠(みは)った。彼の姿はまるで、祈りを捧げるもののようであった。

 彼は静かに頭を上げた。そして黙然と、暗がりの中の見えないグリーンを見つめた。その面持は、数秒前とは別人のようであった。眼は鋭い光を帯び、唇は固く結ばれ、頬は精悍(せいかん)にひき締まっていた。


 60歳でプロゴルファーになった古市忠夫氏を描いたノンフィクション。私は全くゴルフというスポーツに興味はないが、それでもこの本は堪能できた。生涯青春を絵に描いたような生きざまが清々(すがすが)しい。


 震災後に忠夫は、「三つの顔」を見た。茫然自失して動かずにいる人の顔。他人のことはかえりみず、自分のためだけに動く人の顔。そして自分のことはかえりみず、他人のためだけに動く人の顔。どれも人間らしい、自然の顔なのだとった。けれども、彼が、を揺さぶられ、衝き動かされ、励まされ、奮わせられたのは、動かずにいる人の顔や、自分のためだけに動く人の顔ではなかった。ボランティアとして簿作成に尽力した原芳雄は、自宅が倒壊し、一緒に暮らしていた父と母、そして中学3年生の子と小学6年生の娘の4人を亡くしていた。原はしかし、笑っていた。公会堂へ配給の弁当を受け取りに訪れる被災者に、笑って応対していた。

「おばあちゃん、夜寒くないか」

「見舞いに来た人と会えたか、それはよかったなあ」

「あまりい出して泣かんほうがええよ、辛くなるばかりやから」

 自分が誰よりも辛いいをしているはずであるのに、原はいつも、人をい遣り、優しく笑っていた。忠夫は、原の人間としての力強さに出会うたび、ものもいえなくなるほど動した。そして、自分もそうありたいとった。


 町の消防団だった古市氏は、飲まず食わずで救援に当たり、震災後は町づくりに尽力する。ありとあらゆる困を乗り越えて、遂に「地震に負けない街」が実現する。「あとがき」で紹介されている「天国への手紙」には涙を禁じ得なかった。


あとがき


 老いとは、たとえば、失望であり、断であり、悲嘆であり、不安であり、疑(こぎ)であるなら、この物語の主人公は、老いない。――これは、阪神淡路大震災で全焼したある街において、すべてのものを失ったある男の「復興」を追ったノンフィクションである。


 いやはや、学校の教科書に載せてもらいたいほどの人物である。


還暦ルーキー―60歳でプロゴルファー (The New Fifties) ありがとう (講談社文庫)

【左が単行本、右が文庫本】

2007-07-07

誕生日


 昨日、44歳となる。戸田先生が獄中で悟達された年齢(小説『人間革命』で45歳となっているのは、数えのため)。池田先生正本堂を建立し、トインビー博士との対談を開始された。「まだ若い」とうのは、甘えだ。既に訓練を受ける時期ではない。社会の中で、どう自分自身を展開させてゆくかが問われる世代。30代とは次元の異なる結果を出さねば、味がない。

2007-07-06

「偉大なるわが師匠に捧げる 我らは弟子の正道を!」


 師匠の目が

 私の目に注がれた

 劇的な瞬間!

 師の

 私の朶(じだ)に響いた

 動の瞬間!


 その喜びと決

 限りなき熱い魂は

 何ものをも超越した

 人間の魂に喜びを与える。

 生きがいを与えてくれる。


2007-07-05 師弟会館


 8日付に掲載される長編詩である。言葉という言葉が胸に突き刺さって離れない。まるで、私の誕生日を祝福して下さっているかのようだ。組織の上に乗っかった師弟など捨ててしまえ。己(おの)が信で、師の魂に直結することだ。

『人生を掃除する人しない人』桜井章一、鍵山秀三郎


生活覚――鍵山秀三郎


 生活覚のない人間は、ロボットより悪い。ロボットのほうがまだいいといます。

 なぜこんなことになったか。いろいろ原因はありますが、やはり企の利益至上主義でしょう。これがすべて学校の教育までをもとり込んでしまったわけです。

 学校までが利益至上主義のなかにとり込まれていますから、とか「じる」とかいう世界は邪になってしまう。そんなものはないほうがいいということで、おろそかにされてきたわけです。その結果がいまの状況になっているといます。

 私は自分が企を経営していながら、この企の考え方が本当に世の中を悪くしたというふうに、つくづくうんです。

 私の会社も一部上場会社ですから、事計画も決算も公表します。だけど、掲げた目標を必ずしも達成できるとはいえません。

 達成しなくても、誰にもペナルティはつけません。達成しなくても会社はつぶれないんですから。もちろん、いろいろと無理をすれば達成できるんです。だけど、それを達成したいというのは、私の個人欲であり、私のに過ぎないんです。

 現に、達成しなかったから社員が食えないかというと、食えてるんです。誰が困っていますか、誰も困っていない。それを、残ながら多くの企は、しゃにむに達成させていくから、世の中はこんなことになったんじゃないんですか。

 もちろん、会社ですから、売上を上げて、利益を上げていくことは大事な使命です。しかし、それだけですか、と私はいいたいんです。いまはみんな、それだけでしょう。しかも、そのためには何をしてもかまわないという具合になっているわけです。

 利益は大事ではあるけれど、それを達成させるための手段や方法は問わないんですかと、それを問わずにやってきたところに、いまの日本の悲劇がたくさん起きてるわけです。

 たとえば、世界的にも知られる某大企が史上最高の利益を出しました。では、その下請け、孫請け、その下の下はというと、そのほとんどが窮地に追い込まれているんです。その大企がいろいろと過酷な条件を課して、自分のところだけよければいいというので、下請けやその下請けに赤字が出るほどの労をさせたわけです。

 あるいは、数字の上では赤字でなくても、精神の上で追いつめられていきます。そうやって人のが荒れる。そして家庭崩壊、児童虐待、その他いろいろな世の中の犯罪が起きる。そういう数値に表せないマイナスを累積したら、利益の何倍もの損失を生み出してるといます。

 そんな会社が、いくら史上最高の利益を出そうが、私は尊敬することはできません。


――桜井章一


 このあいだも、電車でまわりにおかまいなしにヘッドホンステレオをチャカチャカ大きな音で聴いている若者を怒鳴りつけたんですが、やはり「」だとうんです。いまの子は「」が働かない。「聞く」ということはとても大切です。目で見るよりも聞くことのほうが大切な場面がたくさんあります。

 たとえば僕なんか、麻雀をやると、目で見るより、うしろを向いて聞いているほうが、場のみんなの様子が見えます。だから、うしろを向いて打つこともあります。

 僕のところは「牌(ぱい)の音」という道場なんですが、なぜそんな前をつけたかというと、つまり、みんなに音を大切にしてもらいたいとうからです。音ひとつで、相手が狂っているか、悩んでいるか、ズルくなってるか、わかるもんです。それを目で見ようとすると必ず見落とします。

 それほどは大切です。それをヘッドホンステレオの、あんな音の洪水のなかにいたら、が壊れてしまいます。

 同じ音でも、水の音や川のせせらぎの音、そういったものには僕もまったく違和じませんが、人工的な音には、僕の場合、拒否反応が起きます。あれは毒ですから。

 だから僕はいまの流行の音楽はなるべく聴かないようにしています。拒否反応です。ああいうのを聴いていると、僕は病気になってしまいます。


癒し――鍵山秀三郎


「癒し」などといいますが、だいたい癒しをもとめるというところへ行くこと自体が、私は間違いだといます。どうして癒しなんてものが必要なんでしょう。

 にゆとりのある人は、癒しなんか求めません。必要がないからです。では、ゆとりとはどういうところから生まれてくるかというと、やはり人に親切にするということでゆとりが生まれるんです。それがいまの人は、人に親切にするということがないから、ゆとりがない。だから癒しを求めると。こういう悪循環なんです。

 それからもうひとつ、ゆとりを生む要素は、将来に楽しみをもつということです。小さくてもいいんです。どんな小さな楽しみでも、将来に楽しみを先にもっている人はゆとりがあるんです。そして、そういう人は癒しなどは求めないものです。

 ところが、いまは将来に楽しみがないし、人に対して親切にもできないから、それはもう、のなかはガサガサになってしまっています。だから「癒し」という潤いを外に求めるということです。癒しを求めるというのは、卑しいことであり、自分が未熟であるということを証明しているようなものです。

 もっといえば、癒しを求めるというのは、自分のことしか考えてないということでもあります。要するに自己中です。そうなっていけば、いいことを考えないし、人のいいところも見えない。人の欠点ばっかりを見るわけです。

 癒しというのは人に与えられるものじゃなくて、自分でずるものです。たとえば、から、どしゃ降りのなかでずぶ濡れになって一日ゴミ拾いして、全身ずぶ濡れになって家へ帰って、服を脱いで、風呂へ入ってごらんなさい。ほっとしますから。癒しというのは、そういうもんなんです。だから、努力をして何かを越えなければじることはできないんです。そこを越えたことのない人が「癒し」だなんて、おこがましいんじゃないでしょうか。


 20年間無敗の雀鬼と、東証一部上場のイエローハット(カー用品国内2位)社長による共著。これはね、凄いよ。どっちがどっちだか、わからなくなるほど、主張が一致しているのだ。全く畑違いの二人が、人生という歩みを経て同じになっていることが、実に興味深い。ただの一度も本を閉じることなく、読み終えた。

人生を掃除する人しない人 達人二人、目からウロコの超実践哲学

2007-07-05

『孫子 勝つために何をすべきか』谷沢永一、渡部昇一


東郷平八郎は無謬の将軍ではない――谷沢


 これは日本海海戦のときですが、この「算」のために憂き目を見た将軍がいます。それは海戦に秘められた嘘から始まっている。日本海で日露両軍の艦隊が出会います。バルチック艦隊の旗艦スワロフには司令長官のロジェツトウェンスキーが乗っている。その舵のところに日本の連合艦隊の砲弾が命中して、スワロフは迷動します。

 ところが海戦のしいところは、味方の被害はよく分かるのですが、敵の被害が分からない。それで連合艦隊司令長官の東郷平八郎は、〈これはスワロフが日本の第一艦隊をすりぬけて、ウラジオストックへ行こうとしているのだ〉と判断し、「左へ回れ」と命令を下す。

 ところが、第二艦隊の参謀長藤井較一が東郷の判断を無視して、「違う! 方向転換ではなく、あれは迷走しているのだ」と叫び、第二艦隊司令長官上村彦之丞に「わが艦隊は直行すべきです」と訴えます。上村は「分かった」と答えて、そのまま真っ直ぐスワロフへ突っ込んでいく。

 これは大変なことです。間違っていれば、軍法会議です。

 第一艦隊は北へ向かって大きく迂回している。軍艦はいったん方向を転換すれば、すぐにそれを修正することはできません。結局スワロフは沈没し、連合艦隊は大勝利をおさめます。

 したがってこの海戦の死命を決したのは、藤井較一と上村彦之丞ということになります。ところがこの二人は、顕彰されません。

 二人を顕彰すれば、東郷が間違っていたことを天下に広めることになります。だから藤井は中将どまり、上村は大将どまりで、功績を消されてしまうわけです。こうして、無謬(むびゅう)の将軍としての東郷のが残ることになるわけです。

 日露戦争では同じようなことが、他にもあります。旅順の二百三高地で多くの兵士の無駄な血を流した第三軍の司令官は乃木希典、その参謀長は伊地知幸介で、この二人は乃木が伯爵、伊地知は男爵になります。

 ところが、伊地知の無能のために殺した兵士の数は無数です。日本陸軍としては、聖将乃木を讃えるために、乃木は間違わなかったことにしなければならない。そこで間違いに間違いを重ねた乃木に伯爵を与え、無能以上の罪悪だと司馬遼太郎が言うほどの伊地知に男爵を与えています。つまり、まっとうな論功行賞は、すでに日本では行われなくなっていたのです。


 バルチック艦隊の話は創価班でも幾度となく教わったが、舞台裏でこんなことがあったとは知らなかった。時に闘争の目的のためには、上官の命令を無視することもやむなし。逆らうことが真の忠義という場合もあろう。闘争の的を外すな。学会組織が政治で動くようになれば最早、和合僧に非ず。速やかに避せよ。


いまの不況を招いたもの――谷沢


 総量規制とは、平成2年327日に、ときの大蔵省銀行局長だった土田正顕が発した「土地関連融資の抑制について」と題する通達のことで、日本経済を不況のどん底に陥れたのがこれなんです。

当時、私があるところで講演したあと、銀行の頭取と雑談していて「ねえ頭取、大蔵省の通達ちゅうのがありますな。あれを無視したらどうなりますか? あれは法律ではないんですから」と聞いたとき、その答えは「そんな恐いことを。震えがきます」というものでした。

 通達は法律ではないわけですから、黙殺できると高をくくるのは素人考えであって、それを無視した場合に受けるいやがらせたるや、像するだけで全身に震えがくるほどの、絶大な報復であるというのです。

 この通達は、不動産者ならびに不動産関連者には、平成2年41日から有志をすること罷りならぬと読み取れるような内容で、あらゆる銀行が横並びになって戦(おのの)きながら拳々服膺(けんけんふくよう)したわけです。

 つまり不動産向け融資の増額は、総貸し出しの伸び率以下に抑えなければならないということですから、銀行がお金を出さないということで、当然ながら地価は下落へ向かう。

 総量規制は平成4年1から廃止されましたが、この間に、日本の土地の担保価格が3割減ったと言われています。そういうことをやったのが総量規制であるわけで、これはもう土田正顕が日本の不況をつくった元凶だ。そう私はっています。


 これが官僚による統治の仕方。真綿にくるまれた暴力だ。その本質は村八分である。やり方が、やくざ者と変わりがない。弱い者を徹底して痛めつけるのだ。権力による巧妙なコントロール。銀行はバブル期にあって、「1億円でも、2億円でも借りて下さいよ」と手をすり合わせて頼み込み、総量規制が発動するや否や、貸し渋り・貸しはがしに狂奔した。銀行は、官僚に額(ぬか)づく犬に過ぎない。バブルが弾けると、暴力団から金を取り立てることができない銀行のために、数千億円もの税金が投入され、預金者は雀の涙にもならぬ低金利で我慢させられ、挙げ句の果てにはATMを使用するたびに手数料を取られる羽目となった。そして銀行は合併を繰り返し、今頃になって利益を出して涼しい顔をしているのだ。銀行という銀行は、社会保険庁並みのダニといってよい。


生かさなければならない財閥の情報網――渡部


 先ほど、私は笹川さんの例を挙げましたが、もうひとつの例を挙げれば、フジ・サンケイグループの鹿内さんです。谷沢さんと一緒に箱根の彫刻の森美術館へ行ったことがありますが、外国人はあの美術館を見て、みんな激する。あれほど雄大な構の美術館をつくったのは、世界で日本が最初です。その美術館の真ん中に、迎賓館がある。

 これは実質上は鹿内家のものでした。鹿内さんはロックフェラーでもだれでも、ここにお客さんを招く。そうすると、ロックフェラーは鹿内さんを同格の人間だとじる。これだけの美術品をパークに並べて、中に住んでいるヤツということになります。

 鹿内さんは私に言ったことがありました。「美術館を持っているということは、大したことです」。世界中どこへ行っても、すべて「開け、ゴマ」なのだそうです。「ロックフェラーの本宅へ行った日本人はあまりいないとうけど、私は呼ばれる」。本当に、周囲に何もないところに、一族が固まって住んでいるんだそうです。そこには美術館からなにから、すべて揃っている。そういうところに、日本人は普通呼ばれない。ロックフェラーは同格の人間しか呼ばないのです。

 そのレベルの交際がないと、情報戦に負けます。


 美術館が持つ力は私の予をはるかに超えているようだ。「文をもって化する」力は、やはり武力に勝るのだ。

孫子・勝つために何をすべきか (PHP文庫)

2007-07-04

「わが人生の栄光を謳う 正義と真実の師弟の道」


 おお 弟子は!

 真実の師弟は!

 命を賭(と)して

 命を懸けて

 深き師匠

 断固として護りゆくのだ。

 死力を尽くして護るのだ。

 あらゆるものを

 犠牲にして護るのだ。

 そこにこそ

 師弟の不二があるからだ。


【2007-07-03 師弟会館


 73日に、先生が師弟会館にて書かれた長編詩の一節である(6日付に掲載される予定)。「奴婢(ぬび)」となって師匠に仕(つか)えることを決す。

自民党への逆風


 いやはや凄いことになっている。安倍首相の論功行賞人事のツケは実に大きなものとなってしまった。「組織を司る者は、人事と金にせよ」との師・戸田先生の指導をわずにはいられない。「福運がない」という見方をする学会員も多いが、私はそうはわない。飽くまでも「指導者の資質」による問題であろう。


 自民党への逆風が、公明党を煽るのは避けようがない。床屋談義みたいにして政治を語っても、多くの人々は絶対に納得しないだろう。理によって投票する国民は殆どいない。格差が広がれば広がるほど、あらゆるマイナス情を絡めて投票行為に及ぶのだ。


 格差問題は実に厄介だ。野党が叫ぶ「格差反対」は幼稚過ぎて相手にするだけ時間のムダである。しかし、格差を実している人々は、軽々しい言動にあっさりと乗せられてしまうのだ。


 簡単に言えば、規制緩和をするということは、自由競争を促進することに他ならない。これを推進すればするほど格差は広がる。当然の帰結だ。企の立場で言えば、サービス+価格の競争となる。これは携帯電話の通話料金が安くなったことや、インターネットの接続料金が安くなったことで多くの人々が実していることだ。


 で、競争に敗れた企は潰れてゆくか、異種に参入してゆくしか手はない。こうして格差が生まれるのだ。日本の場合、大手企を下請け・孫受けが支えているという悪しき状況が確かに存在する。不況の煽りをうけるのは、これらの会社であることも現実だ。しかしながら、資本主義というルールの中で自由競争をしている以上、何らかの企努力で乗り切ってゆくしかないのだ。


 消費者の立場では安いサービスを求め、労働者の立場になると高い給料を望むようであれば、それは単なる甘えとなってしまうだろう。


 景気は着実によくなっている。今年から始まった団塊の世代のリタイアは、来年、再来年で終わる。バブル期並みに人手不足となるのは必定である。そこまで行けば賃金も必ず上がる。


 ま、余談が長くなってしまったが、来る参院選は自民が敗北することは確実とわれる。既に株価は昨日あたりから、「政局不安=自民敗北」を織り込んでいると囁かれている。全軍が厳しさを実しないと、予だにしない結果が待ち受けている。

2007-07-03

美輪明宏


 去る623日に八王子市民会館で行われたコンサートで、「公明党には投票するな」と呼び掛けた模様。

引導を渡したのは浜四津代表


 当初、防衛相の更迭は必要ないとしていた安倍首相にも批判が及ぶ可能も出てきた。参院選で自民党が敗北した場合、首相の責任がより一層問われることになるのは必至だ。

 公明党浜四津敏子代表代行は3日午前、「ご自分で身の処し方を賢明に判断していただきたい」と記者団に述べ、自発的辞任を強く促した。同党の支持母体である創価学会は、核兵器の廃絶など平和主義に力を入れている。


【読売新聞 2007年73日】


 首相は当初、久間氏を更迭しない考えだったが、参院選への影響を懸する与党からも辞任論が高まったことから、辞を受け入れることにした。

 これに先立ち、公明党の浜四津敏子代表代行は3日、「久間氏は自覚して、自身の身の処し方を決めてほしい」と述べ、自発的辞任が必要との考えを示していた。


東京新聞 2007年73日】


 これに対し、首相は当初「米国の(当時の)考え方を紹介したと承知している」として、問題はないとの認識を示していた。しかし、久間氏の発言をめぐっては、3日に長崎市の田上富久市長が久間氏に直接抗議したほか、公明党の浜四津敏子代表代行が「(問題の大きさを)自覚して身の処し方を決めていただければいい」と述べるなど、自発的辞任を求めるも出ていた。


【スポーツ報知 2007年73日】

「原爆、しょうがない」発言


 久間防衛大臣が辞。安倍首相が、これを受け入れる。


久間防衛相が辞任へ、「原爆発言」で引責


 久間防衛相は3日午後、安倍首相を首相官邸に訪ね、広島、長崎に投下された原子爆弾に関する自らの発言が国民の誤解や与党の混乱を招いたとして、閣僚を辞任する考えを伝えた。首相もこれを受け入れた。

 防衛相が辞を伝えたのは、参院選を目前に控え、発言の影響を懸する参院自民党公明党を中に、与党内からも「辞任してけじめをつけるべきだ」とのが強まったためだ。安倍首相は防衛相を更迭する考えはないとの立場を示してきたが、防衛相をこれ以上擁護することは得策ではないと判断した。


【2007年73日13時19分 読売新聞】

2007-07-01

今日付の公明新聞


「井上靖生誕100年にう 私の見た“詩と真実”の世界」(本明昭和女子大学誉教授)は必読。後日、アップする予定。