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2008-01-12

貞永式目/『日本人と「日本病」について』


岸田●もともと原理(プリンシプル)としての法というのは、日本にはなかったんじゃないですか。


山本●ないですね。というのは形式的に律令格式がありながら、何ら正統をもたない幕府の北条泰時(1183-1242)が、平気で「貞永式目」を発布している。こんなことはヨーロッパでは考えられない。執権とは法的にいえば執事であって、立法権などないはずです。ところがおもしろいことに、彼はこれを「目録」としようとした。というのは、これは法ではなくて単なる目録だと言いたかったわけです。ですからその立法の根拠は不明なのに、法みたいになるんです。まあこれも「天下を丸く治めて」でしょう。


【『日本人と「日本病」について』岸田秀、山本七平】

日本人と「日本病」について