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2008-06-12

日本の制度、世界的には非常識 派遣残酷物語 


 派遣社員という隠された「格差社会」。派遣社員から「もう生きていけない」など多数の相談を受けている「派遣ユニオン書記長の関根秀一郎氏は「派遣が絶望の温床となっている。このままでは、ほかにも許されないことを考える人が出てきても不議ではない」と警鐘を鳴らす。

 関根氏は「彼(秋葉原通り事件の容疑者)のような行為は絶対に認められない」としながらも「誰でも希望が持て、壊したくないとうような将来が見えれば、あのようなことはしない。いつクビになってもおかしくない今の派遣労働者に将来を考える余裕はない」と語る。

 関根氏の元に駆け込んできた一人は仕事中に指を骨折したが、「辞めたら食べていけない」と骨折したまま1カ間働き続けて指がパンパンに腫れ働けなくなった。「労災隠しなんて頻繁にある」(関根氏)。

 派遣問題に詳しい龍谷大学の脇田滋教授も「日本では派遣元が企に、正社員一人のコストで二人使えるなどと売り込んでいたりする。ほかの国では『同一労働同一待遇』が原則で、派遣の差別待遇は禁止されているのに日本の常識は世界の非常識だ」と指摘する。

 日本では「身分が下の労働者という識もある」といい、正社員がいじめて暴力までふるわれた派遣社員を、派遣元が守らずに「一緒になっていじめた」ケースや、暴力団のクレーム処理を押しつけられた派遣の女自殺するなど悲惨な話も後を絶たないという。

 脇田教授は「1986年に労働者派遣法が施行されて以来、国は規制を緩和し続け、こんな状況を放置、容認してきた。防ぐには仕組みを変えないといけない」と語る。関根氏も「法律を見直して、絶望的な働き方はなくさないといけない」と訴えている。


【ZAKZAK 2008-06-12】


 小泉首相時代の性急な改革が、様々な形のしわ寄せとなって現れつつある。政府与党の責任は大きい。

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