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2008-10-31

2008-10-30

狭まる解散タイミング=景気・支持率次第、麻生離れも


 麻生太郎首相が年内の衆院選見送りを事実上表明したことで、解散時期の選択肢は一段と狭まった。与党内では定し得る解散のタイミングとして、2009年度予算案編成後や来年の通常国会冒頭、同予算案成立後などが指摘されている。いずれにせよ首相の判断は、経済情勢や内閣支持率に大きく左右されることになりそうだ。


最短は「クリスマス解散」


 最も早い衆院解散のケースとして浮上しているのは、年末の「クリスマス解散」。政府・与党が今国会提出を検討している08年度第2次補正予算案を民主党の協力も得て成立させ、さらに09年度予算案も編成した直後に、景気対策を前面に掲げて打って出るシナリオだ。早期解散を求めてきた公明党の理解を得やすいという利点もある。

 この場合、投開票日は118日か25日が有力視される。「補正が通るか通らないか、解散時期はそれに関連してくる」。首相自身、追加経済対策を発表した30日の記者会見でこう語り、2次補正への民主党の出方が解散時期の判断に密接にかかわるとの認識を示した。

 2次補正を処理するため、1130日までの今国会会期を大幅に延長した場合の来年1の会期末、あるいはその直後に召集される通常国会冒頭で解散に踏み切る可能も取りざたされる。

 ただ、「1解散−2投開票」となれば09年度予算案の審議入りは衆院選後にずれ込み、年度内成立は厳しくなる。暫定予算編成が現実味を帯びることから、「『景気の麻生』が看板倒れとなる」(自民党中堅)との懸も出ている。


来年度予算成立後のケース


 通常国会冒頭解散を見送った場合、次のタイミングは09年度予算案成立直後の3〜4か、予算関連法案成立のめども立つ5連休明け以降となる。

 しかし、「打って出る解散は1が最後」(自民党閣僚経験者)と指摘されるように、首相の「選挙の顔」としての価値は急速に色あせそうだ。また、6か7には公明党と支持母体の創価学会が重要視する東京都議選が行われる。衆院選と都議選の時期をできるだけ離したい同党が、5以降の解散に色を示すのは確実だ。


追い込まれ、任期満了も


 このころになっても経済情勢が好転せず、首相が解散を決断できなければ、9の任期満了選挙の可能が一気に大きくなる。首相の自民党総裁としての任期も同まで。党内で「麻生離れ」が加速し、総裁選の前倒し実施を求めるが広がることも予される


時事通信 2008-10-30】

消費税、3年後引き上げ=衆院選先送り表明−首相記者会見


 麻生太郎首相は30日夜、首相官邸で記者会見し、米国発の金融危機に対応し、定額減税に代わる給付金の支給などを柱とする総事規模26兆9000億円の追加経済対策を発表した。また、首相は財政再建に向け「大胆な行政改革を行った後、経済状況を見た上で3年後に消費税の引き上げをお願いしたい」と明言した。

 焦点の衆院解散・総選挙の時期に関しては「しかるべき時期にわたし自身が判断する」として、事実上の先送りを表明。早期解散を求めている公明党との関係については「の疎通は図られた。連立がおかしくなることはない」と強調した。


時事通信 2008-10-30】

自民の衆院選調査、民主が単独過半数 解散先送りを後押し?


 民主党は単独過半数に達し、与党は現有議席から約130議席減の200議席超――。自民党が実施した衆院選の最新の情勢調査で、自民、公明両党の獲得予議席が従来調査よりさらに落ち込んでいたことが29日明らかになった。「惨敗必至」との結果は麻生太郎首相に報告され、解散先送りの判断を後押ししたとみられる。

 調査は300選挙区ごとに1000人規模で投票先を聞く形式。9下旬の麻生政権発足直後に初回、さらに10中旬までに2回実施した。4回目の今回は細田博之幹事長が約120の重点選挙区を選び、24〜26日に再調査させた。結果を反映した議席予測は首相をはじめごく一部の幹部に報告された。


【日本経済新聞 2008-10-30】

対話のイメージ・トレーニング


 そんなことは一度としてやったことがない。私はイチロー選手がインタビューで「イメージ・トレーニング」という言葉を使うたびに、「ああ、わかったわかった」とテレビの前で毒づいているのだ。ところが、仕事で営に行くとなると、あらかじめ定される問答をシミュレーションするのに余がない。そこでいついたのが、今回のタイトルってわけだ。


 会社勤めの営マンであれば、誰もがロール・プレイング(通称ロープレ)を経験していることだろう。社員がお客さん役となって、営トークを学習する方法だ。「役割演技」ともいう。ロール・プレイング・ゲームも主旨は一緒。


 営トークの要は「主導権を握る」ことである。優秀な営マンになればなるほど、客の話を引き出し、を傾けながらも、主導権を手放すことがない。苫米地英人風にいえば「空間を支配する」ってことだ。


 私がここでいうところのイメージ・トレーニングとは空・妄の類いなのであろうか? 御。その通りだ。像力というの風船は破れることがない。いくらでも大きくすることが可能だ。頑張れ。


 例えば、家庭指導をする前日に「対話の中身」を像する。まず、自分が話したいことを明確にしておく必要がある。これを【結論】としておこう。で、いきなり【結論】を話すことはあり得ないので、必ず【枕】=導入部(イントロ)を用する。少しばかり頭を働かせれば、【結論】と【枕】を関連づけることはたやすい。


 次の作は、【結論】に持ってゆく【具体】と【抽象】を考える。話の順序としては、【抽象】→【具体】→【結論】→「参りました」となる。


 実はこの文章、キーを打ちながらいついたことを適当に書いているのだが、折伏はこの通りの流れになっている。


 要はこうだ。折伏や家庭指導が強い人を支えているのは豊富な経験だ。そして、経験とは「過去の記憶」である。記憶であれば単なる情報といきや、そこには身体が伴っている。つまり「覚」だ。するってえと、かような人々は、あらゆる質問や批判を「既に経験している」からこそ、相手の言い分を受け止めた上で、納得させるだけの答えを示すことができるのだ。更にこの人々には、一つの質問から別の質問を像する力があり、一人の相手から実は3〜5人分くらいのことを学んでいるのだ。


 覚を磨き、培うには時間が必要だ。しかし、そんな悠長なことは言ってられない。だから、せめてイメージ・トレーニングをして万全を期すことが、前三後一の原理にかなっていると私はう。


 ジョン・レノンは「イマジン」(像してごらんよ)と歌った。そして、私はヒマジンである。佐々木は大神だ。わかった、もうやめるよ。

2008-10-29

衆院選:早期解散派に徒労感


 麻生太郎首相が年内の衆院選を見送る方針を固めたことを受け、「1130日投開票」を定して準備してきた与党内には、徒労が広がった。「解散より景気対策」を強調する首相に対し、特に早期解散に向け圧力を強めていた公明党には不満が残った。自民党内でも「ねじれ国会」での麻生政権の弱体化を懸し、今後の政権運営や解散戦略を配するが出ている。


公明、募る首相不信


「首相は『どんなに困があっても解散しないで、追加景気対策をやり遂げたい』と話していた」。自民党の大島理森国対委員長は28日、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、前夜に首相らと会った際の内容を伝えた。大島氏は「首相には『今、解散しないと追い込まれてボロボロになる』と言ったんだが……」とも明かした。

 しかし、公明党太田昭宏代表は28日、党本部での会合で「内解散を頭に、気を引き締めて準備に当たってほしい」と述べ、解散先送りを受け入れていないことを強調した。太田氏は30日に首相と党首会談を開く向だが、その前にも会い、首相の真を問いただす考えだ。民主党が解散先送りで新テロ対策特別措置法改正案などで徹底審議する姿勢を強めていることに対し、「民主党がどんどんごねれば、それを理由に首相が解散に踏み切る道もまだ残っている。民主党頑張れ」と、エールを送る公明党幹部すらいる。

 しかし、太田氏らがなお早期解散を掲げることに対し、党内では「これまで早期解散で旗を振ってきたから、最後の抵抗をしているのだろう」と冷めた見方が強い。公明党の支持母体である創価学会は既に容認する方向のためだ。

 ただいずれにしろ、公明党幹部が「解散を先延ばししても景気状況はますます悪くなるだけだ。首相はそんな簡単なことも分からないのか」と述べるなど、首相への不信は確実に高まっている。


自民幹部にじむ無


 自民党内にも、執行部が早期の衆院解散を先導してきただけに無力が募る。解散時期を巡っては、細田博之幹事長や大島氏らが「解散風」の中だったが、中川昭一財務・金融担当相ら首相側近グループの先送り論に押し切られた格好だ。

「私はまだ首相が解散をやるとのいでいる」。大島氏は28日、同党の国対正副委員長会議で強調した。だが、出席者から「そろそろ刀を放し、クワに持ち替えた方がいいか」と質問が飛ぶと、「そろそろクワだけでいい」と返答。選挙戦が遠のいたとの本音をのぞかせた。細田氏は28日の会見で「解散するかは首相の考え一つ」と述べるにとどめた。

「早期解散の旗はまだ立っているが、ボロボロだ」。早期解散を主導した党四役の一人はこの日、敗北をにじませた。首相は「解散先送り派」に軍配を上げた形だが、自民党幹部は「このタイミングを逃したことで来年9の任期満了選挙の可能も強いが、それまで政権が持つかどうか」と不安視する。


【毎日新聞 2008-10-29】

2008-10-28

世界的な金融危機について


「世界的な金融危機が叫ばれておりますが、どのように考えればよいのでしょうか?」というメールが寄せられた。「私に質問するのはお門違いだ」と返信しようとったがやめた。せっかく寄せられたメールだからね。


 さほど、経済に詳しいわけではないのだが、いついたことを箇条書きにしておこう。

  • 日経平均株価が7000円まで下がったということは、昨年の半額になったということ。
  • 株価は半年先の実体経済を反映すると言われているので、景気が一気に冷え込むことが予される。
  • 銀行は資産強化を求められるため、貸し渋りを行う。
  • 銀行が機能を果たさなければ、闇金が横行する。
  • 金融マーケットの最大の問題は「レバレッジ」にある。
  • 経済原則に乗っ取れば、株価が上がろうが下がろうが、資金の移動を示しただけに過ぎない。ゼロサムゲームであるから、誰かが損をした分は、必ず誰かの懐に入っている。
  • アメリカ経済の落ち込みが、世界各国に輸出された格好になっている。
  • アメリカが経済復興政策として、戦争を行う可能が高まった。戦争遂行が確実になれば、共和党のマケインが大統領になる。
  • アメリカ経済は「ものづくり」に転換する可能が出てきた。
  • 多くのアナリストが、「オリンピックが終れば中国経済のバブルは弾ける」と予測していたが、それどころではなくなった。
  • 株価が下落しているということは、現金の価値が高まったという味になる。
  • ドル安になっている時は、海外旅行へ行くべきである。

「ものの見方」について


 視覚に関する研究が進んでいる。我々は世界を「ありのまま」に見ているとい込んでいるが、実際はそうでもないらしい。簡単に言えば、バラバラになったジグソーパズルを脳で統合し直していることが明らかになってきた。例えば、上下が逆さまに見える眼鏡を掛けたとしよう。すると、1週間も経てばこの人はまったく普通に生活ができるようになるという(『海馬 脳は疲れない池谷裕二糸井重里)。


 ご存じのように右目の右横と左目の左横には盲点がある。我々は片目をつぶってもそれを自覚できない。脳が補ってしまうためだ。また、視野は人によっても範囲が異なる。一流のサッカー選手になると、ボールを追いながらも敵味方の殆どが見えている。それとは反対に、交通事故を起こしやすい人は視野が狭いと言えよう。こうしたことを考えると、「実際に見えている」というよりも、「周囲の動きを像しながら先を読んでいる」ことが理解できる。


字の言」に対抗しようと目論んだが、予以上に前置きが長くなってしまった。やっぱり、いつもの調子で行くことにしよう。


「ものを見る」というのは考力であり、「ものが見える」というのは境涯であろう。「ものの見方」は目に映じたものを捉え直すことができるかどうかが問われる。見たままで判断する人は、ただの錯覚野郎だ。もちろん、そいつの目は節穴だ。


 なぜなら、「眼はむき出しになった脳の一部」(『共感覚者の驚くべき日常 形を味わう人、色を聴く人』リチャード・E・シトーウィック)であり、「能動的な仮定」(『脳は美をいかに感じるか ピカソやモネが見た世界』セミール・ゼキ)であり、「世界を見るために目ができたわけではなく、目があるからこそ世界は味を持った」(『進化しすぎた脳 中高生と語る〔大脳生理学〕の最前線池谷裕二)と考えられているからだ。


 では、本題に入ろう。次の文章が説明不足である点を挙げなさい――

  • 暑くて汗が止まらない。
  • 寒くて身体が震え始めた。
  • 風邪をひいて高熱となった。

 時間は1分だ。これ以下は、ちゃんと考えてから読むんだよ。って書いてもムダなんだよな。だから、答えは最後に書いておく。


 これらの文章は日常生活でよく使われている言葉である。ところが実際の味は違っているのだ。それを知っているかどうかが問題なんだよ。


 善悪はもっと複雑だ。多くの場合、相手の行為や言動に善があるか悪があるかで判断される。これがそもそも間違いのもとだ。そんなレベルで世間を渡って行けるとったら大間違いだ。そんな野郎は、一日一歩、三日で三歩、三歩進んで五歩下がるような人生しか歩めないことだろう。汝のを「五っ歩(ゴッホ)」とづけておこう。


「ものの本質」を見抜くためには、目的と味を素早く読み解く能力が必要となる。私が提唱する「組織利用の3秒ルール」には、そういう味が込められている。


 振り込め詐欺なら、金をふんだくられるだけで済む。だが、「組織利用」に巻き込まれると、信までが破壊されてしまう。


 というわけで、答えだ――

  • 汗が出るのは気化熱によって身体を冷ますため。
  • 身体が震えるのは体温を上げるため。
  • 熱が上がるのは体内で病原菌を殺すため。

衆院選、年内見送り=政治空白を回避−麻生首相が意向


 麻生太郎首相は28日、米国発の国際的金融危機の対応や景気対策を優先するため、次期衆院選の年内実施は見送る向を固めた。複数の政府・与党関係者が明らかにした。政府・与党内では、衆院解散・総選挙は「1118日公示−同30日投開票」との日程が有力視されてきたが、解散による政治空白は好ましくないと判断した。首相は30日にも追加経済対策を取りまとめた後、記者会見し、こうした考えを表明する。

 政府・与党内では解散時期について「1の通常国会冒頭」や「2009年度予算成立後の4」との見方が出ているほか、一部には「年末解散−1下旬投開票」との見もある。首相は経済情勢や世論の動向などを見極めながら解散のタイミングを探る考えだ。 

 首相が年内解散を見送れば、早期解散を求めて国会対応で柔軟路線を取ってきた民主党が反発し、対決姿勢に転換するのは必至。新テロ対策特別措置法改正案や金融機能強化法改正案などの国会審議は不透明になる。

 首相が当面、解散を見送る向を固めたのは、世界的な株安や急激な円高を受け、景気の悪化懸が一段と強まっていることが背景にある。また、自民党の選挙情勢調査が芳しくないことも影響しているとみられる。

 こうした中、自民党4役の一人は28日午前、「早期解散論はもうぼろぼろだ」と述べ、解散先送りの流れとなっていることを認めた。また、石原伸晃幹事長代理はホームページで、「(首相の話を聞いて)11の解散・総選挙は先送りされるとの印象を持った」ことを明らかにした。同党内では、選挙事務所をいったん解約するなど「11選挙」を前提とした選挙態勢を縮小する動きも出始めた。

 早期解散を求めてきた公明党内では、解散見送りを容認する空気が広がりつつあるが、異論も残っている。これに関し、自民党の大島理森国対委員長は同日午前、国会内で公明党の漆原良夫国対委員長に会い、首相が30日の会見に先立ち、同党の太田昭宏代表と会談する向であることを伝え、理解を求めた。


共同通信 2008-10-28】

首相、解散準備も指示 煙幕? 先送りの流れ変わらず


 麻生太郎首相は27日、内閣官房に対し、117日までのいつ衆院を解散しても対応できるように準備を進めることを指示した。早期解散を求める民主党が国会対応などで態度を硬化させているため、煙幕を張って先送り論を弱める図とみられる。ただ、麻生首相は26日夜、公明党太田昭宏代表と会談し、早期に解散しない向を示唆しており、年内の衆院選見送りの流れは変わっていない。麻生首相は11初旬に解散の是非を決断するとみられる。

 首相は26日夜、都内のホテルで公明党の太田昭宏代表とひそかに会談した。太田氏は「先延ばしにすればするほど経済状況は悪くなる。早く国民に信を問わなければ安倍政権、福田政権の二の舞になる」などと述べ、1118日公示、30日投開票に向けて早期に解散すべきだと訴えた。首相は解散について明言を避けたが、世界的な経済危機の広がりに強い懸を示し、衆院選の先送りは「やむなし」との向もにじませたという。これを受けて、公明党は支持母体の創価学会に11中の衆院選は見送られるとの見通しを伝えた。

 衆院選の先送りが決定的になれば、これまで国会審議に応じてきた民主党が徹底抗戦に転じ、海上自衛隊のインド洋での補給活動を継続するための新テロ対策特別措置法改正案などの審議が滞る公算が大きい。加えて金融不安解消のための金融機能強化法改正案の審議が止まり、景気がさらに悪化する可能もある。

 1118日に衆院選を公示するには同7日までに解散する必要がある。このため、首相は27日、漆間巌官房副長官らに解散準備を進めるよう指示、内閣官房は直ちに宮内庁などと解散に関する日程調整に入った。首相は国会情勢や経済情勢をギリギリまで見極めた上で解散の是非を決断する向だとみられる。

 自民党執行部では、現在の経済情勢での早期解散は与党に不利だとのが圧倒的に強いが、新テロ対策法案や経済政策を争点に与党への支持を訴えることが可能だとの見方もある。


【産経新聞 2008-10-28】

2008-10-27

麻生首相:公明・太田代表と政権運営で協議


 麻生太郎首相は26日夜、東京都内で公明党太田昭宏代表と会談した。首相が出席した北京でのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の報告のほか、世界的な金融危機への対応や衆院解散・総選挙の時期など、当面の政権運営について、見交換したとみられる。

 政府・与党内では衆院解散の時期を巡り、早期解散論と先送り論が対峙(たいじ)。景気後退が確実な情勢となる中で、首相に近いグループを中に先送り論が強まる一方、「1130日投開票」をにらむ公明党は支持母体・創価学会とともに動き出しており、内解散に向け首相の決断を求めるが強まっている。

 首相は内にも、衆院解散について、金融危機に対する日本の国際的役割や国会審議などへの影響を踏まえ、慎重に判断する。太田氏サイドは26日夜、「首相とは会っていない」と語ったが、同夜の動きは最終判断を見据えたものとみられる。


【毎日新聞 2008-10-27】

解散先送り強まる、自民幹部「年内はない」


 東京株式市場で27日、日経平均株価が一時、バブル後最安値を更新したことを受けて、政府・与党内では「1118日公示〜30日投開票」の日程で準備を進めてきた衆院選の先送りは避けられないとの見方が強まった。

 麻生首相は27日昼、首相官邸で記者団が「政治空白を作らないことが市場安定化につながると考えるか」と質問したのに対し、「政府がきちんとマーケットのに応えているかいないかという反応は大きい」と語り、金融対応を優先させる向を重ねて示した。

 自民党幹部の一人は27日午前、記者団に「衆院解散は年内はない。これから、金融関係の国際会議もたくさんある」との見方を示した。

 これまで、早期解散を主張してきた自民党参院幹部も「『前代未聞の金融危機だから、解散できない』というのは一応の説明にはなる。ただ、皆、衆院選準備に走っているので、先送りなら、首相の口から説明するべきだ」と指摘した。

 河村官房長官は27日午前の記者会見で、「麻生首相は『政局より政策』という基本概を持っているが、(解散の)時期は総合的に、慎重に判断するという考え方は変わっていない」と述べた。

 一方、民主党は株価がバブル後最安値を更新したことについて、「株価下落に伴う金融機関の信用不安対策が喫緊の課題であり、政府・与党が適切かつ迅速な対応を行うように促す」とする大塚耕平金融対策チーム座長の談話を発表した。


【読売新聞 2008-10-27】

2008-10-26

シモン・ボリバル


 シモン・ボリバル――これまでも何回かお話してきたように、南米の解放に生涯を捧げた真実の革命家の一人である。彼のただ一つの願い――それは祖国の民衆の幸せであった。そのために彼は、自身をなげうって戦った。栄達やを求めず、ひたすら崇高な目的のために生命を賭した。こうした強き信、人格にこそ、人間としての「光」は輝く。

 ボリバルは語る。

「私の剣とはつねにコロンビアのものであろう。そして私の最後のは天にコロンビアの幸福を願うことになろう」(ホセ・ルイス・サルセド=バスタルド『シモン・ボリーバル』水野一監訳、春秋社)

 祖国を愛する彼のが、いかに強く、深いものであったか。

 また彼は、「偉大さとは何か」との質問に答えて言う。

「危険に直面する勇気、これを克服する智恵、祖国に対する愛と専制政治に対する憎しみである」(前掲書)と。

 答えは明快である。そして誠実であり、から納得できる言葉である。私どもも常に、こうした回答ができるようでありたいものだ。

 このボリバルの言葉には、指導者としての要諦が端的に示されている。

 逆境を恐れていては、本当の前進はない。あえてに挑み、乗り越えてこそ指導者といえる。むしろ、逆境の中で知恵を発揮し、敢然と戦い、勝利してこそ戦いの醍醐味もある。

 少々のことで勇気が萎えてしまったり、多少の圧力に臆するような弱々しい生き方では、人間として三流、五流と言わざるを得ない。

 いかなる権威にも、独裁にも屈しない透徹した精神。強靭な闘争力――そこにこそ、偉大なる指導者の「魂」がある。その「魂」を培うところにも、信仰の大きな目的がある。


【第26回本部幹部会 1990-02-07 創価文化会館

「祖国」から考えるアイデンティティ


 数日前に友人と話したことを書いておこう。


 アイデンティティ(自己同一)という言葉は、殆どの場合「自己存在」という味で使われている。つまり、「お前は何者で、どうしてそこにいるのだ?」という質問に対する回答を求められているってわけだ。


 ここで、「俺は俺だよ」という答えは許されない。なぜなら、「俺」の定義が不問に付されているからだ。


 最もわかりやすいアイデンティティを挙げると、「俺は日本人である」ということになる。たとえ茶髪のアンちゃんであったとしてもだ。「じゃあ、日本人ってえのあ、一体何なんだ?」と追求されると、少々困ってしまう。だからこそ、政治家の多くは靖国神社へ参拝に赴き、戦没者とA級戦犯に頭を垂れているのだ。これは、神道がどうのこうのといった次元ではなく、ただ単に日本人であることを確認する作に他ならない。


「祖国」という言葉に対して、私はどうしようもない違和を覚える。これは多分、外国との戦争を体験していないためだろう。国を守ったことのない私は、当然のように国から守られている識も薄い。だから、なるべく税金も払いたくない(笑)。せめて、ヨーロッパ諸国のように教育や医療の負担を、国家が肩代わりしてくれたなら、考え直してもよい。


 私は郷土に対する愛着はあるが、愛国はさほどない。驚くほどないのだ。これは北海道出身ということも影響しているとう。北海道は因習が少ない地域なのだ。であるからして、本来は田舎者であるはずの道産子が上京すると、東京の因習にたじろぎ、東京の田舎ぶりを嘲笑うことになる。ちなみに、三代続けば江戸っ子というのは、東京に住み着く田舎者が少ないことを示したものだ。100年続けば老舗(しにせ)、も同様。


 人間は味に生きる動物だ。だから、自分が無味な存在であるということには耐えられないようにできている。万人が自分自身の固有と尊厳(「かけがえのなさ」ってやつだ)を求め、世界から必要とされていることを証明しようと頑張ってしまう。まったくご労なことだ。


 ここで沈黙考してみよう。「私は日本人である」というアイデンティティは、どうしても「日本から必要とされている私」となる。だから、税金を払い、保険料を納めているのだ。しかし、これが国民の本当の義務と言えるだろうか? 言えない。断じて言えない。国民に課せられた本当の義務は、国を守ることである。そう。兵隊になることなんだよ。それをよしとしないのであれば、アイデンティティを日本人に求めるべきではない。


 世間一般の人々が大変なのは、アイデンティティすら確保できないところにあることが理解できる。アイデンティティってさ、つまるところ帰属識に過ぎないんだよね。どこに所属しているかってだけの話だわな。


 面倒臭くなってきたので、結論を述べておこう。


 我が祖国は「創価」。以上だ。


シモン・ボリーバル 新装版―ラテンアメリカ解放者の人と思想 シモン・ボリーバル―ラテンアメリカ独立の父

2008-10-25

究極の勤行・唱題法


 こんな言葉を鵜呑みにする奴は馬鹿だ。そんな馬鹿は、俺についてこい!(人につくのは依法不依人の原則に反します。文章上のレトリックだからね)


 うところがあって勤行の仕方を変えた。やり方はこうだ――

  • ――今まで通り、元気いっぱい、超スピーディーに行う。
  • 夜――低いで、ゆっくり行う。

 大切なのは呼吸法だ。必ず鼻からを吸うこと。ここ、アンダーライン。そして、肺の空気が空っぽになるまでを吐き出すことを掛ける。ここ、二重線。


 なぜ、このような変化をつけたか。それは、自分のリズムを固定化しないためだ。人は、それぞれリズムを持っている。ま、バイブレーションと言ってもいいし、波動と言ってもらっても構わない(ただし、江本勝の『水からの伝言』はインチキだからね)。


 リズムの本質は「逆らいい」ところにある。だから、自分の好きな歌がどこからか聞こえてくると、わずをそばだててしまうのだ。自分のリズムがある以上、他人にもリズムが存在する。「馬が合う」の語源は、馬と乗り手の呼吸が合うことを味する。つまり、リズムだ。


 私の長年にわたる研究によれば、リズムの基本は呼吸、歩行、脈拍によって決まる。だから、老いるにしたがって、スピードが遅くなるのは致し方ない。間もなく超高齢社会となる以上は、速い者が遅いお年寄りにスピードを合わせる必要があるとう。


 で、「馬が合う」という言葉ある以上は、「馬が合わない」人も存在する。私の場合、特に多い。これは、リズムの違いによる違和である。


 要はこういうことだ。自分のペースで勤行・唱題をしていると、「ったく、このオヤジはとろいんだよ」とか、「この若造の勤行は早口言葉か?」などと、自分のペースを基準にして好き嫌いが形成されてしまうのだ。だからこそ、自分以外のリズムに合わせることができる余裕が必要となる。


 歌だって、そうだろう。アップテンポがあって、バラードがあるからメリハリが効くのだ。ま、騙されたとってやってごらんよ。たとえ、騙されたとしても得になるから(笑)。特に、勤行をサボっている君! そう、これは君に向けて書いた文章だ。

2008-10-24

2008-10-22

2008-10-21

沖浦克治氏の「熱原の三烈士」公演について その二


 先日、沖浦克治氏の「熱原の三烈士」公演についてという一文を書いたが、いまだにわからぬ愚か者がいる。沖浦シンパ自体は、大した人数もいないのだが、もはや完全な「組織組織」と化したがある。


 既に話し合える状態ではなく、これ以上の好き勝手を許してしまえば、更なる被害者が増えることを私は憂慮している。


 実際に被害に遭った方からもメールが寄せられている。ただ、私の方で被害状況を調べることが困であり、確認することもかなわないため、学会本部に報告するのが一番よいとわれる。宛先は必ず「指導監査委員会」にすること。また、時系列順で事実を要約して書くことを掛けてもらいたい。


〒160-8583

 東京都新宿区信濃町32番地

 創価学会本部 指導監査委員会御中

2008-10-20

2008-10-19

沖浦克治氏の「熱原の三烈士」公演について


 既に掲示板では議論しているが、全国の学会員に注を喚起すべく、改めてここに記しておきたい。「組織利用」の味もわきまえず、浅はかな考えで応援している連中がこれほど存在することに驚いた次第である。


 沖浦克治氏は数年前に自ら新聞沙汰となるような不祥事を起こし、散々学会に迷惑を掛けた人物である。多くの学会員がネットの危険を訴え、実での投稿をやめるよう進言したものの、を貸さなかった結果がこれだった。当然のようにアンチ創価学会の餌食となり、ネット上の各所で嘲笑されることとなった。学会員からも多数の情が寄せられた。


 私は、特に何もわなかった。誰だって人生には過ちがある。「にんげんだもの みつを」だ。だから、それまでと変わりなく見交換をしてきた。その沖浦氏が、自らがスポンサーとなって開催している「熱原の三烈士」公演について批判されるや否や、相手の個人情報をちらつかせながら、チンピラまがいの脅し文句を吐くようになった。なかんずく、某婦人部に対する書き込みは断じて看過できる内容ではない。


 同じ人間が、わずか数年でこれほど変貌するのだ。


 振り返ってみよう。最初のきっかけは法華講員・樋田氏との対論であった。動画が紹介され、沖浦氏の知度はぐんとアップした。私も称賛した。そして、この頃から沖浦氏は「熱原公演」の話をあちこちの掲示板に書くようになった。


 続いて、樋田氏を沖浦宅に招いて「質問会」なるものが開催された。これには全国各地から数十の学会員が参加したものとわれる。沖浦氏は司会を務め、対論とならぬよう立派にリードしていた。そしてこの時、「熱原公演」のボランティアの打ち合わせが行われたのだ。


 その後、沖浦氏は書き込みの本拠地ともいえる「富士宮ボーイ掲示板」を追い出された。とにかく書き込み内容の全てが、「わかりやすい極論」とも言うべき代物で、根拠なき所でありながら断言してしまう癖がある。これが、自問自答や親しい仲間内レベルで交わされているならまだしも、公開された掲示板で好き勝手な放言を繰り返してきたのだから呆れ果てる。


 組織から離れた沖浦氏は、自分の言動が周囲に与える影響を像できなかった。それは今でも変わらない。


 そして、私とのやり取りとなる。


 私が沖浦氏に対して注をしたのは、「相手が学会員であることを知りながら、公演チケット(2500円)を販売すること」が組織利用であり信利用であるということだ。ただの一度も、公演活動を批判していない。しかし、顛倒した沖浦氏は、公演活動そのものを否定されていると勘違いしている。この勘違いは今尚続いている。


 私の掲示板を去ってからというもの、転落のスピードは加速度を増している。教学上の邪義をあからさまに振りかざし、相変わらず誰が注してもを傾けることがない。同志からの言を「迫害であり、である」とまで言い出す始末だ。


 実は、樋田氏との対論自体が、「熱原公演」を成功させるための宣伝工作だった。そして現実に、10枚、20枚のチケットを購入させられた学会員がいるのだ。沖浦克治氏本人からの依頼によってである。で、たくさんチケットを買うと、ブルゾンがもらえるんだってさ。「10年後にはプレミアがつく」とは沖浦氏の言である。


 今尚、片棒を担いでいる学会員が存在する。少なからず私の知る人物もいる。彼等は、「自らの発で応援しているのだから、全く問題ない」とっていることだろう。そうした考え自体が誤っている。自分の周囲に与える影響を考えていないからだ。


 私も沖浦氏とは親交があったが、最初っから「組織利用の懸」を払拭できなかった。だから、数年前に沖浦氏が東京・町田市に来た際も、適当な理由をつけて会いにゆかなかった。


 何度でも言っておこう。「相手が学会員であることを知りながら、金の話をすること」は、一切が組織利用である。

NHKスペシャル


 これは見た方がいいよ。明日22:00より放映。何を隠そう私は山男だ。高尾山専門だけど。

2008-10-18

石井・民主副代表、マルチ業界側から献金450万円


 民主党副代表の石井一参院議員(比例)が03年10にマルチ商法界の政治連盟など界側から計450万円にのぼる献金を受けていたことがわかった。同連盟ホームページによると、石井議員は直前の同年9に連盟支援の議員連盟を立ち上げて初代誉会長に就任。界と政界とを初めて本格的に結びつける立場だった。

 石井議員は03年当時、衆院議員だった。代表を務めていた「民主党兵庫県第1区総支部」の政治資金収支報告書によると、議連発足翌の1023日に「流通ビジネス推進政治連盟」から300万円、同11日には同連盟の幹部企から150万円の献金をそれぞれ受けていた。

 界からの資金提供を受け、界寄りの国会質問を繰り返していた前田雄吉衆院議員=民主党離党=が発足時に事務局長に就くなど複数の民主党議員が議連に参加したが、この年に同連盟から資金提供を受けた議連メンバーは、石井議員だけだった。

 一方、議連発足時は特定商取引法の改正作が本格化した時期で、03年9にマルチ商法によるトラブル急増を背景に政府の産構造審議会に特定商取引小委員会を設置。同小委は04年1、マルチ商法ではうその勧誘による契約は解除できるという内容の法改正を求める報告書をまとめた。これに沿った改正案は、同年3の前田議員の初質問直後に国会にかけられ、同年4に成立している。

 450万円の献金について、石井議員の事務所は日新聞の取材に「03年は総選挙もあり、支援、協力をいただいた。特定の趣旨はなく、石井の政治活動に対するものだ」と文書で回答した。

 前田議員は、石井議員から「政治連盟をつくろうというお誘いを受けた」と著書に参加の経緯を記している。石井議員の事務所は「(政治連盟の理事長=故人=を)どなたかに紹介され、趣旨は理解し若手の議員にをかけた。当初は誉会長だが、その後、総選挙での落選もあり関与していない」としている。

 関係者によると、政治連盟には約40社が加盟し、1社あたり年間50万円の会員料を徴収しているという。


朝日新聞 2008-10-18

2008-10-17

2008-10-16

経王殿御返事


 いかなる処にて遊びたはふるともつつがあるべからず遊行して畏れ無きこと師子王の如くなるべし(1124頁)


【通解】どのような場所で遊び戯(たわむ)れていても、何の差し障りもないでしょう。自在に行動して何ものをも怖れない師子王のような境涯になるのです。


 尚、「つつが(恙)」という言葉は、現代でも「つつがなく」と手紙などで使われている。で、「つつが」は「病気などの災。わずらい」(大辞林)で、「つつがなく」は「異常がない。無事である」(大辞林)という味になる。


 鯖君が発行しているメールマガジン「毎日御書を!」の本日分でこの御聖訓が紹介されていた。いやあ驚いたよ。実は私も昨日からこの御文を索していたのだ。ここのところ研鑚板(現在の通称は「斧板」となっている)でも、妙に呼吸が合っていた。そこでエールを送る味も込めて綴ることにしよう。


識と無


 見よ、この角度を。誰も予していなかったことだろう。ざまあみろだ。星飛雄馬が投げる大リーグボールだって、これほどの変化はしていないはずだ。では早速、「識と無識」という命題でこの御書を読み解いてみよう。


識」は普段あまり識されていない(笑)。だから、「君は識が低いよ」とか、「気絶しそうになった(=識が遠のいた)」とか、「ボーーーッとしてんじゃねえぞ」とか、「お前、何も考えていないだろ?」といった使い方で「識」を喚起させる。


 例えば、今この文章を読みながら、「これは日本語である」とか、「中国から輸入された漢字+漢字をくずした平仮で構成されているテキストである」などと考える人はいない。


 車でいえば、教習所にいたときには、クラッチを踏んでギアをローに入れて……、と、順番に逐次的に学びます。

 けれども、実際の運転はこれでは危ないのです。同時に様々なことをしなくてはなりません。あるとき、それができるようになりますが、それは無識化されるからです。

 識というのは気がつくことだと書きましたが、今気がついているところはひとつしかフォーカスを持てないのです。無識にすれば、臓と肺が勝手に同時に動きます。

 同時に二つのことをするのはすごく大変です。けれどもそれは、車の運転と同じで慣れです。何度もやっていると、いつの間にかその作が無識化されるようになってくるのです。

 無識化された瞬間に、超並列に一気に変わります。


【『心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション苫米地英人


 あるいはゲシュタルト理学で説かれている「図と地」もそうだ。「ルビンの杯」という錯視画像を一度は見たことがあるだろう。識された部分が「図」となって浮かび上がり、識されない部分は「地」となって後方に退けられる。


 前置きはまだまだ続く。私が投げようとしている球は、スローボールと見せかけて、手元で160kmに伸びるのだ。


 科学の世界でも、識という存在がなぜ存在し、どのようなものであるかは今のところ全くわかっていない。本来であれば、「世界七不議」の筆頭に君臨すべき謎といってよい。ただ、識がどのように機能しているかは少しずつわかってきた。


 ドイツの神経生理学者ハンス・H・コルンフーバーと助手のリューダー・デーッケがEEG(脳波記録法)によって、識発生のメカニズムを検証した。すると驚くべき事実が明らかとなった。手や足を動かすといった単純な動作に先立って、脳内に活動が見られたのだ。この時間の平均値は0.8秒。二人はこれを「準備電位」とづけた。つまり、識する前から脳は動き始めているのだ。


 これに対して疑問を呈したのがアメリカの神経生理学者ベンジャミン・リベットだった。だが、リベットが行った実験はコルンフーバーの発見を補強する結果となった。ここから新しいテーマが浮上する。「果たして人間に自由志はあるのか?」。


 はた目には、ラウドルップ(※デンマークのサッカー選手)が頭の中でやっている計算は複雑なものとしかえない。だが、それが瞬時に行なわれていることもわかる。そこで、「プレー中、選手はゲーム運びを識できるのだろうか」という疑問が湧く。ラウドルップの答えは、単純明快なノーだった。「プレーあるのみだ、それも、瞬間的な!」

 サッカー選手はプレーしているとき、識を働かせていない。だが、サッカーという競技に多少なりとも通じている人なら、ラウドルップのような選手が絶妙なパスをするとき、すばらしい独創的な精神作用が頭の中で起きていないなどと言うはずがない。高度な計算がいくつも行なわれるのだが、識には上らないのだ。

 だが稀に、状況をよく考える時間がある場合がある。そしてそんなとき、失敗が起こるのだ。


【『ユーザーイリュージョン 意識という幻想トール・ノーレットランダーシュ


 するってえと、識された「私」なんて代物は、生命全体から見ると「氷山の一角」に過ぎない。我々の生活、人生はその殆どが無識のまま進行しているのだ。


 疲れてきた。すまんが、スペック不足で私の脳味噌がフリーズしそうだ。いかん、御書の話だった。


 サッカーの例えからもわかるように、遊びというのはその最たるものであろう。「遊びに行く」時は識されているが、「遊んでいる最中」は無識だ。


 い出を振り返ってみよう。楽しいい出ほど詳細を覚えていないはずだ。輝かしい成果を出した歴史ですら、「あの時は面白かったな」以上である。一方、辛く悲しいい出ほど事細かに記憶されている。憎悪の対象となる人物や、嫌悪すべき出来事が鮮やかに甦る。そう。これは識されていたからだ。


 識する前から脳が動き始めていることは、脳が腹話術師で、識が人形であることを示唆している。我々をならしめているものが無識であると仮定すれば、無識は何によって形成されているのか? それは「経験」であると私は考えている。つまり、第八識(阿頼耶識〈あらやしき〉)だ。「自在」とは無識なり。


 されば経文には一人一日の中に八億四千あり(471頁)


 我等衆生の一日一夜に作す所の罪八億四千慮を起す(823頁)


 これらの御書も無識をカバーしたものと考えられる。御書に「識」という言葉はない。これに近いものは「心得」というキーワードか。


 この御書を私見で論じれば、「無識レベルをも師子王と鍛え上げよ」という味になる。


 秘密の奥蔵を発(ひら)く之を称して妙と為す(400、414、943頁)


「秘密の奥蔵」=無識と考えれば、得がゆく。

ユーザーイリュージョン―意識という幻想

「池田大作創価学会名誉会長の国会招致を」 民主・石井副代表、公明党を揺さぶり

 民主党の石井一副代表は15日、参院予算委員会での質問で、公明党とその支持母体の創価学会の関係を追及し、「政治と宗教」に関する集中審議の開催を要求した。石井氏は学会トップの池田大作誉会長と、公明党・学会に批判的な立場をとっている元公明党委員長の竹入義勝、矢野絢也両氏、福本潤一元参院議員の計4人の国会招致を要求した。公明党が最も嫌う学会幹部らの国会招致を持ち出すことで同党を揺さぶり、早期の衆院解散・総選挙への働きかけを強めさせるねらいがある。これに公明党は反発している。

「(学会は参院選の選挙活動で)『民主党は敵だ』といっているんですよ。の敵。どうして敵なのか、学会の最高幹部に聞かせていただきたい」

 石井氏は、昨夏の参院選の投開票日の3日前に、ある県の学会の施設内で行われたとされる選挙運動を録音したディスクを振りかざし、こう詰め寄った。

 石井氏のボルテージはさらに上がっていった。

「わたしの調査では(学会の)宗教施設は全国に約1000カ所ある。それが選挙マシンと化す。宗教と政治と選挙が一体になっている。宗教施設が税法上の優遇措置を受けているのは宗教に使われるためだ。実態がこう(=選挙活動)なると逸脱している」

「自民党は、公明党の票がないと政権を維持できないから言いなりだ。(公明党の)後ろに影の力がある。それに公明党は唯々諾々と従っている。公明党が政権の中核で政策に注文をつけるのは日本の民主主義にとっていかがか」

 参院第1委員会室は与野党議員のヤジで騒然となった。

 答弁に立った麻生太郎首相は「公明党の選挙運動に詳しいわけではないし、公明党から、あの日に選挙をしろと差し込まれたことは一回もない」と述べ、反論した。

 公明党は予算委で、すかさず反撃した。石井氏に続いて質問に立った公明党山口那津男政調会長は「(石井氏が)補正予算と関係ないことを滔々(とうとう)と述べるのはいかがか。出どころ不明の資料を引用した」とかみついた。

 また、山口氏は、宮崎礼壹内閣法制局長官が7日の衆院予算委で、オウム真理教の政党(真理党)が権力を握って布教することは「宗教団体が統治的権力を行使することに当たる」ため違憲と答弁したことを撤回するよう求めた。

 宮崎長官は翌8日の衆院予算委で答弁を訂正しており、山口氏の質問は押しの味があるとはいえ、「政治と宗教」の議論に公明党がぴりぴりしていることを示したかたちだ。

 参院予算委の質疑後、公明党幹部の一人は「民主党は解散に追い込もうと利用している。反発するほど国会招致を求める民主党のうつぼにはまる」と語った。

 一方、公明党と学会の関係を批判する民主党はこの日、党本部で「政治と宗教を考える会」(仙谷由人会長)を開催。約30人の議員が衆院選を控え、民主党と友好関係にある宗教団体やその支持者との連携強化について協議した。

 また石井氏は、予算委での質疑後、「(国会招致の要求は)小沢(一郎代表)と輿石(東代表代行)に話してある」と強調、追及を続ける姿勢を示した。


産経新聞 2008-10-16

2008-10-15

衆院選の日程は11月18日公示−30日投開票を念頭


 麻生首相が今末の衆院解散を視野に準備に入ったことが14日、わかった。首相は解散に踏み切る環境整備として、新テロ対策特別措置法改正案の成立や追加景気対策の策定、小沢民主党代表との党首討論の実施を重視しており、いずれも今末に一定のめどがつくため、解散準備に入ったものだ。

 衆院選の日程は1118日公示−30日投開票を頭に置いている。米国発の金融危機の景気への影響など今下旬の経済情勢を踏まえて最終決断する向だ。

 首相は今末の衆院解散を頭に、26日に東京・秋葉原で街頭演説を行うことを検討している。首相に就任してから初めての街頭遊説で「解散・総選挙に向けた遊説スタートという位置づけ」(首相周辺)と言えるものだ。

 インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための新テロ法改正案は、民主党も早期採決に協力する姿勢で、早ければ27日、遅くとも29日に参院で否決、衆院で再可決の手順を経て成立する見通しだ。米国の金融危機に端を発した国内の株価下落に対応する追加景気対策は24日にも発表される。これにより、首相は国際貢献や景気を重視する姿勢を前面に掲げる環境が整うと判断している。

 その上で、首相は次の衆院選を小沢氏との間で「次の首相にふさわしいのは誰か」を競う「党首力」対決と位置づけたい考えだ。仮に小沢氏が党首討論の開催に応じない場合は、その対応を批判して選挙戦に臨むことも定している。


【読売新聞 2008-10-15】

解散いつ? じれる公明 すでに選挙モード 『止まらぬ』


 衆院解散・総選挙の時期が定まらないことに、公明党が気をもんでいる。すでに選挙態勢に突入しているにもかかわらず、党幹部も解散権を握る麻生首相の胸中がつかみきれないためだ。

 北側一雄幹事長が14日夜、地元・大阪府堺市内で開いた国政報告会。700人の支持者を前に、北側氏は「いずれにしても近いうちに解散・総選挙があるとっている」と、組織固めを呼び掛けた。

 公明党はすでに、太田昭宏代表が週末ごとに九州、大阪、埼玉など同党議員の支援に回って「いよいよ衆院選が間近になった」と訴えるなど、選挙態勢に突入している。

 しかし、米国の金融危機のあおりで日本でも景気悪化が懸される中、自民党内からは解散を先送りすべきだというも出る。

 太田氏は解散先送り論をはね返すのに懸命で、9日の記者会見では「景気対策は必要だが、解散と直接リンクするものではない」とけん制した。

 公明党が解散先送りをけん制する背景には、同党の支持団体である創価学会が11上旬投開票定し、組織全体が動き始めているため、「そう簡単には止まれない。止まったら、また動かすのもしい」(党幹部)という事情がある。

 解散が先送りされれば、創価学会幹部から評論活動をやめるよう強要されたとして損害賠償請求を起こしている矢野絢也公明党委員長の参考人招致に向け、野党側が動きだす可能があることも背景にあるとみられる。

 ただ、同党幹部の間でも投開票は11上旬からずれ込むとの見方が大勢となっており、すでに11中・下旬投開票のシナリオを描き始めている。

 しかし、これも確証があるわけではない。解散は首相の専権事項であり、同党幹部の一人からは「もう首相に任せるしかない」とのぼやきも漏れる。


東京新聞 2008-10-15】

徳島の爆発2件は同じ火薬 報道機関に「犯行声明文」


 徳島市の創価学会徳島文化会館と、徳島県日中友好協会が入るビルで相次いで爆発があった建造物損壊事件で、徳島東署捜査本部は15日、2件の爆発で使われた火薬は同じ種類だったとの分析結果を発表した。

 捜査本部は同一犯による可能が高まったとみて、犯行状況を詳しく調べている。

 また同日午前5時すぎ、徳島新聞社や四国放送が入る徳島市中徳島町2丁目の新聞放送会館入り口で、爆発事件に関連する犯行明とみられる文書が見つかり、捜査本部は事件との関連を調べている。

 調べなどによると、文書は「我々は『世界平和』『民族皆家族』を願う」と書き、最後に「民族義勇軍 山雄」と記していた。創価学会と中国を批判する内容。「悔い改めなければ血肉を消滅させる」などとしている。

 周辺の聞き込みの結果、日中友好協会が入る三木国際交流センタービルの爆発は13日午前1時20分ごろ、創価学会は午前4時半ごろの犯行の可能が高いという。


共同通信 2008-10-15】

2008-10-14

選挙はドラマチック? 公明党が新手のPR作戦


 公明党は14日、次期衆院選に向けた15分のミニドラマを作製し、党のホームページなどで配信を始めた。

 党広報宣伝局によると、選挙向けドラマの作製は「政党では初めて」という。都市近郊に住む一家の生活を通して、定額減税や中小企への貸付制度の拡充など、党の政策を伝える内容。

 今回は前編で、後編は20日から配信する。同党の高木陽介・広報室長は「テレビCMよりも政策の中身を詳しく伝えることが出来る」と“ドラマ効果”に期待している。


【読売新聞 2008-10-14】


徳島でまた爆発、ビルのドア壊れる 連続爆破事件か


 徳島県警に入った連絡によると14日午前、徳島市南内町にある徳島県日中友好協会が入っているビルの入り口付近で爆発があり、ドアの一部が壊れた。同県警で被害の状況を調べている。

 徳島市内では13日午前にも、創価学会徳島文化会館で、正面入り口のドアや天井の一部が壊れているのが見つかった。同県警は、近所の人が早に爆発音のような音を聞いていたことや現場の状況などから、何者かがドアの取っ手近くに爆発物のようなものを仕掛けた建造物損壊事件とみて捜査を始めたばかりだった。


【産経新聞 2008-10-14】

2008-10-13

創価学会施設ガラス戸破壊、爆発物? 破片散乱…未明の徳島


 13日午前8時30分ごろ、徳島市南沖洲5、創価学会徳島文化会館で、玄関のガラスドア(高さ約2.3メートル)の一部が割れているのを出勤した職員が見つけ徳島東署に通報した。

 近所の住民が午前4時30分ごろに「ドーン」という爆発音を聞いており、同署は、爆発物を使って壊されたとみて建造物損壊容疑で捜査を始めた。

 発表によると、ドアのアルミ製の枠が高さ約1メートルの部分でこぶし大にへこみ、その近くのガラスが割れ、破片が約30メートル範囲に散乱していた。天井にも爆発物とみられる破片が突き刺さり、蛍光灯も割れていた。けが人はなかった。

 爆発音を聞いた住民の男(49)は「大きな音がして目が覚めた。トラックがぶつかったのかとっていた」と話していた。


【読売新聞 2008-10-13】

徳島の創価学会会館で爆発か 入り口のドアなど破損


 13日午前8時半ごろ、徳島市南沖洲の創価学会徳島文化会館で、正面入り口のドアや天井の一部が壊れているのを出勤してきた職員が見つけ、徳島東署に届けた。徳島県警は状況などから、爆発物のようなものを使った建造物損壊事件とみて調べている。けが人はなかった。

 調べでは、ドアの取っ手近くにあるアルミ製の枠がへこみ、周辺のガラスにひびが入っていた。ガラスの一部は割れて建物内にも飛散。天井の蛍光灯も壊れ、ドアに面した駐車場には爆発物の一部とみられる破片が飛び散っていた。

 県警はドアの取っ手近くに爆発物を仕掛けた可能が高いとみている。

 近所の人が同日午前4時半ごろ「ドーン」という大きな音を聞いており、事件との関連を調べる一方、爆発物とみられる破片の特定を進める。


【産経新聞 2008-10-13】

2008-10-11

仏道修行におけるストレス理論


 ストレス学説とは、カナダの生理学者ハンス・セリエが『ネイチャー』誌上で発表した概である(「種々の有害作用から生ずる一症候群」)。1936年(昭和11年)のこと。そんな昔だったとは露知らず。私のはかない記憶を辿ると、昭和50年代後半ぐらいからよくにするようになり、その少し後になって「情報化社会」と言われようになった……はずだ。多分。違っていたらゴメンよ。


 先日、セリエ博士の弟子であるガボール・マテの『身体が「ノー」と言うとき 抑圧された感情の代価』(日本教文社)を読んだ。幼少期に植えつけられた価値観に束縛され、自分を犠牲にすることを厭(いと)わない人々が、ストレスに侵(おか)され、ALS、慢関節リウマチ、多発硬化症などの病気を引き起こしている可能があるとしている。そうそう、乳癌やアルツハイマーも関連が指摘されていた。つまり、は「イエス」と何でも引き受けてきたが、身体が「ノー!」と悲鳴を上げている状態になっている、ってことだ。

 あな恐ろしや。だって、そうだろ? 我々地涌の菩薩には「一切衆生無辺誓願度」という誓いを立てている。それらしいデタラメを述べると、「世界中のストレスを引き受けますぜ」というスタンスになる。ただし、商売ではないためフリーダイヤルは用していない。


 確かにい当たる節(ふし)がある。私が現在住んでいる地域に引っ越してきて、まず驚かされたことは、学会員の愚痴の多さだった。知らない人ばかりということもあって、私は聞き役に徹した。以前住んでいた東京下町であれば、「フン、そんな下らん御託に貸すは持ってないぞ」と一蹴したに違いない。


 ストレスとは否定されるべき質の代物ではない。むしろ、適度なストレスは必要なのだ。するってえと、バランスの問題ってことになりますな。ストレスが掛かっているのは、バネを引き伸ばした状態に例えられる。すなわち過度のストレスや長期間にわたるストレスは、バネから弾を奪い、伸びたままの状態に陥ってしまう。ストレスまみれでフラフラになっている男子部のことを「伸び太」と呼ぶことを提案しておこう。


 問題はこういうことだ――同じ出来事や課題であっても、ストレスをじる度合いは人によって異なる。私はとても気が小さい。実際の私を知る面々からも理解されていないのだが、本当は神経質で細かい格なのだ。善で解釈すれば、だからこそ人一倍よく気がつく。私の辞書に「鷹揚(おうよう)」という言葉は存在しない。大体だね、反射神経がいいのは神経が敏だからなんだよ。だから、私はマッサージが嫌いだ。床屋で肩を揉まれるのも耐えられない。くすぐったくて仕方がないのだ。そして私の肩は、生まれてから45年間ただの一度も凝ったことがない。


 こうしたことからも明らかなように、私にはストレスが溜(た)まらない。「羨ましい格だ」とよく言われる。私にしてみれば、「一度でいいから、溜まった状態になってみたいものだ」とうほどだ。「ストレス希望者!」「ハイっ!」ってじだよ。


 では、解答を。私は人生の大半において主導権を握っている。これが答えだ。これだけじゃ、わかりにくいか。私はそこそこ訓練を受けてきているので、善悪の判断を素早く下せる。そして、ハヤブサのように行動する。これでも、わかりにくいよな。つまりだ、私は不要なストレスを与えられた場合、その場で吐き出しているのだ。「アン? 馬鹿なことを言っちゃいけませんぜ」(仕事用)とか、「大した動いてもいないクセに、偉そうなことを言わないで下さいよ」(学会の上位役職向け)とか、「冗談じゃありませんよ」(近隣用)、「ナメんなよ、コラァ!」(目付きの悪い若者向け)など、多彩な表現で情を吐露しているのだ。


 結論――ストレスは相手に溜めさせろ。以上。


 タイトルと内容が一致してないが、そんなことを気にするようではストレスが溜まるぞ(笑)。


身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価

解散、本音は先送り?=誤算続き、政策優先を強調−麻生首相


 衆院解散・総選挙をめぐり麻生太郎首相の歯切れがすっかり悪くなった。先22日に自民党総裁に選出された際は「選挙に勝って天命を果たす」とたんかを切ったが、その後定外のことが続き、発言はトーンダウン。解散についての質問には「政局より政策」などとかわすばかりだ。

 「民主党の方々は解散だけが目的ですか」。首相は10日、首相官邸で記者団の質問に答え、早期の解散を求める民主党をけん制。日経平均株価が9000円を大きく割り込む事態を受け、経済対策を優先する考えを強調した。

 もっとも、首相が今国会の冒頭での解散を真剣に考えていたことは間違いない。先下旬に書き下ろし、10日発売の刊誌「文芸春秋」に掲載された自身の手記には、「国会の冒頭、堂々と自民党の政策を(民主党の)小沢(一郎)代表にぶつけ、賛否をただした上で国民に信を問おうとう」「国民の審判を仰ぐのが最初の使命」などと書いており、多くの与野党議員に「やはり」とわせた。

 しかし、現実は首相の惑通りには運ばず、先28日には中山成彬前国土交通相が問題発言で就任5日で辞任。この日、記者団に今国会冒頭での解散について問われた首相は「そういった発言が政府から出たことはない」と言質を与えず。代表質問初日の1日には小沢氏が解散を迫ったが「解散についてはわたしが決めさせていただく」と切り返した。

 こうした首相が解散先送りの姿勢を強くにじませ始めたのは2日。参院での代表質問で「解散という政局より、景気対策などの政策を優先したい」と表明。以降「政局より政策」が首相の常とう句となった。6日の衆院予算委員会では、「いま解散の話を考えているわけではない」と言い切った。

 首相は9日には与党に追加の経済対策の検討を指示。自民党内に「(首相は)解散はしない。国民不在の選挙と言われる」(笹川堯総務会長)など、首相の本は解散先送りとの見方が広がりつつある。


時事通信 2008-10-11】

2008-10-09

衆院選日程決まらず焦燥感=「11月中投開票」譲れぬ公明


 公明党が一向に決まらない衆院選日程に焦燥を募らせている。党執行部は、自民党側の触から「10解散−11上旬投開票」を定し、準備を進めてきたものの、麻生太郎首相が2008年度補正予算案や新テロ対策特別措置法改正案の成立を図る方針であることから、日程的にほぼなくなった。公明党は「遅くとも11中にはやってほしい」(幹部)としており、首相が決断を先送りし続ければ、不満が首相に向きかねない。

景気対策は必要だが、それと解散・総選挙は直接リンクするものではない」。太田昭宏代表は9日の記者会見で、早期解散を求めていく姿勢を強調した。

 公明党が11中の投票にこだわるのは、支持母体の創価学会が既に支持者固めに全力で走りだしているためだ。仮に、首相が、消費者庁設置関連法案や追加の経済対策を具体化させる第2次補正予算案の提出、成立まで目指し、解散が来年1召集の通常国会冒頭以降となれば、いったん活動を緩めざるを得ず、「組織が再び動きだすまで時間がかかる」(党幹部)との事情がある。

 そもそも、同党はわずか2カ前には、新テロ法改正案の衆院再可決に慎重姿勢を示し、不人気だった福田康夫首相(当時)の退陣の引き金を引いた。それが麻生政権になり、容認に転じたのは、早期解散を実現するためにほかならない。

 だが、政局より政策優先を宣言する首相は「解散は自分で決める」と繰り返すのみ。小泉政権で自民党政調会長だった首相のカウンターパートを務め、親密な関係を自負する北側一雄幹事長も首相の腹は読めないようだ。

「経済情勢を踏まえ首相がどう判断するかだ」。9日の常任役員会でも解散の時期が話題になったが、首相の判断を見守るしかないとの結論に落ち着いた。いらいらを募らせる学会幹部からは「我慢の限度だ。自民との選挙協力にも影響が出る」とのも出始めている。


時事通信 2008-10-09】

2008-10-08

2008-10-07

矢野氏招致が再浮上 民主、公明に揺さぶり戦術


 民主党内で、矢野絢也元公明党委員長の国会招致問題が再浮上している。臨時国会では見送る方向だったが、麻生太郎首相が衆院解散先送りの向を示したため、公明党を揺さぶって早期解散に追い込む戦術に転換した。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は3日の記者会見で「解散が相当延びそうなら、国民に真実を明かすことが重要だ」と述べ、野党が過半数を占める参院での矢野氏の参考人招致に前向きな姿勢を示した。

 矢野氏は、公明党の支持母体である創価学会幹部から評論活動をやめるよう強要されたとして、東京地裁に損害賠償請求を起こしている。民主党は早くから矢野氏と接触し、招致の準備を進めていたが、麻生首相の誕生で臨時国会冒頭解散の観測が強まったことから、この問題はいったん収束していた。

 しかし首相が解散先送りをにじませ始めると、民主党の輿石東参院議員会長は2日の参院代表質問で矢野氏が創価学会について指摘したことを頭に「税制上優遇されている宗教法人選挙対策の中拠点となっているといわれる」と言及。小沢一郎代表も同日のテレビ番組で矢野氏招致について「一つの大きな焦点だ」と強調した。

 民主党が再び攻勢に出たのは、矢野氏の招致を避けたい公明党をけん制し、首相に早期解散を迫るよう仕向ける狙いがある。しかし、公明党幹部は「うちはもともと早期解散論だが、圧力や脅しに屈して動くわけにはいかない」と反発。民主党内にも「やりすぎると公明党が逆に、自民党に解散を要求しづらくなるのではないか」と懸するもある。


北海道新聞 2008-10-06】

公明党大会 政権与党の責任を果たせ


 公明党自民党と連立政権を組んでから、まもなく10年目に入る。政権与党としての責任の大きさをしっかりと自覚し、政治の安定と国益に立った政策の遂行に、正面から取り組んでもらいたい。

 公明党は23日の党大会で、太田代表の再選を承認し、次期衆院選の準備を加速させる。太田代表は、「生活を守る公明党」を旗印に、「衆院選に勝利することが私の責務だ」と強調している。

 公明党1999年10、自民、自由両党連立の小渕政権に加わった。公明党の連立参加で、参院の与野党逆転状況は解消され、政治は一応、安定を取り戻した。

 それから9年。再び衆参ねじれ国会の下、政治は停滞している。米国の金融不安を背景とした株価の下落や、物価上昇で、日本の景気も後退局面に入りつつある。

 太田代表は、22日に選ばれる自民党新総裁との間で自公両党の結束を確認するが、民主党などの野党とどう渡り合っていくのか。

 最近の公明党の動きには、やや疑問を抱かせる点がある。

 公明党は、インド洋での海上自衛隊による給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案について、衆院の3分の2以上の多数による再可決・成立に消極的な姿勢を崩さなかった。衆院選への悪影響を警戒しているからだ。

 特措法は来年1で期限が切れる。テロとの戦いから離脱すれば、日本の国際的信用は著しく損なわれる。公明党は、給油継続に反対ではないという以上、その成立にあらゆる努力を尽くす決を内外に明確にすべきである。

 公明党は、緊急経済対策の策定で、「生活防衛」を目に財政出動を強く求めた。衆院選向けの党の宣伝ビラに、定額減税や中小企支援などのメニューをずらりと並べている。

 景気動向への機敏な対応は大切だが、政策の実効について十分な吟味が必要だ。

 さらに、安できる社会保障制度を再構築するためには、消費税率引き上げを含めた安定財源の確保が不可欠だ。それなのに、公明党の重点政策課題の中には、国民に将来の税負担を求めるような項目は見あたらない。

 大衆に受けそうな甘口の政策を掲げるだけでは、与党の責任を果たしているとはいえまい。

 世論が割れている政策でも、日本にとって必要なものなら、国民や支持団体の創価学会を説得してでも実現する。太田公明党は、そんな気概を見せてほしい。


【「社説」/読売新聞 2008-09-21】

2008-10-06

2008-10-05

組織の免疫学


 組織はよく人体に例えられる。人体には、骨格系、筋肉系、循環器系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、生殖器系、内分泌系、神経系、覚器系などさまざまな縦糸が張り巡らされている。それぞれの系が絶妙なバランスで正常に機能することで、我々の健康は保たれている。


 そこで本日は、免疫学の観点から組織を論じてみる。


 免疫は、身体の外部から細菌やウイルスが侵入してきた際に働く。異物を察知するや否や、攻撃を加えるのだ。染を防ぐために重層的な体制が組まれている。


 組織の免疫機能を高めるには、純粋な信を貫くしかない。

 一方、免疫力が過剰に反応する状態を「アレルギー」という。個人指導で何とかできる程度の問題であっても、大騒ぎする幹部や組織はこれに該当する。村八分的要素の強い「活動停止処分」とかね。


 免疫機能が働かない病気を「免疫不全」と呼ぶ。一番有なのは後天免疫不全症候群=エイズだ。これは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって免疫細胞が破壊される病気で、極めて致死率が高い。中幹部がマルチ商法に手を染めているような組織か。全国八葉物流ってのもありましたな。対岸の火事だとっている人は甘いよ。


 そして、私が一番恐れているのは「自己免疫疾患」である。これは、体内の正常な細胞を免疫系が攻撃する病気だ。膠原病、ギランバレー症候群、バセドウ病などがある。最近の研究によれば、アルツハイマー型認知症も自己免疫疾患である可能が指摘されている。長期間にわたるストレスにさらされると免疫力は低下する。カナダ人医師ガボール・マテが著した『身体が「ノー」と言うとき 抑圧された感情の代価』には、そんな事例が山ほど紹介されている。組織でいえば内部分裂である。敵と味方の区別もつかない状態だ。


 免疫が勝てないものに癌細胞がある。放射線も薬も効かないとなれば、患部を切除することになる。これが、役職解任であり除処分である。まあ、学会にはたくさんの人がいるからね。癌みたいな人物だって、そりゃ時々出るわな。実際、健康な人であっても、3000〜5000個の癌細胞が発生している。組織利用、信利用を働く人間は、絶対に自分の非を認めない。まさしく癌細胞のような存在である。癌細胞はプログラムされた細胞死(アポトーシス)を無視する。だから、いくら注してもを貸さない。癌細胞は遺伝子の突然変異によって生じる。つまり、細胞分裂におけるDNAのコピーミスが原因である。ということは、如説修行ではないってことだな。そして、コントロールが効かなくなった癌細胞は無限に増殖しようとするのだ。


 学会には善人しかいないとったら大間違いだ。個人レベルで見れば、組織内の悪党と闘った人ほど免疫力が高い。そして、経験豊富なリーダーがワクチンの働きをして組織を守ることができる。「これぐらいは」という油断から組織は崩壊するのだ。

公明「ばい菌みたいなもの」=民主・石井氏


 民主党の石井一副代表は5日午後、テレビ日の番組に出演し、衆院選で政権を獲得した場合の公明党との連立について「一切ない。(同党は)ばい菌みたいなものだ」と明確に否定した。

 石井氏は「小沢(一郎代表)とわたしは強いそういう(いだ)。選挙前だから(民主党の)中には(公明党が)票をやると言ってきたら、もらえるのかな、とう人間もいるだろうが、そんな雑音は聞かない。公明党の票を4もらったら浮動票は6逃げていく」と語った。


時事通信 2008-10-05】

2008-10-04

「解散見送り」の真相は


 与野党の論戦が続く国会ですが、3日は当初、衆議院の「解散」があるのではないかと言われていました。3日の「解散」がなくなった背景には何があったのでしょうか。ニュース23・後藤キャスターの取材を元に検証しました。


Q.解散総選挙の日程について、新しい情報が?

「取材してみたところ、このままの状態で解散総選挙に突っ込んで勝てるのかと。少し様子を見たらどうかと」(ニュース23・後藤謙次キャスター 929日の番組より)


 解散権は総理の“専権事項”です。しかし、その総理が決まる前から、新聞各紙には「1026日選挙」、「103日解散」の見出しが躍っていました。

 麻生総理は総裁選に圧勝した翌日、国対委員長の大島氏と会談しました。そこで一定の合を見たのが、「112日に選挙」でした。103日の解散は変わらないものの、投票日が1026日から1週間延びたことになります。

 では、なぜ延びたのでしょうか。公明党幹部は内実を明かしました。

「我々に風は関係ない。あの小泉郵政解散の時でさえ、議席を減らしたんだ。時間をかけて、お願いして回るしかない」(公明党幹部)

 つまり、1026日では、「お願いして回る」には期間が短すぎたのです。

 925日、後に「103日解散」、「112日選挙」が消える要因となる事態が、3つ起こります。国交大臣・中山氏の問題発言、票が取れる政治家の1人小泉氏の政界引退、そしてもう1つは麻生総理の訪米です。

「我が国は日米同盟を不変の基軸としながら、近隣アジア諸国との関係強化に努めて今日に至りました」(麻生首相 925日・ニューヨーク)

 国連総会で日米同盟を強調してみせた麻生総理は、実はアメリカ政府関係者から、こんな要請を受けました。

「あなたの祖父は、今日の日米関係を築いた人だ。是非インド洋での自衛隊の給油活動を続けてほしい」(米政府関係者)

 サンフランシスコ平和条約を締結した祖父・吉田茂。吉田を政治家の原点と言ってはばからない麻生総理は、この要請に大きく影響されたといいます。

 さらにアメリカで直にじた金融不安が解散の延期、つまり選挙の先送りに傾かせているのです。

 929日、麻生総理に近いある人物は首相の気持ちを代弁しました。

「112日は消えた。9日もない」(総理周辺)

「101日から代表質問がありますが、この中で与党側の質問に対して、麻生さんがかなり明確なメッセージを送るのではないか。つまり中長期で取り組まなければならない課題について答えるということになりますと、解散はさらに112日じゃなくて、先に行く可能が浮上してきた」(後藤キャスター 929日放送より)

 そして101日の代表質問。麻生首相は明確なメッセージを送りました。

補正予算の賛否、消費者庁法案への賛否、インド洋での補給支援活動継続への賛否であります。民主党の基本政策については日を改めて、私どもの主張と競り合いたいといます」(麻生首相 1日)

「いずれも時間がかかる問題を解決すると。その賛否を小沢さんに問いてましたから、解散はさらに先へ行ってということが麻生さんの考えだといますね」(後藤キャスター 101日放送より)

「112日ではなく、9日もない」とした麻生総理。解散総選挙を急ぐ公明党幹部は3日、後藤キャスターの取材に、その事実を認めました。

公明党がどうだこうだという話ではない。日程的には112日はもう無理ということだ」(公明党幹部)


TBS News i 2008-10-03

官僚と議員に6割が不信感=「年金記録問題の影響」−中央調査社


 官僚と国会議員を「信頼できない」と考える人が約6割に上ることが、世論調査機関の中央調査社(東京都中央区)の全国調査で3日、分かった。年金記録漏れ問題などで根強い不信をうかがわせる結果になった。

 8に全国の成人男女を無作為で選んで戸別訪問し、1306人から回答を得た。

 国会議員、官僚、裁判官、マスコミ、銀行、大企医療機関、警察、自衛隊について「ほとんど信頼できない」から「大変信頼できる」の5段階で評価を聞き、それぞれ平均値を出した。

 平均評点は国会議員2.1、官僚2.2の順で低く、信頼できないとして「1」と「2」の評価を選んだ人は官僚63.4%(昨年68.0%)、国会議員56.3%(同61.9%)だった。


時事通信 2008-10-03】

2008-10-03

自公視察団も学術論文無断盗用か 民主都議に続き海外視察報告書で


 平成18年2に米・ニューヨークを視察した自民、公明の東京都議が、都議会に提出した海外調査報告書に、日本都市計画学会の学術論文を無断盗用していた疑いがあることが2日、分かった。共産党都議団が指摘した。論文の小見出しがほぼ一致しているほか、言い回しや文章構成が酷似。報告書に参考文献や出典先の記述はなかった。同党の調査によると、報告書は日本都市計画学会の許可を得ずに引用されていたという。

 都議会では先、民主党都議団による同様の論文盗用が発覚したばかり。公金を使ったずさんな海外視察が相次いで明らかになったことで、都議会の海外視察は都民の強い批判を浴びそうだ。

 自民6人、公明3人の計9都議からなる視察団が提出した報告書は、18年7の発行で全52ページ。このうち、学術論文の盗用が判明したのはニューヨーク市内の「42丁目再開発地域」「グラウンドゼロ」の視察について記述した計8ページ分。

 前半3ページ半は、日本都市計画学会が発行する学会誌「都市計画」(2001年12号)に掲載された九州大学工学研究院准教授の学術論文を引用。7つの小見出しがすべて同じ表現で、文章の一部をほぼ丸ごと引用していた。

 後半4ページ半も、「都市計画」(2003年6号)に載った古屋大学特任講師(当時はニューヨーク大行政研究所)の学術論文を引用。前半同様、小見出しの表現がほとんど同じで、言い回しを変えたり、修飾、説明語句を省くなどしているものの、文章構成が酷似していた。

 共産党都議団によると、論文の筆者2人はいずれも報告書への引用について、「許可していない」と話しているという。

 都議の海外視察をめぐっては、民主のブラジル視察団が、日本貿易振興機構(JETRO)職員の論文などを報告書に盗用。このため、同党が謝罪会見を開き、釈明していた。

 視察は、米国の防災・危機管理対策調査などを目的に18年26日から15日まで行われ、シカゴ、ニューオーリンズ、ワシントンDC、ニューヨークの4都市を訪問。1人あたり約141万7000円(総額約1275万円)が都の予算から支出された。

 視察に参加した9都議は以下の通り。


 自民=視察団長・田代博嗣(世田谷)、村上英子(渋谷)、来代勝彦(港)、田中豪(品川)、早坂義弘(杉並)、坂本健(現・板橋区長)


 公明=視察副団長・友利春久(足立)、長橋桂一(豊島)、東村邦浩(八王子)


【産経新聞 2008-10-02】

2008-10-02

民主、首相に「政教分離」ただす 公明・創価学会念頭に


 民主党の輿石東参院議員会長が2日午前、参院本会議の代表質問で、「税法上優遇されている宗教法人選挙対策の中拠点となって、政党以上の選挙を行っていると言われている」と述べ、公明党の支持母体である創価学会頭に、憲法が定める政教分離について、麻生首相の見解をただした。首相は「政教分離は宗教法人の政治的活動を排除する趣旨でない」と述べ、従来の政府答弁を踏襲した。

 この質問は、公明党の矢野絢也・元委員長が6、民主党など野党有志の会合で「非課税で運営されている宗教団体(創価学会)の施設が選挙活動の拠点になる。私の時代は対価を支払ったことはない」と述べたことがきっかけ。民主党は政教分離の観点から問題視し、今国会で矢野氏を国会招致する考えを示してきた。

 輿石氏がこの問題を取り上げたのは、野党多数の参院で問題提起すれば、国会招致に現実味が増し、招致を回避したい公明党が、民主党が求める早期解散に向けて自民党に圧力をかけるとみるためだ。輿石氏は質問後、早期解散が見送られた場合の今国会での招致について「当然、視野に入ってくる」と記者団に語った。

 また、輿石氏は「あなたが景気対策の第1弾と位置づける補正予算を審議したうえで、さっさと衆院を解散し、民を問うことだ。私たちは、いたずらな審議引き延ばしは考えていない」と早期解散を求めたが、首相は「予算関連法案のほか、消費者庁設置法案、インド洋での補給支援法案など課題は山積している。解散という政局より、景気対策など政策の実現を優先したい」と答弁した。


日新聞 2008-10-02】

日女御前御返事


 リクエストがあったので、組織利用の文証を挙げておく。


 又法華経をば経のごとく持つ人人も法華経の行者を或は貪瞋癡により或は世間の事により或はしなじなのふるまひによつて憎む人あり、此は法華経を信ずれども信ずる功徳なしかへりてをかほるなり(1247頁)


「世間の事」と「しなじなのふるまひ」と書かれているのがそれ。具体的には「金」と「モノ」といっていいだろう。組織利用を見抜くのは簡単だ。利用する側から見ると、買ってくれる人=いい人、買ってくれない人=敵という構図になっている。


組織利用の3秒ルール」は、瞬時にその理由と根拠まで述べることができなければダメだ。判断力が弱い人は、とにかく徹底して指導を受けること。善悪の覚を磨くのが先だ。多くの人々を納得させるためには、理論や概が不可欠となるが、身につくまでには時間を要するので後回しで構わない。


 普段から自問自答する癖をつけておくと、さほどしいことではない。

組織利用の判断


 組織利用・信利用に該当するかどうかの判断は3秒以内で行うのが基本だ。それ以上考え込んでしまう人は訓練不足である。判断ができない人は信不足だ。そして、判断を誤る人は師子身中の虫である。

2008-10-01

組織利用の原則


 昨日に引き続き組織利用に関して。


 もう数年前のことになるが、私は何度となく聖教新聞社に電話をし、「くれた」という言葉づかいを改めるよう促してきた。

 ところがある時、年配と(おぼ)しき聖教職員が、「ウーン、どうなんですかね……」と言ったのを聞いて唖然とした。話が通じないのだ。草創期以来、学会は言葉づかいに厳格だった。微妙な一念が、時に惰弱な言葉となって表れ、今度は吐き出された言葉によって、一念が曖昧な方向へ引っ張られるからだ。信の基本に関する「共通の価値観」が失われつつある現実に、私は驚愕した。それ以来、聖教新聞社に情を入れることは控えている。


 昨日紹介した「組織利用を甘く考えるな」のリンク先を読んでも、まだ理解できない学会員がいるようだ。特に、魅力的な人物が組織利用・信利用をすると、魅力にたぶらかされて判断力を失う人が多い。価値論から言えば、「好き嫌いに捉われて、善悪を見失った」浅ましい姿である。


 この2〜3日にわたって、私はそこそこ丁寧に組織利用を説明したつもりだった。それにも増して、過去に書いた記事はどんな学会員が読んでも首肯できるものだという自信もあった。だが、それでも理解できない人々がいることに驚かされた。私の本音を文学的に表現すれば、「馬鹿ばっかりだな」ということになる。


 目の前にいれば、殴ってでも教えてやりたいところだが、ネットだとそうもいかない。それ以前に、私と彼等は先輩後輩でもなく、信の責任関係がそもそも成立していないのだ。


「言ってもわからない者は放って置くに限る」――そんな御書の一文を探そうかとったがやめた。載っているはずもない。そこで、「見壊法者の見と置不呵責の置」(1056頁)を恐れるがゆえに、再度確認しておきたい。


 相手が学会員であることを知りながら、営利目的の販売を行うことは全て組織利用である。単なる紹介であっても該当する可能が高い。


 また、組織で経済的負担を強(し)いることは全部、組織利用である。屁理屈をこねる者もいるようだが、「強いれば」、財務であろうと、民音であろうと、聖教新聞の購読であろうと組織利用となる。


 日常的な活動においてしいのは、車で連れ出しをするメンバーへの対応である。長距離であれば同乗者でガソリン代を負担するのは当然だが、地元会館や地域拠点となると、善に甘えている人々が多い。ガソリン代となると拒否されるだろうから、何か寸志が伝わる程度の粗品を個々人が進呈すべきだと私は考える。


 に反するようであるが、地域拠点に対しては贈答品を用すべきである。そうでないと、逆組織利用になる恐れがあるからだ。年に一度でも構わない。これについては、皆から集めるのではなくして、首脳が出し合えばよい。地区拠点であれば、地区部長と地区婦人部長で行えばいいことだ。


 人情という点から言えば、どうしても品物をプレゼントしたい場合がある。例えば転出、青年部卒人事など。基本は少数精鋭で、皆に負担をかけないことが望まれる。当たり前の話だが、中者は一人ひとりの経済状況をしっかり押さえておくことが前提となる。


 今日のところは、ここまで。組織利用・信利用に鈍な人々が、組織を腐らせ、破壊してゆくことを断言しておく。

顕正会の会員2人を逮捕 大学生に入会強要の容疑


 大学生に執拗(しつよう)に入会を迫ったとして、熊本県警は30日、強要の疑いで宗教法人顕正会」(本部・さいたま市)会員の山下幸一郎容疑者(36)=同県宇市=と岡村治容疑者(22)=同市=の2人を逮捕した。2人は「勧誘したが、強要はしていない」と容疑を否認しているという。

 県警によると、顕正会に関しては勧誘や脱会をめぐるトラブルが相次いでいるが、九州沖縄での逮捕は初めて。全国の警察には今年前半、約600件の相談が寄せられているという。

 調べでは、両容疑者は615日午後、山下容疑者宅や近くの駐車場で入会を拒んだ熊本市の男子大学生(20)を「信しないと成しない」などと脅し、入会届を書かせた疑い。

 顕正会は「詳しい内容は聞いていない。コメントすることはない」としている。


【産経新聞 2008-09-30】