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2009-08-31

連勝は危険


『連勝というのは危険なものだ。時には連敗と同じように選手をダメにする』


【『汝ふたたび故郷へ帰れず』飯嶋和一〈いいじま・かずいち〉(河出書房新社、1989年/リバイバル版 小学館、2000年/小学館文庫、2003年)】

汝ふたたび故郷へ帰れず リバイバル版 汝ふたたび故郷へ帰れず (小学館文庫)

(※左が単行本、右が文庫本)

下書き中


 ああでもないこうでもないと、2時間ほどかけて色々と書いたのだが、暴論となる可能があるため、数人の方に添削してもらうことにした(笑)。手直ししてから、明日にはアップする予定。

2009-08-30

抵抗


 決して長くとはいわぬ。ごくわずかでよい。抵抗せよ。


【『石原吉郎詩文集』(講談社文芸文庫、2005年)】

石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)

2009-08-29

2009-08-28

2009-08-27

公明新聞に「太田危うし!」 大苦戦、自公関係見直しも


 自民党と連立政権を組んできた公明党も、歴史的敗北の危機に直面している。自公選挙協力は、政権交代を訴える民主党の勢いに太刀打ちできていない。この10年の連立の総括を迫られるのは必至の情勢だ。

 公明新聞は26日付関東版1面に「太田危うし!」の大見出しを掲げ、情勢をこう分析した。《民主元(職)がすさまじい追い風に乗り、公明前(職)の太田あきひろ候補を突き崩す勢いで極めて危険な情勢。このままでは党代表の議席を失いかねない》

 太田代表(東京12区)と北側一雄幹事長(大阪16区)をはじめ選挙区から立候補する8人は前回同様、比例区からの重複立候補を見送った。退路を断って支持母体・創価学会組織を引き締め、自民党との選挙協力で競り勝つのが当初の筋書きだった。比例区とあわせ、現有31議席の死守が太田氏ら党執行部に課せられた至上命題だ。

 ところが、像以上の「自民離れ」のあおりを受け、選挙区は軒並み戦。代表、幹事長落選の懸もぬぐえず、党幹部は「すごい逆風。世論が政権交代の熱に浮かされている」。太田氏は26日以降は全国遊説に出ず東京12区に専。北側氏も大阪16区に張り付く。

 比例区も配だ。投票率が7.7ポイント上がって67.5%だった前回総選挙は、過去最高の898万票を得たにもかかわらず2議席減らして23議席にとどまった。今回も高い投票率を予するが強いことに加え、公明党が推薦する自民候補272人の多くが比例復活を期待しており、自民候補が「比例は公明へ」と訴えるバーターがこれまでほど期待できない。自公過半数割れが濃厚になり、公明党も「野党連立はない」(太田氏)と独自路線を強めている。

 もし太田氏らの落選が相次げば自民党との関係見直しにとどまらず、党内や創価学会内でささやかれる衆院小選挙区からの撤退論に火がつく可能も出てくる。

 ただ、公明党は、自民党が惨敗した7の東京都議選でも劣勢の予を覆し、23人全員の当選を果たした。電話を使う報道各社の調査手法に触れて「うちの支持者は電話に出るほど暇じゃない。都議選のようにあっと言わせるから」と語る党幹部もいる。


朝日新聞 2009-08-27

2009-08-26

小沢が冷徹指令“公明潰せ!” 自公分断加速狙う


 8.30総選挙は終盤戦に突入。報道各社の世論調査では民主党が300議席超の地滑り的勝利をおさめる一方、自民党は100議席を割り込む壊滅的打撃を受ける可能も出ている。民主党を「戦う集団」に体質改善させた小沢一郎代表代行の功績大と言えそうだが、「小沢軍団」が100人以上に膨張するのは確実な情勢だけに、党内外には早くも警戒が漂っている。

「この2つの選挙区は何としても勝たなくてはならない。ここで勝利しないと政権交代も完結しない」

 小沢氏は23日、公明党の太田昭宏代表、北側一雄幹事長が出馬した衆院東京12区と大阪16区についてこう述べ、両選挙区での勝利に全力を挙げる考えを強調した。

公明党のツートップを叩きのめすことで、政権獲得後の自公分断を加速させようとの狙いがあるのでは」(永田町関係者)との見方が強い。


ZAKZAK 2009-08-26

公明・太田代表、遊説より選挙区 危機感鮮明に/支持母体「今後は比例集中」の声も


 公明党は25日の幹部会合で、衆院選東京12区に立候補している太田昭宏代表(63)の全国遊説取りやめを決めた。東京12区では太田氏と民主党の青木愛氏(44)が激しく競り合っているため、30日の投開票日に向け、太田氏は自らの選挙戦に専する。公明党は全国8小選挙区で候補者を擁立したが、厳しい選挙に直面。支持母体・創価学会内では、今後、衆院での候補者擁立を比例代表に絞り、小選挙区からは撤退すべきだとの見も出始めた。

 太田氏ら公明党幹部は25日、東京都内の党本部で、選挙の終盤情勢を分析。出席者からは「小選挙区はいずれも厳しく、最後の5日間できっちりやり抜くしかない」などの指摘が出た。「選挙の顔」として、党首を前面に打ち出す選挙戦略も見直さざるを得ず、26日以降、太田氏を東京12区に張り付かせることを申し合わせた。

 太田氏や北側一雄幹事長(大阪16区)ら公明党の小選挙区候補は全員、比例重複立候補を見送っている。小選挙区で落選すれば、復活当選の道はない。定外の戦を受けて、党幹部は「選挙後、うちだけ党首が(落選して、事実上)いない状況は、絶対避けなければならない」と危機を募らせる。

 選挙協力を行う自民党も、太田氏らへのてこ入れに懸命だ。自民党東京12区選対の幹部は24日夕、都議や区議らを集めた会議で、支持者や団体回りを徹底するよう檄(げき)を飛ばした。ただ自民党区議の一人は「自分の後援会には一度民主党に政権を取らせようという人が多い」と打ち明けた。


鳩山代表が演説、対決姿勢あらわ


 これに対して、民主党の鳩山由紀夫代表は25日、東京12区内の街頭演説で、「公明党は自民党の補完勢力。党首と一騎打ちで戦う女を応援してほしい」と訴え、公明党との対決姿勢をあらわにした。

 自民、公明両党が連立を組んで10で10年。圧倒的な多数だった自民党が議席を激減させる可能が高い衆院選を目前に控え、公明党創価学会では、2大政党以外の政党が議席を獲得するのがしい衆院小選挙区に候補者を擁立するデメリットを主張するが強まりつつある。

 創価学会幹部は「これまで小選挙区に候補を立てていたので、自民党と協力せざるを得なかった。野党に転落したら、衆院は小選挙区から手を引いて比例に集中すべきだ」と強調した。


毎日新聞 2009-08-26

2009-08-25

個性


 私は、「若いヤツらを縛りつけろ」と言いたいのではない。「個は伸ばすものではなく、勝手に伸びるものだ」ということを私は言おうとしている。

 言い換えるなら、「勝手な行動は許さん」「黙って指示に従え」という圧力を受けながら、それでもなお勝手な行動を取り、指示に従わない個だけが本物の個だというわけだ。さらに言い換えるなら「周囲の人間に伸ばしてもらったり、教育プログラムに育ててもらったようなものは個とは呼ばない。個はあらかじめ備わった天であって、むしろ、周囲の人間による妨害の中でこそ伸びるものだ」と言っても良い。


【『イン・ヒズ・オウン・サイト ネット巌窟王の電脳日記ワールド』小田嶋隆日新聞社、2005年)】

イン・ヒズ・オウン・サイト ネット巌窟王の電脳日記ワールド

2009-08-24

【09総選挙 東京ニュース】都議選の勢い続く 投開票まで1週間 民主『支持政党なし層』にも強み


 第45回衆院選で本紙が実施した世論調査に取材を加味した都内情勢によると、民主党に7の都議選大勝の勢いが続いている。30日の投開票日まで1週間。小選挙区を中に現状を分析する。

 民主は、小選挙区では25選挙区のうち21選挙区で先行し、比例代表(定数17)でも9議席目をうかがう勢いだ。

 党代表代行の菅直人さんの18区(武蔵野・小金井・府中市)や、年金問題で知度が高い長妻昭さんの7区(渋谷・中野区)をはじめ、6区(世田谷区北西部)、19区(小平・国分寺・国立・西東京市)でリード。2区(中央・文京・台東区)や3区(品川・大田区北西部・島部)、24区(八王子市)でも優位に戦いを進めている。

 自民は、都連会長の石原伸晃さんの8区(杉並区)、平沢勝栄さんの17区(葛飾区・江戸川区北部)、井上信治さんの25区(青梅・福生・羽村・あきる野市と西多摩郡)で優勢だが、全体としては伸び悩む。1区(千代田・新宿・港区)の与謝野馨さんは追いかける展開で、前回「刺客」として10区(豊島区・練馬区南東部)を制した小池百合子さんも、激しい競り合い。

 12区(北区、足立区西部)は民主の青木愛さんが支持を広げており、公明党代表の太田昭宏さんは戦を強いられている。

 民主推薦の8区の社民、11区(板橋区)の新党日本、25区の国民新党の各候補は自民前職を追う展開。共産は全選挙区に立てているがしい戦い。

 民主の強さは、近年の選挙で鍵を握る「支持政党なし」層の動向に顕著に表れている。比例代表の投票先を「決めている」「だいたい決めている」の合計では、六割近くの人が「民主に投票する」と回答。「自民に投票する」は16.4%にとどまっている。


東京新聞 2009-08-24

2009-08-23

門田隆将=門脇護


 門田隆将はペンネームで、門脇護が本である。元『週刊新潮』の記者である。

3大デマ事件に関与した「ねつ造」記者


『週刊新潮』の記者。90年4から特集班のデスクに就任。「白山氏冤罪報道事件」や「東村山デマ事件」、「信平狂言訴訟」など、創価学会批判の「3大デマ事件」の全てに関わった唯一の記者。

「白山氏冤罪報道事件」で完敗した逆恨みからか、図的な「誤報」や「やらせ事件」を繰り返す。「信平狂言訴訟事件」では信平夫婦の作り話をわざわざ大きな騒動にするため、「民事裁判を起こす」「記者会見を開く」など、やらせ指南をしていたことが暴露されている。


「3大デマ」主要な人物・事柄

パンを買う金と株を買う金は異なる


「私が読んだあらゆる経済理論も、原料はそれが作過程に入って初めて経済的要因とみなされます。換言すると、地中に眠る原油はまだ経済的要因とみなされていないわけです。熱帯雨林は、それだけではまだ経済的要因ではありません。伐採され、製材されて初めて経済的要因となります。ここで問われるべきは、私たちはあたかも短期的利潤のために、おのれの畑を荒らし、土壌を不毛にしている農夫と同じことをしているのではないかということです。私たちは世界の自然資源が、資源の段階ですでに経済的要因であり、養い育てられなくてはならないことを学ばなくてはなりません。現在大きな利を得ているのは、非良的な行動をする人たちで、件(くだん)の農夫のように短期的利潤のために、土地を破壊するような行動が利を得るのです。4年に一度は畑を休ませ、化学肥料を使わず、自然の水利を浸かってという責任の強い農夫は経済的に不利になるのです。つまり、非良的な行動が褒美(ほうび)を受け、良的に行動すると経済的に破滅するのがいまの経済システムです。この経済システムは、それ自体が非倫理的です。私の考えでは、その原因は今日の貨幣、つまり好きなだけ増やすことができる紙幣がいまだに仕事や物的価値の等価代償とみなされている錯誤にあります。これはとうの昔にそうでなくなっています。貨幣は一人歩きしているのです。

 重要なポイントは、パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、二つの異なる種類のお金であるという認識です。大規模資本としてのお金は、通常マネジャーが管理して最大の利潤を生むように投資されます。そうして資本は増え、成長します。とくに先進国の資本はとどまるところを知らぬかのように増えつづけ、そして世界の5分の4はますます貧しくなっていきます。というのもこの成長は無からくるのではなく、どっかがその犠牲になっているからです」


【『エンデの遺言 「根源からお金を問うこと」』河邑厚徳〈かわむら・あつのり〉、グループ現代(NHK出版、2000年)】

エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社プラスアルファ文庫)

2009-08-21

ファシズムとデンマーク市民


 20世紀に、これと同じように始まったけれど、異なる結末を持つある出来事をい出してみよう。ファシストがデンマークに侵攻したとき、すべてのユダヤ人は着ているものに黄色い星のワッペンを縫い付けるように命令された。そうすれば、すぐに見分けがつくからだ。するとデンマークの市民は誰もがただちに黄色い星を縫い付けた。ユダヤ人を救い、自分たちもファシストにならないために、国王も国民の行動を支持した。


【『プーチニズム 報道されないロシアの現実』アンナ・ポリトコフスカヤ/鍛原多惠子〈かじわら・たえこ〉訳(NHK出版、2005年)】

プーチニズム 報道されないロシアの現実

2009-08-20

2009-08-19

矢野絢也


 中岡(信栄)は、下電器の社員食堂で働いていたところを下幸之助に認められたという。そこから包丁一本で焼鳥屋を出店し、五えんやチェーンを築いていった。実家としてリゾートホテルやノンバンクの「ECC(イージー・キャピタル・アンド・コンサルタンツ)」などを率いるかたわら、政官界との幅広い人脈を作った。政界では、自民党の安倍晋太郎や竹下登のほか、玉置和郎、村上正邦と親しく、野党でも、民主社会党元委員長春日一幸公明党元委員長の矢野絢也らと付き合いがあった。官界では、接待汚職のときに有になった旧大蔵省の中島義雄下主計局次長や、田谷広明元東京税関長らとの交友関係が評判になったこともある。


【『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』田中森一〈たなか・もりかず〉(幻冬舎、2007年/幻冬舎アウトロー文庫、2008年)】

反転―闇社会の守護神と呼ばれて 反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫)

(※左が単行本、右が文庫本)

2009-08-18

多数


 多数というものよりしゃくにさわるものはない。なぜなら、多数を構成しているものは、少数の有力な先進者のほかには、大勢順応のならず者と、同化される弱者と、自分の欲することさえ全然わからないでくっついて来る大衆とであるから。(「格言と反省」から)


【『ゲーテ格言集』ゲーテ/高橋健二編訳(新潮文庫、1952年)】

ゲーテ格言集 (新潮文庫)

2009-08-17

随他意


 それゆえ何よりも大切なことは、羊の群のように、先を行く群の後に付いて行くような真似はしないことである。そんなことでは、進むべき道を歩んで行くことにはならず、単に誰もが進んでいく道を歩むにすぎない。ところで、われわれを害悪に巻き込むことの最も甚だしいのは、多数者の賛成によって承認されたことを最善と考えて世論に同調することであり、また沢山のことをわれわれの先例として、道理に従って生きるのではなく模倣に従って生きることである。その結果、人々の倒れた上にまた他の人々が倒れて、これらの者たちの重なった大きな山ができるのである。


【『人生の短さについて』セネカ/茂手木元蔵〈もてぎ・もとぞう〉訳(岩波文庫、1980年)】

人生の短さについて 生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)

(※左が茂手木元蔵訳、右が大西英文訳)

2009-08-16

【09衆院選】大川隆法総裁やっぱり出馬 幸福実現党比例近畿ブロック


 幸福実現党は16日、比例東京ブロックからの出馬を取りやめた大川隆法総裁が、比例近畿ブロックから出馬すると発表した。

 同党は15日、大川氏は立候補を取りやめると発表していたが、16日に改めて役員会を開き、再度出馬する方向を確認した。大川氏の妻、きょう子氏は出馬しない方針。

 同党広報局は「総裁は京都に一時期居住していたこともあり、近畿から出馬することになった。今回が最終決定」としている。


産経ニュース 2009-08-16

自爆テロ


 世界を無関が覆い尽くし、政治が不平等を助長すると、多くの人々が殺される。そして、残された唯一の抵抗手段は暴力となる。


 突然その一人の体が崩れた。私には何が起こったのか分からなかった。そして彼の体が地面に崩れるように倒れた時、私ははじめて彼が撃たれたことを知った。

 彼を貫いたのはイスラエル狙撃兵のたった一発の銃弾だった。彼は叫びを上げることもなく、そのままを引き取った。

 打ち砕かれたのは、彼の抵抗の志だった。それもあっけなく、たった一発で彼は静かに死んだ。あとにはそこにい合わせたパレスチナ兵士にも少数のジャーナリストにも、重しい沈黙が襲った。男は、自分の町に侵入した軍隊に対して小火器で応戦して、欧米から「テロリスト」として指されたまま、死んでいったのだ。

 このとき私は、抵抗の表示の時代が、あの兵士の死で終わったようにった。この頃、圧倒的に多くのパレスチナ人が、イスラエルに対抗するにはやはり自爆テロしかないと考え始めたのである。

 2002年127日、エルサレムで女による自爆テロが起こった。ラマラのキャンプに住む女だった。女の自爆テロ参加ははじめてであった。絶望するパレスチナ人社会で自爆テロへの参加希望者のすそ野が一挙に広がった。


【『パレスチナ 新版』広河隆一〈ひろかわ・りゅういち〉(岩波新書、2002年)】

パレスチナ新版 (岩波新書)

2009-08-15

日本は負債よりも資産が多い


 公明党の議員は全員が読むべきだ。政治の欺瞞、政治の無策ぶりが一目瞭然である。


 非金融法人企の金融純負債はピーク時には700兆円近くに達しているのだが、こんなことになってもマスコミは「普通の家庭に例えれば破産寸前」などと騒ぎ立てたりすることはない。

 最新(2008年3)の政府の金融純負債はいまだ450兆円程度である。しかも、民間の純資産の伸びが政府の純負債の伸びを上回っているし、国全体で連結すれば世界最大かつ過去最高の対外純資産250兆円(資金循環統計では282兆円)があるのだ。

 本来ならマスコミ各社は「普通の家庭に例えれば、日本はビル・ゲイツやウォーレン・バフェット並みの億万長者」とでもいって騒ぎ立てるべきなのである。


【『国債を刷れ! 「国の借金は税金で返せ」のウソ』廣宮孝信〈ひろみや・たかのぶ〉(彩図社、2009年)】

国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ

2009-08-14

あなたは人間か?


 もう一度考えてみよう。あなたは本当に人間か?

 そして、一体、人間とはなにものなのだ?(中略)


 本当にあなたは自分が蛆虫(うじむし)の一変種でないと言いきれるか? あるいはつい最近宇宙から飛来したエイリアンで、目下自分が人間だと信じ込むようにマインドコントロールを受けている怪物でないと断言できるか? どこに一体自分が人間であるという、そんなに強い確信の証拠があるのだ?


【『おテレビ様と日本人』林秀彦(成甲書房、2009年)】

おテレビ様と日本人

2009-08-13

【衆院選】幸福実現党が全面撤退方針 14日に発表


 衆院選(18日公示、30日投票)の300小選挙区と比例代表11ブロックすべてに候補者を立てる準備をしていた幸福実現党(大川隆法総裁)が12日、全面撤退する方針を固め、立候補予定者らへの連絡を始めた。同党関係者によると、14日に記者会見し、発表するという。同党は宗教法人幸福の科学を母体に5に結成された。


毎日jp 2009-08-13

2009-08-12

イントレピッド


 第一次世界大戦後、イギリスはウィリアム・ワイズマン卿というスパイをアメリカに送り、アメリカを戦争に引き込むためのプロパガンダ、情報活動を行なわせたが、チャーチル首相はこの先達(せんだつ)の例にならい、ウイリアム・S・スティーブンソン、暗号で「イントレピッド」と呼ばれたカナダ生まれの紳士を、アメリカ合衆国に送り込んだ。

「イントレピッド」は当時44歳の実家で、1930年代までに数多くの事で成功を収めた億万長者であった。彼はしかしたんなるビジネスマンではなかった。商用でヨーロッパ中を飛び回っては、現地でせっせと情報収集をし、イギリスの情報機関に情報を提供する役割も果たしていたのである。


【『アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか』菅原出〈すがわら・いずる〉(草社、2002年)】


 第二次世界大戦の趨勢(すうせい)はひとえにアメリカの参戦に掛かっていた。国力という点でイギリスがドイツに勝てる見込みはなかったという。本書によればアメリカ経済界はヒトラーを支持していた。支持者の中にはジョン・F・ケネディの父親や、ジョージ・W・ブッシュの曽祖父もいた。一人の工作員が戦争の命運を決した事実に興味が尽きない。このスパイを援助したのがルーズベルト大統領であった。

アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか

2009-08-10

2009-08-09

〈私〉と〈自分〉


 リベットの発見した遅れ(※脳が活動してから0.5秒後に識が生じる)が示しているのは、いつ行動を起こすかを決めるのが自分自身ではないということではない。肝なのは、行動のプロセスを始めるのは人間の識ではなく、ほかのもの、つまり無識である、という点だ。決めるのは本人だが、決める力を持っているのはその人の〈私〉ではない。〈自分〉なのだ。

 これで、自由の問題に対する解答を定式化することができる。人には自由があるが、それを持っているのは〈私〉ではない。〈自分〉である。

 私たちは、〈私〉と〈自分〉を区別しなければならない。〈私〉は〈自分〉と同一ではない。〈自分〉は〈私〉以上のものだ。〈私〉が決断しないときに決断するのは〈自分〉だ。〈私〉は識ある行為者であり、〈自分〉はその人全体である。〈私〉に支配権がない状況は多い。たとえば、急を要する場合がそうだ。〈私〉の担当は、考える時間がある無数の状況だ。だがいつも時間があるとはかぎらない。

〈自分〉という言葉には、〈私〉、識ある〈私〉が引き起こすことのない、あるいは実行することのない、体の動きや精神作用すべての主体が含まれる。〈私〉という言葉には、識に上る動きや精神作用がすべて含まれる。


【『ユーザーイリュージョン 識という幻トール・ノーレットランダーシュ/柴田裕之訳(紀伊國屋書店、2002年)】

ユーザーイリュージョン―意識という幻想

2009-08-08

インターネットの可能性


 昨日の続きを。


 世界は経済によって動いており、その経済を牛っている連中が確かに存在する。それは、ユダヤ資本であったり、武器商人であったり、石油メジャーであったり、国家であったりする。


 ま、羊千匹を一頭のライオンが支配しているような姿だ。本気になって皆で噛みつけば、千匹の羊が勝つに決まっている。しかし残ながら、ライオンに向かっていくという情報が遺伝子にはないのだろう。


 これがチンパンジーの世界だと、2位と3位のオスがタッグを組んで、ボスをやっつけることがある。チンパンジーは知が高いため、極めて政治的だ(フランス・ドゥ・ヴァール著『あなたのなかのサル 霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源』早川書房、2005年)。


 人間はなぜ権威に弱いのか? それは、「群れ」の一員となることで生存率がアップすることを本能的に知っているからだ。このため人間は「グループの一員」であろうと努力し、出過ぎた真似を控えるようになる。このようにして、次の新しいリーダーが登場するまで組織は腐敗し続ける。


 で、だ。世界経済を牛っている面々が恐れているのは「革命」である。革命が起こるとコントロールがしくなる。だから、情報は常に選択され、修正され、操作される。先進国のメディアはユダヤ資本が完全にコントロールしている。


 彼等にとって、インターネットは非常に都合の悪い媒体である。まず、真実を知られてしまう可能がある。次に、民衆の連帯を生みかねない。それゆえ、インターネットは規制する必要がある。


 そこで登場したのが「個人情報保護法」であろう。児童ポルノを理由にしたネット規制も同様の匂いがする。誰一人反対しないような大義分を掲げているが、法案の中身を理解している国民は少ない。


 前置きが長過ぎた。で、私は「著作権の問題視」も同じくネット規制を利する動きであると考えているのだ。つまり、規制が増えるごとに人々はクローズドスペースへ移行し、民衆の連帯が築けない方向へ進むことになる。ま、分断工作といってよい。


 振り返ると、確かに個人情報保護法が施行されてからというもの、ネットの活況は著しく低下した。去っていった人々もまた多い。10年ほど前なら、ホームページを立ち上げただけで人の輪ができ、掲示板でも活発な議論が展開された。今時はブログが主流となり、情報発信個人化している。


 ミクシーというスペースも分断化に手を貸しているといえる。


 企の広告費はネットラジオを上回っているものの、IT関連以外の企ネットで商売をしようとは本気で考えていないのが現状だ。


 世論を喚起できるほどのコミュニティ、紛争地域における真実の情報、勇気ある内部告発、企マーケティングとは異なる消費行動、社会の暗部をさらし出す情報――こうしたことを私はインターネットに期待している。


 さて、では救世主が現れるのを待つとするか(笑)。

2009-08-07

学会指導等の著作権に関する覚え書き


 学会指導、及び聖教記事に対する著作権についての議論が、各所の掲示板で散見された。実に下らないやり取りだとう。著作権を問題視する側は、あたかも学会本部の向を汲んでいるかの如く、偉そうな態度に終始している。「お前は、本部の犬なのか?」と言いたくなるね。あるいは、正論を振りかざすことで自分に何らかの権威を付与しようと目論んでいるのかもしれない。


 馬鹿ばっかりだ。馬鹿には二種類ある。物事を知らない馬鹿と、知ったかぶりをする馬鹿である。後者の馬鹿は二重の味で馬鹿である。


 著作権だってよ(笑)。そりゃ、著作権はあるだろーよ。だったら、組織に出回っている指導のコピーだって問題視する必要があるだろう。留守宅に入れてくるメモだって対象となる。


 書籍を購入し、新聞を購読している学会員に対して著作権を問題にしている。こんな本末転倒にすら気づいていないのだ。


 では仮に、「字の言」を毎日ブログにアップしたとしよう。これによって、聖教の購読部数は減るのだろうか? 減らないね。断じて減らない。そもそも、「字の言」の著作権は誰にあるのだ? 記者子にないのは確かだろう。


 私がかような連中を馬鹿扱いするのには確固たる理由がある。もしも、聖教新聞社から著作権を理由にした削除要請があれば、私は“不都合な真実”を公にせざるを得なくなる。ま、そんなことはないたあうがね。


 大体、著作権がどうのこうのという前に、組織内に人権があるのかどうかを問うべきだろう。実際はないよ(笑)。あらゆる組織や団体は不文律で動いているのだ。そんなことは常識の範疇である。


 ウェブ上で学会本部に迎合するような手合いを信用してはならぬ。こいつらは官僚主義の奴隷であるからだ。特に創大出身者はダメだ。

2009-08-06

釈尊はアーリア人


 最近の学者の研究によりますと、タラーイ盆地の住民はアーリヤ人、人類学的にいうと地中海型で、そこにはモンゴル人型の人種はさほど住んでいませんでしたので、おそらく釈尊時代のその地方もあまり違わなかったのではないかといわれます。ということは釈尊はアーリヤ人であったと考えられます。したがって釈尊はいわゆるインド人であったことになります。

 サーキヤ(釈迦)族が生活していた場所はネパール領の南端のタラーイ盆地だと考えられ、いまのインドとの国境に近いネパールで生まれたというのが定説となっています。


【『人間ブッダ』田上太秀〈たがみ・たいしゅう〉(第三文明レグルス文庫、2000年)】

人間ブッダ

2009-08-05

抗議


(ヨアン・)アンドネが英雄になったのは、そのシーズン最後のリーグ戦でのダービーだった。

 3-0、文句のない〈ディナモ〉(※ルーマニア)の圧勝。ディフェンダーながら、自らも得点を決めたアンドネは、勝利を告げるホイッスルを聞くと極まった。彼はスタンドのヴァレンティンを見つける。背を向けた。そして、一気にパンツを下ろした。

 周囲は凍りつく。チャウシェスク大統領の長男に向けて下半身を見せる抗議行動。否(いな)、侮蔑(ぶべつ)行動――いったいどんな恐ろしい粛清が待ち受けているのか。

 アンドネにとって幸運だったのは、ヴァレンティンのお気に入りだった〈ステアウア〉のFWマルウス・ラカトシュと仲が良かったことだった。代表の右ウイングで勇躍していたラカトシュは、試合さながらに快速をぶっ飛ばしてヴァレンティンに駆け寄り、必死に友人の非礼を詫(わ)びて罪の軽減を訴えた。


【『蹴る群れ』木村元彦〈きむら・ゆきひこ〉(講談社、2007年)】

蹴る群れ

2009-08-04

失語


 いま私は、ことばは自分自身を確認するためのただ一つの手段であるといいましたが、それは、ことばその機能を最終的に問われる、もっとも不幸な場においてのことです。もし、もっともよろこばしい場でそれが問われるのであれば、それは、一人の人間が一人の人間に語りかけるためのことばでなければならないと、私は考えます。

 私たちには、ことばはつねに、多数のなかで語られるものだという気持がありますから、ことばをうしなうことは、人間が集団から脱落することだ考えるわけですけれども、ことばはじつは、一人が一人に語りかけるものだと私は考えます。ことばがうしなわれるということはとりもなおさず、一人が一人へ呼びかける手段をうしなうことだと考えます。

 いまは、人間のはどこへもとどかない時代です。自分のはどこへもとどかないのに、ひとのばかりきこえる時代です。日本がもっとも暗黒な時代にあってさえ、ひとすじのは、厳として一人にとどいたと私はっています。いまはどうか。とどくまえに、はやくも拡散している。民主主義は、おそらく私たちのことばを無限に拡散して行くだろうといます。腐食するという過程をさえ、それはまちきれない。たとえば怨というすさまじいことばさえ、あすは風俗として拡散される運命にあります。ことばが徐々にでも、腐食して行くなら、まだしも救いがある。そこには、変質して行くにもせよ、なお持続する過程があるからです。持続するものには、なおおのれの志を託することができると、私は考えます。私自身、そのようにして、戦争を生きのびて来たとえるからです。

 私事(ごと)になりますが、私がなぜ詩という表現形式をえらんだかというと、それは、詩には最小限度ひとすじの呼びかけがあるからです。ひとすじの呼びかけに、自分自身のすべての望みを託せるとったからです。ひとすじの呼びかけと私がいうのは、一人の人間が、一人の人間へかける、細い橋のようなものを、から信じていたためでもあります。


【失語と沈黙のあいだ(『詩学』1972年7)/『石原吉郎詩文集』(講談社文芸文庫、2005年)】

石原吉郎詩文集 (講談社文芸文庫)

2009-08-03

拷問


 人間が無理やりこのように覆いを奪われ、暴力によって沈黙させられたなら、痛を一方的に受けることと沈黙を強いられ、何も言えぬまま人間のみか、動物としての特さえ放棄しなければならぬとしたら、一体どうであろうか?

 その時人間は噛(か)みつくことも、蹴(け)り返すこともできぬただ恐れ戦(おのの)く剥(む)き出しの肉塊に変じてしまう。

 痛をうけつつ沈黙せねばならぬことは、痛それ以上に激烈な痛みを与えるものだ。とりわけ、この種の殴打に対しては、その痛と恥辱を阻止するためには、堪え忍ぶか、さもなくば自殺によって自ら命を絶つしかない。それは多くの人間が可能かもしれぬとっているが、実際にはできないことなのだ。たとえできるとしても、それは生命の法則自身が拒否し、その遂行を阻止するのだ。自分自身とその存在をもとより防御すべく創られている者が、自らを葬り、その存在を抹殺しようとするならば、いったい、そこには如何(いか)なる合理的な説明がなされるというのだ?

 いや、事実はそれとは逆で、最も惨憺(さんたん)たる事態を招来したことには、その時耐え、忍ぶどころか、生命への執着がますます募っていき、甘美な魂の生命力の極みにおいて、破廉恥な域へ生き永らえんとして誘うのだ。かくして、ひどい痛を伴う、苛烈で、屈辱を与える殴打が外部から振り下ろされるごとに、それに対し内からは、自分自身の中から生じる、千に及ぶ罵倒(ばとう)、我が身を突き刺す矛先、臓腑(ぞうふ)を引き裂き、硫酸が鉄を溶かすように魂を溶解してしまう屈辱と侮蔑に見舞われるのだ。それというのも、死なずに、死ぬのは嫌だとして、生き永らえ、屈辱的に生命に執着し続ける故なのだ。

 この世で最も酸鼻なものは、彼のアッバース・アルザンファリーのいる風景だ。上エジプトから来た黒い警官が殴打を加えている最中の。生きた人間の存在を破滅に追い込みつつ、それを愉(たの)しむ彼の姿だ。殴られる者は彼の眼前で盲目的な恐怖の中で、絶叫する怯(おび)えきった肉塊と化す。そしてその様は彼を一層殴打に駆り立て、破壊の喜悦は一層募っていく。大きな喜びの軌跡を辿(たど)りつつ彼は殴り、そして殴り続ける。構造物の一部を破壊した者が、こんどは全壊させんものと凶暴な喜びに駆り立てられているかのように。

 殴打、この種の殴打においては、殴られる者が怯えきった人間のスクラップ痛に呻吟(しんぎん)し怯えながら殴り返すまいとし、識的に下へ下へと身を低くくずおれさせるスクラップと化していく時に、殴る方は別の人間スクラップと化していく。そこにはあたかも破壊しつつより高くへ登りつめていく人間の姿がある。同じ種に属す者の身に生じる痛が彼に至福をもたらし、自らの志で喜悦に浸り、さらに痛に対して自分の内に生じる人間的反応をも的に抹殺するのだ。そして彼の犠牲となった者がこれ以上ないほどの凄惨(せいさん)な姿で崩壊し破壊されていく時、他方彼の方は、神の被造物にはできかねる、人間の中で最も低劣に堕した者にして初めて悦にいれる卑しく罪深い陶酔へと、彼の殴打は止むことを知らぬのだ。


【「黒い警官」ユースフ・イドリース/『集英社ギャラリー〔世界の文学〕20 中国・アジア・アフリカ鮮短編集、魯迅、巴金、茅盾、クッツェー、ナーラーヤン、イドリース、マハフーズ(集英社、1991年)】


中国・アジア・アフリカ/集英社ギャラリー「世界の文学」〈20〉

2009-08-02

クレオール言語


 しかし、言語学者のデレク・ビッカートンによると、ピジン(※互いの言語を学ぶ機会がなかった者同士の間で作られた混成語。奴隷貿易などから生まれた)があるとき一挙に複雑な言語に変身する例も多々あるという。変身の条件はただ一つ、子どもの集団が、母語を獲得する臨界期に、両親の母語ではなくピジンに接することである。子どもたちが両親から引き離され、一カ所に集められて保育される仕組みのプランテーションで、面倒を見る係がピジンで話しかければ、この条件が満たされる。実際、その例はいくつもあった、とビッカートンはいう。子どもたちは、断片的なタンゴの連なりを真似するだけでは満足せず、複雑な文法を織り込んで、表現力に富んだまったく新しい言語を作り上げる。子どもがピジンを母語とした場合に出現する言語を「クレオール」という。


【『言語を生みだす本能』スティーブン・ピンカー/椋田直子〈むくだ・なおこ〉訳(NKKブックス、1995年)】

言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス) 言語を生みだす本能〈下〉 (NHKブックス)

2009-08-01

父性


 父の仕事の本質は、「区切ること」です。これと対になるという点で母の役割は「つなぐこと」ともいえるでしょう。

 父はまず、「この者たちに私は責任を負う」という家族宣言をすることによって、自分の家族を他の家族から区分します。このことを指して「社会的父」の宣言といいます。この宣言によって、ひとつの家族が成立するのですから、父の役割を家の塀や壁という区切りにたとえることができるでしょう。ついでにいえば、妻や子が雨露に濡れることから防ぐ屋根の役割といってもよい。いずれにしても家族を外界と区切るひとつの容器を提供することは父の機能です。

 第二に父は、是非善悪を区切ります。世に掟(おきて)をしき、ルール(規範)を守ることを家族メンバーに指示するのは父の仕事です。「父原理」という言葉がありますが、これは父親のこうした機能を指して用いられるものです。

 父の仕事の三番目は、母子の癒着を断つこと、親たちと子どもたちの間を明確に区切ることです。父を乗る男は、妻と呼ばれる女を、何よりも、誰よりも大切にするという形で、この仕事を果たします。子どもは父のこの仕事によって、母親という子宮に回帰する誘惑を断することができるのです。


【『インナーマザーは支配する 侵入する「お母さん」は危ない』斎藤学〈さいとう・さとる〉(新講社、1998年)】


インナーマザーは支配する―侵入する「お母さん」は危ない