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2010-07-26

マンダラの定義


 マンダラ成立史の第一人者とされる田中公明氏は、マンダラをこう定義する。


 仏教で信仰される尊格(仏神)を、一定の幾何学的パターンに配置することで、仏教の世界観をあらわしたもの


 さすが第一人者だけあって、この定義は簡潔で、とてもわかりやすい。しかも、よく的を射ている。私も、狭義のマンダラにかんする限り、もっとも基本的な定義としては、これを採用したい。

 いっぽう、マンダラがもつ機能に強い関心を寄せる仏教学者立川武蔵氏は、1500年にもおよぶ歴史を考えると、そう簡単には定義できないと断ったうえで、マンダラの本質にまつわる要件を三つあげている。


1.仏菩薩や神々、もしくはそのシンボルが配置されていること

2.仏菩薩や神々が住む場所があること

3.そういうマンダラを見ている人間がいること


【『マンダラとは何か』正木晃(NHKブックス、2007年)以下同】


 別の言い方をすれば、マンダラは、密教の修行のための道具ないし装置ということだ。

マンダラとは何か (NHKブックス 1090)

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