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斧節【onobusi】 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2010-08-26

母と娘が綴る変毒為薬の物語


奇跡の夢ノート


「シンクロでオリンピックに出る!」――交通事故で瀕死の重傷を負ったベッドで、少女は「夢ノート」に綴る。眼球打撲による網膜剥離、失明の危機、三半規管にも障害が残りまっすぐに泳げない。ましてや水中での回転や倒立は到底不可能。顔には傷跡が残り友達から「フランケン」と呼ばれた。しかし、日々の目標を「夢ノート」に記し、ひとつひとつ達成していった彼女に、17年後ついに奇跡が……。


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「なんでも喜ぶ」ゲーム


「あなたはなんでも喜べるらしいですね」あの殺風景な屋根裏の部屋を喜ぼうとしたパレアナの努力を思い出すと、少し胸がつまってくるような気がしました。

 パレアナは低く笑いました。

「それがゲームなのよ」

「え? ゲームですって?」

「ええ、『なんでも喜ぶ』ゲームなの」

「遊びのことを言ってるのよ。お父さんが教えてくだすったの。すばらしいゲームよ。あたし、小さい時からずうっと、この遊びをやってるのよ」


【『少女パレアナ』エレナ・ポーター/村岡花子訳(角川文庫、1962年)】

少女パレアナ (角川文庫クラシックス) パレアナの青春 (角川文庫)