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2011-02-19

知的な厳しさ


 だがそれも、ビル・ジェイムズが現れるまでの話だった。カンザス州の田舎に生まれた彼は、地元のリトルリーグの統計をとったり、食品工場でボイラーの火を見ていたほかに、人生でたいしたことはしていなかった。ところが暇にまかせて野球の統計を新鮮な目で勉強しはじめたところ、「古くからある野球の知識はほとんどがたわごと」であることを発見した。ジェイムズは野球というテーマに「知的な厳しさ」をもって取り組みたかったと書いている。


【『「ジャパン」はなぜ負けるのか 経済学が解明するサッカーの不条理』サイモン・クーパー、ステファン・シマンスキー/森田浩之訳(NHK出版、2010年)】


 宗教団体に欠けているのは「知的な厳しさ」である。このため宗教はいつの間にか従属・隷属の異名となってしまった。創価学会を見回しても、自分の頭で考えている人はまず見当たらない。組織で流通しているのは「指導の受け売り」だ。思考回路が閉ざされているので、時間を経るほど説得力が失われ、論理が破綻した飛躍が目立つ言動となる。その典型が「学会活動をすれば功徳がある」という論法だ。これは宗教行為が経済行為に堕している証左といえよう。


 あまりにも盲目な会員が多いため、はっきりと言っておこう。創価学会は政治にコミットした瞬間から、民衆を利用する団体となってしまったのだ。日蓮仏法標榜しながら、御書を学ぶのは1ヶ月でわずか1〜2行(座談会御書)という体たらくだ。


 唱題はノルマと化し、他人よりも多く行うことが奨励されている。学会活動はすべて数字に換算され、ランク付けが発表される。常に闘争心を駆り立てられ、競争へといざなわれているのが現状だ。営業マンとどこが違うのであろうか?


 心ある人々は組織や学会本部に問題があることを知っている。だが行動を起こす人は皆無だ。問題を指摘するだけなら小学生にだってできる。本気で解決しようとすれば、革命に等しい行動が必要なのだ。


「知的な厳しさ」という言葉を腹に入れておくこと。


 ビル・ジェイムズは野球において打率よりも出塁率を重要視することを明らかにした。また本書によれば、サッカーの国際試合を左右するのは「国の人口国民所得、国際試合の経験」であることが指摘されている。相関関係を科学的に洗い出す作業といえよう。

「ジャパン」はなぜ負けるのか─経済学が解明するサッカーの不条理

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