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2011-03-11

感情は理性よりレベルの低い心的作用なのか?


 人間が生み出してきた多種多様な文化において、われわれ人間の理性と感情が、それぞれどれだけ貢献してきたかを分けて説明することなどできるはずもない。しかし、理性は人間に特有の心的作用であるのに対して、感情はそうではない。そのためか、われわれは心のどこかで感情を理性よりレベルの低い心的作用と見ているかもしれない。実際、現代の社会において、理性的であることが非されることはまずないが、感情的であることはしばしば非の対象になる。よく言われる「理性的であれ」ということは、「感情を排除せよ」と同義である。


【『デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳』アントニオ・R・ダマシオ/田中三彦訳(ちくま学芸文庫、2010年/『生存する脳 心と脳と身体の神秘』改題、講談社、2000年)】


 ダマシオはソマティック・マーカー仮説の提唱者である。身体感覚+感情が脳に危険回避を促すという考え方だ。

デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳 (ちくま学芸文庫)

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