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2011-06-17

人の一生は短かった


 大恐慌が起こった1930年代でも、ペストが大流行した14世紀でも、もっと昔の氷河時代でもいい。どの時代に戻っても、概して人の一生は今より短く、野蛮で過酷なものだったし、未来を読むことも容易ではなかった。

 たとえば、16世紀の欧州で王様や貴族を裏切れば、広場でつるし上げられて半殺しの目にあったり、腹を割かれて腸を取り出され、それを自分の目の前で焼かれて殺されたりしただろう。生き埋めにされたり、ギロチンで首を落とされたりした人もいたはずだ。

 もっと昔なら、自分の住む村がなんの前触れもなく盗賊に襲われることもあっただろう。子どもたちは面白半分に殺され、女たちはもてあそばれた。男たちは奴隷として売られ、商船や軍艦に乗せられて、息が絶えるまでオールを漕がなければならなかった。理不尽な話だから、映画や物語の世界に閉じ込めておきたいと思うかもしれないが、人類にはそういう時代が実際にあったのだ。


【『最悪期まであと2年! 次なる大恐慌 人口トレンドが教える消費崩壊のシナリオ』ハリー・S・デント・ジュニア/神田昌典監訳、平野誠一訳(ダイヤモンド社、2010年)】


最悪期まであと2年! 次なる大恐慌―人口トレンドが教える消費崩壊のシナリオ

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