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2012-01-30

自己自身であり続ける人


 変わりながら、【それによって】

 自己自身であり続ける人たちを私は讃える。(「七つの国を追われたやつが」)


【『ブレヒトの写針詩』岩淵達治編訳(みすず書房、2002年)】

ブレヒトの写針詩 (大人の本棚)

悪夢のような拷問、日常生活すら奪われた=亡命作家・余傑の出国声明全文


 江沢民時代はまだある程度の自由な言論空間が残されており、一部作品は中国国内で発表、出版することができた。2004年に胡錦濤・温家宝体制に誕生して以来、私は完全に封殺されてしまった。中国国内のいかなるメディアであっても、一文字も発表できなくなったのだ。それどころか、他人の文章ですら、私の名前が引用されているだけで検閲、削除されてしまう。私の体は国内にあったが、すでに「心の亡命者」であり、公共空間には「存在しない人間」であった。


悪夢のような拷問、日常生活すら奪われた=亡命作家・余傑の出国声明全文

2012-01-29

借用書なしで金を貸す西成のねえちゃんの「人を信じる力」


「最初は『私は看護師ケースワーカーです』と無我夢中で声をかけて回りましたが、ほとんど無視されるか怒られるか。結核の方に入院を勧めた時も『ほっといてくれ。どうせ仕事もないし、酒飲んで死んだほうが楽だ』って。それでも毎日、体調はどうか、なんで病院に行きたくないのかを聴いていたら、だんだん話してくれるようになって、1カ月半かかって『病院を世話してくれ』と言ってくれました。お見舞いに行って、その方がトイレに行っている時に隣のベッドの方が、『ねえちゃん、あの人は話を聴いてくれたことが一番ありがたかったって言ってたで』と話してくれました。これが私の根本となりました」


WEDGE Infinity(ウェッジ)


地下足袋の詩(うた)―歩く生活相談室18年

ピーク・エンドの法則


【ピーク・エンドの法則】

 カーネマンが1999年に発表した「あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」という法則。経験の記憶は主観によって変えられ、その出来事の長さには関係ないという特徴がある。この法則が示唆するところは大きい。人間の記憶はすべからく捏造される。出来事のすべてを逐一記憶することは不可能なので、その経験のピーク時と最後のあたりの記憶が、その経験の快苦のすべてを決定してしまうことになるのだ。


【『世界は感情で動く 行動経済学からみる脳のトラップ』マッテオ・モッテルリーニ:泉典子訳(紀伊國屋書店、2009年)】

世界は感情で動く (行動経済学からみる脳のトラップ)

2012-01-28

命令されて行なう者たち


 誰彼を問わず、およそ多忙の人の状態は惨めであるが、なかんずく最も惨めな者といえば、自分自身の用事でもないことに苦労したり、他人の眠りに合わせて眠ったり、他人の歩調に合わせて歩き回ったり、何よりもいちばん自由であるべき愛と憎とを命令されて行なう者たちである。彼らが自分自身の人生のいかに短いかを知ろうと思うならば、自分だけの生活がいかに小さな部分でしかないかを考えさせるがよい。


【『人生の短さについて』セネカ:茂手木元蔵〈もてぎ・もとぞう〉訳(岩波文庫、1980年/大西英文訳、2010年)】

人生の短さについて 生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)

(※左が茂手木元蔵訳、右が大西英文訳)

2012-01-27

無意識に行っていることは説明できない


 しかし、ひとつのボタンをどうやってかけるのかまったく手がりのない人に、ボタンのかけ方を教えた経験がある人なら、自分もほんとはわかっていないことに、すぐに気づく──つまり、小さな個別の動作が連続して、ボタンがうまくかけられるのだということを理解しているわけではなく、ただボタンを止めているだけなのだ。


【『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン、キャサリンジョンソン:中尾ゆかり(NHK出版、2006年)】

動物感覚―アニマル・マインドを読み解く

2012-01-26

創価学会の内部情報が「中央ジャーナル」(昨9月号以降)に漏れている


創価学会某幹部と雑談。創価学会の内部情報が「中央ジャーナル」(昨9月号以降)に漏れているという。「東京11区(板橋)などの対応は、国政選挙を取り仕切る佐藤浩副会長が動いています」。佐藤氏が民主党代表選挙の前(8月)に野田佳彦財務大臣と密かに会っていたことは関係者に知られた事実だ。
Jan 26 via Saezuri Favorite Retweet Reply

原発マネーに負けなかった男(高知)


 島岡さんは、孤立してじっと手をこまねいている人ではなかった。彼は、共産党の反対集会に乗り込んで行って、こう言った。「この町の有権者は13000人、革新は3000人、保守は10000人、革新が運動を主導したら、原発は建設されてしまいます。この反対運動は、私のような保守の人間が中心にならなければ、大きな力になりません。私を反対運動の代表にしてください」 そして、彼は、窪川町原発反対町民会議の代表になった。まもなく、彼は、自民党窪川町支部に呼び出され、除名処分を言い渡された。


小倉文三


「除名処分」になるような本部職員はまだいないのか?

人間の社会のあり方


 文明の歴史から見ると、人間の社会のあり方はまず「部民」と「領民」であり、日本では平安時代に荘園制度があって、荘園という狭い領地で働く人は領民で、森鴎外が書いた『山椒大夫』は散所(さんじょ)の奴隷監督だし、安寿と厨子王は領民の象徴である。領民の時代は藩が支配する江戸時代まで続き、明治維新で日本は国民国家の仲間入りをし、「領民」は君主政の下では「臣民」になり、共和制の下の近代国家では「国民」になっている。

 しかし、国民国家が国家主義化して行き詰まり、近代社会は市民革命を体験することで、自由主義と民主主義の洗礼を受けたうえに、新たな形での市民が階層として登場した。

 ところが、戦後の日本には「市民」が登場せず、三井、三菱、大蔵、農協といった枠組みの中で、組織に所属する領民意識を助長したために、コミュニティと無関係になってしまい、「臣民」から「領民」に逆戻りしてしまった。21世紀に日本が再生するためには、日本人が落ち込んだ「領民」の境涯から脱して、真の自由と民主に根差すコミュニティの中で、「市民」にならなければいけないのである。(藤原肇


【『ジャパン・レボリューション 「日本再生」への処方箋』正慶孝〈しょうけい・たかし〉、藤原肇(清流出版、2003年)】


 立正安国論を国家論、国家観として捉え直す必要があると思う。日蓮がイメージしたのは国民国家ではなかったはずだ。秀吉が天下統一を果たしたのは立正安国論から330年後のことである。

ジャパン・レボリューション―「日本再生」への処方箋

2012-01-25

池田名誉会長、脱原発依存提言へ…公明に影響も


 創価学会池田大作名誉会長は26日、東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ、「原子力発電に依存しないエネルギー政策への転換を早急に検討していくべき」だとした「平和提言」を発表する。

 創価学会を支持団体とする公明党のエネルギー政策論議にも影響を与えそうだ。

 池田氏は「日本は地球全体の地震の約1割が発生し、津波に何度も見舞われてきた」と事故再発の可能性を指摘したうえで、再生可能エネルギーの導入に向け、「先駆的に取り組んでいる国々と協力」「コストを大幅に下げる共同開発」「途上国も導入しやすくなる技術革新」などを推進するべきだとしている。


2012年1月25日19時18分 読売新聞

2012-01-24

強姦される少女


「おしっこができない。痛くてできないの」ひとりの女の子が泣きながら訴えた。「あの男が、わたしのここを切ったの」

 そのとき、シャランがわたしのほうに走ってきた。シャランは震える声で、馬に乗せられ、キスをされたり、体を触られたりしたことを打ち明けた。シャランはまだ8歳だというのに……。


【『メンデ』メンデ・ナーゼル、ダミアン・ルイス:真喜志順子〈まきし・よりこ〉訳(ソニー・マガジンズ、2004年/ヴィレッジブックス、2006年)】


 少女の陰部が小さいため強姦する連中はナイフで切って挿入する。この子供は自分が何をされたかも理解できていない。紛争や戦争では恒常的に行われていることだ。「21世紀がアフリカの世紀」であるならば、欧米を断罪する必要がある。

メンデ―奴隷にされた少女 (ヴィレッジブックス N ナ 1-1)

『越境する日韓宗教文化 韓国の日系新宗教 日本の韓流キリスト教』李元範、櫻井義秀編(北海道大学出版会、2011年)


越境する日韓宗教文化―韓国の日系新宗教 日本の韓流キリスト教


 なぜ、日本において韓国系キリスト教が教勢を伸ばしているのか。なぜ、反日感情の強い韓国で、創価学会が140万人もの信者を獲得できたのか。日韓の研究者による包括的な調査から、これまで知られなかった布教の実態と、外来宗教が受容された要因を明らかにする!


目次

はじめに  櫻井義秀

第一部 「宗教文化」の理解と方法

第一章 「宗教文化」の動態  土屋博

 第二章 日本における「韓流」と「癒し」の文化  李元範

第二部 韓国における日系新宗教

 第三章 韓国における日本の新宗教  李元範

 第四章 韓国における創価学会の展開  李賢京

 第五章 韓国天理教三世信者の信仰継承  李賢京

第三部 日本における韓国の新宗教・伝統宗教

 第六章 韓国新宗教の日本布教  林泰弘・李賢京

 第七章 韓国円仏教の日本布教の現状と展望  梁銀容

 第八章 統一教会の日本宣教――日韓比較の視座――   李進龜(李賢京 訳)・櫻井義秀

 第九章 朝鮮学校教員家族における祖先祭祀の変容  猪瀬優理

第四部 日本における韓国のキリスト教

 第一〇章 韓国キリスト教の日本宣教  申光(李賢京 訳)・中西尋子

  資料1 韓国系の教団教派の教会/資料2 代表者が韓国人もしくは韓国語の礼拝を行っている教会

 第一一章 韓国キリスト教の日本宣教戦略と「韓流」   李賢京

 第一二章 在日大韓基督教会と韓国系キリスト教会の日本宣教   中西尋子

 第一三章 沖縄における韓国系キリスト教会の展開

      ――在日大韓基督教会沖縄教会と純福音沖縄教会を事例に――  吉野航一

 第一四章 韓国キリスト教によるホームレス伝道  白波瀬達也

 第一五章 ある韓国系教会のカルト化――聖神中央教会を事例に――  櫻井義秀

 おわりに  櫻井義秀

2012-01-23

東洋思想の空間認識


 実は、東洋世界でのバラモン教の伝統と釈迦の伝統の差は、たったひとつしかありません。それは、

アートマン自我)が実在するのかしないのか】

 という点のみです。

【バラモン教も、それに連なるタオも、道教も、儒教も、釈迦を除くすべての東洋思想では、アートマンだけはどうしても実在するとされてきました】。

 いっぽう、釈迦は、東洋思想において、最もラディカルな考えを展開しました。なぜなら彼は、アートマンでさえ空だというところに考えを推し進めたからです。

 東洋思想が興味深いのは、アートマンをめぐる違いはあれ、そもそも宇宙とは情報空間であるという大前提に立って深耕された思想という点です。その意味で、認知科学は東洋思想に、ほとんど違和感なく受け入れられるものだと思います。

 これに対し、西洋世界の伝統では、物理空間は物理という現実であり、いっぽうの情報空間は心が生み出す非現実である、という二元論が支配してきました。つまり、長い間、リアルな物理空間としての宇宙という概念から、西洋思想は抜けきれなかったのです。

 ところが、1980年代になって、科学のパラダイムが大きく転換し、物理学では量子力学が成功し、数学では不完全性定理が数学全般にわたって証明され、哲学はポスト構造主義に移行し、論理学は単調論理から非単調論理に変わっていきます。このことによって西洋世界は、この二元論からようやく抜け出していくのです。

 同時に、認知科学が発展していきます。


【『なぜ、脳は神を創ったのか?』苫米地英人〈とまべち・ひでと〉(フォレスト2345新書、2010年)】

なぜ、脳は神を創ったのか? (フォレスト2545新書)

2012-01-22

進化宗教学、あるいは宗教工学に関する覚え書き

  • 合理性と合理的な物語はイコールではない。
  • 大乗仏教から物語性を抜き取る作業が求められる。
  • 大乗がマーケット拡大の論理となっている。
  • ここにおいて財務は喜捨ではなく資本と化した。
  • 教義は機関紙誌や書籍などの「商品」を介して伝えられる。
  • 原始社会における宗教はコミュニティの結束を強化した。
  • この社会秩序維持を目的とした宗教を「コミュニティ宗教」(仮称)と名づけておく。
  • コミュニティ宗教の最終型はアブラハムの宗教とヒンドゥー教であると私は考える。
  • ポイントは二つ。様式化=儀式性とテキスト化=教義性である。
  • いかなる教団に身を置こうとも、キリスト教の教養が不可欠だ。
  • カトリックプロテスタントの違いを踏まえた上で、大乗と小乗を比較する必要がある。
  • 洋の東西で同じように宗教が進化してきたのは、脳と言語の問題に帰着するためだ。
  • 物語としての宗教はアブラハム三兄弟とヒンドゥー教で完成したと見ていいだろう。
  • これを超脱せしめたのがブッダであった。
  • ところが仏法は小乗化、大乗化されることで「物語性への回帰」を目指してしまった。
  • 当然、日蓮――及び比叡山発鎌倉仏教全部――もその論理に乗っかっている。
  • 前向きに解釈すれば「大文字の物語」といえるかもしれない。
  • 決定的な時代性の相違はコミュニティが国家化を目指したこと。
  • 問題は国家の次に何が来るのかである。世界なのか、個人なのか、あるいはネットワークなのか。
  • ただしコミュニティとは政治の枠組みを意味するわけだから、国家を超えるものは想定しにくい。
  • インターネットを介した複層的なネットワーク化が進んだ時、宗教の適応はどのように進化するのか?
  • 進化宗教学的見地に立てば、これから求められるのは宗教工学的視点である。

神は妄想である―宗教との決別 解明される宗教 進化論的アプローチ 宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰 動物感覚―アニマル・マインドを読み解く

2012-01-21

2012-01-20

普遍史の破壊


 ヴォルテールなどのフランス啓蒙主義者たちは、キリスト教自体を攻撃するなかで、普遍史を批判した。いわば外から、普遍史の破壊に力を尽くしたわけである。これに対し、同じく啓蒙主義者といっても、ガッテラーとシュレーツァーは、ともにプロテスタントとして出発したし、そのことが最初は普遍史の立場に立つことと結びついてもいた。だが、聖書の批判的研究の進展の影響下で、二人はともに、結局、啓蒙主義的歴史学の立場に移行し、それとともに、「世界史」の叙述を行なうようになったのである。


【『聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か』岡崎勝世〈おかざき・かつよ〉(講談社現代新書、1996年)】

聖書vs.世界史―キリスト教的歴史観とは何か (講談社現代新書)

2012-01-19

正常値というトリック


 結局は最終的なコンピューター所見、「ほぼ、正常範囲内です」を見て、ほっと胸を撫でおろす。つまり、わたしたちは意味もわからない数字に翻弄されているのだ。

 それは、わたしたちがいつも自分の状態を解釈しようとするからである。じぶんがどういうカテゴリーに入るのか、それが気になってしかたがないからである。が、その判定能力というのは、ちょうど教育が学校制度によってほぼ独占されているように、医療機関によって独占されている。そのなかでわたしたちは、じぶん自身のものではないある外部からの不可視の視線によって照明され、分析される身体としてしか、じぶんの存在を意識できなくなっている。病いだけではない。健康を計る基準もまた外部にある。いわゆる《正常値》というスケール。わたしたちはこのスケールを通してしかじぶんの体調を明確に捉えることができなくなっている。


【『悲鳴をあげる身体』鷲田清一〈わしだ・きよかず〉(PHP新書、1998年)】

悲鳴をあげる身体 (PHP新書)

2012-01-17

2011.10.05 衆議院復興特別委員会 高木美智代


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 高木さんも随分年を取ったが、声は相変わらず美しい。20分過ぎのやり取りが凄い。復興大臣が国務大臣に格上げされたのは、高木さんからの「個人的な提案」によるものだったとは驚き。大臣連中が皆、頷きながら質問に耳を傾けている。

橋下大阪市長、松井大阪府知事 公明党に挨拶


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 公明党の山口那津男代表は20日午後、東京都新宿区の公明会館で、19日に就任した橋下徹・大阪市長と、松井一郎・大阪府知事の表敬を受け懇談した。これには井上義久幹事­長、白浜一良参院会長、石井啓一政務調査会長、高木陽介広報室長(衆院議員)、佐藤茂樹同府本部代表(同)が同席した。

 山口代表は、大阪市長選と大阪府知事選の結果を踏まえ、「大阪の再生、活性化に対する強い(有権者の)期待の表れだ。その点では、われわれも思いを共有しており、協力して­いきたい」とし、党内に「大阪都構想」を含む大都市行政の問題を検討するプロジェクトチームを発足させたことを説明した。

 橋下市長は「大阪都構想から、いずれは道州制という形をめざして進めていきたい」と表明。さらに、税収を都区間で配分する財政調整制度の創設などを求めた上で、「国がつく­るというのではなく、地域が主導して、制度(づくり)を進めていきたい」との考えを示した。

 会談後、山口代表は記者団に対し、「(市長らが都構想)制度の中身を今、検討されているようなので、よく伺いたい」とし、「地域がこう進めたいという方向には基本的に賛同­しながら、バックアップしていきたい」と述べた。

2012-01-16

矢野元委員長の暴露本が創価学会の命取りか


 矢野絢也・元公明党委員長が10月下旬に出版した暴露本『乱脈経理』が、党や支持母体の創価学会にボディーブローのように効き続けている様子だ。

 同書は、国税当局が1990〜92年にかけて創価学会に税務調査に入った際、創価学会幹部の要請を受けた矢野氏が、組織の中枢、特に池田大作・名誉会長に調査が及ぶのを阻止するため、自民党の実力者や国税幹部に工作したとする内容を、自身のメモに基づいて克明に記したもの。登場人物はほとんどが実名で、創価学会のずさんな経理の実態や調査に手心を加えてもらうことを期待して、国連平和維持活動(PKO)協力法案の強行採決に手を貸したことまで暴露している。内容が虚偽なら、これほどまでひどい名誉毀損はないが、訴訟好きの創価学会はなぜか黙殺。山口那津男代表ら党幹部も触れたがらない。

 一般会員は出版自体を知らないか、知っても「反逆者の嘘」といった反応で、暴露本による財務(創価学会の集金)への影響は少ないとみられるが、党・学会に強烈な一撃となったのは間違いない。今後じわじわと効いてくるだろう。

 というのは、矢野氏に工作を働き掛けた創価学会側の1人である八尋頼雄・副会長は、現在でも政界とのパイプ役として活発に動いている実力者で、今後活動を制約される可能性があるからだ。また、次期衆院選でのリベンジに燃える党にとってはイメージダウンで、F票(会員以外の票)取りに影響が出ないとはいえない。さらには、裏の動きを暴露された国税サイドが世間の目を意識し、創価学会への再調査に乗り出さないとも限らない。


『エルネオス (ELNEOS)』2012/01/01発売号


 皮相的な記事だ。そんなレベルのダメージではない。


乱脈経理 創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント

白リン弾 5


 閲覧注意のこと。


PALESTINIANS-ISRAEL/PHOSPHORUS 7) Chemical burns victim from Khoza’a 18.01.09 6) Chemical burns victim from Khoza’a 18.01.09 White Phosphorus used against civilinas in Gaza wp6

wp7 New weapons used in Gaza war on Palestinians Occupied Palestine is a testing ground for illegal weapons on Palestinians wp8 wp9


 世界は、ルワンダ大虐殺を傍観した時と同じようにパレスチナを傍観している。イスラエルのユダヤ人によって、パレスチナ人は1948年から殺され続けている。

横行する「やらせ」


「食べログ」にやらせ投稿 カカクコムが法的措置も


39業者特定 飲食店ランキング上げる狙い

 価格比較サイト大手、カカクコムが運営する人気グルメサイト「食べログ」で、金銭を受け取って飲食店に好意的な口コミを投稿するなどし、ランキングを上げようとする「やらせ業者」が水面下で活動していることが4日、分かった。同社は昨年末時点で39業者を特定。評価システムの改良など対策を強化し、悪質な業者に対しては法的措置も検討する。

 関係者によると、やらせ業者は飲食店への訪問や電話などで食べログへの口コミ投稿を「営業」しているもよう。カカクコムは昨年1月からこうした業者を把握し、事実確認やサイト内で注意を呼びかけてきた。

 食べログは利用者が投稿した飲食店への評価などを集計し、5点満点で点数を表示するほか、店に関する口コミなども紹介する仕組み。カカクコムは独自の評価システムを導入して不自然な投稿を排除したり、担当者による口コミの内容確認なども進めたりしているが「やらせ投稿を完全になくすのは難しい状況」(同社)という。

 同サイトは昨年11月の利用者が約3200万人で、グルメサイトとしては国内最大規模。同社は今後も自社での対策を強化するほか、行政などと連携し不正行為の防止を徹底したい考えだ。


日本経済新聞Web刊 2012-01-04


ヤフー知恵袋でもやらせ投稿…揺らぐ信頼性


 飲食店の人気ランキングサイト「食ベログ」で業者によるランキング操作があった問題で、質問掲示板「ヤフー知恵袋」でも専門業者が飲食店の依頼で“やらせ投稿”を行っていたことがわかった。不正の横行で、匿名による善意の投稿に支えられる口コミサイトの信頼性が問われそうだ。

「ヤフー知恵袋」にやらせ投稿を依頼していたのは、東証1部上場の商社「JALUX」(東京)が羽田空港内で経営する飲食店。

 同社によると、昨春、店側が「投稿請負業」を名乗る業者に依頼し、昨年4〜7月、4度にわたって「ヤフー知恵袋」にやらせの質問と回答を書き込ませたという。

 まず、「羽田空港内でお薦めの店はどこですか」と質問し、「空港で働いているので空港のレストランは詳しいですよ」などと一般回答者を装って「この店が一番いい」などと推奨していた。同社は「社会通念上許されない行為だった」と陳謝する。

 歯科医院や美容院などの情報を掲載するサイト「口コミ広場」の運営会社「クインテット」(同)によると、こうしたやらせ投稿を請け負う業者は数年前から目立ち始め、同社でも2010年冬、やらせとみられる3業者の書き込みを削除したという。

 昨年10月まで、ヤフー知恵袋上で口コミ代行業を行っていた都内の広告会社の社員は、「バイトに書き込む文言を指示して投稿させていた」と打ち明ける。英会話教材、健康食品、化粧品などの数十社と契約し、「英会話のテープはどれがいい?」「実際に聴いてみたら、これが一番だった」などと投稿させ、回答欄には会社のホームページのアドレスを入れるという。1回の料金は5000円で、20回8万円などのセット価格も用意。約1年で100万円ほどの収益を得ていたという。


YOMIURI ONLINE 2012-01-16


 記者クラブという「やらせ制度」に鎮座する新聞社が、やらせ問題を報じるとは片腹痛い。◆やらせは、否やらせこそ資本主義の流儀であろう。テレビもやらせ、政治もやらせだ。やらせには資本主義的合理性がある。◆やらせの本質は、「金のためにやらせ」られてしまうメカニズムを示している。我々全員がゲームのプレイヤーだ(笑)。◆宗教なんざ、やらせの典型だろうに。(今日のツイートより)


 創価学会員による親切や善行が「やらせ」であれば、布教は経済行動となる。誘導というコントロール性は第六天の魔王に通じる。選挙戦におけるエピソードの大半は「やらせ」っぽいよね。

2012-01-13

2012-01-12

いくつもの世界を引きずっていく思想家の荘重な足どり


 せっかちな歩みや、急激で不規則な歩みは、人をびっくりさせる。とびあがって火事だ火事だと叫べば、叫ぶものの足は、その声とおなじほど高い声で物をいう。してみれば、それと反対のゆるい歩調も、おなじくらい強い感動をひき起こすはずである。この男の重々しいゆるやかな歩み、ずるずると引きずった足どりは、考えの浅い人間を定めしイライラさせることだろう。だが、観察家とか神経のするどい人であれば、命のかよっていないようなこの足の、間をおいた響きを耳にして、恐怖に似た感情を味わうであろう。その足は、ちょうど鉄の分銅でかわるがわる板敷をたたくように、そこをきしませているのであった。読者はこの足音を聞けば、老人のたどたどしくて重い足どりか、でなければ、いくつもの世界を引きずっていく思想家の荘重な足どりだと思うだろう。


【『「絶対」の探求』バルザック:水野亮訳(岩波文庫、1939年)】

「絶対」の探求 (岩波文庫)

2012-01-09

宗教は憎悪生産装置


 宗教は憎悪生産装置である。宗教者という宗教者が世界中で争っている。「宗教が政治的に利用されている」というのは欺瞞である。教団とはタブー禁忌)を共有する集団だ。それゆえ教団内ではタブーを巡って争いが生じる。戒律を守らない者に罰を与えるのが教団機能だ。純粋な信仰は純粋な憎悪を形成する。これに対して政治は権利と利益の調整にすぎない。宗教力学は基本的にファシズムである。

「世界銀行副総裁、売春婦からエイズ講義を受ける」


 首都ダッカの下町、貧民街の一角に、売春婦の休憩所がある。早朝、路地奥から湧き出るように集まってくる売春婦たちに、あるカリスマを感じて驚いた。彼女らは、ナディアという名のリーダーに率いられて共済組合を運営していた。明るい顔に目がきらきらと輝く美しい人たちだった。水浴、食事、洗濯や、老いた仲間や子供の世話をすませ、健康診断、共済預金や会費の集金、読み書き、護身術職業訓練と、休む暇もない。想像を絶する苦境におかれた彼女たちの、その強さとやさしさに、同行の記者たちと共に泣いた。

 一息ついたナディアが「世界銀行のシスター」にエイズのことを教えようと、みんなと輪になって床に座った。「エイズと予防法に無知では身の破滅を招きますよ」と、噛み砕くように教えてくれる。コンドームの使い方まで手とり足とりのていねいさに赤面すると笑い、女性用コンドームなど見たこともない我らを叱ってくれた。

(※翌日朝刊の一面トップに「世界銀行副総裁、売春婦からエイズ講義を受ける」と写真入りで報じられた)


【『国をつくるという仕事』西水美恵子〈にしみず・みえこ〉(英治出版、2009年)】

国をつくるという仕事

2012-01-08

月刊誌『潮』と原発マネー


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 遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。これは衝撃的なデータである。広告を介して原発マネーが宗教系出版社の発行する総合誌に流れているわけだから。しかもポイント数が一番大きい。『別冊宝島 原発の深い闇』より。


原発の深い闇 (別冊宝島) (別冊宝島 1796 ノンフィクション) 原発の深い闇 2 (別冊宝島) (別冊宝島 1821 ノンフィクション)