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斧節【onobusi】 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2009-08-25

個性


 私は、「若いヤツらを縛りつけろ」と言いたいのではない。「個は伸ばすものではなく、勝手に伸びるものだ」ということを私は言おうとしている。

 言い換えるなら、「勝手な行動は許さん」「黙って指示に従え」という圧力を受けながら、それでもなお勝手な行動を取り、指示に従わない個だけが本物の個だというわけだ。さらに言い換えるなら「周囲の人間に伸ばしてもらったり、教育プログラムに育ててもらったようなものは個とは呼ばない。個はあらかじめ備わった天であって、むしろ、周囲の人間による妨害の中でこそ伸びるものだ」と言っても良い。


【『イン・ヒズ・オウン・サイト ネット巌窟王の電脳日記ワールド』小田嶋隆日新聞社、2005年)】

イン・ヒズ・オウン・サイト ネット巌窟王の電脳日記ワールド

2009-06-12

「私(わたくし)」とは真の個性


 然(さ)り気(げ)ない表現だが、孔子の「我レヲ知ル者ハ、其レ天カ」(※『論語』)という言葉にしても、然り気がない言い方でしょう。この死を得る工夫がひそかに練られる所は、この作家(※志賀直哉)の全作品の歴史が創られて来たその内省と同じ場所であることを、とくとい描いてみるなら、個を捨てて、主義や綱領に従ったが為に、内省による智を失って了(※しま)った集団や組織の動きが、どんなに上手に建設的歴史の恰好(かっこう)をしてみせようが、容易にごま化されるような事はないでしょう。(講演「生と死」)


【『小林秀雄全作品 26 信ずることと知ること』(新潮社、2004年)】

小林秀雄全作品〈26〉信ずることと知ること

2004-01-21

成長する中に魅力が


 何かその人に特色がある、魅力があるということは、せんじ詰めれば、それは信です。その人が成長するところに魅力が出るのです。また、後輩の人を、真込めて考えてゆくところに、自然に人をひきつける力が出るのです。


【東京第二本部幹部会 1963-06-05 台東体育館】


 若い時分は何かあるたびに自信を失い、卑下しがちだ。の振幅が大きい季節でもある。しかし、が大きく揺れて、それを引き戻す時に力が蓄えられる。


 是れ即ち桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見すれば是れ即ち量の義なり(784頁)


 妙なパフォーマンスは要らない。


 久遠とははたらかさずつくろわずもとの侭(まま)と云う義なり(759頁)


 誰が見ていようがいまいが、自分らしく戦う中で人格は築かれる。