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2009-07-28

トインビー対談


 この時、池田先生は44歳であった。後に対談の一部がレコードとなった。アンチ諸君は、せめてこの対談を読んでから学会を批判するように。

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二十一世紀への対話〈上〉 (聖教ワイド文庫) 二十一世紀への対話(中) 二十一世紀への対話(下)

2005-02-20

池田SGI会長 ノーベル平和賞のマータイ博士と会見


聖教新聞 2005-02-19付】


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 一人の女の地域に根差した行動が、人々のを変え、国を変え、世界を変えた!――アフリカで3000万本の木を植えた「グリーンベルト運動」の創始者で、昨年アフリカの女として初めてノーベル平和賞を受賞したケニアの環境副大臣、ワンガ・マータイ博士が18日午後2時半、東京・信濃町の聖教新聞本社に来訪。池田SGI創価学会インタナショナル)会長が青年とともに歓迎し、21世紀の地球環境を展望して約1時間にわたり会見した(詳報は後日掲載)。約30年前、マータイ博士が始めた植樹運動は、ケニアの農村女を中に国境を超えて広がり、約10万人が参加(同運動の最新の年次報告青から)。砂漠化が進むアフリカに緑を蘇らせた。さらに運動を通し、女の教育や地位向上、社会の民主化持続可能な開発にも大きく貢献した。会見には駐日ケニア大使館のデニス・アウォリ大使、博士の令嬢のワンジラ・マータイさん創価大学の若江学長、創価女子短期大学の福島学長らが同席。席上、マータイ博士の功績を讃え、「創価大学最高栄誉賞」が授与された。創価大学パン・アフリカン友好会、同留学生、青年学術者会議、青年部の代表らが盛大に迎えた。


大地に緑を!


グリーンベルト運動を創設/30年間で3000万本を植樹


ワンガリ・マータイ博士】

 1940年、ケニア中部のニエリに生まれる。米国に留学し、生物学を学ぶ。71年にケニア・ナイロビ大学で博士号を取得。77年から「グリーンベルト運動」を推進。環境保護には、民主化された政府が不可欠であることから、民主主義の発展にも尽力。2002年国会議員選挙で当選し、翌年、環境副大臣に就任した。昨年、「持続可能な開発と、民主主義と平和への貢献」が認められ、環境分野で初のノーベル平和賞が贈られた。今14日から毎日新聞社の招へいで来日中。16日には京都市で、地球温暖化の「京都議定書」の発効を記し講演。「私たちは未来を変えることができます」と訴えた。


伸びゆく樹木とともに環境の世紀・人権の世紀・女の世紀は大樹に


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「カリブ(スワヒリ語で“ようこそ”)」

 両手を広げ、から歓迎する池田SGI会長。

 マータイ博士は、1940年、ケニア山のふもとの村で生まれた。

 自らを「大地の娘」と呼び、気取らず、飾らず、わかりやすい言葉で語る。

 なにより、その春風のような微笑みに多くの女たちが勇気をもらい、立ち上がったのである。

 SGI会長は呼びかけた。

「『緑の大地の母』『微笑みの勝利の母』、日本の国へようこそ!

 15年前、この場所で私は『アフリカの人権の父』であるマンデラ氏を、多くの青年とともに、お迎えしました。

 きょうは、『アフリカの環境の母』であるマータイ博士を、多くの青年とともにお迎えすることができ、これほどの喜びの歴史はありません。謝します!」

“自分たちの住んでいる大地に、自分たちで木を植えよう!”

 マータイ博士の呼びかけで、1977年にスタートした「グリーンベルト運動」。

 彼女の訴えは、砂漠化が進むアフリカで、農村の貧困と闘う女たちの間に深く浸透し、約3000万本の植樹運動へと広がった。

 度重なる権力の弾圧にも屈せず、「緑の闘士」との異も。

「マータイ博士は、あらゆるも、迫害も乗り越えて堂々と勝ち抜かれました。博士が植えた一本一本の木とともに、今、『環境の世紀』『人権の世紀』『女の世紀』『アフリカの世紀』が大きく晴れ晴れれと育っています!」

 マータイ博士は、凛としたで語った。

「私は、地球憲章への取り組みを通して知り合ったSGIの皆さんが、教の教えに深く根差して行動していることに銘しています。その教えとは、『生命を大切にする』『白然を大切にする』『人間の生命と社会を大切にする』教えです。これらのは、私たちが推進する『グリーンベルト運動』と同じです」

 さらに博士は、こうした価値観を、人生を通して広げているのがSGI会長であり、その味で、SGI会長自身が人類への素晴らしい贈り物である。SGI会長の智、価値観を持ち帰り、アフリカに広めていきたいと語った。

 SGI会長は、深い理解に謝し、来日を記し創価大学に「マータイ桜」を、さらにアメリカ創価大学に「いちじくの木」を植樹させていただきたいと願した。

 SGI会長の話に深くうなずきながら、終始、微笑みを絶やさないマータイ博士。

 SGI会長が「笑顔の秘けつ」を尋ねると、「幸福であれば、それは笑顔に表れます。太陽も、空も、花も、私たちに微笑みかけています」

「何かを変えようとったら、まず自分自身を変えることです。生きることは素晴らしい体験ですから、エンジョイしていくべきです」と満面に笑みを浮かべて――。

 SGI会長は「法の真髄も“生きること自体が楽しい”という自分自身をつくることです。そのための『人間革命』の哲学です。博士と同じです!」と応じた。

 また博士は愛・地球博愛知万博)の会場を視察した印象などを述べ、「日本の『もったいない』という言葉には、自然を尊敬しよう、有限な資源を有効に活用しようという尊いじる」と述べた。


 ケニアの農家に生まれ、教育熱な家庭で育ったマータイ博士。

 SGI会長が、両親のい出について聞くと、印象深いエピソードを語ってくれた

 ――幼いころ、外で流星を目撃したマータイさんは、突然、こわくなってしまう。

 家に帰り、「どうして空は落ちてこないの?」と怯えながら聞くと、お母さんは、やさしく語ってくれた

“空は落ちてなんかこないよ。それはね、私たちの周りを囲んでいる山のてっぺんには、とっても大きな水牛がいて、水牛には、とっても大きな角(つの)があって、それがお空をささえてくれているんだよ。だから、空は落ちてなんかこないよ”

 このお話のおかげで、すっかり安し、こわくなくなった――

 い出を述懐しつつ、「母は、この素晴らしい話を通して、『人間は自然によって守られている』という、とても大切なことを教えてくれたいます」と語った。

 SGI会長は、あらゆる生命は平等に尊貴であり、自然環境の重要を教えることは、人類を守る砦となると強調。博士は、その先駆を切ってこられたと讃えた。

マータイ博士は、3人の子どもの母。あるとき、子にこう語って励ましたという。

「人生に成功するか、それとも、失敗するかの違いは、落ち込んだときに、それでも立ち上がろうとえるかどうかの違いなのよ」

SGI会長は、こうし、た言葉への共を語り、これからの青年のために、何かメッセージをと求めた。

 これに対し、博士は、

「未来は、ずっと先にあるわけではありません。『未来』は、『今』にあるのです。将来、実現したい何かがあるなら、今、そのために行動しなければなりません」と、力強く語った。

続いてSGI会長が、“緑の木々を植える人々の福徳は、昼夜に常に増大する”との釈尊の言葉を紹介。

 古代インドのアショカ大王が、法の生命尊厳の精神に基づいて、多くの都市に植樹をするなど「環境保護政策」を行った史実を語った。

 さらに、博士が母校ナイロビ大学での講演(昨年11)で、「ただ傍観して、不平を言っていてはいけません。行動を起こさなければならないのは、まさに、あなた方自身なのです」と呼びかけたことに触れ、「この博士の叫びを、私は全世界の人々に伝えていきたいのです」と強い賛同を述べた。

 語らいでは、博士が、地球環境を守るため、貧しい人々の生活のために尽くしてきた自身の信に言及。

「すべての偉大な人々は、自分のためでなく、他者に奉仕する人生を生きてきました。他者に尽くしていく中で、真の人生の満足をじることができます。自分のことだけを考えていると、不満が出てくるのです」と述べた。

 そして、1970年代に多くのケニアの女見を聞くなかで、地域社会が直面する貧困や環境の問題は、互いに関連しあっていることに気づいたと述懐。

「問題なのは“無理解”です。教育プログラムによって、何が課題なのかを理解すると、人々は積極的に活動に参加するようになりました」と教育の重要を語った。

 また語らいでは、「アフリカ」の語源なども話題に。

 さらに、SGIが協力・支援して制作し、マータイ博士の運動などを紹介した映画「静かなる革命」の反響を喜び合った。

 会談には、池田SGI会長夫人、浅野SGI部長、池田SGI副会長、鈴木(琢)・正木・谷川副会長らが同席した。


SGIが「グリーンベルト運動」を紹介


 SGIと「グリーンベルト運動」は、“持続可能な未来”のための行動指針である「地球憲章」の理に共鳴し、それぞれ活動を進めてきた。

「地球憲章」を推進する地球評議会が、UNEP(国連環境計画)、UNDP(国運開発計画)と協力して制作したドキュメンタリー映画「静かなる革命」は、同評議会からの要請を受け、SGIが全面的に協力・支援した作品である。

 インド・ニーミ村の水資源改革、スロバキアの湖の環境汚染対策に挑む人々などを通し、民衆の勇気と変革を描いた同作品では、「グリーンベルト運動」が紹介され、マータイ博士へのインタビューも収録されている。

「静かなる革命」は、これまで日本を含むアジア、ヨーロッパなど55カ国・地域、23言語で放映され、アメリカ、スロバキア、セルビア・モンテネグロの映画祭で葦を受賞。また国連関連の各種イベントでも上映されている。

 またSGIは、地球憲章委員会と共同制作した展示「変革の種子――地球憲章と人間の可能」でも「グリーンベルト運動」を取り上げている。

 同展はこれまでスペイン語中国語、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語に翻訳され、南アフリカ、オーストラリア、イタリア、イギリス、オーストリア、フランス、カザフスタン、アメリカ、ペルー、カナダなど世界15カ国・地域で開催されてきた。

SGI会長「緑の大地の母」マータイ博士と語らい


 池田SGI創価学会インタナショナル)会長は、昨年のノーベル平和賞受賞者で、ケニアから国際的に広がった「グリーンベルト運動」の指導者であるワンガリ・マータイ博士と約1時間にわたり会見(18日、聖教新聞本社で)。人類の生存のために「生命尊厳の」こそ不可欠であること、「未来を変えたいなら、今から! 自分から!」との行動哲学で見が一致した。ケニア共和国のデニス・アウォリ駐日大使、令嬢のワンジラ・マータイさんらが同席した。


未来は今の行動から生まれる


 マータイ博士の笑顔は美しい。人々のの扉を開く、春風のような微笑みである。

訪れたマータイ博士を創価大学のパン・アフリカン友好会がケニアの歌「私たちの大地」で歓迎した。それも、博士の故郷の言葉「キクユ語」で。


♪ここは私たちの大地 私たちの役割は ここに木を植えること

 私たちの大地は 女たちの大地

 ここに来て一緒に種を蒔(ま)き 木を育てましょう――


 博士が約30年前から推進する植樹運動「グリーンベルト運動」の愛唱歌である。

 全身でリズムを取りながら、ともに口ずさむマータイ博士。まるで、ここがアフリカの大地であるかのように――。

 真あふれる青年たちの歌。博士の笑顔が一段と輝いた。


ようこそ! 女の世紀の先駆者


池田SGI会長●カリブ!(スワヒリ語で「ようこそ!」)

「緑の大地の母」「微笑みの勝利の母」、ようこそ、いらっしゃいました!

 また、ノーベル平和賞のご受賞、本当におめでとうございます。


マータイ博士●ありがとうございます。


会長●15年前、この間じ場所で、私は「アフリカ人権の父」マンデラ氏(南アフリカの前大統領)を、多くの青年とともに、お迎えしました。

 きょうは、「アフリカの環境の母」マータイ博士を、多くの青年とともに、お迎えすることができました。これほどの喜びの歴史はありません。

 最大に謝します!


 ――マータイ博士は、1940年、ケニア中部のニエリの生まれ。ケニア山を望む雄大な自然環境のもとで育った。

 東アフリカを代表する景高学府・ナイロビ大学で博士号を取得し、女初の教授職となった。

 77年、環境保護と住民の生活向上を目的としたNGO(非政府阻織)「グリーンベルト運動」を創設。女を中に約10万人が参加し、アフリカ各地に3000万本にのぼる苗木を植えた。

 こうした「持続可能な開発と、民主主義と平和への貢献」が評価され、昨年、アフリカ人女初のノーベル平和賞に輝いた。

 SGI会長が、会見に同席した青年たちを「マータイ博士と同じように、将来、ノーベル賞を取るような、人類に貢献する人間になろうと目指している、最優秀の青年たちです」と紹介すれば、マータイ博士は満面の笑顔に。青年たちは、平和建設の誓いを新たにしていた。


会長●マータイ博士は新しい「女の世紀」をつくる先駆者です。

 地球上のお母さん、女たちが大喝采を送っています。

 昔から、女を下に見て、立派な人物には嫉妬する、焼きもちやきの男が多かった。そうした“生気”な男に対して、博士は「静かなる革命」をしてくださいました(笑い)。

 あらゆるも迫害も乗り越え、博士は堂々と勝ち抜かれました。

 博士が構えた一本一本の木とともに、「環境の世紀」「人権の世紀」「女の世紀」「アフリカの世紀」が大きく、晴れ晴れと育っていくでしょう!


弾圧にも「正しいことは正しい!」


 ――マータイ博士が進めるグリーンベルト運動は、博士が7本の苗木を植えることから始まった。

 かつて国土の30%を占めた森林は、2%以下に減少。森林の破壊は、肥沃な表土を流出させ、食糧生産の減少を招いていた。

 博士は述懐する。

「農村の女たちは常に炊事のためのまき、良質なな栄養を含む食物の確保について悩んでいた。まきの不足は森林破壊、食物の不足は換金作物農への偏り、つまりすべて環境破壊が原因だ。環境を改善すれば彼女たちの悩みが解決できるのではないかと考え、できることから始めた」(毎日新聞 2004-11-21付刊)

 博士は、環境破壊の悪循環を断ち切ろうと、多くの女たちに「植林こそ貧困を脱する道」と呼びかけ、「国民一人が一本の苗木を植えよう」をモットーに運動を進めのである。

 だが、道のりは平坦ではなかった。多くの偏見や中傷、さらには弾圧や迫害もあった。

 独裁的な旧政権下では“民衆を組織する危険な存在”として、何度も逮捕され、投獄された。こん棒で殴られ、識不明に陥ったこともある。

 しかし、博士は「たった一人になっても、正しいことは正しい」と信を貫いた。

 その結果、この30年間で、アフリカに3000万本もの植林を実現。一人の勇気の行動が、地域を変え、社会をも大きく変えていけることを示したのである。


マータイ桜を


 席上、マータイ博士に「創価大学最高栄誉賞」が授与された。

 さらに、創大創立者であるSGI会長は、マータイ博士の行動を讃え、中国の周来総理の桜やゴルバチョフソ連大統領の桜、イスラエルのラビン元首相の桜などが咲き薫る創価大学にマータイ博士の「桜」、またアメリカ創価大学にマータイ博士の「イチジクの木」の記植樹を提案。

「イチジクは、博士の故郷でも大事にされてきた神聖な木なのですね」と語るSGI会長に、博士は「その通りです。素晴らしい提案、ありがとうございます」と謝を述べた。

 博士の故郷にあったイチジクの木は、経済優先のあおりを受け、無残にも切り倒された。アメリカ留学から帰国した博士は、それを目の当たりにして、大変にを痛めた。これが博士の運動の一つの原点となっている。

 また、SGI会長は、将来、創価大学、アメリカ創価大学への訪問をと希望。博士は「ぜひ、うかがいたいといます」と応じた。


教は自然を大切にする


博士●私は、池田SGI会長をはじめ、創価学会の皆さま方、世界の会員の皆さま方を、本当に尊敬しております。


会長●ありがとうございます。


博士●私は、SGIの活動に注目し、勉強してきました。地球憲章のフォーラムでは、SGIのメンバーとお会いし、SGIの活動について、さまざ教えていただきました。【博士は、ゴルバチョフソ連大統領らとともに、地球憲章委員会の委員として活躍】

 私は、皆さまが教の教えにもとづいた深い価値観を持っていることに銘しています。しかも、これらの価値観が、社会に根を張っている。

 皆さまのは「生命を大切にする」です。「自然を大切にする」です。「人間の生命と社会を大切にする」です。


会長●深いご理解に謝します。


池田会長の価値観を広めたい!


博士●SGIの皆さまとお会いするまで、私は教のを聞いたことがありませんでした。

 うかがってみると、私たちが推進するグリーンベルト運動の理と同じだったのです!


会長●その通りです。たしかに一致します。

 教の経典には、草や木をはじめ、生きとし生けるものに、「」という最高に尊い生命が、平等に厳然と具わっていると説いています。

 釈尊が悟りを開いたのは、「菩提樹」という木の下です。


博士●私たちは、SGIの皆さまと深いつながりをじています。

 私にとって、今のこの瞬間は、本当に充実した満たされるひとときです。池田会長、創価学会の皆さまとお会いし、時間を共有し、価値観を共有できるのですから。


会長●謙虚なお言葉です。


博士●池田会長は、生涯をかけて、大切な価値観を何百万という人たちに広めておられます。この重要を理解する方々とともに、私は池田会長に、から最大の謝を捧げたい。

 池田会長ご白身が「人類への素晴らしい贈り物」だと私はうのです。


会長●過分な評価、恐縮です。


博士●池田会長が私たちに教えてくださっている価値観は、人類にとって最も重要な価値観です。全人類が共有すべき価値観です。

 私は、池田会長の価値観を持ち帰ります。そして、池田会長の考えをアフリカに広めていきたいとっています。


会長●私も、私の立場で、これからも人類のため、社会のために行動してまいります。

 私は、たくさんの指導者とお会いしましたが、から信頼できる、未来について考えておられる指導者とお会いすることが一番うれしいのです。


 ――マータイ博士は、さらに「私は、生命を大切にする価値を広めるリーダーシップを、これからも発揮していきたい。私にとって精神的な価値を広げることは、物質的な側面を満たすよりも重要だからです」と強鯛。

 SGI会長は「人間にとって、時代にとって、また永遠という観点から見ても、今のお話は急所とう」と述べ、全面的に賛同した。

 また席上、マータイ博士の日本滞在が話題に。

 今14日、毎日新聞社の招きで来日した博士は、16日、京都議定書の発効を祝い、基調講演を(国立京都国際会館)。

 翌17日、京都の史跡を訪れた。それを振り返り「深い精神じた」と語った。さらに同日、愛・地球博(愛知万博)の会場へ。リサイクルをはじめ、資源を有効活用する現場を視察した。


「もったいない」


会長●博士は、日本のどこに行っても、皆から愛される、素晴らしい人格が光っています。


博士●愛知万博の会場では、「もったいない」という精神を語らせていただきました。


【博士は来日直後、毎日新聞のインタビューの際に知った「もったいない」という精神を、何回も訴えている】


会長●博士のお陰で、「もったいない」という精神は、世界的に有になりました(笑い)。


博士●この「もったいない」という言葉には、自然を尊敬する精神、有限な資源を効率的に活用する精神が含まれています。

 人類は、自然を搾取し侵(おか)すのではなく、大事にしなければなりません。


会長●正しいです。

 人間は、利口そうに見えて、自然を支配できると錯覚した、愚かな存在なのかもしれない。そのなかで、博士こそ大変に賢明な存在なのです。


流れ星と母のい出


会長●博士は、農家の6人きょうだいの長女として誕生されたと、うかがっています。

 博士は、「父母が教育熱だったので、学校に行くことができた」と謝されています。

 亡くなられたお父さま、お母さまも、博士の世界的な栄光を、どんなにか喜んでおられることでしょう。私は深い慨を覚えます。

 ぜひ、博士のご両親のい出をお聞かせ願えませんか。叱られたこと、ほめられたこと、何でも結構です。大勢の人たちのために――。


博士●わかりました。

 これは、私がまだ、本当に幼かったころの話です。

 わが家は、山々に周りを囲まれた土地にありました。

 ある日、私は早く目覚めました。日はまだ昇らず、薄暗がりの空には、星もまだ光っていました。雲もありました。

 すると、その空を、流れ星が走ったのです。

 私はびっくりして、こわくなり、家の中に入りました。そして、母に聞きました。「ねえ、どうして空は落ちてこないの?」

 母は、こう教えてくれました。

「空は落ちてなんかこないわよ。

 それはね、私たちの周りを囲んでいる山には、とっても大きな水牛がいて、水牛には、とっても大きな角(つの)があって、それが」お空を支えてくれているんだよ。

 だから、空は落ちてなんかこないよ」

 私は子どもに、「なんて素敵なんだろう」とって、それから、夜がこわくなくなったのです。

 私は、かなり長い間、母の話をそのまま信じていました。「白然がどれほど私たち人間を守ってくれているか」を象徴する話として、今でも記憶に残っています。

 私は母から、人間は自然に助けられ、支えられていることを学んだのです。


会長●いいお話です。

 我々はよく、環境を論じ、「環境、環境」と□では言うけれども、それだけでは足りない。

 本当に人類が生き抜くために、理的に善の方向へ進むためには、環境への認識が、どれほど大事か。を変えることが、どれほど大事か。まず、この一点です。

 環境への深き認識が、政治においても、教育においても、十分ないままで、これまできた。本来、政治や教育こそが教えるべきです。しかしそれを、してこなかった。今ある環境は「当たり前だ」とわせてきた。そこに落とし穴があったといえましょう。

 まだまだ人類は、賢者であるようでいて、その実、愚者なのです。

環境を守る大切さ――それをマータイ博士は教えてくださった。それを発見し、そこに生きてこられた。

 環境を守ることが、本当の人類の進歩です。人間の生存を守りゆく「砦」です。その重大な先駆となる一つの道を、マータイ博士は示してくださった。叫んでくださった。

 これは大変に重要なことです。決してお世辞でなく、私はからそううのです。


「環境分野で初」に大きな喜び


会長●マータイ博士は次のように子を励ましたことがあると、うかがっています。

「人生に成功するか、それとも失敗するかの違いは、落ち込んだときに、それでも立ち上がろうとえるかどうかの違いなのよ」と。

 偉大な「希望の哲学」であり、「勝利の信」です。

 博士ご自身が、幾多の試練にも負けず、毅然と、人間としでの勝利の姿を示しておられます。


博士●今回、私はノーベル平和賞を受賞しましたが、ノーベル賞委員会が、環境分野から初めて平和賞受賞者を選んだことが大きな喜びでした。

 私とともに、環境の分野で活動してきた何百万という人々がいます。

 今回の受賞を通して、「平和のために環境が重要である」「平和を守るためには環境を守らなければならない」という、強いメッセージを送ることができたといます。


会長●本当にそうですね。環境――この分野に一段と光を当て、大きな識変革をもたらしました。


「理解」すれば「欲」がわく


博士●聖書の天地創造の話には、創造主が、すべての生物をつくった後、最後に人間をつくったと説かれています。

 ですから私はうのです。他の生物種にとって、人間は必ずしも必要ない。しかし、人類は他の生物がないと生きていけない。もし最初に人間がつくられたなら、人間は、翌日には死んでしまったでしょう。

 人間は他の生物種に依存している。だから、他の生物種を守るために、努力すべきなのです。

 私が、池田会長の訴える価値観が重要だと言うのは、社会がまず、「人間は他の生命のおかげで生きている」と理解することが必要とうからです。理解すれば、「なんとかしよう」という欲も出てきます。

 こういう社会の動きこそ、若い人々への最大の啓発になるでしょう。

 未来は未来にあるのではない。今、この時からしか、未来は生まれないのです。将来、何かを成し遂げたいなら、今、やらなければならないのです。


会長●未来は今にあり――つい先日も、皆でそう語り合いました。

 私は博士から、もっと学びたい。それを世界に広げたいのです。


21世紀を「アフリカの世紀」に


 ――マータイ博士のノーベル平和賞受賞は、「環境分野から初」であると同時に、「アフリカとして初」でもある。

 そこに「世界よ、アフリカを聞け」というメッセージを読みとることもできよう。

 アフリカの現状は極めて厳しい。しかし、厳しさに見合った関は向けられてはいない。

 ルワンダ、リベリア、コンゴ、スーダンなどで、絶え間なく続く内戦と虐殺。世界の染者の3分の2が集中する、サハラ以南のエイズの蔓延。そして、砂漠化、林の消滅などの環境破壊――。

 ここ数年、世界の目は「テロとの戦い」に集中しているが、実は、「グローバリゼーション(地球一体化)」の矛盾が集中するのがアフリカなのだ。

 SGI会長の持論である「21世紀をアフリカの世紀に」。それは、単なるスローガンではない。「アフリカが蘇らずして、公正な地球社会はない」という信の凝縮した表現といってよい。

 席上、SGI会長はマータイ博士に、「アフリカから世界に発信したいメッセージは何か」を問うた。


会長●「アフリカ」という言葉の語源は、「太陽が照る」 「日の当たる」という味のラテン語(aprica)、「寒さがない」という味のギリシャ語(aphrike)など諸説があります。

 また、ラテン語のことわざには「すべての新しいものはアフリカからやってくる」という言葉があります。

 新しい「女の力」で、人類に光を送り、目覚めさせたのが博士の植樹運動だといます。


博士●ありがとうございます。

 私は、アフリカの語源については詳しく知りません。

 ただ、人塀の最初の祖先がいた地として、東アフリカが挙げられています。

 アフリカから人類が生まれたのなら、アフリカを聞くことが大切ではないか。

 アフリカが生命の生まれた場所ならば、アフリカこそ、今、生命が蘇生する場所、新しい生命が生まれる場所になるのではないかといます。


微笑みの秘訣


会長●「マータイさんの微笑みは、実に素晴らしい」というがたくさん寄せられています。

 きょうは「マータイさんの、あの素晴らしい笑顔の秘訣を、ぜひうかがってください」と、創価大学、創価女子短期大学の女子学生から、質問を託されてきました。


博士●人間は、「私は幸せだ」とじたら、自然と笑顔になるものです。

 私は、太陽を仰げば、“太陽も空も、私たちに笑顔を見せている”とじます。

きれいな花を見れば、“自然もまた、私たちに微笑みかけている”とじます。

この人生は、この世界は、素晴らしいものです。生きていることそのものが、素晴らしい体験なのです。

 先ほど私は、若い人たちのことに触れましたが、若い人たちの存在は、私たちに喜びを与えてくれます。若い人たちの存在そのものが、私たちにとっての贈り物です。

 若い人たちには、素晴らしい未来が待っているのです。

 これから“何かを変えたい”とうのであれば、まず“自分自身から”変えなければならない。そして、自分自身が先頭に立って変えなければいけない。

“生きていること自体が素晴らしい体験”なのだから、楽しんでいかなければ!――そのようにいます。


会長●素晴らしい哲学です。

 法の真髄もまた、「生きることそれ自体が楽しい」という自分自身をつくる点にあります。

 自分白身を変える――それが、ずなわち「人間革命」の哲学です。


博士●環境を大事にするという考えも、まず“自分自身の環境”を大事にするということです。

 幸福とは、自分の内部に幸せをじることです。

 つまり、自分自身の環境は大丈夫なんだ、というメッセージが、幸せをあらわす笑顔になるのだといます。


会長●深い哲学でありながら、現実に根ざした、わかりやすいお答えです。

 博士は「私は他の人のために働く時が、最も幸せで、最高の時なのです」と語っておられる。

 私はここに、高邁(こうまい)な「幸福の哲学」を見るいがします。

 この反対の人は、不幸な人です。

 博士は哲学者です。すぐれた政治家であり、国民的指導者です。世界的なスケールの方です。


博士●ありがとうございます。


木を植える人の功徳は増大


会長●釈尊は、このように語っています。

「(緑の木々を)園に植え、林に植え、橋を作り、井戸の舎(いえ)や貯水池を作る人々、かれらの功徳は、昼夜に常に増大する」(『ブッダ 神々との対話中村元訳、岩波文庫)

約2500年前に、釈尊はこのように教えていたのです。

 また、大変に有なインドのアショカ大王は、戦争を放棄し、平和と慈悲の政治を行いました。

 彼は、マンゴーの樹林を栽培し、また街路樹を植樹するなど、環境保護政策を行いました。

 東洋の人々の多くが尊敬している指導者です。

 現代においても、私は、もっと街路樹を植えたほうがいいとっています。かつて、ある方と懇談した折に、日本中の駅に、桜などの木を植えたらどうか、と提案したこともありました。これは、少年時代からの夢でもありました。

 法華経には、「宝樹多華果(ほうじゅたけか) 衆生所遊楽(しゅじょうしょゆうらく)」と説かれています。博士の行動は、法華経にも一致しています。


法華経寿量品第十六に「衆生見劫尽(しゅじょうけんこうじん) 大火所焼時(だいかしょしょうじ) 我此土安穏(がしどあんのん) 天人常充満(てんにんじょうじゅうまん) 園林諸堂閣(おんりんしょどうかく) 種種宝荘厳(しゅじゅほうしょうごん) 宝樹多華果(ほうじゅたけか) 衆生所遊楽(しゅじょうしょゆうらく)――衆生が「一つの世界が減んで、大火に焼かれる」と見る時も、私の住むこの国土は安穏であり、常に喜びの天界・人界の衆生で満ちている。そこには、種々の宝で飾られた豊かな園林や多くの立派な望闇があり、宝の樹には、たくさんの花が咲き香り、多くの実がなっている。まさに衆生が遊楽する(遊び楽しむ)場所なのである――とある】


 宝の樹に多くの花や果実が実る、そのような場所に、衆生(生きとし生けるもの)が遊楽できる――本当に幸福な境涯を、釈尊はこのように譬(たと)えました。

私たちは、博士に続かなければならない。この日本も――そのように、私は訴えたい。


地球憲章へのSGIの貢献


 ――池田SGI会長はこれまでを根幹に、環境問題の解決のために率先して行動してきた。

 その一つが、2000年6にオランダのハーグで発表された「地球憲章」の普及である。

「地球憲章」は、“持続可能な社会”を築くため、世界が直面する課題に一致して取り組むための行動規範

 SGI会長は、地球憲章起草委員会のスティーブン・ロックフェラー議長からの要請に応え、同憲章の草案にコメントを寄せている。

 また1997年には、地球憲章委員会の共同議長でもあったゴルバチョフソ連大統領と、同憲章の義について語り合っている。

「地球憲章」を推進する地球評議会が制作した環境映画「静かなる革命」には、同評議会からの要請を受け、SGIが全面的に協力・支援した。

 SGIが地球憲章委員会と共同制作した展示「変革の種子――地球憲章と人間の可能」は、世界15カ国・地域で開催されてきた。

 SGIは、これらの映画や展示などを通して、マータイ博士が進める「グリーンベルト運動」を取り上げ、ノーベル平和賞を受賞する以前から、広く紹介してきた。

 また、平和や多様に関する教育教材を作成するカナダのNGOが、「静かなる革命」と「変革の種子」展の内容を収録した教材を、英語とフランス語で作成。カナダ全域の中学・高校に配布されている。

 学会は本年、国連の「持続可能な開発のための教育の10年」を支援するため、「地球憲章――新たな地球倫理を求めて」展(仮称)の開催を予定している。


傍観者になるな


会長●ところで、博士は、ナイロビ大学での講演(昨年11)で、こう語られました。

「ただ傍観して、不平を言っていては、いけません。

 あなた方は“だれか”が行動を起こすのを待っているのでしょうか。

 行動を起こさなければならないのは、まさに、あなた方自身なのです」

 この博士の叫びを、私は全世界の人々に、伝えていかなければならないと強く痛したのです。

 21世紀を、断じてアフリカの世紀に!――私がお会いした中国の周総理も、貴国をはじめとするアフリカに、深い敬愛を寄せておられました。


博士●中国には、私も北京で開かれた国運の世界女会議に出席するため、訪れたことがあります。1995年のことです。

 ですが、北京しか滞在しなかったため、他の町に行けなかったことが残りです。


人々のために!


会長●では最後に、環境問題を解決するためにどうすればいいか。一番、大事な根本は、何がとお考えでしょうか。


博士●先ほど池田会長は「人に奉仕することが幸福」との私の言葉を紹介してくださいました。

 人類における、すべての偉大な教師は、自分のためではなく、他の人のために奉仕するという人生を生きてきました。

 他者に尽くしてこそ、真に満足できる人生を実することができるのだといます。

 創造主がくださった“人類の財産”は、共有しなくてはなりません。それが果物であれ、なんであれです。一人だけのものではないですし、皆で共有すべきです。そのためにこそ、奉仕するべきなのです。

 また、人に奉仕することで、満足を得ることができるのだということを、若い人たちにも、理解させてあげなくてはいけません。

 不平・不満というのは、自分のことだけを考えていると、ますます増長していくものです。


会長●大変、重要な示唆を与えるお話です。

 博士が生物学を志されたことは、環境問題に取り組む上でも、大きな利点になったのですね。


博士●ええ。生物学を学んだことによって、どのように自然は成り立っているのかなど、自然の動きを理解できます。非常に恵まれた立場にあったといます。

 ご存じのように、科学を勉強しますと、常日ごろから疑問を持ち、問いかけるようになります。

“これはどうして、こうなるのだろう?”“どうして、これは動くのだろう?”と、常に考える。そのこと自体が科学なのです。


会長●よくわかります。


環境教育に力を


博士●1975年、メキシコで、第1回国連の女会議がありました。【国運は75年を「国際婦人年」と定め、メキシコで第1回世界女会議を開催。女の地位向上のための「世界行動計画」が採択された】

私は、会議に出席するため、その準備として、ケニアの女たちに、今、何が必要なのか、尋ねて回りました。

 ある女は、「清潔な飲み水」が必要だと答えました。ある人は、「燃料」と。これは炊事に使う薪(まき)のことです。

 これらの問題は、「土地」とつながっていると私は考えました。

 それではっきりしたことは、女たちが怒っていた問題、地域社会が直面する問題は、環境が劣化し、悪化したために起こっているということです。

 そこで少しずつ、彼女たちを巻き込み、“自分たちの地域の環境は、自分たちの行動で良くしていこう”という運動を、小規模ながら始めました。

 ただ単に、政府の援助を待っているだけではいけない。自分たちにできることを、自分たちの周りから始めようと訴えたのです。

 ですが、環境が悪化していることと、(飲み水や薪など)生活の必需品が不足していることが、どのように、つながっているのか、それが理解できていないことが多くありました。

 この「理解」は非常に大事なことです。

 だからこそ私は、「教育プログラム」をつくり、人々に理解してもらうことから始めたのです。

 この教育プログラム邦が功を奏し、理解が進み、人々は、自分たちから積極的に、運動に参加するようになっています。


会長●なるほど。その結果、多くの女の力を結集することができたのですね。それは驚異的な力となりました。


博士●今、私がぜひ、手がけたいことは、「学習センター」の設立です。

そのセンターでは、さまざまな人が来館し、(環境のことを)系統的に学習できるようにしたいとっています。

 そういった味では、政治的指導者にも、こうした価値観をもってもらいたいですし、大学だけでなく、小・中学校、高校から、こういった環境教育を始めるべきだと願うのです。


会長●まったく正しい、素晴らしいお考えです! 教育こそ、人類が抱える問題を解決する根本の道です。だからこそ、私も教育を最後の事と決め、全力をあげているのです。




 生命尊厳の哲学を分かち合う二人の語らいは、尽きない。

「ぜひ、また、次の機会をつくりましょう! 楽しみにしています」と

マータイ博士。

 博士は、贈られたSGI会長撮影の写真集のページをめくりながら「これもいいですね。これもいいですね」と何度も。

 そして、「私が一番好きなのは、このウィンザーの道の写真です。“至上の幸福”へと続く道です」と微笑みを。

 それは、真っすぐに、どこまでも突き進む一本の道。

 博士は、持参した色紙を池田会長に手渡した。そして前もって綴(つづ)られた文を読み上げる。

「池田博士の偉大なお仕事とご献身にから謝します。映画『静かなる革命』は、私たちのを鼓舞し続けてくれています。それを、これからも、多くの人と分かち合っていきたい」

 また、アウォリ駐日ケニア大使からも謝の言葉が。

「ケニア国民を代表して、池田会長のこれまでのご支援に、から御礼申し上げます。特に会長は、創価大学とケニアの大学との交換協定に尽力してくださいました。SGIの方々がケニアのめに支援をしてくださっていることに謝いたします」

 見送るロビーにはケニア国旗を振る青年たち。それに笑顔で手を振るマータイ博士。

 環境問題。民主化の問題。女の人権の問題。平和の問題――。すべてがつながっている。自らが決めた“一本の道”を、貧困に喘ぐ女たちのの革命を成し遂げながら、歩み通してきた博士。

 青年よ、博士の信に続きゆけ!

 池田会長は告げた。

「きょうの出会いを、一生涯、忘れません。また、お会いしましょう。ご成功と勝利を祈っています!」

 その言葉に応えるような、あの力強い笑顔、“マータイ・スマイル”が、見送る人々のに、いつまでも輝いていた。


聖教新聞 2005-02-20付】