Thee Rang 跡地

https://solaponz.hatenadiary.jp/ 跡地

エベレストの夢

 々の山嶺(いただき)という本がある。小説でも漫画でも出ているが、原作は夢枕獏で、漫画の作画は谷口ジローという人だ。登山家とエベレストの謎を巡る物語なのだが、これがなかなか読ませる。夢枕獏原作だけあって文章は雰囲気満点だし、作画も力強く緻密で臨場感がある。これを読んでいると、僕もすぐに登山を始めてみたくなる。自分の足で何時間もかけて山を登って、頂上についたときに来た道を振り返って空を仰ぐのはどれだけ気持ちの良い事なのだろう。
 山登りとは縁もゆかりも無いが、山登りをする人から話を聞くとその魅力は余計に伝わってくる。彼らは多くを語らないが、彼らの目は山の魅力を雄弁に語ってくれる。とても身近な趣味として、また健康維持の運動方法として登山という習慣は山ばかりの島国に住む日本人によく合うような気がする。
 しかしエベレストの頂を踏みしめる感情ってどんなもんなんだろうか?飛行機にのって下をみていた時に、アラスカの氷河の中に吸い込まれそうになる感覚におちいったことがある。飛行機はだいたい1万kmから1万3000kmを飛ぶと言われているので、エベレスト山頂とは1kmほどしか変わらない。恐るべき高度感だろうな。。。。現実的に、登山用具の研究、進化が進んだ現代においても一般市民がエベレスト登頂を成し遂げるのは非常に困難と言われている。それは主に費用面の問題からで、ハンパない金がかかる。http://www.kachispo.com/k/124/より。

ルートはネパール、チベットの二通り
それぞれで異なる入山料
 エベレストの位置するヒマラヤ山脈へは、ネパール側、チベット側といった二つの入山ルートがあり、どちら側からの場合も地元当局に入山料を納める必要があります。
 ネパール側からの入山料は2002年に大幅な引き下げが行われ、通常ルートから入山の場合は一人2万5,000ドル(変更前は7万ドル)となっています。料金の変更に伴い、16歳以下のエベレスト登山の禁止、現地ガイドやポーターまでへの保険手続きの厳格化など、いくつかの登山ルール変更が行われました。なお、通常ルート以外から入山の場合は従来通り一人7万ドルの料金が課せられます。
 一方、チベット側からの入山料は、10人までの1パーティで5,000ドル(以降、一人増える毎に500ドル)と、ネパール側よりかなり安価に設定されています。しかしながら、チベット側ルートは頂上付近の岩肌で約30mの懸垂上下降が必要となる事から、高度なクライミングの技術が要求され、ネパール側より難易度が高いとも言われています。



 僕の愛するシンクパッドはエベレストの頂上でwindows2000を起動させたことがある。『エベレストに登ったThinkPad』参照。そしてニンテンドーDSもエベレストに登った事があるらしい。『Exclusive: DS Heads to Everest Peak』参照。(ただ、壊れなかったらしいが頂上で起動という訳にはいかなかったようだ。)。こちらのページで、チャレンジャーのNeal Mueller氏の鼻息の荒いコメントを見ることができる。

How'd the Nintendo DS withstand the high altitudes?

We totally had so much electronic equipment, and I'd say the Nintendo DS held up the best of any of it...

We were using a CB radio to stay in touch and that would consistently go bad... then we'd bring it back to life...

It was because of the wind and the cold, we had a Dell computer that got fried, a Polytechnic screen that went out... we had three of the four MP3 players go bad....but the Nintendo DS units keep hanging in there...

And it was the Nintendo DS units that suffered the worst of it - they were constantly with us in our tents which were moist and cold... the were right there in our packs so they suffered a lot of wind blasts, they were dropped...

And the Sherpas would beat the (heck) out of them - they'd play with them in the kitchen where curry would get split on them, all these incredibly hot spices... and they kept on performing...

Believe me, if they went through the stuff that they went through (making the way up to Everest), I can guarantee a five-year-old can spill jelly on them and they'll still survive... (vs. PSP)

And we played a lot of Madden... Chris was often the winner of those battles...



 参考:以下のページにて、ヒマラヤの美しい山々を見ることができる。30年以上前の写真もたくさんある。
ドン加藤の世界(http://members.shaw.ca/donkato/index.htm