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太陽電池最新情報 RSSフィード

2012-06-30

“自然エネルギーを利用したハイブリッド自動車船 EMERALD ACE”竣工

 パナソニックは、パナソニックグループ エナジー社が、株式会社商船三井(以下、商船三井)と三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)と2010年1月より研究開発を進めてきた 「自然エネルギーを利用したハイブリッド自動車船“EMERALD ACEエメラルド エース)”」が完成したと発表した。

 同船は6月29日、三菱重工神戸造船所から出帆し、全世界にわたる航路に投入される予定となっている。

 同研究開発は、国土交通省の「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」の補助対象事業として採択されると同時に、一般財団法人日本海事協会の「国際海運における温室効果ガス削減技術に関する研究開発」の共同研究テーマとしての支援も受けたもの。

 パナソニックグループ エナジー社は、同研究開発向けにHIT(R)太陽電池(160kW)とリチウムイオン電池(約2.2MWh)とを組み合わせたシステムを納入している。

 従来から船舶に搭載されているディーゼル発電機とのハイブリッドで電力供給を行ない、船舶全体から排出されるCO2を削減する技術の確立を目指している。HIT(R)太陽電池で創られ、リチウムイオン電池に蓄えられた電力は、主に停泊中に使用され、停泊中ディーゼル発電機を停止することで、港内での環境負荷/CO2排出量削減に寄与することが期待されている。なお、重量物であるリチウムイオン電池は船底に搭載し、固定バラストとすることで自動車載貨台数に影響を与えることがない設計にもなっている。

2012-06-29

日立アプライアンス、日立ブランドによる住宅用太陽光発電システムの販売開始

 日立アプライアンス株式会社は、再生可能エネルギーとして注目を集めている太陽光発電システムを構成する主要製品であるパワーコンディショナや、太陽電池モジュールの設置性に配慮した架台と固定金具を開発し、2012年8月20日から日立ブランドによる住宅用太陽光発電システムの販売を開始すると発表した。

 日立住宅用太陽光発電システムは、設置環境や屋根の大きさ、形状に応じて2種類(化合物系(CIS)、単結晶シリコン)3タイプ(95W・155W(ソーラーフロンティア株式会社製造)、195W(サンテックパワージャパン株式会社製造))の太陽電池モジュールから1タイプを選択し、パワーコンディショナ(2機種:4.0kW、5.5kW)と組み合わせて構成されている。

今回開発したパワーコンディショナは、日立独自のインバータ技術により、太陽電池モジュールが発電した直流電力を交流電力に効率良く変換し、96%の高い変換効率を実現しており、また、日ざしの変化に対応し、適切なタイミングで電力ピーク点を探索して動作するHI-MPPT制御を採用している。

太陽電池モジュールの設置には、作業負荷や設置後の外観にも配慮した、日立独自開発の横レール方式の架台と固定金具によるオリジナル施工方法を採用する。

日立ブランドの住宅用太陽光発電システムについては、販売および施工に関する日立独自の認定制度を設け、導入時のアドバイスから設置まで顧客をトータルにサポートする。また、設置後の長期間使用をサポートするため、一定の条件を満たせばメーカー保証を延長するなどの長期サポートサービスも提供する。

 さらに、メーカー保証の対象外となる自然災害や偶然な事故による同システムの破損による顧客の損失を軽減するため、全てのシステムに動産総合保険を予め付保している。

 新製品の主な特長は以下の通り。

・2種類3タイプの太陽電池モジュールに、独自のインバータ技術と制御方式を採用した高効率なパワーコンディショナを組み合わせてしっかり発電

太陽電池モジュール設置作業の負荷や設置後の外観にも配慮したオリジナル施工方法

・設置後に長く使用するための長期サポートサービスを提供

シャープ、国内住宅用太陽光発電システム機器トータルを15年間保証

 シャープは、業界で初めて国内住宅用太陽光発電システム機器トータルを15年間保証する「まるごと15年保証」を7月1日より有償で受付を開始すると発表した。

 この「まるごと15年保証」は、住宅用太陽光発電システムの購入時に加入することでモジュールだけでなく、パワーコンディショナや架台などの周辺機器も15年間保証される。

 修理や交換の費用をシャープが全額負担するほか、回数や金額の上限はない。また、太陽電池モジュールの出力が保証値を下回った場合も修理や交換の対象で、ソーラー専門技術員が対応する。

 この他、インターネットを通じて太陽光発電システムを見守る「Webモニタリングサービス」も15年間無料で利用が可能となる。

2012-06-28

リンテック、接着剤を一切使用しない、太陽電池用バックシート製造技術を開発

 リンテックグループは、多層構造の形成に接着剤を一切使用しない太陽電池用バックシート(裏面保護部材)の製造技術を新たに開発し、各層の構成材料も全面的に見直し、より耐久性の高い「Reflekt(リフレクト)」シリーズとして、この6月13日に発売したと発表した。

 同社では、フッ素フィルムとPETフィルムを貼り合わせた他社品とは異なり、PETフィルムにフッ素系特殊コーティングを施し、最外層とすることで高い耐久性を実現した独自設計のバックシートを「Protekt(プロテクト)」シリーズとして世界展開している。

 同製品は、太陽電池パネルの封止材(密着面)と同素材のEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)フィルムを内側に貼り合わせることで、パネルとの密着性を付与していた。

 今回、この密着性を付与する層を、EVAフィルムの貼り合わせではなく、特殊樹脂を直接押し出すことで形成する新規技術を開発。接着剤層のない新設計のバックシートとして発売した。

 接着剤を用いて各種フィルムを貼り合わせた構成となっている一般的なバックシートは、フィルムの収縮や接着剤の特性によって、フィルム層間で浮きが発生するなどの不具合事例があったが、「Reflekt」シリーズは、こうしたバックシートの劣化要因の一つである接着剤を一切使用せず、特殊樹脂層をPETフィルム上に直接形成する独自の製造技術を用いており、その信頼性を格段に向上させた次世代型のバックシートとなっている。

 同製品の特徴は以下の通り。

○長期間の使用に伴う、フィルム層間の浮きなどの不具合要因となる接着剤層を完全になくすことで、バックシートの耐久性、長期信頼性をさらに高めた。

○最外層側のコーティング剤の処方を見直すことで、PETフィルムの劣化要因となる紫外線に対する耐性をさらに向上させた。

○ベースフィルムに耐久PETフィルムを採用した「Reflekt」と、高耐久PETフィルムを採用した「Reflekt Prime」の2アイテムをラインアップ。パネルメーカー各社の長期信頼性へのニーズにきめ細かく対応する。

○光の反射率(白色度)をさらに向上し、優れた発電効率を発揮する。

ノーリツ、太陽光発電と太陽熱利用システムの「ダブルソーラー」を発売開始

 株式会社ノーリツは、太陽光発電システムと太陽熱利用システムを組み合わせ給湯、暖房、発電機能を搭載した『ダブルソーラー』を8 月21 日から発売すると発表した。

 電力供給不安が続き、分散型発電システムや再生可能エネルギー節電への関心が高まる中、政府が推進する住宅のゼロ・エネルギー化事業における高性能設備機器の普及を推進する。

 『ダブルソーラー』は、同社製太陽光発電システム「PVMDシリーズ」と太陽熱利用システム「XFシリーズ」を組み合わせた商品で、太陽エネルギーを発電と給湯・暖房に利用することができ、1つのリモコンで電気、ガス、お湯の使用状況をリアルタイムに確認できる業界初の商品となる。

 『ダブルソーラー』は住宅屋根に設置する太陽電池モジュールと、太陽熱利用システムの集熱器を一体化させており、統一感のあるデザインは家の外観を損なうことなく設置が可能とのこと。

2012-06-27

GSユアサ、福島県いわき市に1MW出力のメガソーラーを設置

 GSユアサは、子会社であるいわきユアサの本社敷地(福島県いわき市)に1MW出力のメガソーラーを設置すると発表した。

 このメガソーラーは、いわきユアサ本社工場敷地内の遊休地と工場棟屋根に太陽光パネルを配置し、同社製パワーコンディショナーを導入、出力容量は1MWを予定し、秋頃に建設を開始、2012年度中の運用開始を目指す。

 発電した電力は経済産業省が推進している全量買い取り制度を活用して、すべて電力会社の系統に連系させる。

 同社は今後、生産拠点である京都事業所(京都市南区)、長田野事業所(京都府福知山市)ならびに群馬事業所(群馬県伊勢崎市)へメガソーラーを設置する予定。

 今回発表されたメガソーラー計画の概要は以下の通り。

 所在地:福島県いわき市好間工業団地24番地9号

 敷地面積:約33,000

 出力容量:1MW以上

 年間予想発電量:1000MWh

 パワーコンディショナー:ラインバックガンマ(250kW出力)×4並列

三井松島産業、太陽光発電事業へ参入

 三井松島産業は、同社100%出資の子会社(MMエナジー株式会社、平成24 年8 月1 日設立予定)を事業運営会社として、太陽光発電事業に参入すると発表した。

 先ず第一弾として、福岡県福津市内にある同社の社有地に太陽光発電設備を設置し、事業をスタートする予定。

 平成24 年7 月1 日より開始される「再生可能エネルギー全量買取制度」における太陽光発電の買取条件について、買取価格が42 円、買取期間が20 年で決定し事業性に関する目途がついたことから、同社は今年度中に福津市内にある社有地での太陽光発電事業の開始を目指す。

 また同事業への参入は、これまで未利用地となっていた当該社有地の有効活用という点及び電力不足対策や環境負荷低減などの社会貢献という面からも、同社にとって意義のあるものとなるとのこと。

 今回発表された事業計画の概要は以下の通り。

 発電所名:(仮称)メガソーラーつやざき

 事業運営会社:MMエナジー株式会社

 発電能力:約2MW(約2,000KW)

 設置場所:福岡県福津市津屋崎字西竪川(社有地約10 万屬瞭睫3.5 万屬鰺用)

 総投資額:約6 億円

 工 期 着工:平成24 年9 月 完成:平成25 年3 月

2012-06-26

NTTファシリティーズ、ソーラーUFO(太陽光発電水浄化システム)を名古屋大学に設置

 株式会社NTTファシリティーズは、環境・社会貢献活動の一環として、太陽光発電による水浄化システム「ソーラーUFO」を、名古屋大学に設置すると発表した。

 「ソーラーUFO」は、直径5mの円盤型の浮体の上に太陽電池を設置し、内部に搭載した濾過システムや水中に空気を供給する曝気システムを太陽光発電エネルギーで作動させ、水上に浮かんで水の浄化を行う装置。

 名古屋大学では、環境方針として、文明の発達や現代人の行動が未来の世代に与える影響の重大さを認識し、想像力豊かな教育・研究活動による人類と自然の調和的発展への貢献と社会的役割を果たしていくことを定め、持続可能な発展を目指した教育と研究が進められている。

 設置場所は名古屋大学鏡ヶ池で、設置期間は平成24年6月23日(土)〜平成26年3月31日(月)となる。

 設置期間については、運用状況等により変更する可能性もあるとのこと。

 ソーラーUFOの概要は以下の通り。

 ・濾過システム、曝気システムを搭載し、太陽電池パネルの稼動が可能な昼間に水浄化を行う。

 ・天候により変動する太陽電池の発電電力を各浄化機能等に効率よくエネルギー供給し、水浄化システムとして最適な運転を行う。

大阪ガス、3か所の大規模太陽光発電所を建設し太陽光発電事業に参入

 大阪ガス株式会社は、同社の100%子会社である株式会社ガスアンドパワーが、酉島(大阪市此花区酉島)・勝央(岡山県勝田郡勝央町黒土)・広川(和歌山県有田郡広川町)の3ヶ所で、合計約3.5MWの大規模太陽光発電所メガソーラー)を建設すると発表した。

 同発電所は、大阪ガスグループとして国内初のメガソーラーとなる。建設地は、大阪ガスグループの社有地である酉島・勝央と、ガスアンドパワーのグループ会社である株式会社広川明神山風力発電所の隣接地(広川町さまより借地予定)の3ヶ所。

 いずれも平成25年3月31日までに工事を完了し順次運転を開始する。

 各太陽光発電所の概要は以下の通り。

(1)酉島太陽光発電所(仮称)

  所在地:大阪市此花区酉島

  発電容量:約1.8MW

(2)勝央太陽光発電所(仮称)

  所在地:岡山県勝田郡勝央町黒土

  発電容量:約0.9MW

(3)広川太陽光発電所(仮称)の概要

  所在地:和歌山県有田郡広川町

  発電容量:約0.8M

2012-06-25

ノーリツ鋼機グループ、大規模太陽光発電(メガソーラー)事業に参入

 ノーリツ鋼機株式会社は、同社グループのNKワークス株式会社が、同社敷地内に和歌山県内資本として初めてとなる大規模(出力2MW)の太陽光発電所を2012年11月を目処に建設し、再生可能エネルギー事業に参入すると発表した。

 東日本大震災以降、電力問題に起因する経営継続リスクやコスト増加は深刻な社会的課題であり、企業に限らず一般家庭においても環境に配慮した設備や製品の導入が進んでいる。そのような状況の中、同社グループはLED照明機器の生産・販売やエネルギー管理システムのBEMS機器を提供し経済産業省のアグリゲータコンソーシアム事業者に採択されるなど、近年は環境問題に深く関連した事業を積極的に展開してきた。

 今回、エネルギー問題による環境負荷の低減と持続可能なエネルギー供給という観点から、同社グループの遊休地を有効活用し大規模太陽光発電所メガソーラー)の建設を行う。最大出力2MW、年間発電電力量は約230万kwh/年であり、これによるCO2削減効果は年間約700tを見込んでいる。

 なお、同発電所は、和歌山県内最大級の発電容量であり、県内資本初のメガソーラー発電所となる予定とのこと。

 今回発表されたメガソーラー発電所の計画概要は以下の通り。

 発電所

  ソーラーパワーステーション 和歌山

 事業予定地

  和歌山本社 和歌山市梅原579-1(NKワークス株式会社 本社内)

 設置面積

  約20,000m2

 発電能力

  出力 約2MW(約2,000kW)

 発電量

  約230万kWh/年

 使用パネル枚数

  約6,900枚

 事業開始

  2012年11月(予定)

2012-06-22

JFEエンジニアリング、太陽光発電設備をコスモ石油系列のガソリンスタンドに導入

 JFEエンジニアリング株式会社コスモ石油株式会社は、コスモ石油のガソリンスタンド(以下、GS)にJFEエンジニアリングが開発した電気自動車(以下、EV)用の蓄電池搭載型急速充電器「RAPIDAS」(ラピダス)と太陽光発電設備(以下、PV)を設置し、EV時代に対応するガソリンスタンドの実証事業を行うと発表した。

 今回行われる実証は、ラピダスに内蔵した蓄電池にPVで発電した電力と夜間の商用電力を蓄え、顧客のEVへの充電サービスとGSへの給電を行うもの。

 負荷ピーク時に商用電力からの受電を削減し、GSの電力使用の平滑化を図り、また同時に災害時など停電の際に給油機能を維持するための実証も行う。

 この実証実験は、環境省の「平成23年地球温暖化対策技術開発等事業(競争的資金)」に、JFEエンジニアリングが応募し、採択されたもの。

JR九州、都城駅北側の未利用地にメガソーラー建設

 JR九州は、都城駅北側においてメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設し、太陽光発電事業を行うと発表した。

 JR九州グループの未利用地を有効活用することで、循環型社会の創出に向けて取り組む。

 このメガソーラーの建設及び運営は同社のグループ会社である九州電気システム株式会社が行う。

 同事業の事業概要は以下の通り。

 ・事業主体

  九州電気システム株式会社

 ・設置場所

  宮崎県都城市 都城駅北側 約23,000屐複複九州用地)

 ・最大出力

  約2,000kW

 ・発電電力量(年間)

  約215万kWh(一般家庭 約530世帯分)

 ・CO2排出削減量(年間)

  約820t−CO2

 ・今後のスケジュール

  H24.7 着工

  H25.3 発電開始(予定)

LIXIL、高さ制限のある住宅地や高層ビルの屋上への設置に最適な太陽光発電システムを発売

 株式会社LIXILは、戸建て市場のメインである法規制に厳しい第1種・第2種低層住居専用地域のRCフラット屋根専用ソーラーパネル架台として最適な太陽光発電システム「ソーラーベース ロータイプ」を7月1日から新発売すると発表した。

 この商品は、ソーラーパネルと架台をセットにした「太陽光発電システム」としてのセット販売となります。

 再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始を7月に控え、事業者だけでなく、個人においても各種支援制度を利用し、太陽光発電システムを取り付ける家庭が増えている。

 新しく発売される商品は、低段仕様でこれまで高さ制限により取り付けが難しかった第1種および第2種低層住居専用地域などに対応可能なほか、陸屋根のパラペット内に納まる仕様で、建物のデザインを生かしたい住宅にも最適。

 また、風のあおりに強い低重心なので、強風の恐れのあるビル屋上にも取り付けられ、さらに、ビルの屋上などに設置された室外機や貯水槽などの障害物もパネルを小割でレイアウトできるため、スペースを無駄なく利用することが可能となる。

 施工面では、上からと横からの固定のみで下からの施工がないため組立てが簡単で、防水メーカーのユニット基礎に対応しており、施工性の向上が図られている。

 素材には、耐食・耐久性に優れたアルミ材を使用しているため、錆びにくく、メンテナンス費用の軽減に貢献する。また、軽量のアルミ製なので、人の手で荷運びができ、運搬・施工効率が格段に向上するとのこと。

2012-06-21

東芝、南相馬市と大規模太陽光発電所・スマートコミュニティ導入に関する協定書を締結

 東芝は、福島県南相馬市と同市の復興地域活性化に貢献するため、日本最大の総発電能力10万kW規模の大規模太陽光発電所群建設およびスマートコミュニティ導入に関する協定書を締結したと発表した。

 太陽光発電所群の建設については、今後、事業化検討を進めた上で、2012年度中の着工、2014年度までの運転開始を目指す。

 今回の協定書締結により、同社は南相馬市再生可能エネルギーを重点的に導入するエリアとして指定する右田・海老地区、真野地区、原町東地区をはじめとする沿岸部全域を対象に、数か所に合計の発電能力が10万kW規模となる太陽光発電所群を建設することについて南相馬市と共同で検討する。なお、今回の発電所群には同社などが、環境省「平成23年度再生可能エネルギー事業のための緊急検討委託業務」で委託され、今年1月から実施可能性調査を行っている発電能力2万kWの太陽光発電事業も含まれる予定。

太陽光発電所の建設・運営に関しては、今後設立する特別目的会社で行う予定で、今後、この特別目的会社への出資者を広く国内外に募っていく計画とのこと。

 また、太陽光発電所を核に、バイオマス発電や小規模水力発電などの再生可能エネルギー活用や、蓄電池や地域のエネルギー管理を行うEMS(エネルギーマネジメントシステム)などの導入を通して、エネルギー循環型都市を目指したスマートコミュニティ構築に関する計画の策定検討も行っていく。

2012-06-20

LIXIL、金属折板屋根に最適な太陽光発電システム「ソーラーベース 折板タイプ」を新発売

 株式会社LIXILは、主に工場や倉庫などの小型産業建築物や、アパートや商業店舗などの屋根材として使われている金属折板屋根に最適な太陽光発電システム「ソーラーベース 折板タイプ」を7月1日から新発売すると発表した。

 同商品はソーラーパネルと架台をセットにした「太陽光発電システム」としてのセット販売となる。

 7月からの再生可能エネルギー全量買い取り制度の開始を受け、工場やコンビニ商業施設などの屋根や店舗の敷地に太陽光発電システムを設けるなど、発電事業に参入する企業が増えている。

 同商品は、こうした産業用、商業用建物の多くで採用されている金属折板屋根「重ね式」「ハゼ式」への取り付けに対応している。

 素材には、耐食・耐久性に優れたアルミ材を使用しているため、錆びにくく、メンテナンス費用の軽減に貢献し、また、重量が同仕様のスチール製架台と比べ約3分の1のため、建物に負担をかけず、さらに、人の手で荷運びができるので、運搬・施工効率が格段に向上する。

 ハゼ式のソーラーパネル取り付け方法は、「横置き型」「縦置き型」「直付け型」から選択可能で、「横置き型」と「縦置き型」は、形材を使用して効率よくソーラーパネルを設置することが可能。

 また、「直付け型」はソーラーパネルごとに金具で固定するため、より軽量化を図ることが可能となっている。

2012-06-19

ヤマトホールディングス、大容量ソーラー「MY発電所キット」の配送・設置業務を開始

 ヤマトホールディングスは、大容量ソーラー発電所キット『12kW DIYソーラー発電所キット』を提供する株式会社Looopと、同社傘下で引越、家財宅配などを行うヤマトホームコンビニエンス株式会社(以下YHC)が、平成24年5月にソーラー発電所キットの在庫管理、配送、設置工事、購入後のメンテナンス等の業務について業務委託契約を締結し、本年6月11日(月)より業務を開始したと発表した。

 今年7月から施行される「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を背景に、売電を目的とした個人宅での発電所の設置が注目されている中、Looopが提供するソーラー発電所キット『12kW DIYソーラー発電所キット』にも注目が集まり、購入するユーザーからは設置工事までを包括したサービスの提供を望む声が強くなっており、購入者に対して高品質で安心なサービスを提供することを目的にし、YHCとLooopが製品の在庫管理、配送、設置工事、購入後のメンテナンス等の業務についてワンストップで業務受託する契約を締結するに至った。

 これまでの大型太陽光発電システムは、企業向けに設計し、カスタマイズした上で必要となるパーツを販売するのが主流となっていたが、Looopが提供する『12kW DIYソーラー発電所キット』は、購入者自身で組み立てが出来るように設計した機材・部材が一式標準装備された『業界初』の商品であり、企業だけでなく個人にも手軽に購入が可能となっている。

 しかし、個人の購入者から「設置工事を自分で行うのは難しい」「設置工事やメンテナンスをどこに頼んでよいか分からない」との声が数多く聞かれたため、YHCが有する全国ネットワーク、製品の在庫管理、配送および設置工事、購入後のメンテナンス等の業務を、ワンストップで提供することにより、個人でも安心して利用出来るようにしたとのこと。

 『12kW DIYソーラー発電所キット』の商品概要は以下の通り。

 ・単結晶ソーラーパネル 250W ×48枚 合計12kW 一式

 ・三相3線200V10kW パワーコンディショナー 一台

 ・ソーラーパネル12kW 設置用組み立てアルミ架台 一式

 ・Looopオリジナルソーラー発電盤(分電盤)

 ・ケーブルなど必要電材一式

 なお、希望小売価格は3,150,000円(税別)となっている。

2012-06-18

シャープ、大阪ガス、三菱商事、カナダ・オンタリオ州における太陽光発電事業へ共同参画

 シャープは、大阪ガス株式会社(以下「大阪ガス」)、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)及び同社の3社が、シャープの100%子会社であるリカレント社がカナダオンタリオ州にて開発を進めてきた大規模な太陽光発電事業(全9ヶ所/合計約10万kW)を買い取り、今後3社で同事業を共同推進していくことについて合意したと発表した。

 大阪ガス三菱商事シャープは、カナダに共同で設立する会社を通じて、大阪ガス44.95%、三菱商事44.95%、シャープ10.1%の割合で同事業に出資する。商業運転は今年末から2013年末にかけて順次開始する予定。

 カナダオンタリオ州政府は、2009年にクリーンエネルギー計画を策定し、環境負荷の大きい石炭火力発電から、風力、太陽光、バイオ・エネルギーといった、よりクリーンなエネルギー源を活用した発電への転換に取り組んでおり、同計画に基づいて同州が導入しているクリーンエネルギー固定価格買い取り制度に則り、同プロジェクトは発電電力をオンタリオ州電力公社に、1キロワット時当たり0.443カナダドル(約35円)で20年間にわたって売電するとのこと。

東北大学、シリコン量子ドット太陽電池において世界最高変換効率12.6%を達成

 東北大学は、同大学流体科学研究所および原子分子材料科学高等研究機構の寒川教授グループは、新しい鉄微粒子含有蛋白質(リステリアフェリティン)を用いた自己組織化による金属微粒子テンプレート技術と超低損傷微細加工技術として独自に開発した高効率低エネルギー中性粒子ビーム加工技術とを融合することでシリコン(Si)基板上に面密度が1012cm-2以上で均一で等間隔でしかも損傷のない6.4nm量子ナノ円盤アレイ構造の作製に成功し、シリコンカーバイド(SiC)薄膜とのサンドイッチ構造を用いた太陽電池作製プロセス技術を確立したと発表した。

 同構造において、シリコン量子円盤構造間に形成される新たなバンド(ミニバンド)により、従来の薄膜に比べて光吸収効率が大きく向上し、且つ、発生したキャリア(電子、ホール)の輸送特性も大幅に向上することを初めて実証した。

 この単層シリコン量子ナノ円盤アレイ構造とSiC薄膜とのサンドイッチ構造を用いて太陽電池を試作した結果、エネルギー変換効率12.6%というシリコン量子ドット太陽電池として世界最高値を達成している。

 この結果は、シリコン量子ナノ円盤アレイ構造とSiC薄膜とのサンドイッチ構造を5層程度積層した吸収層をタンデム化することで理論的なエネルギー変換効率が40%以上の超高効率シリコン量子ドット太陽電池が実現できる可能性を示しており、シリコンだけを用いた超高効率量子ドット太陽電池の実現に向けた画期的な成果となっている。

2012-06-15

富士電機、太陽光発電用電力計4万台以上に不具合、無償交換へ

 富士電機は、太陽光発電設備などを設置されているユーザーが使用している富士電機製普通電力量計の一部に、電力量が適正に計量できない現象が発生する可能性があることが判明したと発表した。

 対象製品は合計42,098台に上り、全数を同社または電力会社が無償交換するとのこと。

 不具合の内容は、主に電力会社と余剰購入契約を締結しているユーザーが設置している電力量計において、電流の流れる方向が変わった場合に、電力量計内部の計量用円盤が逆回転しないように逆回転阻止装置が付いているが、この装置の動作不良により、実際の電力使用量、または電力会社などへの電力販売量よりも過少に計量するというもの。

 また、この不具合は、製造工程上の問題に起因するものとのこと。

 交換の対象となる製品は以下の通り。

 2008年(平成20年)4月から2010年(平成22年)7月の期間に、富士電機システムズ株式会社(現 富士電機株式会社)が製造した下記の型式の製品

・対象製品の型式

 F11F-R、F12F-R、F13F-R

 F21F-R、F21WF-R、F22F-R、F22WF-R、F23F-R、F24F-R、F25F-R

 F31F-R、F31WF-R、F32F-R、F32WF-R、F33F-R、F34F-R、F37WF-R

 F42F-R、F43F-R

2012-06-14

カナディアン・ソーラー、太陽電池モジュールの25年出力保証に対する保証保険を改定

 世界有数の太陽電池メーカーであるカナディアン・ソーラーは、自社太陽電池モジュール製品に関する25年出力保証に付帯する保証保険を改定したと発表した。

 同社は、太陽電池業界において、免責期間なし(即時発効)、かつ、解約不能な保証保険を最初に提供した企業のひとつ。

 同社の製品・性能に関する保証保険は、格付け会社A.M. Best社により、「A」またはそれ以上の評価を受けている北米、及び、欧州の大手保険会社が引き受けている。

 この保険は、自社太陽電池モジュールの性能を保険適用開始日から25年間保証するもので、その内容は、10年の製品保証(材料及び仕上がりを含む)と高性能を維持した上での25年の出力保証という同社の基本的な製品・性能を保証するものとなっている。

 さらに、万が一、同社が独立した運営会社でなくなった場合においても、製品を使用する顧客に対して、保険会社が製品・性能を保証するよう定められている。

 加えて、保険会社による解約が不能なもので、かつ、第三者機関による破産債権者権利を有するものとなっている。

 改定された補償保険の主なポイントは以下の通り。

 ・世界共通の25年保証

 ・免責期間なし(即時発効

 ・A.M. Best社に「A」(VIII)もしくはそれ以上に格付けされた世界有数の保険会社による

 ・解約不能

 ・第三者機関による破産債権者権利

2012-06-13

カナディアン・ソーラー、P型単結晶太陽電池モジュールとしては最高峰のセル変換効率21.1%を達成

 世界有数の太陽電池メーカーであるカナディアン・ソーラーは、バックコンタクト採用の太陽電池モジュール新製品「ELPS」のセル変換効率がP型単結晶太陽電池モジュールとしては最高峰の21.1%を達成したと発表した。

 この「ELPS」は世界最大規模の展示会『インターソーラー ヨーロッパ2012」』(独・ミュンヘン、2012年6月13日−15日)で公開される予定となっている。

 カナディアン・ソーラーの「ELPS」はバックコンタクト(メタルラップスルー技術)採用が特徴で、配線を太陽電池モジュールの表面から背面に移すことで、セルごとに集光率を3%以上高めることが可能となり、その結果、他社類似品と比較して、発電量を7%以上高めることが可能になっている。この画期的な「ELPS」は『インターソーラー ヨーロッパ2012』の太陽光分野において、今年度のインターソーラー賞の候補に挙がっている。

 なお、この「ELPS」シリーズは日本国内では7月に発売される予定となっている。

2012-06-12

AQTソーラー、出力60Wが可能なCZTS太陽電池モジュールの試作品を開発

 低コストCIGS薄膜太陽電池セルの開発企業AQTソーラーは、同社のモジュール化提携企業と共に、出力60ワットが可能なCZTS太陽電池モジュールの試作品を開発したと発表した。

 同試作品はAQT社とソーラー業界にとって電力密度の点で節目となる大きな成果となる。

 AQT社は材料の制約を受けない独自の製造プラットフォームを活用することで、これまでにない早さで試作品段階に到達した。今回の成果は、同社の商用プラットフォームが低コストで高効率のセルに対する需要を満たす上で必要な種々の材料をサポート可能であることを実証するものとなる。

 これまでの研究により、同社のCZTS太陽電池セルは非常に低い製造コストに加え、太陽電池モジュールメーカーに対して下記を含む広範な利点を提供できる潜在力を持つことが分かっているとのこと。

 ・結晶シリコンと比べエネルギー獲得率に優れる

 ・優れた耐久性のガラス基板により、モジュール組立中における機械的歩留まりの低下を最小限に抑制

 ・従来からの実証済みの材料・装置を使用することで、モジュールの適応性と拡張性を確保

 ・標準出力サイズでの提供が可能


AQTソーラーについて

 2007年創業のAQTソーラーは実証済みの製造プラットフォームに専有的なプロセスを導入することで、CIGSとCZTSによる高性能・低コストの薄膜太陽電池セルを製造しているメーカー。

2012-06-11

パナソニック、両面発電型太陽電池モジュール 「HITダブル」を国内公共・産業用に本格展開

 パナソニックは、パナソニック株式会社 エコソリューションズ社が、新型太陽電池モジュール「HITダブル」を産業・公共用として8月6日より発売し、国内で本格展開すると発表した。

 国内産業・公共用途の太陽光発電システム市場は各種補助金制度に加え、7月から始まる再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始に向けて、学校、店舗、工場、オフィスなどの分野での需要が高まっている背景から、2006年に商品化し、既に欧米で好評を得ている両面発電型太陽電池モジュール「HITダブル」を国内の産業・公共市場に本格的に投入する。

 同製品は裏面でも発電するHITセルの特長を生かし、裏面をガラスにすることで、パネル両面から発電する。また、「HITダブル」は標準タイプのHITに比べ設置方位や設置角度による発電量の差が少ないため、駐輪場や駐車場の「屋根面」、建物やフェンスの「壁面」、ビル屋上の「看板面」など、標準タイプに比べて設置スペースの選択肢が広がる。

 同製品の特長は以下の通り。

(1) 表裏対称構造のHIT太陽電池セルを表面ガラスと裏面ガラスのサンドイッチ構造のモジュールにすることにより、両面からの発電が可能

(2) ライトスルー構造による優れたデザイン性

(3) モジュールの設置角度、高さを容易に調整設計ができるため、陸屋根での設置に有効

2012-06-04

ソーラーフロンティア、米アリゾナ州の水処理施設にCIS薄膜太陽電池を設置

 ソーラーフロンティアは、米アリゾナ州の大手電力会社であるウィルソン・エレクトリック社を通じて、同州の1.5メガワットの太陽光発電所にCIS薄膜太陽電池を設置したと発表した。

 

 同発電所は、米アリゾナ州プレスコットバレーで市内の揚水および廃水処理の一部を担っている貯水および廃水処理施設での電力需要を補完するためのもので、プレスコットバレーにおいて初めての太陽電池の導入事例となる。

 今回の太陽光発電設備は、スマート・エナジー・キャピタル社の出資により設置されたもので、2012年3月初旬に運転を開始し、同年5月1日に行われた竣工式にはプレスコットバレーのハーベイ・スクーグ市長も出席した。

 同設備の運営開始により、4万人以上の人口を抱えるハーベイ・スクーグ市の公営事業において再生可能エネルギーを使った電力供給が期待されている。

2012-06-01

シャープ、集光型太陽電池セルで世界最高変換効率43.5%を達成

 シャープは、レンズで集光した太陽光を電気に変換する集光型化合物3接合太陽電池セルで、世界最高変換効率43.5%を達成したと発表した。

 化合物太陽電池セルは、インジウムガリウムなど、2種類以上の元素からなる化合物を材料とした光吸収層を持つ変換効率の高い太陽電池で、今回開発された太陽電池セルの基本構造は、インジウムガリウムヒ素をボトム層とする3つの光吸収層を効率よく積み上げる同社独自の技術を採用している。

 今回の成果は、3つの光吸収層で集光された太陽光を効率良く電気に変換できることに加え、受光面の電極間隔を最適化し、電気抵抗を最小限に抑えることで達成されたもの。

 今回の開発ははNEDOの「革新的太陽光発電技術研究開発」プロジェクトの一環として行われたもので、ドイツフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所において、集光型太陽電池セルとして世界最高変換効率の測定結果が確認されたもの。

 現在、化合物太陽電池は特殊用途として主に人工衛星などに使用されているが、同社では今回の開発成果を、小面積の太陽電池セルで発電できる集光型システムに応用することにより、地上用途への展開を目指していくとのこと。