ソーラーフロンティア、米アリゾナ州の水処理施設にCIS薄膜太陽電池を設置

 ソーラーフロンティアは、米アリゾナ州の大手電力会社であるウィルソン・エレクトリック社を通じて、同州の1.5メガワットの太陽光発電所にCIS薄膜太陽電池を設置したと発表した。
 
 同発電所は、米アリゾナ州プレスコット・バレーで市内の揚水および廃水処理の一部を担っている貯水および廃水処理施設での電力需要を補完するためのもので、プレスコット・バレーにおいて初めての太陽電池の導入事例となる。

 今回の太陽光発電設備は、スマート・エナジー・キャピタル社の出資により設置されたもので、2012年3月初旬に運転を開始し、同年5月1日に行われた竣工式にはプレスコット・バレーのハーベイ・スクーグ市長も出席した。
 同設備の運営開始により、4万人以上の人口を抱えるハーベイ・スクーグ市の公営事業において再生可能エネルギーを使った電力供給が期待されている。