大阪ガス、3か所の大規模太陽光発電所を建設し太陽光発電事業に参入

 大阪ガス株式会社は、同社の100%子会社である株式会社ガスアンドパワーが、酉島(大阪市此花区酉島)・勝央(岡山県勝田郡勝央町黒土)・広川(和歌山県有田郡広川町)の3ヶ所で、合計約3.5MWの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。

 同発電所は、大阪ガスグループとして国内初のメガソーラーとなる。建設地は、大阪ガスグループの社有地である酉島・勝央と、ガスアンドパワーのグループ会社である株式会社広川明神山風力発電所の隣接地(広川町さまより借地予定)の3ヶ所。
 いずれも平成25年3月31日までに工事を完了し順次運転を開始する。

 各太陽光発電所の概要は以下の通り。

(1)酉島太陽光発電所(仮称)
  所在地:大阪市此花区酉島
  発電容量:約1.8MW

(2)勝央太陽光発電所(仮称)
  所在地:岡山県勝田郡勝央町黒土
  発電容量:約0.9MW

(3)広川太陽光発電所(仮称)の概要
  所在地:和歌山県有田郡広川町
  発電容量:約0.8M

NTTファシリティーズ、ソーラーUFO(太陽光発電水浄化システム)を名古屋大学に設置

 株式会社NTTファシリティーズは、環境・社会貢献活動の一環として、太陽光発電による水浄化システム「ソーラーUFO」を、名古屋大学に設置すると発表した。
 「ソーラーUFO」は、直径5mの円盤型の浮体の上に太陽電池を設置し、内部に搭載した濾過システムや水中に空気を供給する曝気システムを太陽光発電のエネルギーで作動させ、水上に浮かんで水の浄化を行う装置。

 名古屋大学では、環境方針として、文明の発達や現代人の行動が未来の世代に与える影響の重大さを認識し、想像力豊かな教育・研究活動による人類と自然の調和的発展への貢献と社会的役割を果たしていくことを定め、持続可能な発展を目指した教育と研究が進められている。

 設置場所は名古屋大学の鏡ヶ池で、設置期間は平成24年6月23日(土)〜平成26年3月31日(月)となる。
 設置期間については、運用状況等により変更する可能性もあるとのこと。

 ソーラーUFOの概要は以下の通り。

 ・濾過システム、曝気システムを搭載し、太陽電池パネルの稼動が可能な昼間に水浄化を行う。

 ・天候により変動する太陽電池の発電電力を各浄化機能等に効率よくエネルギー供給し、水浄化システムとして最適な運転を行う。