積水ハウス、全工場にメガソーラーを設置

 積水ハウスは、全国の5工場に、合計6.5MW(メガワット)の太陽光発電システムを設置することを決定したと発表した。
 
 国の再生可能エネルギーの普及拡大の方針のもと、固定買取制度に則り、2012年度中の発電開始を予定している。
 
 設備投資は24億8000万円を予定し、年間発電量は600万kWhで2億1300万円の売電収入を見込んでいる(40円/kWh<税抜>で試算)。

 同社の全ての生産工場にメガソーラーを設置することになるとのこと。

サンテックパワー、最高クラス出力の住宅用単結晶太陽光発電モジュール6 モデルを発売

 サンテックパワージャパン株式会社は、日本の住宅用市場での更なる販売拡大を目指して、従来製品より大幅に出力をパワーアップし、最高で260Wの最大出力と16.0%の変換効率を達成した単結晶太陽光発電モジュールを含む6 モデルを新シリーズとして発売すると発表した。

 新シリーズは単結晶セルのサイズが従来の125×125mm(5 インチ)から156×156mm(6 インチ)に拡大していて、モジュール1 枚ごとの発電量は大幅に高まり、国内で販売されている住宅用太陽光発電モジュールとしては250W を超える業界最大レベルの出力で、住宅の屋根でより多くの発電量が得られるようになったとのこと。

 新製品は、シルバーのフレームに白のバックシートの「サンクリスタルWd」と、黒のフレームと黒のバックシートの「BLACK LABEL Wdb」の2つのラインアップになり、さらに、屋根のスペースを有効に使うために、通常サイズのモジュールの約半分の大きさのハーフサイズモジュールもそれぞれにご用意されている。
 「サンクリスタルWd」には「STP260S-20/Wd」、「STP255S-20/Wd」とハーフモジュールの「STP130S-10/Nd 」の3 モデル、「BLACK LABEL Wdb 」には「STP255S-20/Wdb 」、「STP250S-20/Wdb」とハーフモジュールの「STP125S-10/Ndb」の3 モデル、計6 モデルのモジュールが提供される。

 また、同時に、多数台連系時の単独運転防止機能を搭載したパワーコンディショナGP27D、GP40D と、7 インチの大型ワイドVGA(800×480)カラーTFT 液晶を搭載したカラーモニタGP-PCM2A-M を、新たに発売する。
 カラーモニタはタッチパネルで操作でき、SD カードの静止画を背景に発電状況が確認できるなどオリジナル画面で楽しめる。

LIXIL、太陽光発電システムを備えた総合ショールームをオープン

 住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXILは、熊本県内最大級の展示スペースをもつ「LIXILショールーム熊本」を、7月28日(土)にオープンしたと発表した。

 熊本県が力を入れている太陽光発電システムを設置した最新の環境配慮型モデルルームを展示するなどLIXILグループの豊富な商材を一堂に展示した九州初の新設ショールームとなる。

 「LIXILショールーム熊本」は約850㎡(約258坪)と、住設メーカーとして熊本県内最大級の展示スペースを持ち、LIXILグループの住まいに関する豊富な商材をワンストップで見ることができる住まいの総合ショールームとなっている。

 断熱窓や節水トイレなどの省エネ商材はもちろん、県政の柱の一つとして太陽光発電の先進県を目指している熊本県ならではの展示として、屋外展示のカーポートに設置したソーラーパネルで発電した電力を最新の環境配慮型モデルルームに引き込み、HEMSによる電力の見える化なども行っている。

 さらに、LIXILショールームとして全国で初めて、館内で消費する電力の一部に、屋上に設置したソーラーパネルで発電した電力を利用するなど、建物全体の省エネ化を目指した環境配慮型ショールームとなっている。