眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

「ウイラード」「ベン」がブルーレイ(&DVD)化

発売予定日は2017年9月13日。

発売はキングレコードから。忘れられたような映画を発掘してもらってありがたい。が、先ごろ発売された「レイズ・ザ・タイタニック」「オフサイド7」の画質があまりよくなく、購入者からの不興を買っている模様。安くはないお金を出すのだから、そんな不満の声が聞かれるのも当然のこと。手を抜いたり言い訳したりしていると、そのメーカーのものは買う気を失うから、結局危ない綱渡りですよ。

昔話
ウイラード」も「ベン」も、昔はテレビでよく放送されていたもので、そのたびに見た映画。大変懐かしい。今ならCGでネズミの大群も簡単に作れてしまいそうだが、古い映画なので本物を調教して撮影しているのが凄い。一部には作り物もあったのかもしれないが、子どもの目には、全てが本物のネズミにしか見えなかった。あと、この映画でアーネスト・ボーグナインの顔を覚えたな。嫌な役だったこともあって、強烈に印象に残ったんでしょうな。

ソンドラ・ロックが可愛すぎない?

「ベン」は、前作の直後から始まる続編。こちらは「ウイラード」の陰気さからだいぶ印象の違う映画で、リー・ハーコート・モンゴメリー少年とベンとの交流がメインとなった心温まる作品。といっても、街あげてのネズミ殲滅作戦はより過激なものになっていくのだが…。モンゴメリー少年は、あの頃ちょくちょく見かけた子役で、「家」にも出ていたな。あれは嫌な映画だったな。

そうそう、思い出した。少年とは仲がいいのに、外では大群を率いて暴れまわるベンの気持ちが判らなくて戸惑ったんですよ。ネズミの気持ちがわかるわからんというのも変な話だけども。

また、タレントの西村知美が、泣ける映画として「ベン」を挙げていたことも懐かしい。

マイケル・ジャクソンの歌うテーマ曲も有名。確かに、これが流れるラスト、泣けるんですよ。