トレトレ詐欺に注意

また、受験ネタで申し訳ありません。こだわりが強くて(笑。

『●夏期講習(オマケ)


そろそろ夏期講習の案内がくると思いますが、くれぐれも取り過ぎないようご注意を。
申込書見本の「S台太郎」くんは10個ぐらい講座を取っていますが(笑)、

現役生がそんなことしたら自爆です。
 講習+その予習復習で、むしろ多大な時間を奪われると心得て、

それでも価値があると思える講座だけ厳選するべき。

特にこの時期のセンター対策系は無駄。
予備校側はペースメーカーと強調しますが、毎日自習室に通う習慣をつければよいだけの話です。
予備校の真価は、どちらかというと直前講習(冬)の志望校別対策にあります。

お金を取っておいてそちらに投入するのも手です。』


これをちょこっと補足。

自分も中学高校と公立で授業がダメダメで、良い参考書の選び方が分からず、白チャートとか使って解説の少なさに泣いて、仕方なく予備校に通うことにしたんだけど、予備校ってとこはぜんぜん基礎に触れないのよ?!一番下のクラスに入っても。
だから結局、基礎は自分で何とかするしかないわけ?これが当時はわかんなかったねー。

塾や予備校の言いなりになって夏期講習取りまくって、偏差値が急激に上がる!みたいに錯覚していた。予備校業界の良いカモになっていた!
あと講義だけ聞いて、肝心の参考書を使った勉強が出来てなかった。


これは塾や予備校がうちの講座を取れば大丈夫と喧伝するため。


思えば中学のときに学年トップのクラスメートにどこの塾に行っているのか、質問したところ
塾なんて必要ないよ。参考書に全部書いてあるじゃん!
と彼は主張したが、私は当時それを信用しなかった。何かわかりやすい授業が行われているに違いないと確信していたところがあった。
彼の言うことは正しかったわけ。その後、浪人したのか知らないが彼は中央大学の文学部に進学。


最重要な情報は、どの参考書をどういう順番で使っていけば合格するかなのだが、これもちゃんと大きな書店に行けば販売していた。受験は情報戦なのだが、当時の私はそれを理解しておらず、太平洋戦争末期の日本のように、精神主義と努力のみによって切り開こうとしていた。そして玉砕した。滑り止めの大学に行くことになった私はそれがどうしても許せず、福井一成先生の本に頼った。私はそれにすがり、ようやく六大学のどこかに引っかかった。