文鮮明先生の業績

人間が堕落しなかったならば、一度に責任分担を果たすようになっていました。しかし、堕落することによってサタンが生じたので、父母様は堕落した後孫たちの前に世界的な基準で一度に越えていける蕩減基準を立ててあげなければなりません。そのような責任分担圏を立てることによって一度に蕩減条件を立て、間接主管圏内から直接主管圏内に飛躍して入ることのできる基準をつくってきたのが、今までの先生の一生の仕事だったというのです。(『罪と蕩減復帰』光言社 p.15)

一体、文鮮明先生の真の業績とは何か?
統一教会の教会員であっても正確に答えられる人がどれくらいいるでしょうか?

先生は、統一をいかにするか心配せず、蕩減条件をいかに立てるかを心配してきた。(『御旨の道』Ⅰみ旨について・二 復帰・復帰の心情)

文鮮明先生の問題意識の中心に「蕩減」という問題がありました。
これが復帰摂理を推進する核心的な原動力であると同時に、非難や迫害、攻撃の要因となってきました。
文鮮明先生が「一生の仕事」としてこられた「蕩減の道」。
それが何のためであったかというと、人類のため、後孫たちのためでした。
人間が完成するために決して避けることのできない「責任分担」の完成の道を開くためのものでした。
私たちは本当の意味で、堕落というものが何なのか、何だったのか、ということについてまだまだ分かっていないのかもしれません。
堕落というものが分からないのに、蕩減というものも分かるでしょうか。
文鮮明先生は堕落ということがどういうことかを分かっておられるので、蕩減の道を歩むことができたのだと思います。
堕落によって無知に陥った人類は、メシアが必要です。
メシアがおられなければ、堕落人間は救援されることも、完成することもできません。
サタンを消滅させる方法、間接主管圏内から直接主管圏内に越えていく基準を教えてくださっているのがメシアなのです。




ダンベリー刑務所の文鮮明先生