宗教の目的

神様の不変の目的は、真の愛の理想世界の実現です。宗教の目的達成は、真の愛と真なる家庭が実現化されることです。反対に、このような目的に寄与せずにそれ自体のためだけに存在すれば、たとえ神様を口実にしても、その宗教は神様とは関係ありません。宗教のために、神様や世界があるのではありません。本然の真の愛、真の家庭の世界へと回復しようとする神様のみ旨のために、宗教は立てられました。過ぎし四十年間、私が世界的に展開してきた超宗派的な活動をはじめとする学術、教育、思想、文化、芸術、言論、科学技術、産業等のすべての事業は、みなこの目的のためにあるのです。(文鮮明先生の御言葉 1994年5月1日)

世界基督教統一神霊協会創立40周年となる1994年5月1日に語られた文鮮明先生の御言葉です。
「家庭盟誓(家庭の誓い)」の宣布、そして世界平和統一家庭連合時代の訪れとともに語られた御言葉です。
驚くべき内容です。
宗教の目的は、真の愛と真なる家庭の実現化にあるのだという力強い御言葉。
「反対に、このような目的に寄与せずにそれ自体のためだけに存在すれば、たとえ神様を口実にしても、その宗教は神様とは関係ありません。宗教のために、神様や世界があるのではありません」とまで語られています。
そして、宗教のみならず、文鮮明先生が成してこられたすべての事業もまた、真の愛と真なる家庭の完成の実現化にあったというのです。
今日も、統一教会のあらゆる行事、式典においても、天に対する敬礼と「家庭盟誓」の唱和が先立ちます。
このこと一つとっても、私たちが神様の前に誓うべき第一の内容は家庭における誓いであるということなのです。
真の愛と真なる家庭完成への挑戦は、単なる形式や儀式として流れていくものであってはいけないのです。



草創期のお弟子さんたちと文鮮明先生(後列左)
(後列右が劉孝元先生、前列中央が金元弼先生)