その時々の思考 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2019-01-12

2019も着実に進む独裁国家計画

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 NHKが放送した、安倍首相による「辺野古珊瑚は移植した」という発言や、それを放置しているNHK(生放送ではなく録画放送だったのに検証せず放送)やテレビ報道の態度は、日本の劣化が戦後最悪にきているのではないか?と不安な気持ちにさせる。新年早々なのに。

 NHKは2017年の最高裁判決で受信料は事実上強制的に支払わせる事ができるようになったからやりたい放題だ。その判決を出した裁判官の中の1人、木澤氏は、安倍首相の腹心の友が経営する学校法人加計学園の監事を務めていた人。(加計氏と大学の同窓)ナニコレ!?怖い!

 NHKEテレとかドキュメントとかドラマとかいい番組も沢山あるけれど、このまま日本が悪くなっていくのを放置するのは忍びないので、いい番組を犠牲にしてでもNHKは解体して欲しい。こんな報道をする公共放送はいらないしこんな報道は私以外の国民にも見せて欲しくない。だから涙を飲んで、報道以外の素晴らしい番組が見られなくなる事に耐える。「変わるの嫌だからこのままでいいや」じゃいつまでも改善されない。

 悪人というのはいつの世にも必ず存在する。存在していいという事ではないが、人間の価値観とか倫理観は全ての人類が同じになるという事は無い。しかしそういう悪人が存在したとしても、もしもそういう人が私達に向かって悪い事をしてきたら警察が捕まえてくれて、法が裁いてくれて、投獄なり賠償金なりの罰を課せられる仕組みになっているから「悪人はいるだろう」とわかりつつもどうにか安心して眠る事ができる。

 しかし今の安倍政権下では、安倍やその周辺の仲間は、悪い事をしてもマスコミが報じない。報じないから問題の外にいる国民は気がつかない。だからテレビからの情報をメインにしている国民にとっては今の日本に問題は何一つ起きていない事になっている。よって政治にも興味を持たず、選挙にも行かず、または行ったとしても今のままの日本でいいから自民党に投票し、安倍政権が続く。自分たちで長続きさせているのに安倍政権を支持する理由に「長く続いているから」と他人事のような事を言う。わーーっ!頭がおかしくなるようーー!

 一昔前なら、もう豪雨になっている状態で与党である自民党議員、しかも大臣や安倍首相までが参加した『赤坂自民亭』という飲み会が繰り広げられていたという事実だけで首相退陣に追い込まれていた。確実に。

 国会質疑一つ取っても安倍内閣がどれほど国会議員として不適格で不誠実かがわかる。私の目にはある人は狂人にすら映る(もちろん悪い意味で)。だけど、昼間の国会中継を見られる人は少ないし、私のように録画をして見るというのも結構面倒だろう。だから与党がどれだけいい加減な答弁が繰り広げられているのかはニュース番組で放送しなければほとんどの人はわからない。国民がきちんと判断する材料を提示しないって報道の存在意義がないよ。安倍政権のこの数年間にテレビ局で報道の仕事をしていた人は将来ろくな目に遭わない気がする。自分の仕事を歪めただけでなく、日本の未来まで貶めたのだから。

2019-01-10

存在を例えられない酷さ

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 カルロス・ゴーン氏の逮捕は本当に腑に落ちない。検察のリークにより報じられている事がまるまる本当だとしても、ゴーン氏とその側近1名だけが逮捕というのがおかしい。

 これは検察が悪いのではないが、そもそも法律がおかしい。国民の税金から高額な報酬を受け取っている国会議員、しかも与党議員で大臣でもある片山さつき氏は政治資金収支報告書の間違いを指摘されても訂正さえすれば(しかも4回も)議員はおろか大臣すら辞めずに居座っていられるというのに、ゴーン氏ばかりが逮捕、再逮捕、勾留延長されているという状況はおかしい。国家権力に近い者こそ厳しい監視や規制で縛らなければならないんじゃないの。ゴーン氏の事は日産幹部が覚悟を持って問題の解決に取り組めば国家権力を頼る必要はなかったと思う。

 いくら地検がゴーンの逮捕に躍起になろうとも、「国の記録である公文書を改ざんした財務省幹部を逮捕しない人達が何を今更……。」とかえって軽蔑の気持ちを強くするだけだ。今後の国の在り方を左右する大問題だというのに。

 ゴーン氏起訴に向けている執念を、改ざんや値引き案件に使ってくれていたなら…。叩き易い人をメッタメタに叩いてみせて野次馬の方をクルリンと振り返り「どうだ!」と得意顔されてもこっちはドン引きするばかりです。

 「安倍政権の犬」という人もいるが、犬に例えるのは犬に失礼だ。堕落のレベルが、もはや生き物に例えられないくらい酷くなっているんだな。

2019-01-07

ドラマ『昭和元禄落語心中』の感想など

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 昨年の事だけどメモ。

 2018年10月〜のドラマでNHKの『昭和元禄落語心中』は最後まで面白かった。今にして思えば何度も見返したいドラマ(「あの場面に、もっと深い別の意味が含まれていたのでは?」と想像させるこだわりと余韻がある)だから、録画を消してしまった事を心底後悔。

 ネタバレになってしまうけれど、最後にある人が八雲に言う「そしてよく生き抜いた」という台詞が凄く好きだ。八雲の人生を一言で表すのにピッタリの言葉。本当に「生き抜いた」人だよ。

 あと、ある人が八雲に弟子志願した時に、私はてっきり「好きにするさ」といつもの言葉が返ってくると思いきや、思いがけず素直な言葉だったのも八雲の人格の変化を表しているのかなと思った。年が明けたけれど、今思い起こしても本当に名場面の多い、素敵で感動できるドラマだったなぁ。

 オープニングの音楽と映像も良かった。短いけど、あのオープニングが始まるとゾクっとする。音楽は村松崇継さんか。メモメモ。

 TBSの『中学聖日記』の音楽も良かった。小瀬村晶さんと信澤宣明さんか。メモメモ。なんだか冒険のRPGを連想させるような。こちらのドラマは物語はそれほどでも無かったけれど、有村架純さんは演技がうまいんだなという事がわかった。この人だから最後までもったような気がする。

2019-01-03

年頭

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 明けましておめでとうございます。

 皆様にとって穏やかで幸せな一年でありますように。 

2018-12-28

年の瀬

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 本を買ったものの読まないで(いつか読むつもりで)積み上げたり棚にしまいっぱなしにしておく行為を“積ん読(つんどく)”と表した人天才。

 年の瀬の大掃除。何年か越しの“積ん読”が此処にも。今年も読めなかったなー。来年こそは……。

 皆様も良いお年を!

2018-12-17

確信

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 辺野古の海が安倍政権によって潰されていく……。

 原発だって、一旦大事故が起きれば人が住めない状態になるという惨状を目の当たりにしているのに平気で再稼働する。

 国民の反対意見は聞き入れないのに、友人の頼み事には法をねじ曲げ、役人が自死しようとも応じる。

 安倍晋三麻生太郎、そしてそれらをかつぎ上げている人間は絶対に愛国者じゃない。

2018-12-06

テレビの報道の酷さに怒り心頭

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外国人実習生が事故などで3年間に69人死亡 法務省「中身把握せず」ライブドアニュースより/共同配信)

http://news.livedoor.com/article/detail/15700307/

2018年12月6日 21時44分 (共同)より引用

2015〜17年で外国人技能実習生が計69人死亡していたことが分かった

立憲民主党有田芳生氏は参院法務委員会で、原因を明らかにするよう要求

法務省側は「中身を把握していない」「今後調査する」と繰り返した

 バカの一つ覚えの如く「野党が・・・」と言うコメンテーターは取材していない人だ。野党の前に、とんでもない法案をいくつも通過させ、またさせようとしている与党の方がそもそもおかしいでしょ。なのに何故「野党が」とすり替えるのだ。窃盗事件が起きて、その犯人を責めずに窃盗を止められなかった店員を責めてるようなもんだぞ。国民の一人として、今回野党議員は本当に頭が下がるくらいよくやってくれている。どうぞ税金から給料を受け取っておくれ、という思いだ。

 それに引き替え、なんだい!テレビの報道は!テレビの報道の人間は恥を知れと言いたい。私達(視聴者)に対して恥ずかしいのもあるが、己の職業に対しても恥ずかしいと気づいてくれ。報道という名に泥を塗っている。

 何かというと報道の原稿に「野党が問題視しています」「野党が批判しています」と他人事のように書くが、自分達で取材した結果はどうなんだ。法案に問題点を感じないのか?そもそも議員や官僚から話を聞く以外の取材をしているのか!?

 今日の質疑も、有田芳生議員が本当に意義のある質問をしたのにその部分はほとんど報じないし、午後の部の質疑で安倍氏が「初めて聞いたので答えられない」と答えをはぐらかした質問の内容は既に有田氏が午前の部で報告していたものなのに、それが明確に伝わるような内容になっていない。むしろ本当に有田氏が安倍氏の質問の直前に初めて情報を開示したかのような編集をしている番組もあった。

 ニュースを作っている人間は日本をどうしたいんだ?伝えなきゃ、知らない人にとっては無かった事になるんだぞ!

2018-12-05

後を濁しまくりの鳥

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 小学校の遠足みたいに「家に帰るまでがM-1です。」って言葉に笑っちゃった。そういうのをパッと思いつく人って凄いよなー。

 M-1はちゃんと見た事なかったんだけど、今年は審査員にナイツの塙さんが起用されたというので前半まで見てみた。

 例の芸人は上沼恵美子さんの審査に不満を爆発させたわけだが、仮に私が審査員だとして、私は大ウケしていたジャルジャルとかミキにちっとも笑えなかったので点数を低くしたいが、空気を読んで点数を周りに合わせなきゃいけないって事かい?じゃあ私もミキやジャルジャルの人に「右(どこに座るかわからないけど)の奴、ボケ!」と批判されていたかも。ああ怖い。お笑い芸人なのに怖い怖い。

 「いつか右の人が腹痛で緊急入院するくらい笑わせてやる!」とかポジティブな攻撃をしておけば、淡谷のり子先生と清水アキラの如く、この先の仕事につながる関係になれたのに。「ク◯」とか「ババア」「更年期障害」なんて全く工夫のない、ただただ怒りにまかせた暴言を垂れ流しただけだ。

 近年になってやっとブレークした出川哲朗さんとかは過去にこの審査よりももっと屈辱的な扱いを受けて来ただろうが、その人々を個人攻撃するようなコメントは残していない。生き残る人って違うなと思った。

2018-12-01

反省している人の態度

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オランダ鉄道、ホロコースト生存者らに賠償へライブドアニュースより/cNN.co.jp配信)

http://news.livedoor.com/article/detail/15666879/

2018年11月29日 17時51分 (cNN.co.jp)より一部引用

(CNN)国営のオランダ鉄道は29日までに、第2次世界大戦中に同社の鉄道でナチス・ドイツ強制収容所に運ばれたホロコーストユダヤ人大量虐殺)の生存者や犠牲者の遺族に賠償金を支払う方針を明らかにした。

(中略)

オランダ鉄道は2005年、戦時中の自らの行動について正式に謝罪し、多くのホロコースト追悼事業などに資金協力もした。ただ、個人単位での賠償には踏み切っていなかった。AFP通信によると、同社は報道発表文で「国家としてのオランダと我が社の歴史にとって暗黒の1ページであり、無視することの出来ない過去である」と述べた。

(後略)

2018-11-22

天竺にイッテQ

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 日本テレビの『イッテQ』という番組がラオスの祭りを捏造したという疑惑が。素朴な疑問として、ラオスって誰も辿り着けない幻の国じゃないのに『ラオス』という国名を使ってしまって、バレるのは時間の問題だと思わなかったのかしらん。

 私はこの番組は見ていないので、番組内容に対しての意見でなく記事やその反応に対して思う事なのですが、こういう大きなテレビ局の人気番組での騒動があると、芸能人達が番組をかばう発言を一斉にし始めるのが見苦しい。「バラエティなんて多かれ少なかれヤラセがあるものだから」とか「よくある演出の一環」とか言うと、必死でネタを探しまわっている一部の真面目な番組スタッフまでが同じように見られて気の毒じゃないですか。自分の仕事欲しさに媚びを売っているつもりが、自分達の業界そのものの価値まで下げてしまっている。

 その他の意見では「宮川大輔さんは何も知らずに出ていただけなのに巻き込まれて可哀想」というものもあるが、問題さえ起きていなければ、こういうヒット企画のおかげで宮川大輔さんの知名度や好感度も上がり、この祭り企画を想起させるイメージのCMが舞い込んだり、イベントに呼ばれたりと仕事の幅も広がっていただろう。良い事は当然の権利のように受け入れ、悪い時だけ「出演者は無関係だ!」というのはどうなのか。責任を取る筋合いではないのはわかるが、コーナーの顔だからインタビューくらいはしょうがないのではないかと思う。架空請求詐欺だって、場合によっては本当に詳しい事情を知らない出し子も全国に画像を晒され指名手配→逮捕されてしまうんだから。もう充分大人クラスのギャラを貰っているのに、都合の悪い時だけ「周りの大人達が……。」などと使い分けなさんな。

2018-11-12

違和感があるBTSのTシャツ騒動

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 BTS防弾少年団←この名前どうなんだ?)はテレビで見た事がある。音楽のジャンルからして私が好きなものとは違うのでしょうがないけれど、あんまりピンとこなかった。

 Tシャツ問題は、ホリエモンとか秋元の喜び組のアイドルとかもナチスを連想させる服を来て問題になったように、たかが衣装では済まされない問題だけど、じゃあホリエモンとかアイドルが何か責任をとって自粛したのかと言えばそんな事はなく、その時の衣装の批判だけで終わっている。世界に大きく発信されていたら日本の名誉を下げかねない行為だったのに。それから、ナチスを連想させるデザインを着る事ときのこ雲の画像はイコールじゃないです。ナチスと同じような印象を与えるデザインは日本軍の旗(旭日旗)だと思う。ドイツと日本は戦争当時同盟国だったし。もしくはアメリカ人が使用するきのこ雲。

 だから、テレビ朝日に対しては、別に新曲の衣装でもないし、それを着てテレビに出ようとしていたわけでもないのに、出演を見送る事までします?というのが本心。別にBTSに出て欲しいわけじゃないが、今後他の人が同じような事をした時に、今回と同様の対応をしないと「韓国のグループだから出演させなかったんだろう。差別だ。」という批判を生みますよ。

 あと、私も戦後相当たってからの生まれなので自分で本を読んだりするまで知らなかったけれど(学校教育だけでは知る事はなかった)、日本人の意識には「日本は原爆を落とされて戦争に負けた被害者」という思いが根強いが、原爆の事を除けば、WW2において日本を可哀想な国と受け止めている国はほとんどない。(繰り返しますが、原爆の事は除きます)

 ドイツは自分達がナチスを生み支持してしまった過去を反省しているけれど、日本国民戦争責任とはほとんど向き合っていない。だから知識も薄いのでマスコミの流す情報にすぐコントロールされる。

 被害国に対して「前にお金を払ってやっただろ」くらいの態度なのに「何べん謝れば気が済むんだ」と言う。でも戦後生まれの私の目には、日本がペッコリとあからさまに謝罪をした姿は記憶にない。それはそれとして、仮にドイツにも原爆が落とされ、その結果強制収容されていた大勢のユダヤ人達が解放されていたのだとしたら、戦争が終わり解放を喜ぶ人達の気持ちを少しは理解できないだろうか?それでも原爆を落とされたナチスドイツが可哀想だからユダヤ人は喜ぶなと?

 日本が支配していた朝鮮人の気持ちは無視して、アイドルがTシャツを着ていた画像を見て凄い剣幕で「許せない!」と憤る。日本人がTシャツの柄に怒る以上に、戦時中の朝鮮の人はもっと許せないような事をされてきたんじゃないでしょうかね。そういう事を知った上で、一度冷静になって想像してみるといいかも知れません。

2018-11-07

見違えたみよ吉

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 今週(第四話)の『昭和元禄落語心中』も良かった。

 本音を言うと、先週はそうでもなかった。このドラマは、あらすじそのものはそんなに独特な話ではないが、ドラマに流れる幽玄的な世界観が素敵だよなーと思いながら私は見ている。セットや照明など物理的な効果だけでなく、役者さんも主演の岡田将生さんの演技を始めとして、古い時代の独特な社会を表現している。

 でも先週は、重要な役であるみよ吉(大政絢さん)の口調(速さや発音など)がどうにも現代的で、この人が喋る度に、昭和元禄落語心中の世界から現実へと引きずり戻されてしまう残念さがあった。岡田将生さんの場面でガムの事など思い起こしもしなかったが、みよ吉が話す度に林修先生が浮かんだよ。なぜ演出家は演技指導しないのか。感性の違いなのだろうか。

 しかし、不思議な事に今週は全然違和感を持たなかった。一週でこんなに変わるとは。戦後の、身分の低いというか立場の弱い女性の切なさが痛いほど伝わり、みよ吉が愛おしく思えた。そして際立つ菊比古の冷酷さ。本当は別れたくないけれどしょうがないんだ、と口では言うが、全然そんな感じがしないぞ!

 そして何より、柳家喬太郎師匠の場面が最高で身震いしちゃいました。甘栗むいちゃいました。過去にも落語をテーマにした映画やドラマはあったが、岡田将生さんって他の役者に比べて落語うまいよなーと思っていたけれど、今週は先に喬太郎師匠がやってしまったから・・・。あの人と比べちゃ駄目か。

2018-11-01

身代金には文句を言うが、権力者が税金をお友達にバラまく事には寛大な日本人

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 安田純平さんに対しての『自己責任論』。

 先日の日記でも書いたが、私はネット上での意見は読むに値しない(自分も含めて)から見ないようにしているのに、徐々にテレビでもやり出して、嫌でも目にするようになってしまった。ビートたけしさんにはがっかりだ。何を登山家と一緒にしているのか。(登山家の方々を批判しているのではなく、ジャーナリストと登山家を同列に語るたけしさんの愚かさを批判しています。)

 本当は書く労力を使うのもバカバカしい話だが、そもそも他人が押し付ける自己責任って何なんだ?

 安田さんが「俺が大変な目に遭ってしまったんだから日本政府は国として助けるのが当然でしょ!」とか頼んできたのなら、一部で溢れている「自分の意志で行ったのだから助けを求めるのはお門違い。」という意見も百歩譲ってうなずける。(私は同調しないが、そういう事を言い出す人がいるという事は理解できる。)しかし、それも安田さんが帰国して数ヶ月経って元気に活動を再開してからの話だろう。安田さんのケースは置いといて、自分の趣味で冒険をした人(何度も名前を出して申し訳ないが海で遭難した辛坊治郎さんとか、風船おじさんとか)だとしても、命からがら帰って来た人に対して真っ先に上目線で偉そうに「自己責任!」という言葉を投げつける人の神経がわからない。鬼か。そんな鬼のくせに人の道を説くのか。

 結果的に安田さんは捕まってしまったが、自己責任という言葉を無理矢理当てはめるなら、その「捕まって大変な日々を過ごした」事で充分自己の責任は負っただろう。捕まるつもりで捕まったのではなく、取材をしたかったのに捕まってしまったのだ。冒険家だって、遭難するつもりで遭難したのではない。遭難じゃなく、海賊に拉致されて同じように人質となって身代金を請求されていたかもしれない。そんなのは結果であって、始めからそうなるつもりだったのではない。結果だけ捉えて鬼のくせに鬼の首を獲ったように「人に迷惑かけやがって!」というのは鬼でなくても性格が悪い無知な人間になら誰にでもできる。

 「政府は明言を避けるが、各国政府は人質解放のために身代金を支払っている」「身代金がテロリストの資金になる」と主張する人もいるが、安田さんの件が起きる以前から、安田さんとか危険地帯に乗り込むジャーナリスト以上に普段現地のテロや紛争に対して危機を抱いていたのか?そしてその「人質解放のために身代金を支払っている」「テロリストの資金になる」、という情報だって、どこかのジャーナリストが危険地帯に乗り込んで取材してくれたから得られた情報かも知れないじゃないですか。

 繰り返すが、私は辛坊さんが無事に戻って来られて本当に良かったなぁと思ったし、辛坊さんが再び海にチャレンジしたいと言っても応援する(金銭的にでなく心の中で)。誰のために生きてるの。

 まして、安田純平さんの場合は、市民が武装集団に連日のように襲われている現実を世界に伝えようとして現地を取材していたんでしょう。日本で一部の人間がバカみたいに「ハッピーハロウィィィーン!」とかはしゃいでる間にも、同じ地球上では無抵抗の子供まで爆撃で命を奪われているという事を、安田さんは見て見ぬ振りができなかっただけなのに。

 「私達に迷惑がかかるから、子供が殺されている事なんて放っておきなよ!」と言うのが今の日本の正論なのだろうか?

2018-10-25

人には責任を求めるが、責任を取れている人がどれくらいいるのか

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 安田純平さんが無事に帰国できて本当に良かった。余計なお世話だが、精神的なケアは家族や友人の愛情だけでなく、専門家に治療してもらった方がいいと思う。3年4ヶ月の拘束というのは精神的な傷がかなり深いだろうから。

 私はネットの書き込みは見ないようにしていて、ツイッターも好きな人のものしか読まないようにしているのだが、安田さんの件に関してネット上で批判があると聞いて、つくづくネットに深入りしないようにしている自分の選択は間違っていなかったと実感した。狂ってるんだね、可哀想に。

 辛坊治郎さんだっけ?間違っていたらごめんなさいだけど、何年か前にヨットで遭難してしまったキャスターの人がいたと思うんだけど、私はこの人が無事に救助された時だって「ああ良かった」と思いましたよ。仕事じゃなく冒険のようなものだろうけど「自己責任!好きで危険な海に繰り出したのだから救助を求めず自力で泳いで帰るべき!」なんて思わなかった。普通、というと「普通って何?」と言われてしまうかも知れないが、少なくとも私の中の普通は、この程度の事は当たり前に行われるものだと思うし、辛坊治郎さんは国民に謝罪などしなくていいと思う。救助隊にお礼は言って欲しいけど。

 しかも安田さんの場合はジャーナリストという職業として危険地帯に踏み込んでいったのだから、同じ国民としてだけでなく人間として助けるのは当然だと思っていた。逆に、危ない場所でないなら、わざわざジャーナリストが行く必要もないし。日本は報道が広告費や政権の圧力に負けてワイドショー化しているから、国や企業が公式に発表するものを伝言するのが報道だと勘違いしちゃってるんじゃないの?じゃあ、例えば北朝鮮の発表をそのまま報じるのが報道ですか?

 大きな自然災害が起きて自分の住む地域が孤立してしまった時に、そこの住民がツイッターなどで発するメッセージの中に「この酷い状況を拡散して下さい」っていうものがあるけど、そのツイッターの代わりをジャーナリストがやってるんですよ。ジャーナリストの仕事を軽く見ている人は、自分に関係のない外国での出来事だから行く必要も伝える必要もないっていうんですかね。

 中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区にて、中国当局ウイグル人などのイスラム教徒およそ100万人を裁判なしで強制収容しているとBBCが報じていた。中国はこれを否定し職業訓練所だと主張しているのだが、BBCが収容所と思われる建物周辺や、収容されている人と面会してきた家族を取材しようとすると、当局の人間や私服(制服ではなくTシャツ姿)の中国人がカメラの前に割って入って妨害していた。その取材をしているジョン・サドワース記者が仮に中国当局に拘束されたとしても、イギリス人は「そんな所に取材に行くからだ!自己責任だ!」なんて言わないだろう。普通言わないよ。近年の日本人はどうかしている。

2018-10-23

お笑いを楽しめる良い時代

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 沢田研二さんのファンは立派だった。前回の日記で迂闊な事を書いてしまいすみませんでした。ジュリーは幸せ者だね。


 本題。

 NHKのドラマ『昭和元禄落語心中』を見た。第2話が凄く面白かった。警官から喚くように落語の中止を命令されても「ああ、やかましい」という感じで淡々と引きあげていく喬太郎師匠がいいやね。

 まだ見ていない人にはネタバレになってしまうが、岡田将生さん演じる菊比古(後の八雲)が橋の上から品川心中の一節を語るシーンが良かった。自分の得意の廓噺が戦争のせいで自主規制させられていた品川心中。そのシーンに辿り着くまでに、菊比古はプライドをずたずたにされる場面が続いていたから、戦争が終わって好きに落語ができる自由と開放感が凄く伝わって来た。

 それにしても、岡田将生さんって声の幅が広い人なんですね。