わたし、普通の男の子に戻ります!

というわけで、うにゅう博2関係の業務はこれで全部終了したはず……。
しばらくはただの一般参加者ところにより一時サークルを堪能したいと思っています。
秋はー?って、どうせもう自動イベント生成装置『The・都産組』がめぼしい日程は全部埋めてるでしょうからねえ。
やりたいのはあったりあったりするんですが。誰か俺の代わりに開いてよ、手伝うから。
まあ、しばらくはちゃおちゃお〜とかはっぴーらっきーはねむーんの世界に入り浸ってます。
仕事が終わるや否や、Blogに携帯からF5アタックする日々です。

合同開催か、単独開催か。シアワセなのはどちら?

 同人のジャンルを考える上で大きな要素を占めているのがオンリーイベントです。
最近はそうでない本も多くなってきたとはいえ、同人誌はやはりイベントに合わせて発行されるものです。
オンリーイベントは、特定のジャンルの本がたくさんでるまたとない機会なわけですし、
また、同じ嗜好の人が集い交流することができる場でもあります。
 で、最近のオンリーの開かれ方ってのは2パターンあるんですよ。
ひとつは、まあ普通にひとつの会場を借りて単独で開催されるパターン。
もうひとつは、少し大きめの会場を借りて、その中でいくつかのイベントをいっしょに開催するパターンです。
後者のわかりやすい例は、5/3に開かれる都産祭ですね。まあ、都産祭は都産という会場が何階かに分かれてるんでまたちょっと異なってますが。
あー、スキマフェスティバルの方が例としては適切ですね多分。


 ここでふとした疑問が。いったいどっちの方がジャンルとしてシアワセなんだろうなと。
 単独開催はやっぱり一体感は最高ですよね。
また、オリジナルの企画もやりやすい(他所に遠慮する必要とかないし)ですし。
イベントが盛況ならその分がそのままそのジャンルの評価に繋がりますしね。
 じゃあ合同開催のメリットってなにさというと、『イベント全体の規模の増加』ってのが上げられます。
例えば、単独でやったら60サークル、一般参加者が250人ぐらいくるとしましょう(数字は適当です)。
この場合、サークルさんがそのときに見てもらえる一般参加者の限界数は250なわけですし、
一般が見れるサークル数の限界は60です。当たり前ですが。
じゃあこのイベントをいくつかの他のイベントと合同でやって400SPぐらいのイベントになったとします。
そうすると一般の参加者数が900とか1000とか、或いはそれ以上になるわけです(やっぱり数字は適当です)。
こうなると、単独で開催するときよりも出会いの可能性が増えるわけですし、
そのジャンルを知らない人に知ってもらう機会にもなるわけです。
また、一般参加者にとっても色んなイベントをいっぺんに覗けるのは色々とメリットがあります。
転戦しなくていいしカタログ代余分にかからないし。
ちっちゃなジャンルでも多くの人に見てもらえるチャンスが生まれるのがいいですよね。
 ちなみにどちらも逆のことがデメリットとして言えます。
単独開催は、あんまり大きくないジャンルでは特に集客が気になるところです。
開催限界の最小規模とかではやっぱ全体的に寂しいイベントになりがちですしね。
合同開催は、イベントとしての個性ってのはどうしてもなくなりがちで、ただ本を売るところになりやすいです。
場としての機能もちょっと減るかな。


 どっちの方法にも異なるメリット・デメリットがあるわけです。
ここに主催側の思惑とか事情とかを混ぜ込んでくとさらに複雑なことになります。
今回はその辺りは全く考慮しませんが。
もしあなたが、新しいジャンルでイベントたち上げるぜ、となったらどっちを選択したいと思いますか。
単独開催である程度の規模も望めそうってならそりゃまあ問題もなにもないわけなんですが、
世の中そんなジャンルばかりじゃないわけで。
それでも盛り上げたいと思ったとき、いったいどっちが正解なんでしょうかね。
 この質問の答えとまでは言いませんが最近あった流れで、
スキマフェスでやったイベントが一本立ちして2を開催ってのがありました。
これはまあ、両方の開催方法のうまいところを取ってる感じはしますよね。


まあ、ありきたりですがやっぱケースバイケースなんですよね。
なんで特に結論めいたものを出す気はないですが。
あなたが好きなジャンルだったらどうするかとか、ちょっと考察してみると面白いかもしれません。
というお話でしたとさ。