||| 博多華丸・大吉私信電心 |||

2015-11-05

45歳の読書感想文

昔からお見舞いに行くのが苦手です。

特に近しい人の現実は

どうしても目を背けてしまいます。

何て声を掛けて良いか分からず

結果的に 見て見ぬふりをしてしまうんです。

だいぶ前にいただいときながら

なかなか読むことが出来なかった

のもその理由からです。

僕が初めてお会いしたのは

23〜24才くらいの時

福岡よしもとでの仕事は順調で

福岡だけなら少しだけ

知名度が上がった頃だったと思います。

ケン坊がやっていた音楽番組の

ゲストに出演されそのまま飲みに

行くというのでケン坊に誘われお会いしました。

それからはライブで福岡に来るたびに連絡があり

ご一緒させてもらいました。

当時アイドル的な人気だったので

東京では遊べないのでと

福岡では伸ばせるだけ羽根を伸ばしてました。(笑)

福岡から一歩でも外に出たら

タレントで無くなる井の中の蛙芸人の僕らが

大海を知る唯一の架け橋的な存在で

いろんな相談にものってくれてました。

『とにかく一般ウケをすることや!

自分のやりたいことなんて二の次三の次

お金払って見に来てくれる人を

例え媚びてでも喜ばせないと。。

自分の個性を出すなんて

それからずっと先のことや』

東京 大阪に対し 売れている芸人に対し

卑屈だった自分らを親身になって

アドバイスしてくれました。

それは何も僕らに限ったことではなくて

同じく大阪 東京でくすぶってる

若手芸人たちを可愛がってくれていて

娘より先にモーニング息子たちが

全国にたくさんいたと思います。

東京に出てからも何かと気にかけてくれて

ウチは博多の甘い醤油が好きなんで…

と何度お断りしても 身体にいいからと

良か醤油をお中元で贈ってくれる

ちょっとウザい実家のお母さん的存在です(笑)。

ある時 久しぶりに福岡行くので

美味しい焼き鳥屋さんを教えてくれと言われたので

福岡では珍しい個室のあるお店を紹介しました。

ケン坊に迎えに行かせましょうか?というと

『嫁と二人 デートっぽくしたいんで大丈夫』と言われ

素敵ですねとメールすると

『うす』とだけ返ってきました。

実はその日が

声帯の手術をする

声が出る最後の夫婦ふたりきりの

食事だったと本を読んで知りました。。

同情するくらいなら

本の宣伝でもしてくれ!と怒られそうなんで

微力ながら ブログにかかせてもらってます。

当たり前の有り難みを再確認させてもらいましたし

現実と向き合い共存していくコトで

いいわけをするズルい男から

卒業出来る教科書になりそうです。

特に同世代の皆さん

この本読んで 健康診断にいきましょう!!

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