情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

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漫画、あるいは小説、もしくはエッセイなどの
印象、あるいは連想、もしくは感想を書いてるBlog。

銀河のさすらいびと@キース・ローマー、旧版と新版を並べてみる


 左が1974年の旧版、右が2005年の新版。旧版は金森達、新版はエナミカツミが描いてます。


銀河のさすらいびと 旧版表紙 銀河のさすらいびと 新版表紙


 姫、主人公、猫という同じモチーフが、30年経つとこんなに変わるんですね。


 大宇宙の墓場@アンドレノートン*1はそのままの形でリバイバルしたのですが、これの新版の方は挿絵も口絵も一切無しなんですな。


 旧版挿絵はこんな感じ。渋くて良いですね。(でも、「渋い」と感じるってことは「現代風」では無いと言うことでもあるわけですが)
 (以下、各画像はクリックすると拡大画像ページを開きます。フォト蔵使用。)


 銀河のさすらいびと 挿絵1 銀河のさすらいびと 挿絵2 銀河のさすらいびと 挿絵3


 このへんを今のイラストレーターが描くとどうなるかってのも少し見てみたい気もします。



#まあ、挿絵口絵も今の人にすると、他社のライトノベルと差が無くなるだけかもしれませんしね。

先週今週読んだ本

  • 神住む森の:これは「水の都の王女」と実質連続した作品ですからね。。もともと1つの物語が四分冊になってるだけ。これも絶版か。
  • 竜の挑戦:最初はイルカ関連のところを探すために、とか思って読み始めたけど結局全部読んでしまった。
  • ことばの:これは講演録。和田誠は本当に色々な事をやっているのですが、これも面白い。和田誠さんのお婆様も「なかきよの」やってたんですね。「力士手で 塩なめ直し 出て仕切り」という回文は知らなかった。
  • 物語の旅:こっちは絵付きエッセイというか、エッセイ付き新作挿絵集とでも言うか。
  • 銀河のさすらいびと:↑にも。旧版の訳者あとがきには「ごく新しい現代スペース・オペラ」とあるのですね。


神住む森の勇者 上 表紙神住む森の勇者 下 表紙 竜の挑戦(上)―パーンの竜騎士〈8〉 (ハヤカワ文庫SF)竜の挑戦(下)―パーンの竜騎士〈8〉 (ハヤカワ文庫SF) ことばの波止場 表紙 物語の旅 表紙