情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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18-09-24 22:50

[][][]週刊少年漫画雑誌が値上がり傾向にある、という話をトピック入りグラフで示す 週刊少年漫画雑誌が値上がり傾向にある、という話をトピック入りグラフで示す - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク 週刊少年漫画雑誌が値上がり傾向にある、という話をトピック入りグラフで示す - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント


簡単なまとめ


 結論としてはここ10年くらいは「値上がり傾向にある」です。


  • 値上がり傾向は、2005年頃から見えてくる
    • 実情は「ページ単価」で見た場合がわかりやすい
  • 2018年になって、定価300円台のが出てきてる
    • 最高で320円(サンデー)
    • 同じ週に発売されたジャンプとサンデーで50円差という例も




発端


 現在の週刊少年誌の値段を知って「高い」てな事言う人が居ます。

 確かに、サンデーとマガジンは2018年に入って300円台が出てきています。サンデーでは、特別定価とはいえ320円という号がありました。*1



 他には「私が買ってた頃は○○円だったのに」てな事言う人が居ます。

 しかし、それは自分が年食ったって事告白してる上に、現役読者でも無いって事なのですよね。

 金は出さないけど口だけ出したい、飲食店が閉店する時に「最近行って無かったけど残念」とか、鉄道路線が廃線になる時にだけ盛り上がる「葬式鉄」と同レベル。



 でも、実際の価格変化を知ってないと、その発言がどこまでかってわからないよね、と言う事で、実際の変化を見てみると、確かに値上がり傾向にあるのです。

 1年1号という粗目のサンプリングですので、完全に正しいとは言い切れません、が。



グラフ内に記載したトピック


 値段に関する主トピックは青丸数字。

 消費税については赤丸数字

 部数の区切りトピックは、上昇中のを緑、下降中のを黒緑で示しています。

1973定価100円突破
1976定価150円突破
1991定価200円突破
2007定価250円突破
2018定価300円突破


1989消費税導入(3%)
1997消費税率上昇(5%)
2014消費税率上昇(8%)


A1967マガジン100万部
B1977チャンピオン200万部
C1978ジャンプ200万部
D1980ジャンプ300万部
E1984ジャンプ400万部
F1989ジャンプ500万部
G1991ジャンプ600万部
H1995ジャンプ653万部


A1998ジャンプ400万部割れ
B2005ジャンプ300万部割れ
C2007マガジン200万部割れ、サンデー100万部割れ
D2016マガジン100万部割れ(電子含まず)
E2017ジャンプ200万部割れ(電子含まず)


M↑1997-2002マガジンがジャンプを抜いてた期間



 グラフの生データは一番下に。

 1年に1号の抜き取りチェックに近い物なのですが、大体の傾向は間違っていないと思います。



定価の変化


 f:id:soorce:20180924224128p:image



 上がる事はあっても、下がることはありません。

 150円から200円まで15年、200円から250円まで16年掛かってるのが、250円から300円まで11年と短いように思えるのかも。


 合併号などの特別定価の号では、10〜20円程度値上がりすることもあります。

 ジャンプは、基本的に他誌よりも定価を下げる、という戦略を取っているようにも見えますが、部数で優っているから可能なのかもであり、因果関係はどちらが先なのか不明です。

 



ページ数の変化


 f:id:soorce:20180924224206p:image



 一度オイルショックでガクっと落ち込んだ後は、漸増傾向。

 しかし、500Pくらいから停滞し始めます。過去最高のページ数は、サンデーが2018年3・4合併号で記録した600Pのはず。

 ページ数が多いという事は、作品が多く連載できるという事で、単行本が沢山出せるという事です。

 しかし、雑誌製作の為の固定費は上がり、印刷部数が減ると負担はより大きくなります。

 



ページ単価の変化


 そもそも「ページ単価」とは何か。

 「雑誌の定価÷総ページ数」で示される値で、これが小さいほど1ページあたりが安い、という事になります。


 f:id:soorce:20180924224235p:image




 最初にページ単価が跳ね上がるのは、オイルショックの時。

 1970年代後半から、ジャンプとチャンピオンが200万部を争って伸長した頃にその二誌が下がる。


 ジャンプは部数がどんどん伸びる間、他誌よりもページ単価が安い、お得感があるのを維持し続けた。

 そして、全誌が0.5円前後を長い間キープしていた。


 M↑で示したマガジンがジャンプより部数多かった頃は、マガジンの方がページ単価は低め。

 その後、逆転し直すとジャンプの方がページ単価低いまま、なんですね。


 チャンピオンが先導する形で2000年頃から上がり始め、ここ数年は0.6円台も珍しくない。

 このように、はっきりした上昇傾向が2005年あたりから出始めてると言って良いでしょう。



 ページ単価を安くすることで売れる…?でもそれだけなら月刊ヒーローズ*2が最強って事になってしまう。



おわりに、ついでに



 という事で、やはり週刊少年漫画誌の価格は上がりつつある。

 のだけど、漫画雑誌全体の販売金額の当該期間のグラフを見てみるとこんななんですね。


 f:id:soorce:20180328230751p:image


 値上げをしても、部数が下がるのが速過ぎて販売金額を補えない。

 逆かな。部数が下がってるのを補うべく値上げしても、追いつかない。



 紙の雑誌はどんどん休刊してて、こんな感じで銘柄が減って行ってます、が、週刊少年漫画誌は各出版社で最大の発行部数になるのだけにそう無くせないだろうし。

 (単行本の供給源としても、またということです)


 f:id:soorce:20180328231512p:image

 


 今後も値上がりしてく可能性は高いけど、限界点はある筈なんですよね。

 


 完全電子化が速いのか、その前に休刊してしまうのか、また別の形が模索されるのか。

 漫画雑誌のあしたはどっちだ。




 と言った所で今回はここまで。



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生データ


 定価

定価ジャンプマガジンサンデーチャンピオン
19593030
19603040
19614040
19624040
19634050
19645050
19655050
19665050
19676060
19686060
196990606090
197080707090
197180808090
197290909090
1973100100100100
1974130130130130
1975130130130130
1976150150150150
1977150170150150
1978150170150150
1979150170150150
1980150170170150
1981170180170170
1982170180170170
1983170180170170
1984170180180180
1985170180180180
1986170180180180
1987170180180180
1988170180180180
1989180190190190
1990180190190190
1991190200200200
1992190200200200
1993190200200200
1994190200200200
1995190210200200
1996200210200200
1997200210210210
1998210220220220
1999220230220220
2000220230220220
2001220230220220
2002220230220220
2003220230230230
2004230230230240
2005230240240240
2006230240240250
2007230250250250
2008230250250250
2009250260260260
2010240260260260
2011230260270270
2012250260270270
2013240260270270
2014255260270270
2015255260280270
2016260270280270
2017260270280280
2018280300300280


 ページ数

ページ数ジャンプマガジンサンデーチャンピオン
1959112106
1960108126
1961138136
1962152152
1963184218
1964218218
1965232226
1966224230
1967240242
1968240240
1969288234242270
1970276264264304
1971280282278296
1972284288286278
1973316298304302
1974252238238238
1975268252254252
1976318300302300
1977320332300300
1978320332300300
1979336348316316
1980336348348348
1981348348332332
1982352348332332
1983356348332332
1984358348340348
1985356348340348
1986354344340348
1987378380356364
1988382396396380
1989436412428412
1990414412412412
1991418432412412
1992424412412412
1993420430412412
1994416412404412
1995428428420412
1996424432430412
1997452424450428
1998432464450432
1999458480450444
2000450480448444
2001448492452444
2002456472452444
2003450468452448
2004456544462468
2005458464452456
2006484466452450
2007490476480482
2008460472532448
2009516514478448
2010470480470450
2011450462504458
2012512498516466
2013482482486452
2014496474490454
2015486448510436
2016514482444436
2017496468478432
2018456458440434





 ページ単価

ページ単価ジャンプマガジンサンデーチャンピオン
19590.2680.283
19600.2780.317
19610.2900.294
19620.2630.263
19630.2170.229
19640.2290.229
19650.2160.221
19660.2230.217
19670.2500.248
19680.2500.250
19690.3130.2560.2480.333
19700.2900.2650.2650.296
19710.2860.2840.2880.304
19720.3170.3130.3150.324
19730.3160.3360.3290.331
19740.5160.5460.5460.546
19750.4850.5160.5120.516
19760.4720.5000.4970.500
19770.4690.5120.5000.500
19780.4690.5120.5000.500
19790.4460.4890.4750.475
19800.4460.4890.4890.431
19810.4890.5170.5120.512
19820.4830.5170.5120.512
19830.4780.5170.5120.512
19840.4750.5170.5290.517
19850.4780.5170.5290.517
19860.4800.5230.5290.517
19870.4500.4740.5060.495
19880.4450.4550.4550.474
19890.4130.4610.4440.461
19900.4350.4610.4610.461
19910.4550.4630.4850.485
19920.4480.4850.4850.485
19930.4520.4650.4850.485
19940.4570.4850.4950.485
19950.4440.4910.4760.485
19960.4720.4860.4650.485
19970.4420.4950.4670.491
19980.4860.4740.4890.509
19990.4800.4790.4890.495
20000.4890.4790.4910.495
20010.4910.4670.4870.495
20020.4820.4870.4870.495
20030.4890.4910.5090.513
20040.5040.4230.4980.513
20050.5020.5170.5310.526
20060.4750.5150.5310.556
20070.4690.5250.5210.519
20080.5000.5300.4700.558
20090.4840.5060.5440.580
20100.5110.5420.5530.578
20110.5110.5630.5360.590
20120.4880.5220.5230.579
20130.4980.5390.5560.597
20140.5140.5490.5510.595
20150.5250.5800.5490.619
20160.5060.5600.6310.619
20170.5240.5770.5860.648
20180.5920.6550.6820.645





*1:ジャンプの定価が270円なので、同じ週に発売される少年誌で50円もの差があると考えると、これは過去最大の差でもある

*2セブンイレブン限定で販売されている月刊漫画雑誌。パチンコマネーによって定価200円を実現。

18-07-25 22:50

[][][]週刊少年マガジンも定価300円台に突入。電子版にも大きな変化が発生。 週刊少年マガジンも定価300円台に突入。電子版にも大きな変化が発生。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク 週刊少年マガジンも定価300円台に突入。電子版にも大きな変化が発生。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント


 本日発売の、講談社週刊少年マガジン2018年34号は、特別定価300円。

 ついに、300円台の大台に乗りました。


 f:id:soorce:20180725224740j:image f:id:soorce:20180725224738j:image

 


 先週号が280円/464P(P単価0.603円)、今週号が300円/466P(0.6437)だったので、直前からすると7%弱の値上げですね。


 とはいえ、週刊少年サンデーは昨年11月に発売された2018年3・4合併号から300円のが混じって来てますんで、後追いなんですね。

 少年サンデー 1/17号:BOOK SHOP 小学館


 しかし、今号からのマガジンの値上げは、「グラビア大改革宣言」と打ってのもの。

 カラーページ増える分っていう名目もあっての値上げかなと、まあ納得できない事もない。

 先週号予告。

 f:id:soorce:20180725224844j:image


 じゃあ電子と値段変わるのかなー、と思ってたら電子も上げてきた。

 え、と思ったらちゃんと理由があったんですね。



電子版の変化とは


 実は先週号までは電子版にはグラビアが載っていなかったんですわ。


 AmazonのKindle版バックナンバーとFujisanの紙版バックナンバーを見ると一目瞭然。

 電子版は表紙も別物で、グラビア無し。はじめの一歩も無し。(でも定価は同じ)


 Amazon.co.jp: 週刊少年マガジン - 真島ヒロ: Kindleストア

 f:id:soorce:20180725224912j:image



 週刊少年マガジンのバックナンバー | Fujisan.co.jpの雑誌・定期購読

 f:id:soorce:20180725224936j:image



 それが、見てわかるように今週号から電子版にもグラビアが載るようになったんです。

 これをどうとるかなんですよね。何が理由なのか。


  • グラビア無いと電子の売り上げがイマイチ
  • はじめの一歩が電子に無い分を補おう
  • Amazonとか各種電子書店の基準を乗り越えられるようなグラビアしか載せないよ
  • 電子配信分も芸能事務所に払う必要が出たんで値段は上げざるをえないよ
  • 紙版と別編集にする予算を少しでも減らしたい


 どれもありそうなので、複合要素なんじゃあないかなあとは思うんですが、さて。


 今のところ、ジャンプとチャンピオンは200円台(最高で280円)を保っていますが、消費税値上げもあるし、その辺で300円台突入してもおかしくないかな。


 といった所で今回はここまで。



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18-07-22 22:30

[][][]コミックマーケット94に参加します。新刊は『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』です。 コミックマーケット94に参加します。新刊は『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』です。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク コミックマーケット94に参加します。新刊は『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』です。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント




今回の新刊


 新刊と言っても、既にGWの「資料性博覧会」で出してるので、コミケ初売り、ですね。

 資料性博覧会では殆ど動かなかったので、そんな感じの数を持っていきます。


  • タイトル:『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』
  • 価格:700円
  • 84ページ

 昨年ヤングチャンピオンでの29年にわたる本編の連載*1を終えた、立原あゆみ「JINGI 仁義」シリーズが、どのように掲載され、どんなコメントが書かれていたのか、などを纏めた本です。

 実は、今年に入って外伝にあたる「仁義 BEFORE」が始まってるので、完結していないのですが、まずは現在掲載されたところまでを纏めています。


 表紙

 f:id:soorce:20180424225617j:image



 内容サンプル

 

 掲載状況

 f:id:soorce:20180424225721j:image


 原作者:積木爆としての作品も載ってたりで、多い時には3作品が1冊にという時も。



 コメントの一部

 f:id:soorce:20180424225715j:image

 f:id:soorce:20180424225718j:image

 QA形式の時には、質問も載せています。


 付録として、ヤングチャンピオンの価格とページ数の変遷記録とグラフ化したものを。

 f:id:soorce:20180424225713j:image



 また、立原あゆみ任侠関連作品の簡易年表を作成してみました。

 Vシネマ化とかこんなにあるのかよ、とびっくりですわ。


 評論島に来たついでにでもお寄りくださいませ。



配置


  • 日程:2018年08月12日(日)、コミックマーケット94、三日目。
  • サークル名:id:soorce
  • 配置:「ナ-17a(東6ホール)」


既刊


  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1970〜1979」
  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1980〜1984
  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1985〜1989」
  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1990〜1994」
  • 「本気!雑誌掲載データ補完読本1986〜2010」

 立原あゆみ関連から始めた研究成果である

  • 『戦後女性漫画の歴史 黎明編1945〜1979』
  • 週刊女性誌+α 掲載漫画作品リスト 昭和編』
  • 『女性向け漫画雑誌 創刊・休刊リスト 1969〜2017』


 も持って行きます。


 追加情報がありましたら、またこのブログ上で告知させていただきます。

 どうかよろしくお願いいたします。




*1:中断期間あり

18-05-18 23:00

[][][]渡辺保裕「ドカコック」がタイトルも新たに「ドカせん」としてゴラクで復活!今回もルビ芸が冴えわたる! 渡辺保裕「ドカコック」がタイトルも新たに「ドカせん」としてゴラクで復活!今回もルビ芸が冴えわたる! - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク 渡辺保裕「ドカコック」がタイトルも新たに「ドカせん」としてゴラクで復活!今回もルビ芸が冴えわたる! - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント


 あの男が帰ってきた。

 「ドカコック」京橋建築が帰ってきた!


 ということで、本日発売の週刊漫画ゴラクで「ドカせん」、新連載着工!

f:id:soorce:20180518225429j:image

http://www.nihonbungeisha.co.jp/goraku/goraku/


 歴史を振り返ると、

  • 2007年、週刊漫画ゴラクに読切シリーズとして登場。2008年まで。
  • 2009年、日本文芸社のコンビニコミック「B級グルメ食堂スペシャル ボリューム満点編」に一部収録
  • 2010年、少年画報社月刊ヤングキング*1に読切掲載。少年画報社よりコンビニコミック発売。
  • 2011年、漫画サンデーで「ドカコック本舗」として読切掲載。
  • 2014年、一迅社からコミックス発売。

 と飯場けいさいばしょを渡り歩いてきた作品が、10年の時を経て生まれ故郷に帰ってきました。




 ファンから支持される理由は、その熱さ、そして独自の「ルビ芸」です。


 今作でも多用されていますが、職種や人称を表すのをざっと見ただけでもこんなに。

 アニメ化した時はどうするんだろうなあ(されない)。


オトコ

f:id:soorce:20180518225523j:image


職人ドカ

f:id:soorce:20180518225539j:image


ドカジョ土木女子

f:id:soorce:20180518225614j:image


ドカ職人

f:id:soorce:20180518225708j:image


未来のドカ土木科高校生

f:id:soorce:20180518225735j:image


ドカ

f:id:soorce:20180518225817j:image


ドカ

f:id:soorce:20180518225625j:image



 そうそう、渡邉先生の名乗り(?)として「ゴラクマイトガイ」「ヤンキンマイトガイ」「マンサン旋風児」「銀座一丁目旋風児」などを使っていましたが、今回出て来る「食堂銀座旋風児」にその名残が……。

 (外見的には、閉店した秋葉原の「かんだ食堂」なので、閉店と休刊を掛けてるのかも)

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 そして、次回から舞台はタイトルが示す通り高校へ・・・!?そこで教師となるのか学食のおっちゃんとなるのか。

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 次回もドカうま―――ッ!


 と言ったところで今回はここまで。



 ドカコック ドカコック ドカうまっ!!満腹編


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*1:現:アワーズGH

18-04-24 23:00

[][][]5/4(金)の資料性博覧会11(中野サンプラザ)に参加します。新刊は『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』です。 5/4(金)の資料性博覧会11(中野サンプラザ)に参加します。新刊は『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』です。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク 5/4(金)の資料性博覧会11(中野サンプラザ)に参加します。新刊は『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』です。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント





 様々なカルチャーに関する資料性の高い同人誌が集まる同人誌即売会。それが資料性博覧会です。

まんだらけ | 資料性博覧会・大阪01


 ということで、コミケで言えば「評論島」あたりに居るサークルが集まる同人誌即売会。

 この、資料性博覧会11にサークル参加します。




配置







今回の新刊


  • タイトル:『JINGI 仁義 雑誌掲載データ補完読本』
  • 予価:700円
  • 84ページ

 今回は、昨年ヤングチャンピオンでの29年にわたる本編の連載*1を終えた、立原あゆみ「JINGI 仁義」シリーズが、どのように掲載され、どんなコメントが書かれていたのか、などを纏めた本です。

 実は、今年に入って外伝にあたる「仁義 BEFORE」が始まってるので、完結していないのですが、まずは現在掲載されたところまでを纏めています。


 表紙

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 内容サンプル

 

 掲載状況

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 原作者:積木爆としての作品も載ってたりで、多い時には3作品が1冊にという時も。



 コメントの一部

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 QA形式の時には、質問も載せています。


 付録として、ヤングチャンピオンの価格とページ数の変遷記録とグラフ化したものを。

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 また、立原あゆみ任侠関連作品の簡易年表を作成してみました。

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 連休中、どこか行ってみるか、と言う方は是非どうぞ。


既刊


  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1970〜1979」
  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1980〜1984
  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1985〜1989」
  • 「立原あゆみ雑誌掲載作品データ1990〜1994」
  • 「本気!雑誌掲載データ補完読本1986〜2010」

 立原あゆみ関連から始めた研究成果である

  • 『戦後女性漫画の歴史 黎明編1945〜1979』
  • 週刊女性誌+α 掲載漫画作品リスト 昭和編』
  • 『女性向け漫画雑誌 創刊・休刊リスト 1969〜2017』


 も持って行きます。



 追加情報がありましたら、またこのブログ上で告知させていただきます。

 どうかよろしくお願いいたします。




*1:中断期間あり

18-03-28 23:25

[][]2017年のコミック市場は、紙の雑誌の減少、電子単行本の増など合わせて全体としては微減。過去からのグラフを見ると、危機的状況は変わらず。 2017年のコミック市場は、紙の雑誌の減少、電子単行本の増など合わせて全体としては微減。過去からのグラフを見ると、危機的状況は変わらず。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク 2017年のコミック市場は、紙の雑誌の減少、電子単行本の増など合わせて全体としては微減。過去からのグラフを見ると、危機的状況は変わらず。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント



 2017年、漫画雑誌の売り上げはついに1000億円を割ってしまいました。電子雑誌を合わせても、です。


 コミック市場全体で見ると、ピーク時の1996年の57%にまで縮小しています。

 単行本ではついに電子が紙を上回り、本格的に電子時代に入ったと言えるでしょう。

 しかし、紙の雑誌の売り上げ減少を、電子雑誌がまったくまかないきれていない。



 直近分。

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 単行本の総計も昨年より落ちてます。

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 ということで、出版月報2018年2月号、特集「紙&電子コミック市場2017」に掲載されたデータなどより。

 そのうち「電子&紙」の順になりそうだな。




2017年の簡単なまとめ


  • コミック市場全体の販売額を見ると、前年より減
    • 電子が伸びても、紙の落ち込みが大きすぎて補いきれない
  • 単行本は電子が紙を超えた
    • 電子+紙の単行本の合計販売額は、2016年より下がった
  • 紙の漫画雑誌は、まだまだ下がり続けてる。前年比12.8%減。二桁。
    • 電子版漫画雑誌は、まだまだ売れていない。少なすぎる。
  • 単行本点数はそれほど変動せず、雑誌銘柄数は減っている



2017年販売金額(億)販売部数(万冊)
雑誌(紙)91726,598
雑誌(電子)36-
単行本(紙)1,66631,608
単行本(電子)1,711-


 以下、データは出版月報からの引用になります。


 全体の販売金額は、紙は雑誌・単行本で%減。

 しかし、電子は17.2%の増。


 紙の減少を電子が補いきれず、特に雑誌は1000億円を割り込んでしまいました。

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ここ5年の傾向と電子コミック


 紙での販売部数、販売金額は、雑誌激減、単行本も減。

 紙の雑誌は昨年比で10%以上落ち込んで、22年連続のマイナス。

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 平均定価は微妙に上昇傾向との事。


販売部数雑誌計(万冊)前年比単行本計(万冊)前年比
201248,30393.6▼43,58496.4▼
201344,07591.2▼43,856100.6△
201439,75590.2▼44,038100.4△
201534,78887.5▼40,25091.4▼
201629,90085.6▼37,02192.0▼
201726,59888.96▼31,60885.38▼


 販売金額では、


販売金額紙雑誌計(億)前年比紙単行本計(億)前年比
20111,65092.9▼2,25397.3▼
20121,56494.8▼2,20297.7▼
20131,43891.9▼2,231101.3△
20141,31391.3▼2,256101.1△
20151,16688.8▼2,10293.2▼
20161,01687.1▼1,94792.6▼
201791790.26▼1,66685.57▼



 電子コミック市場はさらに伸びたものの、伸び幅は少し下がりました。

 新刊の移行は進んだが、旧作まとめ買いがそろそろ止まりつつある?


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 雑誌は電子乗り換えが進まない。

 2017年でも36億円と、紙の雑誌の減少金額に全然追いついていない。

 グラフでもほとんど見えない位ですね。


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 しかし、電子雑誌をAmazonなどで単巻売りしてるの、ちゃんと数に入ってるんだろうか?

 単行本と同じ扱いになってるのではないかという疑惑も。



電子コミック(単行本)販売金額(億)前年比
200534-
2006106311.76△
2007229216.04△
2008330144.1△
2009428129.7△
2010496115.89△
201149299.19△
2013731127.35△
2014882120.66△
20151,149130.27△
20161,460127.07△
20171,711117.19△


 コミック文庫は1.9%増、これは久々の事で、STEEL BALL RUN@荒木飛呂彦の貢献が大きい。

 コンビニコミックは16%減。暇つぶし需要、再刊需要が電子に移行している事からか。



雑誌銘柄数と、単行本の点数



 紙の漫画雑誌の数はますます減っている。

 電子雑誌、アプリなどなど、新作発表の場は増えてるので、商業漫画の量は増えてるのかもなんですが……。


 雑誌種別を見ると、まんべんなく減ってる、というか。

 2018年に入ってからの休刊も考えるとまたさらに。

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 単行本の年間新刊点数は微減ではあるがほぼ横ばい。

 月1000冊超えているのは変わらないが、電子のみで発売されるものを含めると実際の点数は増えているかもしれない。

 単行本化されないものが増えている、のかも。

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雑誌銘柄数前年比単行本新刊点数前年比
201028896.0▼11977100.4△
2011295102.4△12021100.4△
201228897.6▼12356102.8△
201327695.8▼1216198.4▼
201425291.3▼12700104.4△
201523794.1▼1256298.91▼
201623197.5▼12591100.2△
201722597.4▼1246198.97▼



種類201220132014201520162017
少年向け313027282828
少女向け363435333332
青年605753504746
レディスコミック615953474745
4コマ222220202019
パチンコ・パチスロ131310987
BL171616161616
趣味・スポーツ・その他797755
成年413631272727
合計288276252237231225



電子の動き


 アプリ乱立で、どこで何が読めるのか、など読者にも混乱。

「待てば無料」というビジネスモデルもあるが…。


 まとめ買いと、新刊と、単話販売と、売れ方は様々。


 違法サイトの影響も大きいと推測される。


人気作品


 ビッグタイトルの初版部数の低下が顕著。

 初版100万部越えは、ONE PIECE、進撃の巨人、HUNTER×HUNTERの3作品しかない。

 ONE PIECE 88 (ジャンプコミックス) 進撃の巨人(25) (週刊少年マガジンコミックス) HUNTER×HUNTER 35 (ジャンプコミックス)




 スマッシュヒットとしては、僕のヒーローアカデミア、約束のネバーランド。

 ネット発小説のコミカライズでは、転生したらスライムだった件。

 僕のヒーローアカデミア 17 (ジャンプコミックスDIGITAL) 約束のネバーランド 7 (ジャンプコミックスDIGITAL) 転生したらスライムだった件(7) (シリウスコミックス)



 アニメ新シリーズ効果で売れている、CCさくら。

 他にもアニメ関連では、賭けグルイ、メイドインアビス、小林さんちのメイドラゴン、魔法使いの嫁。

 カードキャプターさくら クリアカード編(4) (なかよしコミックス) 賭ケグルイ 9巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER) メイドインアビス(1) (バンブーコミックス) 小林さんちのメイドラゴン : 6 (アクションコミックス) 魔法使いの嫁 9 (コミックブレイド)





 ヲタクに恋はむつかしいは、5巻550万部で単巻100万越え。

 ヲタクに恋は難しい (5)



 実写連動としては、ちはやふる、あさひなぐ、きょうは会社休みますのヒット。

 ちはやふる(37) (BE・LOVEコミックス) あさひなぐ 25 (ビッグコミックス) きょうは会社休みます。 13 (マーガレットコミックス)

 映画『ちはやふる』完全本 ―上の句・下の句・結び― 映画『あさひなぐ』 Blu-ray スペシャル・エディション(Blu-ray3枚組)【完全生産限定版】 きょうは会社休みます。 Blu-ray BOX



 青年誌では、スマッシュヒットから今後のメディア化作品も。

 響〜小説家になる方法〜、空母いぶき。

 響〜小説家になる方法〜【電子限定 アニマリアル付き】(8) (ビッグコミックス) 空母いぶき 9 (ビッグコミックス)



 手堅い売れ方を示す、ジョジョリオン、ハンチョウ。

 作者への支持がしっかりしてる、ジャンク・ランク・ファミリー。

 ジョジョリオン 17 (ジャンプコミックス) 1日外出録ハンチョウ(3) (ヤングマガジンコミックス) ジャンク・ランク・ファミリー(1)(ヤングチャンピオン・コミックス)




 TVの情報番組もヒットに貢献。

 傘寿まり子、ペリリュー 楽園のゲルニカ、昭和天皇物語など。

 傘寿まり子(1) (BE・LOVEコミックス) ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4 (ヤングアニマルコミックス) 昭和天皇物語 1 (ビッグコミックス)




 Web連載からの注目作品は、電子がきっかけで紙が伸びる場合もある。

 ねねね、凪のお暇など

 ねねね (デジタル版ガンガンコミックス) 凪のお暇 3 (A.L.C. DX)



おわりに


 単行本でも、電子が神を上回る状況。

 この差はどんどん広がっていくのでしょう。


 過去作品の(広告付き)無料配信や、一日一話読めるアプリなど、電子の便利さ・手軽さが存在感を増し、その読者が「漫画を読む」という楽しさをさらに求めてコミックスを買う。

 というのが理想なんだろうけど、それが上手くいってるのかどうか?

 作品と読者の出会いはどこに。SNS?バナー広告?違法サイト?


 書店で買うだけではなく、電子で読む場合は、スマホで、PCで、タブレットで、と様々な経路があるのですが。

 読者は作品を物理的にどう読むのか、というのは個々人で差があるという状況になりつつあるのです。


 出版社は様々な試み(例えばコミックDAYS、例えばゴラクエッグ)をしていますが、どれだけの変化が起きているのか。


 しかし、漫画雑誌が売れない、減っていくという傾向はもう歯止めが効かない。

 コンビニも雑誌の扱いを減らし、書店は閉店し、駅のキオスクで買う人も減ってる。


 ネットで無料発表された小説を書籍化して、それをコミカライズ、というのも増えています。

 作品がどう作られるか、というのの変容も止まらないでしょう。



 漫画の未来は、いったいどっちだ。



 といった所で今回はここまで。



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18-03-14 22:55

[][][]ジャンプ図書館&ジャンプ展、予習にはこの2サイトを使おう! ジャンプ図書館&ジャンプ展、予習にはこの2サイトを使おう! - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  を含むブックマーク ジャンプ図書館&ジャンプ展、予習にはこの2サイトを使おう! - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  のブックマークコメント


 いよいよ明日から始まる、ジャンプ図書館(2018/03/15〜2018/03/26)、そしてジャンプ展vol2(2018/03/18〜)。



 いざ行ってみるとして、どれを読んでみればいいのか、何に注目するのか、目移りしそうですよね。

  • 自分が初めて読んでたのをもう一度
  • あの名場面がある号を
  • 記事ページでこんな特集あったっけ
  • 読切で単行本未収録のがあったはず

 などなど、あらかじめどの年のどの号か分かっているといいかもしれません。


 その予習をするなら、この2サイトがおすすめです。


 思い出の週刊少年ジャンプさんでは、ジャンプの表紙と掲載作品を一望できます。(2000年まで)


 週チャンマニアクスさんは、名前こそ「週チャン」ですが、メディア芸術データベースの情報を使う事で、週刊少年四誌の目次データを検索しやすく、さらには見やすい形にしてくれてます。(2016年まで)




「週チャンマニアクス」がすごいんだってば


 とにかく、検索がすごい。


 四誌それぞれを検索する事も出来ますし、検索結果の号から横断的にその時期のを見る事も出来ます。


 ジャンプで言えば、こんな感じで「愛読者賞」を対象にした検索も可能


 そして、そこから号数をクリックすると、四誌をまとめた目次形式を参照可能。


 作者名、作品名、特集タイトルなど、メディア芸術データベースに入力されている様々な情報をキーに検索できるんです。

 そんななので、自分が読んでた作品から水平展開とか、垂直展開とか色々な見方が可能。


 例えば、サンデーのタッチ@あだち充で和也が死んだのは、1983年1+2合併号なんですが、その号を見ると


 チャンピオンでは「プライム・ローズ」やってて、ジャンプでは「ストップ!ひばりくん」やってて、マガジンでは「釣りキチ三平」の最終章で、てなのがわかったりします。


 ジャンプのドラゴンボール@鳥山明で悟空が超サイヤ人になった号を見ると

 チャンピオンでは「唇にパンク」(6×9=53+1 ロックはゴミの一つ上)やってて、サンデーでは「行け!!南国アイスホッケー部」やってて、マガジンでは「はじめの一歩」がまだ73話、てな時期かあ。





 などなど是非、参考にしてみてください。


 ちなみに、「週チャンマニアクス」さんは、誰が作って更新してるのか、一切謎なんですよね……。




 そういや、ジャンプ図書館には、レア系増刊もあるのかなあ。こういうの。

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 流石にないか?でも冊数見ると本誌だけだと数合わないかもだし。どうなんでしょ。


 と言ったところで今回はここまで。

 







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