梅雨明け。
梅雨が明けた。
今年の梅雨、大して雨を降らせなかった梅雨前線が土日に関東を通過した。
あけて月曜日、晴天のなか、水泳大会に出てきました。
結果は1kmに22分以上かかるというゆっくりペース。
原因は練習不足ももちろんあるでしょうけど、ウエットスーツを着ていたから。
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オープンウォータースイムレースは、普段のトライアスロンやアクアスロンとは少し違いがある、と思っている。
トライアスロンやアクアスロンでは、大して性能が高くないオレでもスイムで前から1/3ぐらいの位置で泳ぐことができている。けれども、遠泳やオープンウォーターでは全くダメで、完全に下位になってしまう。
これは、勝手な想像だけど、トライアスロンやアクアスロンがランやバイクから派生するためにスイムの全体的なレベルが高くない、ということなんじゃないかと思っている。
それに対してオープンウォーターは完全にスイムの試合なので、完全なスイマーや、そうでなくても普段水泳の練習をしている人たちが集まるために、スイムのレベルが総じて高まっているんだろう。
トライアスロンの各種目の得意度は、スイム→バイク→ランとなるけれども、取り立ててスイムが早いわけではない、むしろ全体に散らばる“スイムが苦手なトライアスリート”のおかげでスイムの順位が維持されていると言えよう。
だから、この試合でボロボロの結果になることは始まる前から分かっていたわけだ。
それでも予想より遅かった。
mryで味わった低水温→ココロ折れる→リタイア、の3連コンボを恐れ、ウエットスーツを着たからだ。7月の試合で、もう寒くないことは分かり切っているはずなのに。
スタート直後はむしろ調子は良かった。
状況が変わり始めたのは、第2をまわり、第3ブイに向かう途中あたり。
確実に体温の上昇を感じて焦りが生じ、心の余裕が無くなっていった。
第3ブイを回ったあたりからは体温の上昇は苦しさにつながるぐらいになっていて、ウエットの首元を広げ、スーツの内側に海水を入れて強引に水冷する。
水が入ったその時は冷たい。でもそれもすぐにぬるくなり、大した効果は得られなかった。
それよりも水が入ることによってカラダ全体の体積が増し、ブレーキになっているような感じもする。ゴール間近で後ろから2人に抜かれたけれど、加速する力を出すことはできなかった。
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水から上がっても体温はしばらく下がらず、若干脱水のようにもなり、ダルさはいちにち取れなかった。
今シーズンの海レースはこれで終わってしまったのですが、多少、不本意な結果でした。
…来年も出るかな。