ボランティア活動に行ってきました。(その1)

4月6日から9日まで仙台周辺へ行き、ボランティア活動に参加しました。

私の参加したボランティア活動は、インタセラピー財団のPTSDケアのトレーニングで体を動かすパートでファシリテートしたり、デモンストレーションで踊る役割での参加でした。

インターセラピー財団は、アトリエのチャリティーであるレインボープロジェクトで応援をしている団体です。

参加してから約2週間が過ぎてしまいましたが、私の体験を綴っていこうと思います。


初日は移動日で、長距離バスに乗って、新宿から仙台へ約6時間バスに乗りました。

途中、トイレ休憩の時のことです。

男性トイレの外まで順番待ちで人が並んでおり、迷彩服の人の列でした。
ちょうど自衛隊のみなさんもトイレ休憩中のところでした。

女性トイレで長い行列を見ることは多々ありますが、男性がトイレの外まで長い行列を作って順番を待っている様子は初めてでした。

自衛隊の皆さんは、救援活動に行くというより、帰り道のようでした。
雰囲気的にみなさん疲れがにじみ出ていました。
仕事だから当たり前にやっているのかもしれませんが、やはり想像を絶する現場での仕事は、普段の仕事とは違うのだろうなと感じる雰囲気がありました。


このような体験もしながら、仙台駅へ無事にバスは到着しました。


バスの中からはあまりわからなかったのですが、仙台駅からお世話になる旅館まで歩く途中、震災の後を見ることになりました。
ガラスが割れていたり、休業の張り紙があったりしました。


旅館に着き、夕食を食べに外に出ました。
夜9時前、アーケードは電気が消えているところ、またお店も閉まっているところが多かったです。

ある飲み屋さんがまだ営業していたので、そこで夕食を食べました。
しかし、震災の影響でメニューが限られていました。
このときはガスが復旧していなかったこともあって、食べられるだけ、ありがたいと思った出来事でした。


夕食の帰り道、コンビニに寄りました。
閉まっているコンビニも多く、開いているコンビニでも、信じられないほど品物がなかった光景に驚きました。
買占めではなく、商品が入ってこないという理由のほうが大きいようでした。


冒頭にも書きましたが、私が仙台に行ってから、2週間が過ぎています。
余震も多いですが、環境が良くなっていることを願うばかりです。

そんなこんなで、到着一日目は、震災の雰囲気だけを感じ眠りにつきました。

その2へ続く。