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2011-04-26

「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」

Togetter - 「「社会に不満があるなら自分を変えろ」の誤解、台詞の一人歩き」

話題になっているので、ひとネタ。


「社会に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ それも嫌ならっ・・・・!」


という少佐のセリフは、最終的に劇中で否定されていることになっていると思う。




にも関わらず、このセリフを好む人はストーリーが追えていないか、分かっていてあえて使っているか。。。





「社会に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ それも嫌ならっ・・・・!」


というセリフは、

後に笑い男が発する「才能も無く、努力もせず、そのくせ与えられるものに不平を言って、努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ。」というセリフにリンクするのではないかと思う。そして、この2つのセリフは*1


「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」
I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes



という笑い男マークの周りで回っていたサリンジャーの引用に結びつく。





つまり後から翻ってみると


「社会に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ それも嫌ならっ・・・・!」


という少佐のセリフ自体が笑い男スタンドアローンコンプレックスだったと示唆してるんじゃないかな。





ところが、最終的に笑い男


「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ」
I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes





「だがならざるべきか」(or shoud I ?)


と付加した。


おもしろいことに、これを笑い男が付加したのは電脳硬化症の授産施設


Togetterで指摘されているように社会更正施設での主張と同じ流れがここで生まれる。





「だがならざるべきか」


と付加したオリジナルの笑い男が再び己の正義を主張しようとし


結果、少佐(と公安9課)自身が笑い男の真似事をしてしまうことになる。





「社会に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ それも嫌ならっ・・・・!」


と一話冒頭で叫びつつ、しかしながら、最終的に不満には口を噤んで静かに生きるべきだ


ということをテーマとしているとは全く思えない正反対のストーリーを辿るわけだ。





「社会に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ それも嫌ならっ・・・・!」


というセリフは、それをあえて否定するために一番最初に、しかも主人公に言わせている、、、のは考えすぎかしら。

*1:このセリフは笑い男のセリフではなく、久保帯人twitterでのtweetでした。フォローもしてなければマンガも読んでないのに、なぜ混入してしまったのかナゾです。すみませんでした。 http://twitter.com/tite_kubo/status/21291085113

え 2011/04/26 17:10 「〜口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ。」ってブリーチの作者がツイッターでブチぎれた時に披露したポエムですよね?攻殻機動隊と何の関係が?久保先生が笑い男だ、っていうネタなんですか?でしたらスイマセン。

sophizmsophizm 2011/04/26 22:24 スミマセン、誤りでした。すこし前に書いて投稿していなかった記事なのですが、そのときなぜ混入してしまったのか、ちょっと思い出せないんですよね・・・。ナゾです。ご指摘ありがとうございました。

3世代の正義3世代の正義 2011/10/14 16:15 いや、素敵な見解だと思います。参考にさせて頂きます。
笑い男のアオイくん、すなわち“10代〜20代前半の若者パターン”の正義ですね。
攻殻には3世代の正義が組み込まれています。
1つはそれ。1つはトグサ世代。1つは荒巻世代。
それぞれで共感・視点が異なります。素子やバトーは3つの間を行き来する媒体とでもいったところでしょうか。もとい、この手の議論には正解もなければ誤りもありません。
なぜならサリンジャー曰くこの世は全てがインチキですから^^ 
と、わかっていながらも楽しく生きましょうね。一度きりの人生ですから。あるいは・・・そうならざるべきかw

仏陀仏陀 2012/08/19 12:01 世の中虚仮、只仏のみ真なりwww

柊 2013/03/22 21:26
「社会に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ それも嫌ならっ・・・・!」


と一話冒頭で叫びつつ、しかしながら、最終的に不満には口を噤んで静かに生きるべきだ


ということをテーマとしているとは全く思えない正反対のストーリーを辿るわけだ。

=====
とブログ主は語っておられますが、少し違うのでは?と思ったので、いまさらですが投稿します。

確かに、冒頭シーンで少佐が笑い男の模倣(スタンドアローン)となっていますが、正確には少佐は『それも嫌なら・・・』のところが本心だったのでは?と思います。
つまり、自分は口と目を閉じることも、自分を変えるつもりもないから、世の中を変えるという感じで。

だからこそ2期で少佐は、変えることができない世の中に対して、九課をやめて孤独に生きようとしたけれど、自分を変えることをせず、SSSでやはり世の中を変えようと個人的に活動していたということではないかと思います。

つまり、攻殻機動隊の根幹にあるのは、『自分を変える』『目と口を閉じ孤独に生きる』ことができない人間たちのストーリーだったのだと、私は考えています。

タチコマタチコマ 2013/07/15 14:20 きみの言葉はどうにも分かりにくいなぁ。
とても並列化したいと思えないよぉ。
まずは国語を勉強して、推敲を覚えてから公開知にする努力をしてよ!

フチコマフチコマ 2013/07/23 18:38 まったくだよね。
ここのブログ主は無駄な改行が多い。

アブドゥルハディアブドゥルハディ 2013/08/01 03:00 荘子の混沌王の話がこの台詞のもとになってると思います。

笑い男笑い男 2013/11/27 08:57 元ネタは「ライ麦畑で捕まえて」な

潔白な細胞潔白な細胞 2014/05/06 18:39 私たちはまるで「彼」の「脳細胞」に過ぎないのである。
其れ等は「思考」し、シナプスを「言葉」として「放出」する
のである。
然し、其れは自らをも凌駕する勢いで伝播し瞬く間に平均衡となる、然し「刺激」は終わり其れは「逓減」する。

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