【報告】伊藤啓子さんのヨーデル入門

7月8日夜、アガリアム合唱団の企画で講師に伊藤啓子さんをお迎えして
『スイスヨーデル入門』 (ワークショップ&ミニライブ)を開催しました。

ガリアム合唱団、主宰の徳久ウィリアムさんの感想を転載します。
「ワークショップは初めて、という講師の伊藤さんは、その言葉に反して、
お客とヨーデルの伝統の両方に対してとても真摯で、しかも説明は分かりやすく、
ほぼぴったりと時間内に収めて頂き(さすが時計の国スイス)、
その姿勢は伊藤さんの懐の深さ、人間力そのものだなと、ジーンと来ました。」


私(店主)も伊藤さんの素晴らしさに感動しました。
ワークショップが進めば進むほど、参加者がど生き生きしてきて良い声が出ていました。
終了後は口々に楽しかったという声。
ヨオリー♪という一番最初の発声だけ私もトライしました。
難しいのですが先生の声を再現するのに夢中に(笑)
伊藤さん、ヨーデルというジャンルにとどまらない普遍的な素晴らしさをお持ちでした。
そら庵で開催いただいたことに感謝申し上げます。


伊藤さんのプロフィールを再掲します。


立教大学法学部卒業。高校時代にスイスで出会ったヨーデルに魅せられ、マリーテレーズ・フォン・グンテンなどヨーデルの第一人者に師事。スイスで3年に一度開催される 「連邦ヨーデルフェスト」に日本人として初め出場が認められ、2005年より4大会連続で出場、最高ランクの評価を受ける。2009年、マリーテレーズ・フォン・グンテン率いるヴェーバーコーラス・ベルンを招いてのコンサートツアーを、また2014年2月、日本・スイ ス150年記念イベント“SwissDays”のために来日したクヴァンテンシュプルングとのツアーを成功させる。同年6月、スイス・トッゲンブルクで開催された「Klangfestival Naturstimmen」に檜山学とのデュオとして招待されスイスツアーを行う。折しもスイスを公式訪問中の皇太子殿下ご臨席の150周年記念イベント 開会セレモニーにて演奏を行う。

檜山学とのデュオのほか、『スイスアンサンブル エンツィアン』 『アムスレヨーデル クヴァンテット』 『東京ようでる合唱団』を主宰し、それぞれ異なるスタイルのスイス民俗音楽の演奏活動を行っている。毎日新聞「ひと」にとりあげられるほか、NHK「すば らしき地球の旅」、日本テレビ「世界一のSHOWタイム」等出演、CMにも声を提供している。これまでに檜山学とのデュオによるCD「Kotoba-asobi」の他3枚のCDをリリースしている。伝統の枠にとらわれない新たな声のパ フォーマンスが期待されている。


オフィシャルウェブサイト:

http://www.jodel.tokyo/

http://www.enzian.jp/

ホーメイなどの特殊発声による「アガリアム合唱団」、
今後も勉強会などを企画しています。メンバーも募集中です。
http://agalliam.jimdo.com/