Canon T70/FD 50mm macro /Kodak G100

大学生の頃、一時期CDを買わずに、ミュージックテープを買っていた時期がありました。CDを買っても、テープに録音してカーステレオで聞くのがほとんどだったので、ミュージックテープで買った方が、ダビングする手間が無いぶんイイと思っていたわけですが、見た感じノーマルグレードのいかにも安そうに見えるプラスチックのカセットに、やっぱりCDで買った方が良かったのかと不安な感じがつきまとっていました(というか結局後でCDを買い直しているのですが)。20数年経って、今、ミュージックテープを見ると、何かかっこイイ。モノとしてかっこイイなあと思いながら眺めていたら、ついつい写真に撮ってしまいました。しかも、MP3再生に慣れてしまった今の耳で聞くと、非常にクリアーでいい音なんだけど、あの頃…二流みたいに思っていてゴメンナサイな感じです。
でもカセットテープ、いつまで聞けるやら。「この黒っぽいペラペラから音が出るなんて信じられない」とか「PCにつなぐコネクターが見当たらないんですが」とか言われる時代になりつつあります。“曲の頭出し”とか言っても分からないだろうなぁ。デジタルなら[ ▶|]ボタン押すだけだし
高校生の時、電気屋で見かけた、フロントローディングのSONYカセットデッキ、欲しかったなぁ(たぶんこれ)。エジェクトボタンを押すと、CDトレイが出て来る感じで駆動系ごとせり出してきて、そのまま再生が継続出来るタイプがあったんだけど…そういや、当時のCDプレイヤーはCDが垂直に回っていて、盤面が正面から見えるタイプが主流だったなぁ…レーザーディスクプレーヤーも初期は垂直タイプだったなぁ…とカセットテープを見ただけで回想が無限に続きます。たぶん、オヤジ的[懐かしスイッチ]がオンになっちゃったんでしょうね。