■ 政治 鴻池事務所陳情整理報告書―豊中市議会の木村真議員・森友

■ 政治
安倍首相の関与は明らかである
小林よしのり

森友学園の国有地不正取得の疑獄事件は、わしは安倍首相自らが関与したからこそ、起こったものと見ている。
安倍昭恵森友学園での講演動画でも、籠池理事長が安倍首相に電話したり、直接会ったりしたことを告白している。
平成27年9月3日には、安倍首相は、財務省の岡本薫明官房長と、森友学園が土地取得時に、財務省理財局長だった迫田英典国税局長官とで会談している。
その翌日9月4日、10時から12時まで、大阪の近畿財務局9階会議室で、森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長と建設会社所長が、近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局検査官と会合を行なっている。
そして同日、安倍首相は、安保法制の審議が紛糾している真っ最中に、国会をさぼって急きょ大阪に飛び、読売テレビに出演しているが、テレビ出演はアリバイ作りだろう。
読売テレビと近畿財務局は、車で10分の距離らしい。
大阪入りの本当の目的はこっちだ。
さらに同日、国土交通省で、森友学園が創設予定している小学校の校舎・体育館が選出され、6200万円の補助金交付が決定した。
そして翌日9月5日に、安倍昭恵が大阪に飛び、森友学園が創設する小学校の名誉校長就任の挨拶をしている。
この3日間は安倍首相の関与「口利き」が決定的になった疑惑の日々だ。
安倍政権はこれを隠蔽するためにあらゆる手段を取るだろうが、何としても籠池理事長や迫田英典、そして安倍昭恵参考人招致をするべきである。
それを封じようとするなら、検察が動くしかあるまい。



■ 政治
鴻池事務所陳情整理報告書―豊中市議会の木村真議員・森友学園問題―
海野隆

大阪府豊中市森友学園・瑞穂の國記念小学院の用地取得問題は、さらに疑問が深まる展開となっています。世間の強い関心を引き、国会でもマスコミでも大きな議論となっているのは、1、どうしてこのような安値で国有財産が処分されたのか、2、その経緯に政治家の関与はなかったのか、ということではないかと思われます。
2010年に豊中市が取得した隣接する公園用地(9492平米)が14億3千万円もしたのに、今回の森友学園が取得した小学校用地(8772平米)は産業廃棄物が埋設されていたという理由で、その撤去費用8億2200万円を値引きして、1億3400万円という破格な値段で売却されています。豊中市が取得した土地にも同様なごみがあったようで、国は50センチの盛土費用として2300万円を負担しています。森友学園の場合は、実際にかかった費用ではなく値引きという対応でした。
報道された経緯を見る限り、国の機関の対応として考えられるのは3つです。1、政治家の介入があり便宜を図った、2、国の役人が便宜を図った、3、国の役人が忖度(そんたく)をして便宜を図った、というケースです。金品の授受があれば贈収賄という犯罪となるでしょう。国会で、会計検査院あるいは捜査当局の手で、真相が明らかになることを期待しています。
この問題が明るみになったのは、疑問に感じ、情報公開制度を使い徹底して調査し、黒塗りに異議申し立てをし、闇に眠っていた真実を太陽の下にさらし、公益を保護する役目を果たした、豊中市議会の木村真議員の真相究明の努力の賜物です。すでに、2016年10月には、ほぼ問題の核心にたどり着いています。同じ地方議員として高く評価できると思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/toyonaka_kimura/36086403.html
http://tyoshiki.hatenadiary.com/entry/2017/02/25/134217
さて、今回のことで、私が最も関心を持ったことは、鴻池事務所の「陳情整理報告書」です。
一般的に、地方・国会にかかわらず政治に携わる者は、住民・国民からの多くの要望や意見を陳情という形で受け止め、その実現のために奔走します。多くは、自分の支持者(支持団体)からのもので、その対応が良ければ、次の選挙の支持が厚みを増します。政治には、そうした機能があり、そのことは否定しようもない現実です。
その陳情には、さまざまなものがあり、以前は、就職や結婚などが持ち込まれることも良くありますが、大半は行政の許認可や補助金の獲得、生活インフラの整備などです。

現状の仕組みでは不合理だということになれば、仕組みそのものを変えるということにつながることもあります。
長く国会議員の秘書を務めた友人がいます。5人の国会議員事務所に所属し、秘書として地元事務所も、政策秘書として国会事務所も経験しています。支持者から持ち込まれる陳情案件は、事務所によって異なるが鴻池事務所が作成した「陳情整理報告書」のような様式で作成しており、重要なものや継続的なものは案件ごとに整理しているということでした。
たとえば、「○○省の○○氏に連絡し善処をお願いした」とか、どのように処理したのかも記録しているのではないかということです。鴻池事務所の「陳情整理報告書」は、地元事務所から、毎日、国会事務所にFAXで送られているということです。最終的には、議員本人が目を通す仕組みになっていると思われます。
私自身も、陳情等の依頼があった時には、その案件と処理も含めてノートに記録しています。回答があれば、そのことを陳情者に連絡もしています。口利きと言われますが、生活インフラで困っている方々、制度の谷間にいる方々を救うというのは、立派な議員活動であると考えています。
私の口癖は、「阿見町のことで何かありましたら海野までご連絡ください」です。


【政治】
共産「首相夫人は広告塔」 森友学園で小池氏が批判
Tweet
2017年3月4日 21時56分
 共産党小池晃書記局長は4日、東京・JR池袋駅前で街頭演説し、安倍晋三首相夫人の昭恵さんが、大阪市の学校法人「森友学園」が開設を目指す小学校の名誉校長に一時就任していたことを批判した。「首相夫人は(学園の)広告塔の役割を果たしてきた」と述べた。 学園が運営する幼稚園が園児に教育勅語を暗唱させるほか、運動会で「安倍首相頑張れ」と選手宣誓させていた問題などを挙げ「異様な教育内容の幼稚園、学校を首相夫妻は賛美礼賛してきた。この責任は厳しく問われないといけない」と強調した。
(共同)

■ 経済
ファストフードの「チキン」 鶏肉含有率50%も? 各社は揃って反論
フォーブス ジャパン

Bruce Y. Lee ,CONTRIBUTOR

「本当にチキン──?」カナダ放送協会(CBC) の調査報道番組「マーケットプレース」は、ファストフードチェーンを展開する5社に対し、そう疑問を投げかけた。そして、各社のメニューに使われている「チキンに見える食材」のDNA鑑定を実施、結果を公表した。

判明した各社のチキンの「鶏肉含有率」は、次のとおりだった。

マクドナルド「カントリーチキン」─ 84.9%
ウェンディーズ「グリルドチキン・サンドウィッチ」 ─ 88.5%
A&W「チキングリル・デラックス」 ─ 89.4%
ティムホートンズチポトレチキン・グリルドラップ」 ─ 86.5%
・サブウェイ「オーブンローステッド・チキン・サンドイッチ」 ─ 53.6%  「スイートオニオン・チキンテリヤキ」 ─ 42.8%

本物のチキンに混ざっている「もう一つの」チキンは何なのだろうか? DNA鑑定を行ったカナダ・トレント大学の研究所によると、大半は「大豆」だという。

ただし、実際に混ぜられているのは大豆だけではない。番組によると、これら5社のメニューには、蜂蜜からオニオンパウダー、業務用食材まで、合計50種類の材料が使われている。1商品当たりでは、平均16種類が使用されていた。

科学誌に掲載されたわけではないため、結果がどれほど正確なのかは不明だ。また、かさを増すために、あるいは味を強くするためなどとして、つなぎになる安価な食材や「代用肉」が使われることは、従来から行われている。

結果は「誤り」5社はいずれも、番組が行った試験結果に反発している。例えば、マクドナルドは発表した声明で、「当社のグリルドチキン・サンドイッチは100%、味付けをした鶏の胸肉を使用…」と説明している。

サブウェイもまた、「大豆タンパクの含有量は1%またはそれ以下」だと主張。同社の広報担当者は消費者向け情報を提供する「コンシューマー・アフェアーズ」に送ったメールの中で、「(サブウェイに対する)同番組の批判は全くの誤りで、誤解を招くものだ。当社が使用するチキンは100%鶏の白身の肉であり、調味料を使い、漬け込んだものだ。調理済みの最終製品の状態で、各店舗に配送している…報道の内容は誤っており、訂正する必要がある」と反論した。

「100%」の意味私たちは、外食店のメニューで提供されるチキンが本当に100%チキンだと判断することができるだろうか?

 小売店で販売される袋詰めなどの食品は、米食品医薬品局(FDA)の基準に従い、栄養成分表示を行うことが義務付けられている。だが、外食店のメニューにはそうした規則は適用されておらず、判断することは難しい。

一方、レストランの広告を信用することはできるだろうか?訴えられる危険を冒してまで、「この厚紙は本物の鶏肉です」などあまりにも人を惑わすような表現を用いる企業はない。それでも、マーケティングにおける表現にはかなりの自由裁量が認められている。

例えば、「100%のチキンで作られている」は、私たちの口に入るものの100%がチキンであることを意味していない。本物のチキンが少なくともある程度は含まれている製品だということだ(チキンスープやチキンソーセージ、チキンフレーバーのクラッカーなど)。これらはいずれも、元々は「100%のチキン」だったものから作られている。

同様に「本物のチキンから作られた」という表現は、その食品にはいずれかの時点において何らかの形で、何かチキンから作られたものが使われているということを意味する。

「全てチキン」という言葉は、さらに漠然としている。私たちは、「全てビーフ」のホットドッグが、単純に牛肉だけでできているわけではないことを知っている。さらに、「全て天然」もあまりにも曖昧だ。石油も石炭も、ウランも全て、チキンやその他の材料と同様に、天然の素材だ。

 小売店で販売される袋詰めなどの食品は、米食品医薬品局(FDA)の基準に従い、栄養成分表示を行うことが義務付けられている。だが、外食店のメニューにはそうした規則は適用されておらず、判断することは難しい。

一方、レストランの広告を信用することはできるだろうか?訴えられる危険を冒してまで、「この厚紙は本物の鶏肉です」などあまりにも人を惑わすような表現を用いる企業はない。それでも、マーケティングにおける表現にはかなりの自由裁量が認められている。

例えば、「100%のチキンで作られている」は、私たちの口に入るものの100%がチキンであることを意味していない。本物のチキンが少なくともある程度は含まれている製品だということだ(チキンスープやチキンソーセージ、チキンフレーバーのクラッカーなど)。これらはいずれも、元々は「100%のチキン」だったものから作られている。

同様に「本物のチキンから作られた」という表現は、その食品にはいずれかの時点において何らかの形で、何かチキンから作られたものが使われているということを意味する。

「全てチキン」という言葉は、さらに漠然としている。私たちは、「全てビーフ」のホットドッグが、単純に牛肉だけでできているわけではないことを知っている。さらに、「全て天然」もあまりにも曖昧だ。石油も石炭も、ウランも全て、チキンやその他の材料と同様に、天然の素材だ。