大丈夫、笑って生まれてくるから


この絵の題名です。

妊娠中、病院で超音波の機械を使って胎児の様子を見ました。
すると急にお医者さんが、「おもしろいねえ。この子笑ってるよ。」というのです。
お医者さんに促されてモニターを見ると、確かにその胎児は笑っていました。しかもかなり長く笑っていて、写真まで撮ることができました。
赤ちゃんが笑うのは、生後三ヶ月くらいからでしょ、ただ影の写り具合でそう見えるんでしょ。ということはもちろんわかっているのですが、「この子は生まれる前から笑っている。」という思い込みが、その後数々の困難から私を救ってくれたのです。

そのような思いから描いたこの絵ですが、見る人によって、様々な物語に見えるようです。

9/17-22 日本橋GalleryA/Nでの展示で、どんな反応が得られるか楽しみです。

未帆