お便りと朗読会のお知らせ

メールが届いた。
年が明けて少し経った頃。

そこにはsouffleがどうして円町にあるのか
わかった気がしたと書いてあって 夕暮れの似合う町だと言ってくれた。

話さなくても伝わることがある。
自分が意識して そうしていることが 言わなくたって ちゃんと伝わることがある。

募集を締め切って  何カ月も経ったある日
手紙が届いた。
手伝いたいという想いを 心を込めて書いてくれた文章
こうやって 誰かの何かに触れることができているのなら わたしの生きている意味はもぉあるんじゃないかと思った。



今年は 自分が選んだもので 暮らしていく覚悟みたいなものを見つけようと思う。



お店ではだいすきなななつきぐもが2カ月に1度朗読会をしてくれます。
1年かけて 彼女たちを見てみたい というわたしの要望に応えてくれました。

暮らしの延長にあるような ないような そんな時間を一緒に過ごせたらいいなと思います。

ななつきぐもより*******

振り返ると、昨年朗読したのは2回だけでした。
自分たちでつくった朗読の時間は、夏のたった一度だけ。
それで、わたしたちには十分だった気がします
どんなにゆっくりとしたペースでも続いていけば、それでいい。

夏につくった音源を聴いて
冬のある日、数年前一緒に朗読をした友人が感想を届けてくれました。
―ななつきぐもとの朗読は、朗読をするってことの
それ以上になにかを確かめられるような、そういう時間だった

きっといつでも、なにかを確かめていたのかもしれない。
あたり前に見えること、とりとめのないこと、
通り過ぎてしまいそうなこと、泣きたいような一瞬、
遠くなっても忘れられない記憶。

日々の暮らしを見つめて、自分なりの言葉でなぞる。
それを声に出して読むということを特別なことではなく
もっと生活の一部のようにやってみたいと思いました。
だれかが聴きに来ても、たとえ来なくたっていいから
定期的にやるのもいいはず、ときっかけをつくってくれたのは
食堂souffleのさゆりちゃん。
これまでとは違って、1年間という少しだけ長い時間をかけて
書くことと、読むことを続けてやってみようと思います。

ごはんを食べるところ、暮らしに寄りそう場所で
これから二か月に一度、朗読会をはじめます。
自分たちの生活とひとつづきにあるような、
耳を傾けてくれた人もすっと自分の日常に戻れるような
時間がいいなと思っています。

ななつきぐも 朗読会
2月18日(土) 17時から 参加費500円(要1order)