野村証券不正利益提供事件/総会屋元代表

http://www.youtube.com/watch?v=BnqDTUoGTTY&feature=search

こんな動画ありました。

この年、野村証券と総会屋の癒着の問題が発覚。総会屋を資金面で支えた第一勧業銀行と関連ノンバンクの融資の実態も問題視される。

でもこの小池さんって『経済マフィア』にもでてたけど
相当できる人みたいだね。
なんかこーやって逮捕されちゃうのはおしい気がします。

総会屋の活動

総会屋って調べてみると、

総会屋はその名の通り株主総会を活動の場としてきたが、近年の法令の規制強化により株主総会ではなく、水面下での活動に軸足を移している。本来の株主総会会社法ならびに定款に基づいて運営されその手続きは極めて厳格である。株主総会が諸要因により形骸化した中で、会社の体面を気にする経営陣を利用したアウトローの資金源(シノギ)の一つが総会屋であった。資金源となる財産上の利益とは金銭、物品、有価証券、債権、信用供与、債務免除、債務保証、サービス労務、施設提供、無償の海外旅行やゴルフコンペの参加、リハーサル出席株主への日当、社会通念を越える手土産・飲食費・交通費、株主・その関係者の慈善団体・研究機関への寄付・会費・出版物の購入・広告料など。「相当な対価を伴う合法的な商取引」も含める。

現在では確認できる総会屋は400人なんだって。
ある意味、人が減って、この400人の人はイイ思いをしてるのかも。
だって企業を揺すろうと思えば、なんかしら手段はありそうですからねー。
ただ逮捕されないように上手くやんなきゃいけないですね。

総会屋の役割

大下英治氏の経済マフィアを読み終えました。

かつて総会屋というのは、
こんなにも企業と密接な関係があったとは知りませんでした。
今で言うなら、隙間産業とでも言うべきでしょうか。
びっくりしたのは、総会屋にも与党と野党があるってこと、
企業が雇うのは与党総会屋。
総会を荒らすのが野党総会屋。
企業は結局どちらにもお金を支払ってた訳ですね

隙間産業ではあるが、こんなにも人脈を広げられる職業?
も他には無いのではないかと思います。

色んな企業の幹部と友好を持ち、政治家とも友好を持つ。
この著書、経済マフィアに登場する小川薫氏が良い例だと思います。
ピンクレディーまで作りだしちゃうんだから凄いですよね。

今では法律で規制がかかり、総会屋の活動はできないみたいですが、
ある意味、総会屋がいたからこそ、企業の不正を暴き、監視役としての役割
を果たしていたとも言えるかもしれません。

そうやって日本は高度成長を遂げてきたのです。
不況のこの世の中、ひょっとしたら総会屋のような存在が必要なのかもしれません。

総会屋って何?

総会屋って最近はあまり耳にしないですよね。
聞いたことはあるけど、実際何をしてた人達なんだろう?
なんとなくヤクザまがいな商売という印象しかないですよね。

そこで今回
大下英治さんの書いた。

『経済マフィア』

という本を購入してみました。
有名な総会屋、小川薫 という方を中心に総会屋の歴史みたいなのを
書いてある本みたいです。

そーいえば最近、酒井法子が逮捕されて、
2CHなんかに色々書かれてましたが、
最初のうち、高相容疑者が路上で職務質問にあったとき
酒井法子容疑者と一緒に駆け付けた社長が、
西麻布のAライフというクラブのオーナー上山伸二さんではないか?
と噂されていました。
(実際は違いましたが・・・)
その上山さんも総会屋(論談同友会)の元メンバーだったと2chなんかで書かれていました。

今でも総会屋ってあるんですかね?

ちょっとこの 経済マフィアで勉強してみたいと思います。


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