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2017-08-06

[]仮面ライダーエグゼイド 24話〜32話感想

なぜ32話?ってことですが、キリがよさそうだったので。仮面ライダークロニクル始動〜クロノス降臨までです。便宜上、第3章と呼びますが、公式にはたぶん違う。

3章に入ってますます人情話が削られ、バトルゲーム物としての側面が強くなってまいりました。個人的には事実関係の整理把握がしやすくなったんですけど、世間ではわかりにくいと言われていたようで、バランスってのは難しいですね。

相変わらず溜めてるんで、今回もざっくりとキーワードについての感想になります。

仮面ライダークロニクル

難易度高すぎてクソゲーじゃねーか!!!
と突っ込んだ矢先、むしろそのせいで一般市民が参加せざるを得なくなってしまい、なるほどとなりました。

すわバトルロイヤルか!と思いきや、あくまでこれはゲーム。すでにまとまったライダーたちは各々の立場はあるにせよ、基本的には協力プレイ路線です。
目指すのはノーコンティニューでクリアだぜ!(※そもそもコンティニューさせてもらえない)

『エグゼイド』はモチーフであるゲームをきっちり踏襲しているところ頑張るなーと思いますね。
しかし一方で、ただの場面設定でもない。
「仮面ライダークロニクル」のキャッチコピーは「誰でもヒーローになれる!」ですが、つまり裏返せば「誰がヒーローとなり得るのか?」ということなんですね。
例えば『龍騎』『剣』の個人や種族のエゴによる勝ち残りゲーム…ではなく、「クロニクル」では参加者たちはむしろ「誰かを助けたい」という思いで参戦するのです。
大義名分がある。欲望だけではない。
じゃあそんな中でヒーローとは?となる。ヒーローとは、ゲームをクリアすることのできる力を持つ人…そう、気持ちだけではヒーローにはなれない…だからこそ、戦える人の肩には使命と責任が重く課せられるのですな。

従来、「ヒーローになりたい」はひとつの欲望と解されてた作品が多かったので、ひねりつつストレートな設定は新鮮でした。

てなこと言ってる一方で、じゃあヒーローってのは純粋無垢なのかというとそうでもないという展開も行ってくるんだからよく考えられてます。てことで次の項↓

バグスター

ゲームというモチーフは、むしろこの敵設定のためなんじゃないかと思えるくらいきっちり使ってきますね。

バグスターは人が生み出した存在。ここまでは、まああることです。
しかしなぜ生み出されたかというと、「人間に倒されるため」。これはそのままヒーロー物の構造になっていきます。
つまり、敵がいるからヒーローがいるわけではなく。ヒーローが存在するために敵がいる、ということ。

ヒーロー物のジレンマと申しますか、厳しいところに切り込んできたな、という感想です。
非公認戦隊でパロディとしての扱いでやっと言及してたような話だぞおい!

そこで反旗を翻すバグスターのパラド。その彼は、なんと主人公・永夢の影!
そこまでやるかー!

というわけで、ヒーローってのは、マッチポンプで繰り出される虚構の英雄なのではないのか?という、ヒーロー物が背負わなければならない一種の欺瞞について、果たしてどう落とすのか楽しみです。

初の女性仮面ライダー・ポッピー

まあこれはわたしが言及せねばならんところですな。
つうのはまあ、こんなことを書いていたからですが。女子高生仮面ライダーに意味はあるのか〜『仮面ライダーウィザード』試論 - double standard

女性ライダーってのは、ずっとスポット的な存在だったんですよね。
これまでの準仮面ライダーというべき女性ライダーたちは、ある意味で派生品というか、色替えキャラというか、彼女たち一人一人が仮面ライダーとしての属性を担うものではありませんでしたからね。
タックルさんのことはまったくわからないんで、申し訳ないのですが脇におかせていただくとして。
『龍騎』のファム。『剣』のラルク。『響鬼』のあきらや朱鬼。『キバ』のイクサ。『DCD』のキバーラ。『フォーゼ』のなでしこ。『ウィザード』のメイジ。『鎧武』のマリカ…*1

どうして正式にライダーと呼ばれないのかは、彼女たちが「継続して力を行使し続ける」ことから弾かれていたから
わたしの観点ではもう一つが「特定の変身アイテム」を持たないから。

なぜ彼女らが変身できるの?という理屈付の部分を、なんとなーくというかうやむやにすることで、なんとか「女性が変身する」ことを成立させていたのがこれまででした。

で、ポッピーですが。めちゃくちゃきっちり仮面ライダーです
ポッピーはバグスターである。バグスターは仮面ライダーと同質の存在である。そして、ポッピーはバグスターであるか仮面ライダーであるのかを選ばさせられる…
むしろ永夢や飛彩ができないテーマをポッピーが担っていると言えます。

特定の変身アイテムこそ持たないのですが、仮面ライダーの本質を劇中で背負っているのは決定的です。
一方で量産型のニコはライダーと定義されていないところが線引きのキッチリさを示していますね。仕事が細かいぞ!

『鎧武』のマリカも「持続して力を行使し続ける」「特定のアイテムは持たない」のでほぼ初の女性カメンライダーに肉薄してるんですが、公式が彼女をカウントせず、ポッピーというキャラを新しく構築したのは、うやむやなまま成立させる気がなかったからでしょうね。
それだけ、決意と覚悟を持って女性ライダーを出そう!と思ったのだろうなあ。

上記のリンクでわたしは「番組と視聴者の双方が成熟することで実現する」と述べていましたが、つまりは『エグゼイド』ってそういうことなんですよね。この点からも『エグゼイド』が第二期平成ライダーの出した一つの答えと認識することができますね。


ただ個人的に一点、惜しむ部分があるとすれば…
それは、ポッピーが生身でないことですね。
いやぶっちゃけ、『エグゼイド』ってキャラクターの性格が薄いとこあって。ポッピー、女の子の姿だけど、女の子としての属性あんまり感じないのですよ…
とはいえ、もうここまできたら、この先はふつーに女性仮面ライダーが出てくることになるでしょう。だから、これは不満というか、期待です。
女性としての人生を背負いつつ、仮面ライダーになる女性キャラが出る日が楽しみです。


あとは車椅子ライダーだなー。

新壇黎斗

うぜぇ〜!
敵にとっても味方にとってもうぜぇ〜!!!
”触れることで相手のレベルを下げる”という特殊能力、めちゃくちゃ強いんですけどめちゃくちゃうっとうしいですね!素晴らしいな!

あと新ってなんだよ。いずれ真とか改とか言い出すのか。

なんて言いつつ、味方?になる流れの描き方はかなり好きですね。
まったく改心はしてないんですよね、クロト。自分の生き方自体に迷いはない。
自分が生み出したものに対する愛情に目覚めたことで、立ち位置を変えた。とても唯我独尊の黎斗らしいし、けれど、その感情はいきさつはどうあれ温かいものであるのは間違いないわけで。
主人公たちと共闘するために、主人公たちに同調する必要は本来ない。というところを抑えているのは個人的に嬉しいですね。

永夢の説得は、実際のところ黎斗には響いてないと思う。あれはむしろ、永夢自身(と視聴者)が共闘するのを納得するためにひねりだした理屈なんじゃないかな。
永夢がずっと黎斗のこと嫌いなのがいいですね。それでいいんだ。

なおわたしは超小心者プレーヤーなので、「99回の命がある!」って言われても「99回死んだらゲームオーバーだ…」ってなってしまうのでした。後ろ向きすぎるな…(回復薬を大事にしすぎて使うタイミングを逃すタイプです)

あとチマチマと

  • 飛彩はいつもどこから出てくるんだ
  • アスナ以外に看病する人がいないCR、大丈夫か
  • ニコ「なんでわたしだけコイツの気持ちを理解しなければいけないの?不公平じゃん」 まったく確かに。
  • 新社長・恋さんの回が担当に来るとはしゃぐ諸田監督好き
  • 院長!キャラ薄かったけどここにきてこんな!でもそれは目先の生き方すぎるので、立場使って手助けして下さい!(院長って肩書きもしや無力なのか…?)
  • 上堀内監督は賑やかな画面作りがよいですね。バトルにスピード感があるし
  • クロノスの能力発動シークエンスがとてもかっこい。BGMをまったく使わないところが冒険的。


わたしと『エグゼイド』

さて、初めに「人情話が削られたことにより呑み込みやすくなった」と書きましたが。でもそれはそれとして、わかりにくいという意見もうなずくところは大だったりします。
というのは、登場人物の心情変化よりもバトルゲーム物としての展開の方がメインだからなんですね。そうすると、ここの感想もちょっと書きづらくなるんですよ。事実関係の推移だけ並べてもつまんないですし。で、そのバトルゲーム物としてもよく組まれてるなーとは思うんですけど、あんまりびっくりはしないし。

いやもちろん、わたしもお話にはすべからく人情が必要、という考えはないです。SFやミステリなんかだと、そこで追及されるジャンルの思考実験においては人間性など不要!むしろ邪魔!くらいの気持ちもあったりしますし(かといって、人情話があるSFやミステリを嫌うわけでもありませんよ念のため)。

仮面ライダーというテーマ追求はすごくよくやってるんじゃないかな、と思います。わたしは仮面ライダー専門家ではないのでそこまで踏み込めない案件ですが…
女性ライダーの成立とか、パラドのポジションとか、ついにここまでやれたって感じですもの。

うーん、なんだけど…

この記事も、分析して、言葉にすると、「おー!『エグゼイド』すごいなあ!大森P、高橋さん、すごいなあ!」ってなる。なるけど、楽しかった?って聞かれると、うーん。
いやまあ、新壇黎斗とか楽しかったけども。大我とニコには心がなごんだけれども。

バトルゲーム物としてよく組まれてる、けど。けども。お話としておもしろいか?って聞かれると、わたしは困る。それは、ちょくちょく書いてきたけど、印象的な台詞とか、キャラクターの描写とか、物足りないから。
役者さんたちもきっちり演じている分、はみだしはあまりないし(そしてその一方ではじけていく新壇黎斗である)。
やっぱり、物語を見てて何が楽しいって、そういう彩の部分は大事なんですよね。
あとやっぱり、何を守りたいのか……その心を、もっと描いて欲しい。「命は大切だから」ってのは、当たり前のことで。その当たり前のことを、高橋さんの言葉で聞きたいのです。前提だけでではなく。

相変わらずぐねぐねした記事で申し訳ありません。とはいえ、なんか見えてきたこともあります。すべて見終わってから、その辺は言葉にしたいと思っています。


(ところで今日初めて気づいたんですが、『エグゼイド』タグ付けてませんでしたね…なんてこった…自分にびっくりだよ)

*1:全員出せたかな?

通りすがり通りすがり 2017/08/09 01:28 三度目の登場の通りすがり(最早通りすがりではない)です。

私はエグゼイドは本当に面白く見てるんですが、この作品ってたぶん一気見に向いてない気がしますね。
かつて剣やキバとかは円盤で一気見した方が良いというファンの意見を何度か見たことがありますが、
エグゼイドは、前も書いた気がしますがころころ二転三転する展開を楽しめる人こそが最も勝ち組なので、
一週に一話ずつ見て、「次はどうなるの!?早く見たい!ハラハラ」という「間」があった方が、心が躍るなぁ〜になりそうです。
一気見だと「あ、この展開もう終わりか!早いな!!」感が余計強まりそうでw

で、その「もう終わり!?」感が個人的に凄く強かったのがポッピーに関する部分なんですよね
エグゼイドは8月で終わってしまうので尺ほんとにシビアだと思うので仕方ないんですが、闇ポッピーもっと見ていたかった。
変身前の、松田るかさんの闇演技も凄くて好きなんですが、仮面ライダーポッピーも、一番輝いてた時期って闇落ちしてた時期だったので。
32話まで見られたなら薄々分かると思いますが味方に戻った後の仮面ライダーポッピーは本気で出番無いです。他の多人数ライダー作品と比べると、マリカ以下だと思うのですがこれもやはり尺の問題が大きいのでしょう
とはいえTVのメインヒロインが固有フォームのライダーになれたのは進歩ですけれどね。後日談スピンオフワンチャンあってほしいですね。
女の子、という点に関して言えば、社長の母親の記憶が戻ったという部分を活かせたら…と思っていましたが、これも今のところ最初の一回のみですね…
折角、檀親子三人のガシャットカラーのネタとかありましたのに…

あとメインテーマというか何を守りたいのか、みたいな部分は夏映画見ると分かりやすいかもしれないです
短時間に作品の根幹を凝縮していたと感じました。
やっぱり彼らはゲーマーなだけでなく、ドクターであるというのが肝なんだなと。治療する者の目線といいますか。
最終回前に見るか後に見るかで見方が変わってくる映画らしいのでタイミングは注意が必要かもしれませんが…

kk 2017/08/09 17:24 以前にも似たようなこといいましたけど『エグゼイド』は『鎧武』、『ドライブ』の要素を上手いことブラッシュアップして発展させた作品っていう感じなんですよね。後、テーマである「命」については『ゴースト』からも引き継いでいますね。
ただその反面、それらの作品の欠点も若干継いでしまってる感は確かにある。
管理人様の指摘している「キャラの描写が足りない」問題は『鎧武』や『ドライブ』にも見受けられましたからね(特に前者)。
別の人が既に言ってくれてましたけど大森さんはどちらかというと舞台設定や装置の方に力を入れる人ですしね。
最も、33話以降は飛彩や大我にとっても重大な出来事が起こるので、それにおける彼らの心情や下した決断をどう感じるかも見所だと思ってます。
ちなみに前記事でも言いましたがラスト5話である41話〜45話は夏映画に向かっていく上での答え合わせの形になるのでもしかすると全部見終わってから夏映画を観に行くのもアリかもしれませんw
..まぁ、時期的に上映終わってる映画館もあるでしょうからやっぱり放映中に一回は観といたほうがいいでしょうけど(オイ)。
夏映画に関しては一応、詳細は伏せますがエンドロール後まで決して席を立ってはいけないとだけいっておきます(笑)。

余談ですが新ライダーの『ビルド』も大森Pが担当するらしいですね。
これによって『エグゼイド』から『ビルド』への引き継ぎもスムーズになる上に冬映画で『ジェネシス』みたいな惨劇が起こる心配がないのを考えると一安心(←あれはあれで大嫌いというわけではないけど自分の中では未だに冬映画史上最下位です)。
メインライターの武藤さんは相当な平成ライダーフリークらしいので『鎧武』や『エグゼイド』とはまた違った化学反応を起こしてくれそうな予感がします。予告映像もシリアスな空気をすでに感じさせていますし。
後、去年は坂本監督と高橋さんが頑張ってくれましたが、今年の冬映画を武藤さんが書くならレジェンドライダー達の目立ったキャラ崩壊はないだろうなという謎の信頼感があります(後、監督は坂本監督か上堀内監督にお願いしたい)。
...ちなみに『アマゾンズ』シーズン2で脇役とはいえ重要な立ち位置を演じた赤楚衛二さんが『ビルド』でこれまた重要な役割(もしかすると二号ライダーに変身?)で出るのでそちらも必見かもですw

souko753souko753 2017/08/10 01:08 通りすがりさん

>(最早通りすがりではない)
寄せては返す波のようなものでしょうか(笑)

>この作品ってたぶん一気見に向いてない気がしますね。
うーん、すでに楽しみにくいことになってる超負け組としては、一番良い楽しみ方は出来ないんだと感じてます。
『キバ』『剣』は一気見推奨、というのもわかるのですが、『エグゼイド』の一気見は意味が違いますね。

『エグゼイド』のヒキはわたしにとってはワクワクしないんですよ。それはなんでだろう、ってのが今のわたしの悩みどころなんですが…。むしろ、一章丸ごとの構成を掴むのは楽しく感じられます。

うーん、いまお返事書きながら思いましたが、この構成カッチリによりヒキにワクワクしないのかもしれません。一方、全体像を見るのは楽しいのかもしれません。片付くように作られている(ように感じられる)から、途中のヒキに熱が入らないのかなあと…

ポッピーの闇落ちにしても、まあ帰ってくるんだろうなーと。途中でそんなにヒドイことにもならないんだろうなーと。実際闇落ちしたところで思わず注目しちゃうほどめちゃくちゃなことになるわけでもなかったですし…他の平成ライダーだと、「このまま死ぬのでは!?」「闇落ちにより新たな表情が!」「帰ってくるにしても迷走が読めない」ってハラハラがあるんですが。

ともあれ、楽しまれている方が勝ち組なのは間違いないです。

>味方に戻った後の仮面ライダーポッピーは本気で出番無いです。
尺がシビアな分、遊びが少ないということなのでしょうか。「片付いていくなー」っていう雰囲気を感じしてしまいライドできないのかなあ。
スピンオフ欲しいですねえ。あれだけしっかり仮面ライダーやったわけですし、出自も出自ですし。あれ、今後ファクターになるんだと思っていたんですが、もしやならない…?そうだとすると超もったいないですね…
松田るかさんうまいですよねー。ポッピーの二次元っぽさが白々しくなってないのがすごいと思います。

>映画
どうタイミングをとればいいのか迷っているうちに終わってしまいそうでそこが怖いですね…

souko753souko753 2017/08/10 01:40 kさん

>「キャラの描写が足りない」問題
『鎧武』と『ドライブ』は掘り下げが足りない、という意味でわたしは使うんですけど、一方『エグゼイド』はそれと違う意味なんです。
『エグゼイド』は味が足りない…とでも言いましょうか。永夢は天才ゲーマーでまだまだ未熟な研修医で患者にすぐ親身になって…という設定は描かれてはいるんですが、なんかこうインパクトがないんですよね…(一方で盛られる黎斗のことはどんどん脳に刻み込まれていきます。風船が「9・6・10」とか、やはりこいつ自分大好きだな!てな具合に)

>大森さんはどちらかというと舞台設定や装置の方に力を入れる人ですしね。
脚本の高橋さんも脚色よりも構成力に長けた方なんで、こういうカラーになっているのかなあと。三条さんは少年漫画をずっとされてたこともあって盛るのはお手の物って感じでしたね。

>『ビルド』
記事書こうと思って止まってました…
大森P連続登板ってことで、『エグゼイド』をどう生かしどう反省するのか最大限に反映できるので楽しみですね。冬映画に関しては、まあオマケみたいなもんですので、本編の方がより気になりますねー。
脚本の武藤さんは若い役者さんがたくさん出るドラマを手掛けているようなので、そこに個人的に期待しています。

通りすがり通りすがり 2017/08/10 17:36 ヒキがわくわくしないとか、インパクトや味が足りないということについて色々考えたのですが、
1クール目ならともかくここまできてしまうと、結局は愛着の有無なのかもしれない…と身も蓋も無いことを思いましたw

前回書いたのですが、スピーディーなせいでキャラの描写(掘り下げも遊びの部分も)の尺が足りなくて最初は味気なかったキャラも、
2クール3クールと回を重ねるとその分描写が重なって、背景も味も分かってきます。
私はエムに愛着を持ったのは去年の冬映画以降で、ヒイロとタイガに愛着を持ったのは2クール目以降です。
エグゼイドって1クール目は決して良い評価ではなくて、キリヤの死や冬映画を境にファンの熱が上がっていった作品で、今楽しまれてる方の多くは冬映画を楽しまれた方だと思うので、
この冬映画で躓いた経歴をお持ちのブログ主さんはその後も回を重ねても感情移入できず俯瞰で見ざるを得ない状態になっている
と考えましたが如何でしょう…。

エムって天才ゲーマーでまだまだ未熟な研修医で患者にすぐ親身になって…というだけではなくて、
巷ではチベットスナギツネのようだと評判のとても嫌そうな顔で(笑)非常に冷たく相手を突き放す一面もあったりして、
話が進むごとに味もインパクトも増すなぁと私は思っていたりします。
ただ、そういうのって例年はもっと分かりやすく分かるので、やっぱりハードルは高いのかもしれません

kk 2017/08/10 17:45 ●キャラクター
掘り下げに関してはこの先の物語および夏映画をみると、もしかすると見方が変わるかもですね。
...とかいいつつクロノス登場以降の展開はやや賛否が分かれる所ではあるのですが。
前投稿で述べた通り、飛彩(※)と大我にとっても重大なイベント及び彼らの選択をどう感じるかが焦点になるかもです。
後、ポッピーはぜひともスピンオフをつくって欲しいですね。HBVとかでもいいですが出来ればVシネでみたい。
実は松田るかさん曰く、「映画に登場するポッピーは今のポッピーとは違うかも?」らしいので本編の方でも彼女にとって重大な出来事が起こりそうな予感があります。

●夏映画
身も蓋もないことをいうならぶっちゃけ映画単体でも楽しめるようにはなっているので少なくとも一回目の鑑賞のタイミングは特に気にしなくてもいいかもしれません。
通りすがりさんも仰っている通り『エグゼイド』の根幹を感じることが出来る作品です。

●大森P
『ドライブ』の反省を生かしたお陰か、『エグゼイド』は玩具の売り上げに関しては大成功を納めているんですよね。その反面、視聴率は『鎧武』や『ゴースト』よりも下になっているのですが(汗)。
新作の『ビルド』では『エグゼイド』から更に進化したものを武藤さんとの化学反応で魅せてくれることを期待したいですね。
「未確認生命体」や「記憶喪失」といった平成初期作世代にとっては懐かしいキーワードもありますしw

※一応、飛彩に関しては『超スーパーヒーロー大戦』で彼のスタンスに関して掘り下げられてはいるんですケドね。
脚本は米村さんですが、ちゃんと彼のキャラを掴んでいました。

souko753souko753 2017/08/10 21:29 通りすがりさん

>愛着の有無
まあ、すべてにおいて言えることではありますけどね(笑)
スピーディにした分、フックの部分が少なくなったのかもしれませんね。
とはいえ台詞ひとつ、しぐさ一つでそれをこなすのも脚本のおもしろいところなので、高橋さんがそっちにはあまりかまわず、構成をきっちりこなす方に全振りしてしまうあたりが、わたしとの相性の悪さなのかもしれません。

>今楽しまれてる方の多くは冬映画を楽しまれた方だと思うので
冬映画が境目だとすると、そこにもっかい注目して考えてみたいですね。

>チベットスナギツネ
そんな言われようなんですか!(笑)いや、わたしも、クロトの嫌い方すごい好きですよ。
冬映画の記事でも飯島さんは良かった点に数えてるんです。飯島さんの演じる永夢が広がるような尺が少しでもあったら違ったのかなあ…でも余裕があっても高橋さんあんまり主役では遊ばない気がするんだよなあ…(思い込み)

souko753souko753 2017/08/10 21:36 kさん
掘り下げより味付けの方を気にしていたりするんですよねー。味付けが良ければ、掘り下げが足りなくても愛着は持てるので。そして愛着が持てれば楽しめますので。

>その反面、視聴率は『鎧武』や『ゴースト』よりも下になっているのですが(汗)。
その二つより下ですか!意外!わたしの観測範囲内では好評のようなのに…
でも玩具は売れているのか。その相関関係はわかりかねますが、まあ子どもに人気なら良いなあ。お医者さんイベントに永夢が呼ばれてたり、ポスターになったりと、すごいいい関係になってるみたいですし。

kk 2017/08/11 00:59 すみません。もう一言。
キャラクターの味付けに関してはまあ、今後の展開でもそれなりに増してきてはいると思いますが管理人様が納得するかといわれるとちと怪しいですかね。
ただ、キャラクターがお人形さんになっているかといわれると断じてそうではないと私は思います。
既に言われているとおり、冬映画もまた参考になるかもしれませんね。

●視聴率
今のご時世は録画率も結構あるので一概にはいえないんですけどね(苦笑)。
実際、大友にもエグゼイドは好評ですし。
玩具売上は子供は勿論、大友の皆さんの金払いの良さも結構起因しているようですね。
ある意味、この辺も『鎧武』の良い所どり(良い意味で)なのかもしれません(笑)。

ふらふらふらふら 2017/08/11 20:59 エグゼイドは話数の少なさとガチガチの構成のせいか、箸休めというか、鎧武の半ばにあったドリアン×ドングリ修行回みたいな、合間にひと息つけるエピソードが非常に少ないと思います。
クリスマスだと思ったら貴利矢が死んだ、バガモンが出てきてユルい回だと思ったらすぐ消滅した、キュウレンジャーコラボだと思ったらポッピーが裏切った、みたいな。

少しでも合間に箸休めの回があれば、シナリオ上でキャラクターの様々な側面を描写することはもちろん、役者さんも幅のある演技を見せることができると思うんですよね。
黎斗は岩永さんの演技にかなり助けられているし、永夢もこのところ見せるようになった冷たい表情は飯島さんの演技もあってかなり魅力的に感じています。
一方、貴利矢や飛彩は初期に提示されたキャラクターからあまり脱却できていないというか。飛彩なんかは今までずーっと厳しい表情ばかりだったような印象です。もっと役者さんの色々な表情・演技を見てみたかった。
日常的な姿が描かれるからこそ、非日常(ヒーローとして奮闘する姿)が映えるのだと言えますが、プライベートが明かされるキャラもほとんどいなかったですし。各話ゲスト患者がいなくなったこともあってか、どうも「厄介なお仕事がなかなか片付かない時」みたいなテンションが続いてるなあ、と。実際永夢たちにとってはそうなんですけど。

そういう点でも劇場版はエグゼイドを楽しむ上では必見かな、と思います。高橋さんにもそこの意識は多少なりともあったようで、劇場版パンフのインタビューにはテレビシリーズはシリアスな展開が続いているので「遊び」をなかなか入れられなかった、というくだりがあります。

あと、人気と視聴率の高さに関してはあまりアテにしすぎるものでもないかと。
録画機器の充実とか、東映特撮ファンクラブの見逃し配信とか、視聴形態も多彩になりましたし、「アギト」が視聴率10%達成ってのは有名な話ですが、今の時代にそんな高視聴率は望むべくもないですし。
平成ライダーもCMのタイミングなど、以前とは大きく変わりましたが、「鎧武」〜「ゴースト」のように細かくCM入れつつ画面隅にテロップ入れるのが大嫌いだったので、テロップなくなっただけでもわたしは「エグゼイド」には感謝しています。
ただまあ視聴率を気にする人も(テレ朝のスタッフとか)いるとは思うので、「ビルド」から放送時間が変わってもそこそこの視聴率ならそれでいいや、と思っています。

souko753souko753 2017/08/16 22:05 kさん
お返事遅くなりました。

お人形さんかというと、そうではないですよね。だからかえって困っているのかもしれません。人形になっていたらなっていたでそこに焦点当てて考えられるんですけど。

>視聴率
視聴率や売り上げは一ファンには扱えない話ですしねえ。
時間帯が変わったらまた変化がありそうですしね。

souko753souko753 2017/08/16 22:14 ふらふらさん
お返事遅くなりました。

>もっと役者さんの色々な表情・演技を見てみたかった。
若い役者さんが多い分、隙間に盛ってくるという技も使いにくいですしね。
みんな役にはすごくあっていると思うので、もっとこう、親しみたいなあと感じます。

>日常的な姿が描かれるからこそ、非日常(ヒーローとして奮闘する姿)が映えるのだと言えますが
そうそう!と首を振ってしまいました。みんなずっと緊張してるんですけど、一度その緊張に乗り遅れちゃうと外から眺めるしかなくなってしまうんですよね…

>人気と視聴率
いまはもう全然違いますからねえ。
わたしも、一ファンでは何ともしがたい部分ですので、あんまり気にしないようにしてます。
そうそうCM!『エグゼイド』は細かくCM入れないのは嬉しいですよね。気持ちがきれちゃうんですよねあれ…

kk 2017/08/30 14:27 ご存知かもしれませんが、管理人様に朗報です。

先週に最終回を迎えた『エグゼイド』ですが、もはや恒例となったVシネマが三部作になっております。
そのうちの二作目の主人公がポッピーですw
パラドとダブル主人公ではあるのですが女性ライダーでスピンオフが作られる日がくるとは...!
いずれ女性ライダー単独主人公の作品が出るのも夢ではないかもですね。

souko753souko753 2017/08/31 23:48 kさん

いえ全然ご存知ではありませんでした!(遅)
マジですか!本当に仮面ライダーとして扱うんですね。これは見ないとなー。
また劇中で尺がとれなくてもったいなかったのもあるので、その点でも嬉しいですね。

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