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2006-10-10

[]FRGR 新番組おめでと記念特別企画<たま愛9>

皆さん、こんばんは。はないちです。

またまたこちらにお邪魔することになりました。

そう。<たま愛>です。




<将来への夢や希望>へ進むために 人は「選択」を強いられる事が 人生の中で何度かあります。



今回の主人公は今、その「選択の道」の分岐点で少し迷い子になっているようです。

「道」はその人その人によって様々。

今まで同じ「道」にいた者同士でも これからの選ぶ道が違えば 別離してしまったりするわけで・・。



いつの間にやら 親密になりつつあった<あの2人>にも なんだかその気配が・・・・・。




これからどうなるんでしょーねー。

泡のようにぷちぷちと弾けて消え行く思い出となるのでしょうか?ふぉふぉふぉ。






・・・不適な笑いの前説はこの辺にして 

では どうぞ




『レモンサイダーの泡のように』







そして<皆様へお願い>m(_ _)m

****無断引用、転載等はご遠慮下さい ****







レモンサイダーの泡のように







屋上でひとり。

ぼくはずっと考えている。

あの日ぼくは見てしまった。

君があいつと話しているところを。

とっさに渡り廊下の腰壁に身を潜めて,ふたりの様子を窺ってしまった。

なんでこんなところに隠れなくちゃいけないんだ。


「大丈夫だよ。きっとうまくいくよ。」

「ありがとう。これで少し安心した。」



ショックだった。

君は,俺に相談できないことをあいつに相談するのか。

目の前が霞んでくる。

ぽっかりと空に浮かんだ柔らかそうな白い雲が,ちぎれて流れていくのをずっと見ていた。


3年になって本格的に進路を決める時期になっていた。

楽しい高校生活があっという間に過ぎていくのが,無性に寂しく感じた。

このまま,ずっといられたらいいのに。

そんなことは出来ないと,もちろんわかっているが,そのぐらい心の中で思っていたっていいじゃないか。

時々,自分でも,なんて後ろ向きな考えなんだろうと思ってしまうが,それだけ高校生活が楽しかったからなのかもしれない。

いつまでも同じじゃいられない。

そんなの痛いほど自分が一番わかっていた。


「どうしたんだ。」

進路指導の先生が,しゃがんだまま空を見ているぼくに声をかけた。


進路指導室の中はタバコの匂いがした。

「まぁ,座れや。」

先生は,去年この学校に赴任してきた先生で,その前は東京でサラリーマンをしていたとか,遠洋漁業の漁師だったとか,ラーメン屋で修行をしていたとか,いろんなウワサがあった。

40歳を前にして教師になったと言ってた。

「もう,進路調査票出したか?」

窓を開けて,タバコに火をつけた先生は振り向かないで言った。

「いえ,まだです。」

「進学だったか?」

「まだ,わかりません。」

「まぁ,いいさ,焦らなくても。」

そう言って先生は,空に向かって煙を吐いた。

教師らしくない言葉に,一瞬ほっとした。


あまり関係ない話を少しだけしたあと,おもむろに先生が言った。

「おい,何かを始めるのに早いも遅いも関係ないんだよ。

何でもいいから好きなもの探せ。

好きな事が自分に向いているかはやってみないとわからんだろ。」


部屋を出るとき聞いてみた。

「先生がしていた仕事ってどれが本当なんですか?」

「あ〜あれな。全部だ。」

そして,続けて言った。


「あ〜それからな,あいつのオヤジさん東京で有名なレストランやってて,彼女はそこの料理人に聞きたい事があるらしくてお願いしてたみたいだぞ。」

「・・・・なんで,そんなこと。」

「さぁな。」

その声はちょっと笑っていた。






彼女が大学には行かないで,東京の専門学校に行くらしいと聞いたのは,それから少し経ってからのことだった。





イヤホンから流れる音楽は,メチャクチャへヴぃで脳天をガンガン突き刺すようだったけど,今,俺の頭ん中はブワッと不透明な靄がかかったようによく見えなかったし,整理がされていなかった。

もたれていた屋上の手すりにレモンサイダーの缶がポンっと置かれて,隣を見ると,そこに君がいた。

君は俺の耳からイヤホンを片方だけ,引っこ抜いて,自分の耳に突っ込んだ。

「うわっ,すごっ」

大音量にひるまず,君はそのまま聴いている。

そんな君を,俺は横目に黙って見ていた。

丁度,左の半袖に,風に吹かれた君の髪の先がサラサラと触った。

次の曲がシャッフルされて始まった時,俺は慌てて消そうとした。

「待って。このまま」

君が肘を掴むので,仕方なくそのままにした。





クリスマスに君へ贈られてしまった曲だった。

バンドのメンバーと練習してスタジオを借りて録音した曲だ。

よりによって君と一緒に聴くハメになるなんて,顔から火炎放射器が噴出して火柱が上がるようだった。

走って逃げ出したくなる衝動を必死に抑えた。

勢い良くプルトップを開けて,がぶ飲みしたら炭酸がきつくて涙がでそうになった。


あからさまな曲だった。

100人が100人,聴いた人が全員分かるようなバレバレで直球な歌だった。

俺は恥ずかしすぎてボツにしたのだが,何を間違ったのかOKテイクの別の曲が全く録音されてなくて,音が無い状態が延々と続いた後に,このボツ曲だけが入っていた。(そう彼女が話した。)


頭がクラクラしながらも我慢していると,ポンっと耳からイヤホンが抜かれた。

そして,君はこう言った。




「料理の専門学校へ行く事にした。」


あ,やっぱりそうなんだ。

俺は何も言えず,黙っていた。

今年の初めに応募した料理のコンクールの審査員に彼女の憧れの料理研究家がいて,彼女は思い切ってその人に声をかけた。

その人も高校生ながら優秀賞に選ばれた彼女の作品を推してくれていたそうだ。

彼女は,自分のやってみたいことやこれからの進路などについて話すと,その人はしっかりとした実績のある専門学校をいくつか紹介してくれて,おまけにやる気があるならアシスタントの見習いに来てもいいと言ってくれたそうだ。

もちろん,家族の承諾を得るように言われたらしいが,彼女はひとつ返事でその場で「よろしくお願いします。」と言った。


その後,両親に話したら以外にも,もう少し考えるようにと言われたそうだ。

料理に係る仕事に就くことは昔からの夢で,家族全員が理解しているものと思っていた彼女は戸惑った。

両親が心配していたのは,彼女がお姉さん同様,遠くへ行ってしまうんじゃないかと言う不安と,おばあちゃんのことだった。


彼女の姉さんは二年前から留学していて,すっかり向こうに馴染んでいずれは海外を拠点に仕事がしたいと考えているらしい。

そこへ,彼女の進路話が浮上してきた。

二人の娘を手放す両親の思いは想像できる気がする。


そしておばあちゃんのこと。

彼女のおじいちゃんが10年ほど前に病気で亡くなって以来ふさぎ込んでしまい,おばあちゃんは家で過ごすことが多くなった。

もちろん大抵のことは自分でできるけど,おじいちゃんを亡くした寂しさなのか,外に出ることもめっきり少なくなった。

両親が共働きだったこともあり,当時はおばあちゃんが家事を取り仕切っていたのだが,それ以来すっかり変わってしまった。

まだ小学生だった彼女は,一番おばあちゃんと過ごす時間が多かった。

二人で過ごしているうちに,彼女は少しづつおばあちゃんから料理を教わり,おばあちゃんも段々と元気を取り戻していった。

「おばあちゃんがバラバラになるような気がして怖かったんだ」と君は言った。


そのおばあちゃんが,こう言った。

「この子の好きさせてあげたらいいじゃない。

私はこの子と料理を作ったり,おいしいものを作ってもらって,みんなで食べる事で元気になれた。

だから,この子の料理をもっと他所様の人に食べてもらいたいし,たくさんの人を元気にして欲しいと思っているの。」



「おばあちゃんがそう言ってくれたから,お父さんも許してくれたの。

それで,おまえを縛ってちゃいけないんだな。この腕をもっと磨きなさい。って言ってくれた。」


君は真っ直ぐ前を見て,屋上から見える景色を眺めながら言った。

「ここからこの景色を見るのも,出来なくなるんだね。」

そう言って,俺のサイダーの缶を持って一口飲んだ。





そして,君はいなくなる。

俺もいつかは,ここを出るかもしれない。




ずっと同じなんて,できないんだよ。





風になびく君の髪の動きを見ながら,こうやっていても止まる事の無い落ちていく時間を感じていた。






自分も何も考えていないわけじゃなかった。

いろんな可能性は俺にもあるはずだ。

夢なら無い訳でもない。

目の前にあるカードをめくるようなことしか,できないんじゃないかと思い始めていた。

でも,先生が言っていた,何かを始めるのに早いも遅いも関係ない,という言葉が心に残っていた。

今は,これしかないカードも,めくっていけば別のカードが出てくるかもしれない。

今出した結論は,もしかして全然違う方向へと続く道順なのかもしれないと。

まだ,何も見つかってはいないけど。









触れてもいいか,と聞く前に,自分の手が先に動いていた。

自分の行動に実感がなかった。

指から感じる君の震えはぼくへと繋がっている。

もしかして,この震えは,ぼくのものなのかよくわからなかった。

君は逃げるでもなく,そこにジッとしていた。

半年後には,目の前から消ていく姿を,その感触を無意識に手にしたかったのかもしれない。

ゆっくりと顔をこっちに向けた,君の瞳には,静かなそして深い悲しみのような色がみえた。

迷うような,揺れるような,今までになかった,ふたりの間に濃い密度の空気が流れていたような気がする。




手すりに乗ったサイダーの缶を持って,一気に飲んだ。

空になった缶は,急に吹いた強い風にあおられ,コンクリートの上に渇いた音を立てて落ちた。

何かが終って,何かが始まった。






小さな泡粒が無数に湧き上がってくる。

それは自然発生的にゆらゆらと底の方から上に向かって登っていく。

しっかりと閉じられた天井はびくともしない。

その中でどこに行くのか分からなくても,ただ上をめざして揺れている。

いつか,その天井を吹き飛ばすぐらいの強いエネルギーと思いを含みながら,まだゆらゆらと揺れているだけだった。








この物語はフィクションです。

実在する個人・団体とは一切関係ありません。

KOTOKOTO 2006/10/11 08:12 〈たま愛〉宣伝部長KOTOです!
リンク貼らせていただきましたっ!
もう一度じっくり読み込んでから感想文提出いたしますっ!(ホントか?)
登場人物の視線が〜眼差しが〜もう、胸が(・∀・)キュンキュンキュンよっ♪

soul49soul49 2006/10/11 17:04 ★KOTOさん。
きゃぁ,KOTO先輩っっ!!
いつも,ありがとうございます。リンクなんて畏れ多いわ〜〜
キュンキュンキュ〜〜してくれたんですね,嬉しいです。
感想は400字以内でお願いします!!(うそ)
KOTO先輩っっ!!部活,頑張ってくださいっっ!!===333

はないちはないち 2006/10/12 10:53 おっと!出遅れですかな?
いやーー引っ張っちゃってごめんなさいね;
しぃたまさん〜。この才能をラジオのあのコーナーに投稿したらいいのにぃ〜〜。
いっぱい番組オリジナルグッズ集められるよぉ〜〜。
とにかくお疲れさまですー!!ふぉふぉふぉ(←ナニ?;)

soul49soul49 2006/10/12 16:58 ★いっちゃん
編集長もお疲れ様でした。
今回の前説,いつになく真面目・・・・うそうそうそうそ!
何となく第一回からの前説みたけど,そんな浮かれてないよ。大丈夫,大丈夫。(←何が?)
それより,本文が大真面目にパロディオタクなので大丈夫,大丈夫。(←だから何が?)

ラジオのあのコーナーで,グッズ獲りまくってやるっ!!と思ったけど,たま愛って,あの手のセリフがあまりないのに気づいた。
セリフにするとすげぇクサイんだよ。あの例文みたいに・・・爆
難しいなぁ〜〜
どうせ,やるならなおじろが鼻血吹くくらいのを考えようかと思ってますが,どうでしょう?ふぉふぉふぉ。
口に出して言えないと理由でボツになりかねないぞ。悩む。

ヒロドンヒロドン 2006/10/12 20:16 わぁぁぁ〜すごいです!
『指から感じる君の震え・・・』読んでてほんと、どきどききゅんきゅん〜(≧m≦)
やっぱりレモンサイダーじゃなきゃね♪メロンサイダーじゃいけません(笑)
でもその泡と進路がリンクしちゃうなんて!さすがしぃちゃん☆
あったかい気持ちで読ませて頂きました〜。ありがとうございます!

やなぎ村やなぎ村 2006/10/12 21:58 たま愛をありがと〜♪
檸檬〜の一場面?って思いながら…兄貴と美月ちゃんが動いてた。
桜のころを心待ちにしてます。ってクリスマスのころがあるのかな?

KOTOKOTO 2006/10/13 00:22 大丈夫、大丈夫!ふぉふぉふぉ〜♪(←爆笑)
〈たま愛〉1作目から読み返してまいりました。
本当に少しずつ少しずつ縮まっていく2人の距離〜なのに…
あー切ないわ〜つД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜
今回も「校舎の屋上」「分け合うイヤホン」「触れる髪」
しぃたまファンには見逃せないキーワードが散りばめられてて
楽しゅうございました。
クリスマスプレのお返しちゃんと贈ったのね!えらい!思わずガッツポーズしたワタクシでございます(笑)
さて、彼の想いそして行く道は…?

soul49soul49 2006/10/13 02:07 ★ヒロド〜ン
ひゃ〜この『指から感じる君の震え・・・』は後からコソッと足してみました。いひひ。「たま愛R指定委員会」スレスレで?採用でした。あはは。
『檸檬のころ』のパロディ版ですから,やっぱレモンでしょ。『メロンのころ』だったらメロンソーダだったかもね〜〜
今回はタイトルから入っていったところもあります。笑
↓の日記のコメント参照。
http://d.hatena.ne.jp/soul49/20060629
コメントありがとうございました〜〜
★やなぎ村さん
檸檬のころに,兄が出ていたとしたら,こんな感じ?そんなイメージも確かにありました〜
彼女は美月ちゃんか〜〜そういうキャスティングもアリですよ。
皆さんにお任せ♪
次回か〜〜〜う〜〜〜ん,いつになるか?どうなるか?
コメントありがとうございました!!
★KOTO先輩っ。
ほんとに大丈夫かぁ〜〜〜???笑
ひゃ〜〜一作目からですか。お疲れ様です。
私の勘違いの「分け合うヘッドフォン」は都合で「イヤホン」になりました〜〜ひゃひゃ。
ここで,ちょっとネタバレですが,彼女のプレゼントを何にするか考えた彼はやっぱり曲を贈ろうと決めます。バンドのみんなにお願いして,冬休みのある日集まって,今まで作った曲やコピーした曲を録音したのです。その中に彼女のための曲もいれたのです。でも,あまりに恥ずかしくて編集でボツにしようと思ったら,なぜか他の曲の方を消してしまって,後でみんなに散々言われるハメになったのでした。
ちなみにレコーディング中,ずっとマフラーを付けたままで通しました。(←浮かれてます。)
こんなサブストーリーも含まれていたりして。ぷぷぷ。余談です。
コメントありがとうございました〜〜〜!!!

涼 2006/10/14 10:23 青春て・・・・檸檬サイダーの泡のようなもの?
ずっとこのままでいられないとわかっている時間ほど、続いて欲しいと願うものなんでしょうね。きっと。
楽しい時間て、期限付きだから楽しいのだけれど、ちょうどそれに気付き始めるころが、このころかも。
ドキドキ感よりも、彼の焦燥感のほうがずっしりきました。いや、楽しい読書タイムでした。サブストーリーもいいっすね(にま)。
進路指導の先生、いいキャラです。ちょっとツボかも(笑)。
ところで。あの細長い身体を、どうやって縮こませて隠れたんでしょう?ぷぷぷ。

soul49soul49 2006/10/14 14:45 ★涼さん
♪はじめから〜三年と〜〜決めら〜れ〜た月日に♪
まさにその中を生きているんでしょうね。ふむふむ。
わかります。実際,この年頃の頃を考えると楽しい事ばかりじゃなくて,焦ることの連続だったような・・・余裕など全くゼロでした。今頃になって,それでも輝いている時期だったと思うんですよね。青春と言う言葉は,年寄りが若いときを思い出して作った言葉なのかもしれません。しみじみ。
おっ!!進路の先生に興味をお持ちになりましたか〜〜〜
嬉しいですっ!この先生がなぜ,いくつもの職業を転々とするのかそのルーツというか謎をとく内容が,初回版にはあったのですが,話が長くなるというのと,コレが何にカンケーあるのか?という点でボツになりました。おほほ。
実際のあの方は体固いからなぁ〜〜〜
関節を増やさないとダメかもしれませんね・・・・笑
コメントありがとうございました〜〜〜!!!

くまくまくまくま 2006/10/14 15:50 みなさまの奥深い感想に関心しながら出遅れました^^;
自分のこの頃の気分を思い出しましたよぉ。遠い目・・。多くは語るまい・・って単に表現力がないってだけです。トホホ。しぃさまの文章力にまたまたぶったまげ!!

R再びR再び 2006/10/14 22:26 >関節を増やさないとダメかもしれませんね・・・・笑
うぷぷぷぷ。この一言に爆笑(T▽T)!! ・・・で、どこらへんを増やしましょう?ウケケ〜(逃=3)

soul49soul49 2006/10/15 00:44 ★くまくま
このお話が,ツアーで山形言った時,なかうで朝定食食べながら,「今書いてるょ」と言ってたヤツです。遠い昔のようだわ。笑
くまくまのその頃の気分は,ドキドキ感あった〜〜??
私は男子がいない女子高時代はほとんどなかったなぁ〜〜まだ中坊のときの方がマシ・・・ぐふふ。
私の文章力ではないと思う。何かが乗り移っているとしか思えんっ!!

soul49soul49 2006/10/15 00:48 ★R再びさん。
そうですね。この話にあわせれば,ひょろ長い脚をを,もう一折りすればよいと思います。爆
しかしながら,個人的な妄想としては,あの指の関節をもうひとつ増やしたならば,一体どんな動きになってしまうのだろうと言う興味の方が大きいでありますっっ!!

大黒大黒 2006/10/15 00:51 私も出遅れです〜。今回も楽しませてもらいました。
はないちさんの他人事のような前説もないすです(笑)

【蕾のとき】にちゃんと今回に繋がる伏線があったのね〜〜。さすがです〜。
主人公だけじゃなく、彼女にも時間の経過があったわけですもんね。当たり前だけど。
彼が感じた「予感」の震えが、楽しいだけじゃない苦くて痛い気持ちも呼び覚ましてくれました。
寄り道したり、立ち止まったりしながら見つけるものもあるのよね。
今はまだ見つかってないみたいだけど。
一生懸命だけじゃつまらない。てれてれ走るマラソンでいいのさ!

soul49soul49 2006/10/16 17:05 ★大黒さん
お返事遅れてすみませんこうの華。
【蕾のとき】ですか?そうだったけなぁ〜?もちろん話の内容は,自分で書いたんだから大体は頭にあるんだけど,前の作品を読み返して,新作と照合していないので,矛盾点がたくさんあるような気がする・・・・汗。
なので,伏線があったと言っていただいて,やべっ!と思いコソコソ,いっちゃんのところにお出かけしてきました〜〜〜冷汗。
ふぃ〜〜まぁ,なんとかセーフのようで,安心。
そうですっ!!あれは今作を書くための伏線だったのですっっ!!お〜〜ほほほ。
きっと,私よりも読んでいる方の方がよく憶えていることもあるんだろうなぁ。嬉しい限りです。
もし,「たま愛検定○級」とかあれば,きっと大黒さん1級でしょうね。
だって,感想がすばらしいもの。感想自体が小説のようですわ。

このお話は,モデルはたぶんあの方で〜笑,みなさん同じ認識だと思うのですが,この中の主人公は,本当にただの高3男子なので,進路も全然決ってないし,彼女とも先のことが見えないし,書いている私も見えないし〜〜なのです。

彼には,私が10代のときに思っていた形に出来なかった思いを,代わりに表現してもらっているようなところがあります。
あの頃の,楽しいことも,ツライことも,苦しいことも全部まるごとあの時しか味わえなかった想いが,今になって言葉に変換できる余裕ができたのかもしれません。
なので,彼には幸せになってほしいと思う反面,世の中そんなに甘くない,ということも味わってもらう事になるかもしれませんね。
そうです,寄り道・回り道・戻り道,テクテク歩いてもらいましょう!