Hatena::ブログ(Diary)

soulram’s weblog このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-08-25

海外への所得流出の要因「需給ミスマッチ/資源輸入依存/低生産性」

日経新聞はなんだかんだいって、毎日読んでいます。土日は読まないことのほうが多いけどね。先週の金曜日21日の記事ですが、こんな記事を発見したので、思わず反応。

海外への所得流出 拡大に3要因 需給ミスマッチ/資源輸入依存/低生産性

資源高に伴って海外への所得流出が大きくなった背景には、日本製品の需給のミスマッチ、高い資源輸入依存度、生産性の低さという三つの要因がある−−。経済産業省がこんな分析をまとめた。

〜中略〜

■だぶつく日本製品

交易条件が悪化している第一の理由は、日本企業が必ずしも世界の需要にあった製品を輸出できていない点だ。日本から輸出する財の構成(供給)が世界の輸入品の構成(需要)とどれだけ合致しているかを示す「輸出マッチング指数」を経産省が試算したところ、2005年指数マイナス0.02とさかのぼって集計可能な1981年以降で最大のマイナス幅となった。

〜中略〜

経済構造改善

交易条件改善の一つの鍵を握るのは、生産性だ。経産省によると物価変動の影響を除いた実質ベースの円相場の動向は日米の製造業労働生産性格差と相関関係がある。生産性の格差を埋めるには米国より劣るサービス業生産性向上が不可欠で、計算書右派生産性を上昇させつつ、円高の利点を得られる経済構造の構築も重要」と指摘している。

 交易条件を他の主要国と比べると、日本の悪化度合いが際立つ。00年=100とした場合の06年の日本の交易条件は74.9と、産油国である米国(95.9)はもちろん、同じ資源輸入国であるドイツ(98.5)より低い。

日経新聞 2008年8月21日 5面 経済2 より

日本製品が、世界ニーズマッチしなくなってきているということ。なんか、悲しいですねぇ・・・。家電なんて、日本製である意味が10年前ほどない気がする。特に、新興国なんかではね。Made in japanにこだわっているのって、実は国内需要だけなんじゃないか・・・。本日日経の1面には白物家電の値上げについて記事が載ってました。なんていうかな、白物家電なんて今なかなか売れないじゃないですか。そのうえ、値上げ。なんか変な感じがする。値上げをする前に、もうちょっとニーズを探って、必要な機能とそうでないものを考え直したりって作業があるきがします。

生産性の問題

もうひとつは、生産性の問題。サービス業生産性の問題については、ITも無関係ではなくて、このブログにも書いたかもですが、スティーブ・バルマーCEO日本ホワイトカラー労働環境生産性の低さ、ITが活用できていない点について言及していた。まぁ、彼らはITを売りまくるのが仕事*1だからそういうのもわかるけど、実際遅れていると思います。

効率化を図ることの副作用もあるとは思います。失業する人が増えたり、残業代が減ったり、営業職なんていらなくなっちゃったり・・・。

でも、目を向けるべくは、あと10年ちょっとで追いつかれるといわれる中国インドです。彼らは、私たちよりも効率的に結果を出す方法を、日本よりも速いスピード模索して、Try & Errorを繰り返していると思います。その中でベストプラクティスも生まれてきている。それが証拠に、インドBPO市場がありますよね。ITでシステム開発している人ならなんとなくわかると思うけど、やっぱり業務を知っているってのは強いんです。

そういう感じで、効率化をどんどん図っているなかで、日本はこのまま・・・。まずいって思うよ。10年経っても私はまだ40代になったばかり。怖いですよね、そう考えると。まだ、子供は20才にもなっていない。将来はどうなるかなんてわからないけど、まぁ、さっきの需給ミスマッチの話なんかを見ていたり、お金の流れを見ている限り、日本価値って下がっているんだろうなぁって。未来模索して浮き沈みが多くなる時代に入っているのかもしれません。

*1:特に、S.バルマーは営業出身だから当然といえば、当然

Connection: close