それさえもたぶん退屈な日々。

ぼんやりしてて自動移行されました

A3!を読もう

 先日、テキスト量の多いソシャゲについての話題を見かけたんですよ。
 一時はFGOFate/GrandOrder)ばかりもてはやされていたような記憶があるのですが、最近はその影響もあってかずいぶんとこの話題がでたときに名前の上がるタイトルのバリエーションが増えたように思います。
 ただ、そのなかで「A3!」の名前が上がっているところは見たことがないな、と思ったのと、ちょうど過去イベントストーリー順次解放からの新人キャンペーンが始まったので紹介記事を書くことにしました。11月頃でした。
 いますでに新人キャンペーン終わりかけてるのには目を瞑ってくれ……(2024/1/31まで!!!!詳細は後述)。
 あとだらだら書いてたら7周年はじまってしまった。

 いま!はじめると!!なんかメダルとか石とかもらえてがちゃをよりまわせます!!!!

「A3!」概要

 東京郊外の町、天鵞絨町。
 この町には『ビロードウェイ』と呼ばれる通りがあり、
 多くの劇団が拠点にする劇団員の聖地となっている。

 突然届いた一通の手紙を頼りにこの地に降り立ったあなた。
 元舞台役者のあなたが出会ったのは―…

 借金まみれ!
 お客ゼロ!
 劇団員たった1名!

 かつての栄光を失った潰れかけのボロ劇団!

 ひょんなことからその劇団を立て直すことになったあなたは、
 劇団の主宰兼『総監督』を任されることになって―…?

 以上公式サイトより引用。

 「A3!」とはアプリストアにおけるジャンルは「イケメン役者育成ゲーム」。
 システムとしてはよくあるカードコレクションタイプで、カードバリエーションはキャラクターそのものではなく、キャラクターの服装*1になります。
 メインキャラクターは24名*2

 メインストーリーは、東京郊外の街、天鵞絨町*3で1000万の借金を返すために団員一名になってしまっていたかつての人気劇団を建て直すためにまず劇団員を集めるところから始まります。
 プロローグは失踪した父親から手紙を受け取った主人公が、父親がいた劇団を訪ねた結果建て直しにまきこまれるところからはじまるため、流れに流される主人公にややいらっとしますが、かつて役者への道を挫折した彼女の我が見えてくるとぐいぐいその強さに物語に引っ張られていくので面白くなっていきます*4
 なお、のこった団員一名および次に入ってくる団員二人目がそれぞれ未成年のため、まずおうちに連絡するという倫理観もしょっぱなから提示されるので安心です。
 でもまあこのあとも未成年どんどこふえるんですけどね……!!!!

 ACT1は4部構成で、春夏秋冬の各劇団の劇団員を5人そろえて、公演する、という基本構造は繰り返しながらそれぞれの劇団員の悩みや問題がそれぞれ別なので繰り返し感はないです。
 やや雑ですが劇団員の特徴は以下。

  1. 春組
    • 全員演劇初心者
    • 関係性:家族
    • 傾向:王道
  2. 夏組
    • 全員何かしらのプロフェッショナル
    • 関係性:友達
    • 傾向:コメディ
  3. 秋組
    • 共通点は家出したことがある
    • 関係性:仲間
    • 傾向:アクション
  4. 冬組
    • 全員なんとなく浮世離れしている。唯一全員が成人
    • 関係性:運命共同体
    • 傾向:シリアス

 現在実装されているメインストーリーはACT1から3がすべて解放されていて、読むためにすることがチュートリアルクリアのみ(しかもスキップ可能)のため、ワイバーンの出現*5に惑わされることなく好きなだけ読めます。
 ACTはすべて4部構成で全12部。話数にして全474話。
 ACT2は各劇団に6人目がふえ、ACT3は転と結にあたる、各劇団メンバーシャッフル公演と、全劇団総出演公演。
 とかくとあたかもACT3で完結しそうですが、2024年1月現在、初代MANKAIカンパニーメンツが復活するACT3.5*6実装済みで、ACT4は告知が今日増えました!!!!!!!



 なんとごく最近カントク*7に声がついてフルボイス化しました。オート機能がかしこいのと、ストーリー自体には選択肢が一切存在しないので*8ドラマCD的に流すことも可能になりました!!

テキスト量が多いとは

 そもそも一話が長め。FGOならワイバーンが来るタイミングでも1話が終わらないしなんなら数回くる。
 その上、読むもの自体がとても多い。

 テキスト自体は大別すると3種類あって、ストーリー解放アイテムであるしおり解放可能のログ閲覧可能のものと、都度発生し繰り返し見ることは出来るがログにはのこらないもの、一定期間掲載後ログがのこらないもの、があります。

しおり解放可能のログ閲覧可能のもの

  • 本編474話(解放済)
  • イベントストーリー(ざっくりわけると、本公演イベントと、そのほかの仕事や余暇などのイベント。まれにコラボイベントがあり、コラボイベントにかぎりしおり解放が不可です)(一部解放済)
  • バクステ(個々のカードに1~3話のショートストーリーが付属してます。育成によって溜まる好感度での解放。カードはステータス的には3枚で完凸、二枚から絵柄変更しますが、バクステだけなら1枚ですべて読めます)
  • ミニ会話(稽古の際に発生するちょっとした会話)(未参加イベントのものもしおりにて解放可能)
  • クロスバクステ(特定のカード獲得で解放されるショートストーリー)
  • コンビ・ユニット称号獲得時会話(交換所でスカウトレター*9を使って交換することで獲得できる)

都度発生し繰り返し見ることは出来るがログにはのこらないもの

  • 地方公演遠征会話(特定の組み合わせで遠征にだしたとき発生する会話。92種)
  • 出稼ぎ会話(出稼ぎさせる任意の二人で会話が発生。276通りの組み合わせで各3種類ずつの828種)

一定期間掲載後ログがのこらないもの

  • ブログ(アプリ内劇団員ブログという体裁)
  • 運営からのおしらせ*10

なにがいいの?

本編のここがおもしろい

 劇団再興ものなのですが、純粋に演劇が大好きで……という団員が当初ほとんどいません。それぞれわりと自分勝手な理由で劇団に所属し*11、稽古をつみ、やがて舞台に立つ。動機も理由もバラバラな彼らはそれでも演劇という共通点を手にすることを自ら選んでいく。
 とにかく初期は演劇自体に興味が薄い人が結構います。彼らが劇団に入団した後、所属し続けることを選ぶまでは本編に描かれますが、すべてがあかされるわけではありません。詳細は後述しますが気になったキャラクターがいたら、そのキャラクターが主演を務めている公演のイベントストーリーを追加で読もう。
 なお劇中劇はすべてシナリオが別途用意されていてアプリ内で観劇することもできます。初期は5~10分程度でしたが最近は40分くらいあります。時間があるときにどうぞ。

ありとあらゆる組み合わせに会話がある

 まず、任意の二人にすべて、例外なく、コンビ名がついてます。276種類あります。会話もあります。だんだん仲良くなる3段階分です。
 プラス、それぞれの趣味、職業、所属学校などのくくりでリンクスキルが発生します(二人から発生しますが前述のコンビ名と同一の場合と異なる場合があります)。リンクスキルは三人以上のスキルで地方公演遠征で会話が発生します。地方公演の行き先ごとに会話がかわるうえに、リーダーに置いたキャラクターによってインステ*12記事が変わるためもはやコンプリートが遠い。
 そもそも、同一の寮で24人プラスアルファが暮らしているため、組が違っても交流はかなりあるし、学生組は勉強教わってたりもします。
 そして年を取ってくのと同時に彼らの関係性もいろいろ変化していきます。

カントクの自我が強い

 ここは賛否両論あるとはおもうんだけれど、ジャンル設定が「イケメン役者育成ゲーム」なためか本編レギュラーキャラ内で唯一の紅一点なわりに彼女を恋愛的な視点で見てくるキャラがほぼいないので主眼がMANKAIカンパニーの話になる。先述しましたが、ハーレム系でありがちな難聴しぐさもしないので気楽。
 ただ、稽古会話や一部のバクステではちょいちょい口説かれたりするけど。
 しかし普段あまりに自我があるので個別誕生日コメントもらっても、プレイヤー宛っていうより本当にただただカントク宛ダナーってなりました先日。

ソシャゲにありがちな謎時系列がほぼない

 びっくりするぐらいすべてにおいて時間が進んでます。ACTごとに一年ずつ時が進むので、学生たちは進学していくし、進路に悩む。イベントストーリーでもバクステでもすべて彼らに実際に起こったことなので、本編内で描写されていない出来事でも平気であとで顔を出してきます。なんなら初出時なんか何でもないようなささいなことでもあとで拾われてくることが割とよくある。
 例外はアプリの周年記念イベントかな……でもちゃんと読み込んでないんだけどでもn周年ていう話ではないような気もする。
 確実な謎時空は誕生日バクステかもしれない。本編内の年齢加算とは別に毎年カード実装され、ファン向けバースデーイベントをするバクステがあるので。
 で、最近までは過去のイベントストーリー(公演イベント含む)はたまに開催される復刻イベント(任意のイベントを選択できる)か、ストーリー解放アイテムであるしおりをこつこつ集めて開けるしかなかったのが、一定年数以前*13のほぼすべてのイベントストーリーが無償解放されました!!!! 今後も一定期間をおいて順次解放されるとのことです。
 めでたい!

本編とイベストの区分けがはっきりしている

 本編:劇団全体に何か起こる
 イベスト:個人の変化はぜんぶこちら。なんなら進学とかもぜんぶこっち
 人間関係の変化も基本的にはイベストだし、公演もだいたいイベスト。
 本編公演は

  • ACT1「第1回春夏秋冬」
  • ACT2「第4回春夏秋冬」
  • ACT3「第7回ミックス公演」「第8回ミックス公演」「第1回満開公演」

 私は過去イベ解放前にはじめたので本編をまず読み切ってしまったんだけど、特に支障はなかったです。
 ACT3しょっぱなで開店した店にはびっくりしたけど。
 今なら公演イベントだけでも気になったらすぐ読めるのはいい環境だなと思います。

どこから読めばいい?

 シンプルにとりあえずACT1~ACT2を一気に読んでしまうのがいいかな、とは。
 ACT1は各劇団5人ずつが集まる話ですが、ACT2は6人目が加わる話なのでここまでよむととりあえず全員出てきてキャラクターの把握も出来るかと思うので。
 ACT3は劇団員がそろったあと、劇団として何を目指していくのかをあらためて見つめ直す話なので、キャラクターそれぞれを把握したあとで読む方が沁みる気がする。

 なお、ただいま新人キャンペーンが開催されており

  • 招待コード入力でダイヤ333個プレゼント

 が実施されてます。
 チュートリアルスカウトSSR三枚確定はたぶんずっと?だと思う。
 アプリインストールから30日以内にACT3まで全部読んでしまうと、紹介した側が石が50ほどもらえます*14
 新人側は読了による追加報酬はないんですが招待コードで333個+本編読了報酬*15で934個=1267個が手元に転がり込みます。A3!のガチャは10連145個なので80連くらいかな。レベルアップ報酬などでもがんがんもらえるので初期は結構石がすぐ貯まります。
 ただ、本編474話を30日で読むのやや狂人では?感がある。一日10話読んでも30日で読み切れないボリューム……。
 招待コードはたぶんX(旧Twitter)検索でいろんなひとが放流してるんで拾えると思いますが、ここかいてるひとのは以下です。

招待コード:C15REYPPW
招待コード:C15REYPPW

招待コードめちゃめちゃいれるとこわかりづらいんですが、以下からです。

新人キャンペーンへのリンク説明
ここの看板、今トップは7thなのでスクロールが必要です。

えすりのここはだめ

 いいとこだけ出してきましたがストーリー周りの駄目なとこも一応。どちらかというとシステム周りなんですが。
 キャラ抽出のソート・フィルターはかしこいのに、ストーリー関係のソート・フィルターがだめ。
 イベントストーリーの抽出、配信年とイベント形式でしか抽出できないので、出演キャラクターとかそういう観点からの捜索がなにもできない……サムネイルでさがすしかない。
 未解放・未読の抽出もできない。横スクロールオンリー。
 これはバクステもそうで、どのキャラクターがどの話に出ているか、はまんべんなく情報がないので先人の悲鳴などをぐぐるしかない……。

 2020/02/07まではこちらのかたが作成されておりました。
 キャラクター バクステ出演表 : A3!を効率的に攻略する

おわりに

 ここまで書いといて何ですが誰がこれで惹かれるのか分からないんですが、とにかく読んでも読んでもコンテンツがあるし、コンテンツ提供のバリエーションの多彩さはソーシャルゲームというかたちならではというか、最大限に生かしているな、と思っています。
 これ、良くも悪くもコンシューマではつくれないゲームなので。メディアミックスもアニメ、2.5次元舞台、ノベライズ、コミカライズ等あるんですが、よそにもっていくと情報量の多さにこぼれるものが多すぎる。
 なので、A3!、興味がでて読んでみてくれる人がいたらうれしいです。
 演劇には興味なくても群像劇が好きな人には刺さりやすいと思う。

 アプリストアは以下のリンクから飛べるはず。

Android
play.google.com

iOS

A3!

A3!

  • Liberent
  • ゲーム
  • 無料
apps.apple.com

*1:公演やイベントでは役柄

*2:舞台となるMANKAIカンパニーには春夏秋冬の4組が存在し、各組6名ずつ在籍

*3:下北沢をモデルにしたような多くの劇団が沢山集まっている町

*4:感じかたには個人差がありますが、主人公に惚れて頑張って言い寄ってくる高校生を都度きっぱり振り続けるし、難聴しぐさもほぼないので結構すっきりしてます

*5:話を無理矢理ぶった切るためにバトルが強制的に入る。詳しくはこちらなどhttps://www.kakidashitaratomaranai.info/entry/2021/12/02/FGO%E3%81%AE%E6%9C%89%E5%90%8D%E3%81%AA%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%80%8C%E8%A9%B1%E3%81%AE%E9%80%94%E4%B8%AD%E3%81%A0%E3%81%8C%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%A0%EF%BC%81%E3%80%8D

*6:イベント扱い

*7:視点キャラクター。FGOでいうところのマスター、刀剣乱舞でいうところの審神者

*8:一部のバクステには選択肢もある

*9:ガチャ副産物アイテム

*10:詳細はアプリ内でという誘導があるもマジでログがのこらない

*11:住所不定で住むところが欲しかった人は複数いるし、記憶喪失の人もいる

*12:ゲーム内インスタ

*13:2024年1月現在~2019年。公演イベントにかぎっては~2022年

*14:開始がキャンペーン期間中であればいいため、1/31中にはじめても3/1までに読了すればいい

*15:本編は1話につき読了報酬で石が2個もらえます。運営による解放済みのイベントストーリーでは獲得できませんが、自力解放のイベントストーリーおよび各種バクステ、ミニ会話では読了報酬として1個ずつもらえます

ミュージカル刀剣乱舞  花影ゆれる砥水

ネタバレに配慮した書き方はしていません。
あと冗長さがいやになったので系統立てたあらすじも特になく個人的な覚え書き以上のモノではないです。
二部に関する言及はありません。
あくまで物語に対する感想です。

初日配信は見ないまま5/6ソワレを現地で見ました。
席は2階バルコニーやや下手側で全体がきれいに見える位置だけど、顔の詳細までは分からない、ぐらい*1
この一回きりの観劇の記憶だけで書いているので事実と異なる描写がきっとあります。というかないとおかしい。

一部見終わった瞬間の感想としては「覚悟してたよりは面白かった」でした。

ここからしばらく花影自体には関係ない話なので飛ばしても大丈夫です。

前提として、私はミュージカル刀剣乱舞とは浅いお付き合いしかしていなくて、現地で見たことがあるのは、本編筋?が「阿津賀志山異聞(トライアル版)」「阿津賀志山異聞(本公演版)」「葵咲本紀」。番外が「髭切膝丸 双騎出陣2020〜SOGA〜」。お祭りが「歌合 乱舞狂乱2019」。
2020年の無料配信のときにみたのが「幕末天狼傳」「つはものどもがゆめのあと」「結びの響、始まりの音」。母がはいってたdTVのサブスクで見たのが「髭切膝丸 双騎出陣2019〜SOGA〜」と真剣乱舞祭各種。有料配信でみたのが「にっかり青江単騎出陣」「壽 乱舞音曲祭」。
戯曲本でよんだのが「阿津賀志山異聞」「幕末天狼傳」「三百年の子守唄」。
十分に見えるかもですが、ストーリーがあるものは「葵咲本紀」よりあとのものは一切見てないです。あと、「幕末天狼傳」は体調悪くて半分ぐらい気を失いつつなので見たと言っていいのか……。
「阿津賀志山異聞(トライアル版)」は自分で頑張ってチケットを取ったのではなくて、初日に見た友人が「刀剣乱舞すきならみてきて!!」って譲ってくれて見ました。
このとき、シンプルにとても楽しく見ました。話はシンプルに阿津賀志山への出陣で、当時それなりにゲームをやっていたプレイヤーなら多分概ね見ていただろう今剣の回想を下敷きにしたものでしたし、出陣のシーン*2や、真剣必殺の演出もすきでした。あと加州清光が圧倒的にかわいくて、私の初期刀ではないんですが、加州かわいいってひとがいうのこういうとこかー!て思ったことを覚えてます。なので、本公演版も友人にチケット取って貰っていきました。楽しかった。
ただ、その後の「幕末天狼傳」は出陣のメンツに対する思い入れも新撰組に対する思い入れもあんまりなかったので気づいたらなんか……おわってたきがします。
舞台刀剣乱舞の方が始まってたのはあるかも知れない*3


で、その状態で何で「葵咲本紀」は見に行ったのかというと、明石国行がすきだったからです。出るって聞いてとりあえず動いて喋る明石国行が見たくなったのでチケットを取りました。
見る前になんか噂で「三百年の子守唄」から繋がっていると聞いていたので、見る時間を取りたかったんですがとれなかったので直前に(観劇当日の行きの電車内で)戯曲本だけ読んだんだけど、結果的に読んでよかったんだけど、こう……話が……あわなくて……。個人的な萌えとして、人外が人間のこどもを育てる話はたいへん好きなんですけど、なんかそこ以外の部分があまりにも雑で全然話に入れなかったんですよね。
その状態で「葵咲本紀」見たら、ノー説明で「三百年の子守唄」の明らかなる続きをしていて……各シーンは好きなとこもあるんだけれど*4、全体でみたときに構成が本当に合わなくて、まあ次は見るまいと思いました。
といいつつ「歌合 乱舞狂乱2019」が現地なのは、明石国行のキャラクターの描き方自体は嫌いではなかったのと2部はそこそこ楽しかったのでお祭りだしな、みたいな気持ちでした。
これはオムニバス形式で細かいことを気にしなくていい構成だったので楽しく見ました。
(のちに「にっかり青江単騎出陣」をみたのはこの「歌合 乱舞狂乱2019」の「にっかり青江 篝火講談~夏虫の戯れ~」がとてもよかったからです)

その後ははっきりした話がある話はあきらめたので「静かの海のパライソ」「東京心覚」「江水散花雪」「鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 ~春風桃李巵~」「江 おん すていじ」は見てないです。評判だけぼんやり聞いていて気になるような気にならないような……ていうかんじ。
「髭切膝丸 双騎出陣2020〜SOGA〜」だけは「髭切膝丸 双騎出陣2019〜SOGA〜」がとてもよかったのでチケット取って現地で見ました。コロナ禍下で入っただろうアレンジのいれかた(手が触れなくなったりするあたり)もすごくよかったです。

花影自体の話はこの下から

そんなこんなで、花影はわりとすきなほうである山姥切長義がでる、しかも顔と名前が分かる役者の一人である水江健太である、ということはおいておいても見る気も行く気もなかったのだけど、これまで刀ミュは見てこなかった友人から「長義さんのお顔が好みだけど一人でいくのはあのきらきらがこわいので、チケ取れたら一緒にいってくれ」という連絡が来たので「チケットがとれたら」って返しておいたら、ある日「5/6ソワレとれたのでいかがですか」って更に返ってきて、せっかくなので見にいくことにしました。


で、繰り返しになりますが一部見終わった瞬間の感想としては「覚悟してたよりは面白かった」でした。


こどものころに「刀(モノ)の声」を聞いてしまった本阿弥光徳が、その後聞き続けようとするも最終的には「刀の声と思って聞いていたものは自らの心の声では」と気づく話、というのが人間側の骨格だな、というかんじ。このときの「心は嘘をつく。聞きたいモノを聞いてしまう。だからこそ目でただそこにある事実を見ねばならぬ(意訳)」という〆がとてもよかった。信念はあるが振り回されている、というのが作中での本阿弥光徳の印象だったので。
もう一人の人間であるところの豊臣秀吉マクガフィンみしかなかったのは残念だった。先日映画刀剣乱舞黎明で出番がちょっとなのに死ぬほど存在感で殴ってきた藤原道長を見たばかりだったので、最初出てきたときの印象の薄さがなんかこう……人たらしっぽさがまるでなく、家臣に慕われている殿というよりも、家臣にいいようにおべんちゃらを使われて持ち上げられていい気になっている物の道理が分かってないバカ殿にみえるのがなんだかなあという。後に暴君として狂ってくとこはよかったんだけど。


そして、刀剣男士側および歴史改変としての話はめちゃくちゃふわっとしてるんですよね。
途中、迷い惑い、いろんな思惑が重なって存在を影打に乗っ取られてた一期一振が自らを取り戻す、話だったような気はするんだけどそもそも一期一振がどうしてそんなあやふやなことになってしまったのかが作中でも不明点として語られ、たぶん補足がなかった。
「本阿弥光徳が影打を真打だと極めたこと」は「そんなことぐらいで?」という扱いだった。「歴史の流れは大河であり、小石が投げ込まれた程度では変わらない」という台詞もあったけど、ここで言われている歴史、そもそもなんなんだろう……。ここ、個人的にはどちらが真打といわれてものちに一期一振という刀は残るのだからひいては刀剣男士として顕現する一期一振の存在が揺らぐはずがない、みたいな話になるのかと思ったら深掘りされなかった。し、逆に本阿弥光徳が極めたからこそ、影打も真打になってしまった(一期一振という刀剣男士は入れ替わった)と言う言及があった*5
部隊のメンバー、作中で言及もあったけど、刀工自身による在銘*6か、極められた際の金象嵌*7か、写しを作られた際こっちが本歌ですの銘切*8という、現在において所在がはっきりしている刀だけなので、顕現のありかみたいな話が一切出なかった。
正直、人によって左右されている存在として山姥切長義を置いたのではと見ながら思っていたのでここに言及が全くないの肩透かしでした*9


あと部隊メンバーを銘ありというセレクトをして話を作っているのに、真打影打の極をするときに、銘の話が一切ないんですよね。真打・影打って最初からそうしようとして打っているというよりは、何本か打って一番いいやつを「君に決めた」して銘を刻んで初めて真打影打になるものだと私は思っていたので、一番最初に豊臣秀吉が「この一期一振ほんものか?」って本阿弥光徳に問うてるときはともかく、二本目が出てきたときに、どっちが真打かって聞くの、現在に残っている一期一振が額銘なことを考えると両方無銘の可能性もなくはないとはいえ、前提としての真打影打が崩れないです?
(ここは資料ひっぱりだすのが面倒で記憶だけで書くんですが)一期一振の額銘、わりと字がどでかくて短刀のものを移植されたものではないみたいな話があった気がして、つまり、額銘にするためにはあらかじめどちらかの刀には銘が入っている(ただし真・影の極は一瞬で終わる)or両方に入っている(真・影ではなく両方粟田口吉光の刀であることが真。ただし、作中の本阿弥光徳の反応からして両方姿がそっくりなので別の刀という想定がおそらくない)or両方に入っていない(銘は別のどこかから移植されてくるとする)になってしまわないです?
ここ、せめて作中ではこういう設定でいきますと言う補強があればよかったと思うんだけど特になかった気がする。


そもそも、出陣の動機・目的がぼんやりしていた。これは私の覚え間違いだったら申し訳ないんですが、「なんかちょっと怪しいから行ってきて」くらいだったとおもうんですよね。誰が怪しいとか、何の事象があやしいとかそういう前置きがほぼなかったし、審神者から隊長を任じるへし切長谷部に「一期一振を頼みます」という理由が一切見えない。最初の本丸でのシーン、一期一振べつに新人ぽい扱いをされていた様子もなかった……と思うんだ。
新人枠は鬼丸国綱と山姥切長義だった。逆に、大般若長光は今回の部隊のなかではやや古株というあつかいだったし。手合わせをしているシーンで「記憶がない」話をしている一期一振のフリが唐突すぎてあとでなんかにするのかなと思ったらなんか……使えているような使えていないようなぼんやりした伏線の残骸みたいなことに。普段から不安定というフリにしては弱かったと思う。


で、過去に飛んでとりあえず時の権力者である豊臣秀吉歴史修正主義者に襲われているところを助けて、報償として取り立てられて、一部はそこに居合わせていた本阿弥光徳の方に行く。
やや時系列ふわふわしてるんですが、本阿弥光徳は鬼丸国綱を豊臣秀吉から保管を委託され、その後に一期一振の極めと磨り上げを任され、さらにもう一本出てきた一期一振も合わせて真打の方を磨り上げろ、というのを時間の経過がどれぐらいかは分からないけど豊臣秀吉から命ぜられている。ここの、一期一振の極めに関しては疑問に思ったところを既に書いているので繰り返さないですが、本阿弥光徳が磨り上げを躊躇う気持ちもよく分からない。
というか、本阿弥光徳がどうして刀を好きで、どのようなところが好きなのかがまるで分からないんですよね。人なんかより素晴らしいって言うけれど、なんでそんなに刀に傾倒したのかっていう理由が見えてこないので、刀自体が損なわれることを恐れて鬼丸国綱を預かるのはともかく、そっくりな刀二本のうち、影打なら磨り上げに差し出してもいいって思う気持ちが分からない。真打がそこなわれるのはいやで、影打ならいいって言うのも雑じゃないです? どちらも刀であることには変わりがないのに、どちらもは大事な刀にはならないのか?
本阿弥光徳が躊躇っているの、どちらが真打なのかではなく、真打を差し出したら磨り上げさせられるからで、最終的に影打を差し出して、やっぱ磨り上げはやめるといわれて、じゃあ真打ださなきゃになるのなんか……本阿弥光徳にとっての刀って何なんだろうってものすごく謎に思えた。あと個人的には天下統一目前でもまだごたごたしてるぐらいの時期だと思うので、磨り上げる=刀として使うつもりがある、だと思うので、刀を刀として使われることを忌避してるようにも見えて、刀をどう扱いたいのかが分からない。刀に対して美しい、と言ってはいなかったと思うんだけどこれは記憶がうろ。


時間経過がぼんやりしてよくわかってないんですが、任務として滞在している間にうまれたのか、元々生まれていたのかが分からないけれど気づいたら豊臣秀吉が実子である鶴松をかわいがりだしていて、たしか幼いままに死んだこどもが何人かいたけどだれだろうこれ秀頼の幼名なんだっけ捨だっけって思いながら見ていたんですが、べつに後の秀頼ではなかったですね……。
というか、ほんっと豊臣秀吉周りの処理が雑じゃないですか。何が何でも説明を入れて欲しいわけではないが人物としての書かれ方があまりにも雑。すごく、書き割りというかマクガフィンとしての役割だけ最低限振った、みたいな出方しかない。ひとつは明確な説明もなくただふわっと季節が流れて時間が過ぎてるせいもあるとおもうんだけど*10、やってることに一貫性がなく見えてしまう。
いやもともと晩年に向かってどんどん支離滅裂なことをし始めるかんじのひとではあるんだけどそれでもちょっとこう……雑というか。
刀に絡めたエピソードを本阿弥光徳まわりのためにだし、豊臣秀吉自身のために鶴松のエピソードを出したのかな、とは思うんだけど……。


この鶴松まわりもなんというか雑で時間遡行軍が何をしたいか分からない。
いや、時間遡行軍はこの話の中でなにをしたかったのかはほんとうになにひとつも分からない。存在のすり替えをしたかったのかもしれないけれどなんていうか……すり替えたあとの影打のコントロールも出来ていないし、本阿弥光徳の誘導もうまくいってない。中途半端に鶴松の延命してるのはなんなんだ。歴史改変はちいさなことから、とかそういうことかもしれないけどそれならもうちょっとこまめに出てきてもらえないですかね……。


刀剣男士側も、一期一振が入れ替わってしまったことは認知しているのにその後、なにをしてるんだって思ってしまう。
本丸への報告・相談している様子がないのは、出陣中は審神者に直接連絡を取って指示を仰ぐことはできないとかそういう事情があるのかも知れないので置いておいて*11、そもそも出陣してる隊のなかでも報連相してる様子が全然ないのどういうことなの。
一期一振が消えたことに対して心配をしている様子もないし、代わりに現れた影一期一振に対しても時間遡行軍に敵対しただけでとりあえずスルーを決め込んでいる。対話しようとしないのはともかく、探ろうともしてない*12
それがいきなり鶴松が延命した瞬間に「やばい、殺さないと」って言い出すのぎょっとする。しかも本気なのか冗談なのかわからないけれど、正面突破で暗殺しに行こうとするのが二振りもいる。かといって、毒殺って言い出すのも短絡的だなとは思うんだけど、この服毒させにいくのもどうしてそんな夜中に忍び込む話になるんだ。それ、正面突破の暗殺となにも違わないと思うんですけどどうですか。毒殺っていいだしたときは、大人にはなんともないけど弱っている幼児*13には効く程度の毒を混ぜた薬を献上したら毒味スルーでいけなくないです??? 少量でも薬と偽ったら継続的にのませることも可能だし。遅効性の毒をその辺から調達するならそれぐらいの融通きかせたりとかもできないです? 無理? そもそも過ぎた薬は毒になりやすいんだからわかりやすい毒じゃなくて、下剤程度でも幼児には覿面に効いたんじゃないか……? 簡単に脱水になるし、こどもはかんたんに死ぬ……。
結果的に夜に忍び込んで見つかって、薬瓶を落としたら誰からも見えなくなっている本来の刀剣男士のほうの一期一振が周囲に認識されないのをいいことに毒を服用させていたけど、物質に干渉できるなら、あの、部隊の他の刀剣男士たちと何らかのコミュニケーション取ろうなどとは考えなかったんですかね……筆談とかできたんじゃないです……?
とはいえ影になってしまっていた一期一振側は自分を失って記憶喪失してる感じだったのでこれは仕方がないかなとは思うのだが。
それにしてもこれまでに見たミュから得てる偏見なんですけど、死すべき定めの人間が生き延びたら、縁ある刀剣男士が自ら手を下さなければならないというノルマがあるんですか?


ぐだぐだいってるんだけど、一期一振自体はよかったですね。
最後の方で、刀は使われてこそ、というの、本当によかった。本阿弥光徳が理由も明確にならぬまま磨り上げを嫌がるけど、刀側としてのスタンスはこうなんだな、という区切りはでたので。ただ、問題提起と過程がわからないまま答えが差し出されている感じがあって腑に落ちない。


影打もよかったですね。唐突に顕現して、自分を大事にしてくれてるって思った豊臣秀吉を守ろうとするけど、豊臣秀吉自身が見ているのは最初に助けてくれた一期一振なので、成り代わっているのに見てもらえているのは自分ではないというところにストレスを感じる己に更に戸惑ってるのおさないこどもみがとてもあった。


ただ何というか全体的に何を目的にして組み上げられた話なのかはぼんやりしすぎててよく分からなかったな……。
今回、Twitterのタイムラインにちらほら流れてくる感想に「今回から脚本が変わって俺たちが愛した刀ミュではなくなってしまた」という主旨のものがわりとあったのですが、個人的には、これまで関わっていたとしても今回から本格的にメイン脚本をになうことになったばかりの脚本家にどれだけの自由があるんだろうというのは疑問なんですよね。
制作体制に関しても刀ミュに関してはまったく知らないのですが、舞台刀剣乱舞のほうは先日、「すばる 2023年2月号」に掲載された桜庭一樹と末満健一の対談のなかで、話の立ち上げ*14から関われるようになったのは「維伝 朧の志士たち」からだという言及があって、それに付随して「三日月宗近の失踪自体も制作会社側からのリクエストである」とも。
繰り返しますが私はこれまでの刀ミュの制作体制は知らないですが、完全オリジナルでやっている座付きどころか己が立ち上げた劇団のように決定権を持っているタイプの脚本家でないかぎり、好きなように話を書いてそのまま舞台として上演できる脚本家なんていないと思うんですよね。ましてや、刀剣乱舞というIPでどれだけ脚本家個人に裁量があるのかというと……。
そもそも脚本家自体はひとりかもしれないけれど、舞台としてその話を仕立て上げるのは演出の仕事だと思うので、仕立て上げられた舞台に対して責任を負うのは脚本家だけではないと思うんですよね。
なんだかなあ、と流れてくる感想に思ったのでこの感想を書き始めたんですが話に対する不満だけが吹き上げたな……いやでも見終わった瞬間の「おもしろかったなー」は嘘ではないんですよね。
それとは別に気になることといいたいことは死ぬほどあるだけで……。


今回、この無駄な長文を書くためにあれこれ自分は何を見て何を感じたのかを結構考えたんだけど、どちらかというと加点方式で物語を摂取してるんだなというのと、役者個人の表現の巧拙は舞台の評価自体には影響させないな、と言うことが分かりました。上手いなとか下手だなとかは思うんだけど、下手くそで駄目な舞台だ、とは思わないんだな……みたいな。
上手い下手で言うなら、唐橋充さんが今回圧倒的に上手かったなっておもうんだけど、それはそれとして本阿弥光徳という人物はどうかと思うんだよな……。豊臣秀吉のかたも、最初のなんかカリスマもないただの暴君のバカ殿っぽいとこ、うーんて思ってたんだけど鶴松の生死のあたりから見えてくる狂気はよかった。影打のひとは圧倒的に動きが出来ていたので、最初に刀剣男士と戦うとこ、こんなに上手いのにどうしてあっさり負けてるんだ……になってたし、最後の方はあきらかに相手に合わせた動きになってて……うん……。あと、影の方の一期一振の殺陣の動きなんか見覚えがあるんだけど記憶が雑すぎて何に似てると思ったのかが分からない……。
刀剣男士たちに関してはみてて気になったの、鬼丸国綱の衣装が一人だけなんかすごい安っぽく見えたことなんだけどこれ遠くからディティールとか何も見えてないからそう感じてるのかも知れないけど、舞台見に来た人が全員オペラグラスで鑑賞するわけではないのだからなんか……なんとかならなかったんだろうか。


ところである意味目的の一つだった山姥切長義に関しては、この話にいる意味が全然なかったし、あまりにも描写に忖度が見えてつまらなかったです。

*1:オペラグラスは死ぬほど使うのが下手なせいでめちゃくちゃに目が疲れるので視力1.5の暴力だけで観劇してる

*2:プロジェクションマッピングで階段に立てられたついたて?に刀が降ってきて地面にささり、その後ろからぱっと刀剣男士が現れる

*3:Kステで恩があり、SPECTORを見に大阪に行く程度にTRUMPシリーズにはまっていたので末満健一が脚本/演出をするというので大分意識が傾いていた。ただ、現地ではなくてライビュでみてましたこのころは

*4:キャラの描かれ方自体もよかった。解釈違いなキャラもいましたが

*5:これ、刀身が現存せず逸話のみで顕現している刀剣男士の理屈はなんなんだろうな……謎い。

*6:鬼丸国綱、一期一振大般若長光小竜景光。厳密には一期一振は額銘

*7:へし切長谷部

*8:山姥切長義

*9:山姥切国広と偽物の話を期待したのではなく、名前の逆流が起こっていることを指摘し、俺こそが山姥切と呼ばれるべきだという山姥切長義の構造と重ねているのかなと思ったので。人の気持ち一つで何もかもが左右される、と言う。ただこの辺は歴史は勝者のものだというところに仮託されていたのかもしれない。

*10:桜が出てきて引っ込んでいくので時間が過ぎていることだけは分かる。一応

*11:ここ、過去作そんなちゃんと見ていないのでどこかで言及されているのかもしれないけどわからない

*12:刀剣男士たちの歌で何かの説明があったかもしれないんですが、歌の歌詞を初見で聴き取る能力が壊滅的なのでなんか歌っていたな、以上の感想はないです。

*13:確認したら数えで三つで亡くなっていた

*14:舞台となる時代や、出陣する刀剣男士の選定などを含むコンセプト部分

A3!に足をとられたはなし

A3を読みました。

いや言わずと知れたソシャゲなのでプレイしたが正しいんだけど、現状、読んだ以上のことをほぼしていないのでよんだカテゴリで。

リリースが2017のこのゲームのことをいつしったのかはおぼえてないんだけど、わりと長いこと至さんがソシャゲくずなことと、荒牧慶彦さん*1が紬というキャラクターをやってることだけ知ってました*2
その後知識が増えたのはエーステに染谷俊之さん*3がでたときだったんですけど、このときにA3!やってる友人にきになるならゲームもしてみる?っていわれて、再度インストールしてて*4(上記のときの引き継ぎコード探そうかとちらっと思ったけどプロローグだけでほぼほぼ挫折してたのでやり直そうと思った。なお、この時何に挫折したかというと、稽古のミッションの「春一人、秋一人」とかの組むやつと、劇団員のだれかとの会話を起こすやつが、キャラのことを知らないタイミングで強要されて何もかもが分からなくて投げた……私はキャラクターがいっぱい出てくるコンテンツのキャラ把握するのがわりと苦手)、しかしこの時も続かずに終わりました。一幕の5話くらいまで読んだ痕跡があったくらい。このときイベ復刻があって、かろうじて把握していた至さんのイベントのおすすめある?って先述の友人にきいて「夜を歩け」をおすすめされたので途中まで……とちゅうまでやりました。ちからつきてた。途中で。

それがどうして再開して読むところまでいったのかというと、先日荒牧さんが紬卒業しますの話が出てから、いろいろあって荒牧さんをふわっと追いかけている母がほとんど知らないままだけど最後なら配信見ようかなと言い出して*5、有料配信は複数で見た方がお得な気がするから付き合ってねと言ういつもの理屈で引っ張り込まれお付き合いで見たんですね。
『MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~WINTER 2023~』を。

見た感想としては「あまりにも話が詰め込まれすぎでは?」
で、あんまり話も分からなかったので大昔インストールして放置して一度確かログインしてみようとしてまた放置したA3!を立ち上げてみたんですよ。iPadなので入れっぱなしだった。そしたらなんか、過去ストーリー解放できる栞がなんか上限いっぱいもらえててしかもプレボに残った分もちょっとしたらきえるよっていわれて、もったいなくなって何か開けようと思ったんですよね。とりあえず上述の「夜を歩け」の残りを開けてぎりぎり全数うけとれたのでふとみたら、本編が全解放されてたんですよね。
ただ、この時は本編よもうかなどうしようかなーくらいのテンションで、友人に「千景さんは春組のおじいちゃん」てきいて???てなったりした。

ただ、このあとに荒牧さんの配信*6みていたら、大分その話をしていて、まだアーカイブ公開期間内だったので週末にもう一週したらだいぶ話自体も理解できるようになったんですね。
いやほんと一週目よくわからないままみていたので、声だけの出演が二人いることにも気づいていなかった。
で、改めて気になったのが千景さんの便利ぐあい。この人一人で何もかもを片付けてるのあまりにあまりでは??て思って……おもって、千景さんについて友人に改めて聞いたら、登場回は本編だっていうので……とりまぼんやりおぼえているプロローグは放置して、一幕目から読むことにしたら、舞台では存在が観客に委ねられてて台詞も何もない自我がないうえに、プロローグだけだとなんとなくながされていくお人好しの女の子という印象だった監督が唐突に「カレー狂い」なことに直面したんですよ。
は?自我があるが??となって視点の女の子へのなんとなくあった苦手意識が消えたので、するする読み始め……読み始めて……きづいたら全部読み終わってました。

面白かった。
芝居に興味があった人もなかった人も、それぞれの理由となりゆきでMANKAIカンパニーに関わって、自分の人生も他人の人生も狂わせていくのがもうねえ……。
読んでる途中で友人に「ACT4の告知来てるんだよね」っていわれて、えっこのACT3で大分きれいにいろいろ話が収まりそうなのに??????ってなったんですけどこわくていまだにACT4の告知のムービーはみてません。
いやほんとプロローグの時点でACT3までの構想はしてるんだなということはよくわかるのでたぶんACT4も織り込み済みで作ってるきはする。

それはそれとして、いやあ、監督ちゃんいいですね。なんとなく飛んでくる秋波はすぱっと都度切り捨てて、カレーに狂ってて、とある箇所で監禁されても三食カレーなことにのほほんと喜んでるとこめっちゃわらいました。シリアスなはずなのに。

あと、読みやすさのひとつは、その自我のある監督ちゃんのせいか本編にはいわゆる選択肢が一切出現しないことだと思っていて、ゲームっぽさがなくただただただただ話を追いかけられたのよかったです。

しおりはちまちまと使ってみたんだけど、54まいくらいからちょっと惜しむようになり、現在何を開けるか棚上げして、しおり確定遠征のためにレベル上げ始めました。

とかいってたら千景さん主演イベ(報酬も千景さん)がくるらしくて今全力で育成してます……いやなんでこうなった。

推し組の話とか何もしてないので追記をいつかするかもしないかも。

*1:出会いは舞台Kでした

*2:これを書くためについったーのろぐを遡ったんだけどこれが最古のつぶやきで既に補足後どころかインストールあとで既に挫折してる https://twitter.com/drop_rain_drop/status/857391816479358976

*3:舞台刀剣乱舞が出会いだったけどどっちかというと、TRUMPシリーズの印象が強い

*4:アプリによると2020/5/24

*5:詳しい経緯は省くけど荒牧さんがでてる作品だからと作業動画がわりに加入してるサブスクで見れるエーステをちょこちょこは見ていたらしい

*6:2/28のゆるまきば#48 公開は終了済

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズを見てきたので久々にここを引っ張り出すことにしました。
ぱーっとした下書きは9/14にしてたんだけどもはやいつまでも書き切らないのでざーっとしたままいったん公開します。
パンフとか言いたいこともあるので追加したい。

うたぷりは、もともと一期アニメをやっていた頃に一話OPから楽しくアニメを見てそのままRepeatをプレイし、All Starくらいまでリアルタイムで追いかけてました。ただ、Debutの話の展開がしんどすぎて、All Star買ったけどパッケージ開けてないまま今もうPSPが息をしてない……つらい。
そんなので、あんまり熱心にはコンテンツは追いかけてなくて、シアターシャイニングも第二弾は結局きいてないままだし*1、アニメも3期からは見てないんですけど、前回の映画(キングダム)は映画館で楽しく見たので、今回またあるよって聞いたときに見に行くつもりではあったのですね。
ドキュメンタリは録画してあるまま見れてないんだけど。近いうちに見ます。

初週見に行った鳩の人が楽しげだったので平日のレイトのどっかで行くつもりだったんですけどちょっと仕事が忙しすぎて、結局9/10(土)に行きました。ダブアン追加後です。
もともとなんでレイトで行こうと思っていたかというと、生活圏にチネチッタがありまして、LIVE ZOUNDにRGBレーザーといういい環境がレイト時間にあったからなんですが、土曜は朝イチorレイトだったので早起きしていくことにしました。
本当は昼の時間なら無発声上映もあったんですけど、初回はただぼんやり享受したかったので、席も後ろの方でみることに。

たいへんよかった。
冒頭の会場がうつってざわめきが耳に入ったあたりでなんかすごい泣けた。コロナ下でコーレスが死に絶えてるなか、画面のなかで元気な観客の声が聞こえるとこがもうほんと泣けて仕方なかった。
OPの飛行機はさすがに会場内に安置してあって舞台装置として使うのかなと思ったらVTOLばりに浮いて去っていってしまったとこはうっかりわらったけど。
マジラブスターリッシュツアーズのあとのMCでびっくりしたのは、とにかく全員細かく動くこと。アイドルグループのコンサートは映像でもほぼほぼ見たことがないんだけど、舞台のカテコとかで一人が喋ってる間でもはしっこで二人ぐらいわちゃっとなにかしてたりとかそういう動きが全部作ってあって、喋ってるこをさしおいて「そこ何を??」みたいなことがちまちま気になるし、歌の最中もフォーメーション変更で動くのが映り込むし、曲が終わってフェードアウトしていくとき完全に見えなくなるんじゃなくて微妙に暗い中動いてるのがみえたりとかそういう、現地だと絶対見てしまうところにカメラが行き届いてるのが最高でした。
全体的な演出は空飛んだりなんだり実現不可能ぽいことしてくるのに謎にリアリティライン守ってくるバランスが絶妙でよかった。
なんかこう、現実無理でもこれもしかしててVRコンサートではいけるのでは?みたいな。

ソロコーナーは真斗のピアノで始まるのでずっと二人で行くかと思ったらあっという間にシンプルにソロになった音也のギター曲から始まって、その後もソロなんだけどちらほらバックダンサーにいれかわりたちかわり来てくれてて、たしかにソロなんだけど目が忙しかった。というかお着替えめっちゃたいへんそう。
あと翔ちゃんの曲の最中にライブTきてお手振りにくるひとたち合流するかとおもったらしないし、そのワンカットしかそのシャツ着てないのなんだったんだ。その後のユニット曲お衣装ぜんぜん違ったんだが!?

ユニット曲も方向性全然違っててよかったですね。ここのお衣装のシワのない前身頃とひらみさいこう。

その後は全員曲で気球いいねって思ってたら気球無しで飛び始めてスカイダイビングになってびっくりしました。やや宇宙飛行士みあるシルエットもよかった。

エンドロールははるちゃんがやっぱりいてくれてよかった。ちらほら映るライブ用意の光景もたのしかった。オフショットはやはりたのしい。

その後のトロッコの最初のとこ、真斗とレンさんがすっといなくなってて移動してるんだなーみたいなとこすごい好き。あそこ全景カメラはいらないかな。
最終的にディスプレイしたの舞台にくるのもよかった。
ダブルアンコール版しかみてないので、MC後にマジLOVE1000%と入ってるのしか知らないんだけどあそこでおわるんだよねたぶん。
なんにせよ、私の始まりはマジLOVE1000%からだったのであれで終わるの見れたのはものすごくよかった。
(しかしキングダムのときのエンドロールの宮野真守の「アンコール」もさいこうにすきだよ)

以下やや細かいめも。
キングダムのOPの足元だけ見えるあの演出が大好きなので、今回の匂わせちょっと短いなと思ったんですけど飛行機飛ぶから仕方がないなってなりました。でもブリッジに向かう足元からハンガーなのは無理がないか????ボーディングブリッジすきだけど。
あと、キングダムはスターリッシュ7人、カルナイ4人、ヘヴンズ7人の合計18人の大所帯だったのでどうしてもMCが間延びしがちなとこがテンポわるかったんですけど、スターリッシュ7人なのでいちどしゃべり始めたら会話が回るターンが短いので喋ってる時間が短いわけではないんだけどかなりすっきりした構成になってた。そして全員うつしても七人なので他で何してるかの動きもつけやすかったのかちょいちょいカメラがひいてくれたのすごいよかった。

あとこれはまじでただの私怨なんですけどレンマサはいったいなにがあったんです?????????

*1:この下書き読んでもらった友人からすかさず「リコリスは聞こう」ってきたのでとりあえず音源は確保しました

シン・ゴジラ

昨日みて来て、遅い時間の上映をえらんだので終わってから猛烈にパンフレットが欲しくなったけど売店がやってなくて、そして行きたいといってる友人をつかまえられて二回めに行けそうなのでその狭間に手短なメモを。


ゴジラに関しては初代からどこまでだったかな……どこかまではみていて、でもぼんやりとしか覚えてない。
みなとみらいがモスラの餌食になった映画が国内版は最後だったかなあ。怪獣大戦争はすきだった。
ガメラは平成三部作を。
あとハリウッド版は初代のGODZILLAと先日の渡辺謙がでてきてなにもせずにおわった版はみた。
だからシン・ゴジラもそのうちはみようと思っていたのだけど、母と予定があったのでひょいっと見に行って来た。


はじまりの空っぽの船に既視感を覚えつつ*1、しょっぱな職場付近が見覚えのある景色とともに壊れていき、怒濤の会議がはじまり、巨大不明生物特設災害対策本部のシーンのたびにエヴァの戦闘開始時のBGMがながれるたびにかたをふるわせつつ——おもしろかった。


見終わって思ったのは、「ひらめき」と「天才」のいない話だったなということ。
トライアンドエラーのできない、できても最小限にしなければならない状況下でただひたすら試行錯誤を重ね失敗を許されない状況で実戦するしかないという「現実」の話だった。
さいごの、ゴジラの停止の宣言ののち、だれひとり快哉をあげなかった、ただみな安堵に虚脱していたところが、なんだかそれがとても、この話は私にとってはフィクションだけど彼らにとってはノンフィクションなんだなって思った。
なぜならゴジラは停止しただけでまだそこにあって、カウントダウンもいつ動き続けるとも知れない。
いつ二体めのゴジラがあらわれるかもわからない。
それはきっと怖いことだ。

*1:見終わったあとにEHOBAだったねと母にいわれてそういえば、となった

艦これをちょうど一年やってみて(着任365日目)

去年の7/25にはじめたんですけど、ちょっと前に読んだ秋山さんの艦これを半年間やってみて(着任182日目) - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜が面白かったのでオマージュ。


始めた日の建造日記はこんなで、ゲームを建造ゲームと勘違いしてる様子がよくわかりますね。

戦艦


我が鎮守府は、比叡→陸奥→比叡→陸奥、の順に戦艦がきたせいでだいたい金剛型がそだってます。
金剛だけは最後にきた*1のでちょっとレベル差が。
武蔵さんは46。大和とBismarckは未実装です。
霧島さんはとくにがんがん育成したわけでもなくただただ気づいたらこのレベルだった……。


あと正確にはむっちゃんと霧島さんのあいだにはむっちゃん(未改造)が。
合法的ジュウコンのために育て始めてみたんだけど、未改造でも火力は十分だしランニングコストは低いしで重宝してる。

重雷装巡洋艦


順当かなって。
このしたに北上さま二代目と大井さん二代目もいるんだけどケッコンカッコカリの実装でとりあえずはディペンド中。

軽空母


偏ってる……。
好みがよく分かる何か。
底上げしたいなー。

駆逐艦


朝潮ちゃんかわいい。
白露型は元々の贔屓で。このあと改二組が団子してる。
Z1 zweiも71。

正規空母


5-2任務と4-3任務が過酷すぎて二航戦がちょうそだった……。
加賀さんとはそろそろ心を決めてケッコンしたいきもちはある。

潜水艦


まるゆ82もいるんだけど、東京急行弐の旗艦として遠征中。
だいたい来た順のレベル。イクはきたときの秋イベントで酷使してレベル上がった……

航空巡洋艦


鈴谷が育っているのは、ちょうど秋イベ直前ぐらいにきてがっとそだてて連れ回して沈めたあと育て直したからです……
試作晴嵐*2がずっとのってる。

軽巡洋艦


じんわり出し惜しみしてて実はLv90台がひとりもいないという。
次点は阿武隈が69ぐらい。

重巡洋艦


さっきもいた利根さまがさりげなく入っていることは気にするな。筑摩も同レベルです。
とねちくが重巡洋艦の主力だったので(索敵値的にも)もう一組って思ってつい。
ただほかのこたちも65-70ぐらい。
艦種内での偏差はひくめ。

航空戦艦


金剛型は、比叡霧島榛名、の順できたのだけどその榛名のあとにようやく日向扶桑山城という順序できたのですごく……育てそこねました。
山城さんがそれでも一応レベルが高いのは1-5詣のために育てたから……。
ほか三人もなんとかしたい。

おわりに

というわけで性能とは……みたいな趣味に走った艦隊でした。
ちなみに低レベルトップ?6

最近たまに島風雪風ちゃんと育てようかなって思う時がなくもない。

*1:といっても戦艦の一番最後は長門で、その前は武蔵、その更に前が伊勢

K劇場版 MISSING KINGS 舞台挨拶7/19横浜ブルク13 13:45回

一般発売に勝ったので行ってきた。
どうせなら、上映後の挨拶回に行きたくて*1、しかし午前中仕事で出勤したら土曜にしてはびっくりするほど仕事が積んであって間に合わないかと思った……間に合ってよかった。


タイトル通りの回に行ったので、周防尊役の津田健次郎さんと、八田美咲役の福山潤さんの回。
司会進行はキングレコードの林玄規プロデューサー。
林Pの紹介で津田さんと福山さんが入場し、最初の一言を、で「ボォー」のコールアンドレスポンス。
続けて福山さんもこれやって、「持ちネタだよね」「でもこれ作中では一切出てこないんですよ」っていうやりとりをしていたら、林Pが「いやこれから出るかもですよ。なにがあるかわかりません」と。
で、出るとしたらどうなんだこれ……。
というかもしかしたらどっかにGoRAいたのかなあ。
以下、応答。
こまかいいいまわしはだいたいちがいます。

初めて劇場版の話を聞いた時はどう思いましたか

津田さんの回答

津田さんがK劇場版で合計13回めの舞台挨拶で以前も聞いたんですが、という前置きありで。

  • まず、これ毎回同じこと答えているけど、でられてよかった。
  • 一番怖かったのは、いいかんじの回想シーンでインパクトあるのに声なしになること
  • 福山さんの上記に対するコメントで「最後のほうで、三途の川の向こうから、まだこっちに来るなと言うとか」という案も。「川は炎の川かもしれない」
福山さんの回答
  • 毎回違うこと答えてるけど、とうとうきたか。
  • 劇場版自体の言を聞いた時は実は俺(八田美咲)が王になるかもと思っていた。ただ先行のPVなどでセリフ抜き取りしてるときは、「もう俺にはお前しか」というセリフで、赤の王になるのはもどってきた伏見かもしれないと思った。実際は順当な人選でした。
  • (赤の王がアンナになってどうかという質問に対して)守りがいがある。これまではクランズマンも尊さんに守られているばかりだった。今度はクランズマンとして王を守れると思う。滾った。
  • 滾った時は「吠舞羅ってる」て使おう。積極的に

今回のアフレコで印象に残ったこと

津田さんの回答
  • アンナのだーってなったとこ。そこが、というよりそこに至る一連の流れ(草薙の「おそうなってすまん」(というのをジェスチャーする津田さん)からアンナが十束にあって、尊にあって、そして目がさめて、だーってなる、という流れ)
福山さんの回答
  • (津田さんの発言を受けて)そこの盛り上がりに持ってったの俺ですから。
  • 活躍自体があんまりなかった。台本のト書きに「フィルムを見て気持ち悪く笑う」てとこから始まって、暴れてると思ったら草薙さんが美味しいところをもってった。
  • しかし八田はやったった。あ、これあたらしい。つかおう「八田はやったった」
  • そしてそこまでやっても、最後の最後でシロと杉田眼鏡がもっていく。
  • 津田さん「紫ちゃんとかあんなに出ずっぱりなのに」
  • 初登場なのに誰よりも喋ってる森田さん
  • 黄金の王もああいうことになって次どうなるんだろう

あとこのとき、津田さんが「浪川くん復活しちゃうんだもんなー」っておっしゃっていて、他会場の話で「梶くんとあいついちぬけしやがって」ていう話をしたというのもあったみたいなので、死人同盟みたいなものでもつくってたのかなって思った。
次回出番があるかわからない同盟かもしれない。

緑のクランについて
  • (森田さんのはなしの流れから)福山さん「ずっと下野が緑の王なのかと思ってたら、大事なとこが興津だった。下野噛ませ犬だった。それでこそ下野」
  • 津田さん「唐揚げだいすきなオウムで」
  • 林P「下野さんには大変頑張って頂いて。途中のなんでしたっけ……なんとかサンダー*2とかも、下野さんの発案なんですよ」
挿入歌について(林Pから)(上の流れを受けて)
  • angelaさんと何度もやりとりをした。
  • 歌詞の「会いたい」にちょうど周防との再会がかぶるようにすることと、力を受けた八田が決めるシーンでちょうど終わるように調整してもらった。

angelaすごい。

8/6にDVD/BD BOXがでますが、当時の思い出などありますか

回答
  • 津田さん「もう遠いこと過ぎて。ただ楽しかったことだけは覚えてる」
ここでどちらがいいだしたか失念したのだけどツクモの話に。
  • あのお掃除ロボ、全員で順に取るんですよ。でも最初の人はもうだめなの。あとになればなるほど有利。二番目三番目が「自分はこうする」「こうする」というのを重ねた結果、採用されるのが最後の人なんですよ
  • 宮野を最後にしては駄目だ(力強く)。若手芸人のごとく入魂してくる
  • 次は頑張る
  • (あれの採用基準は、という問いにこたえて林P)「インパクトで。あと録音ブースが湧いたかどうか」
  • だから杉田と宮野ばっかなのか!!!
  • やはり採用されるためには思い切りが大事だ
  • KRでツクモのセリフ募集しよう。ぜひ送ってください。次は「ツクモのセリフ」のクレジットで送ってくれた人の名前乗るかも
ほかに驚いたこと
  • 福山さん「驚くほどあれこれ書き込まれてて、モブなんかも一人ひとりあれこれバラバラなんだけど、その全部に声入れてて、一話とかほんとすごい数なんだけど、あれ堀江さんがすごく多いんですよ。俺、あんだけ兼役やってる堀江さん初めて見た」
  • 福山さん「(音楽が)大人っぽくてジャジーでかっこいい。ジャジーってジャズっぽいってことです」津田さん「(ジャジーが何か)わかるよ」
  • 津田さん「八田と鎌本がすごくよく動く」福山さん「あのよく動くデブ」
  • (鎌本の夏痩せて冬太る体質について)福山さん「ありえないですよねあれ」津田さん「ほんとまさかですよね」林P「そういうのをやってしまうのがGoRAなので」

他にやってみたいキャラクターはいますか

福山さんがここで、「それを答えた結果ものまねとかしろと言わなければ答える」と。なんかあったのか……?
林Pが「いいません」といって回答へ。

津田さん
  • 周防がいい。周防が一番好きなので他は考えられない
  • 上記を受けて林P「実は、アンナの部屋のシーンで、周防が出てくるとこにTV版の「Suoh Mikoto」*3を使いたいっていうのは監督の希望だったんですよ」
福山さん
  • やりたかった、というより気になるのが、無色。柿原くんが無色もヴァイスマンもやってたじゃない。ああいうふうに八田に乗り移られた時に、柿原くんがしゃべるのとかはあっても良かったかもって思ってた。あ、でもそうすると尊さんが躊躇なく俺ごと焼く気がする。やっぱなしで。
  • っていうか劇場版柿原くん出番なかった。アンタッチャブルな話題だった*4

おわりに

  • (そろそろ、といわれて)俺ら二人の漫談コーナーなだけじゃなかった!?もう!?じゃあつぎあったら。どうせもうあれこれやるんでしょ。
  • 林P「はい」
  • 聞いておいて素直にうなずかれて驚く二人
  • 林P「とりあえず(喋れる範囲だと)『どうぶつけー』はほかのキャラも誰が何か決まってます。今後をお楽しみに」
津田さん
  • 何かしらの発展があったときにまたおあいできたらうれしいです
福山さん
  • 上映後回ということであれこれ言おうと思ってきたのに意外と言えなかった。いまはあれこれわからなくてもどかしいかもしれないけどくすぶってください。何かで爆発できるかも
  • BOX発売のキャッチコピー考えてたんですよ。8/6はヤローの日っていう。赤と青とでちょうどいい*5

感想

せっかくなのでとメモ取るためにかなり熱心に聞いたんですがとても楽しかったです。
ほかの舞台挨拶はそんなに熱心にあれこれ探してはないんですが、さほど違いが在ることを喋ってるふうでもないのかこなれたのかなという感じも。
7/20のGoRA回もいきたかったんですがまあどうにもならないことはある……

*1:ネタバレ配慮なしであれこれきけるから

*2:コトサカサンダーのことだと思われる

*3:キャラクターBGM

*4:といいつつドヤ顔。津田さんに「覚えたばかりの言葉使いたくなるよね」っていわれていたのでなにかあったのかも

*5:ここちょっとおぼろ……